なかなか消えない肉割れ。赤ちゃんを産んだことがあるママたちにとっては「妊娠線」という名前の方が馴染みがあるでしょう。(妊娠線は肉割れの一種です)
ふと気づくとお腹や太もも、おしりなんかにできていて、
「えっ最悪!!肉割れができてる。。。。」とブルーな気持ちで発見。
【肉割れ発見イメージ↓】
肉割れに気づいたあなたは、すぐに消したい!!と思うことでしょう。でも調べてみると「肉割れは消えない」という信じたくない情報が。。。肉割れをどうにかする方法はあるのでしょうか?
今回は、肉割れができてしまった人なら、知っておくべき原因と消す方法について徹底的に解説をしていきます。
「この肉割れどうにかしたい!!」という方なら必読の内容ですよ!
肉割れって何?
肉割れは、正式には「線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)」もしくは「皮膚伸展線条(ひふしんてんせんじょう)」と呼ばれる皮膚の症状です。
なぜこのような症状が出るのでしょう?原因は「皮膚の構造」にあります。
人間の皮膚は外側から表皮・真皮層・皮下組織という3つの層からなっているのですが、伸びに強い表皮に対して真皮層や皮下組織の一部は伸びにくいです。
【皮膚の構造】
(↑表皮だけ伸びに強い)
急激な体重増加により皮膚が引っ張られた場合、表皮は問題なく伸びることができますが伸びに弱い真皮層・皮下組織のコラーゲンが耐え切れずに断裂してしまうことがあります。この、真皮層の亀裂を「肉割れ」と呼ぶのです。
肉割れと妊娠線の違いは?
肉割れと妊娠線は全く同じ症状です。妊娠中に起こる肉割れを特別に「妊娠線」と呼んでいるに過ぎません。
肉割れの原因は何?
原因1、肥満
もともと太っていなかった人が短期間で急激に体重を増やしてしまった場合、皮膚も一気に引き伸ばされてしまい、肉割れができてしまいます。
ダイエットでも肉割れができるはウソ!
「ダイエットで急激に痩せてしまった場合も皮膚がたるんで肉割れができる」とも言われていますが、痩せる時には皮膚は引っ張られないので肉割れはできません。
それでは、なぜ痩せる時にも肉割れができるという勘違いが起こったのかというと、リバウンドが原因ではないかと考えられます。
一品ダイエットなどの無理な方法で短期間で体重を落とした場合リバウンドが起こりやすくなり、痩せた後に急激に体重が増えてしまうことがあります。
リバウンドで一気に太ってしまった時に肉割れができてしまったのを、「痩せた時にできた」と勘違いしてしまうというわけなのです。
もしくは、太ってしまった時に目立たない場所にできてしまった肉割れに気づかず、ダイエットに成功し痩せた後で発見するというケースも考えられます。
痩せて肌がしぼんでしまうと、肉割れの痕が凸凹したり余計に目立ってしまったりすることもあるのです。
原因2、妊娠
一説によると、妊婦の実に50%以上の人に肉割れができてしまうのだとか!
実は筆者自身も、妊娠中は気づかなかったのですが、産後お腹が元に戻った状態になってみたらおへそ周りの肌が凸凹、シワシワとした状態になっているのでいつの間にか妊娠線ができてしまっていたようです。
妊娠線はお腹しかできないと思っている人もいるかもしれませんが、皮膚が柔らかく脂肪が付きやすい場所であればどこでもできてしまうので、急激な体重増加によりお尻や太もも、胸、腰回りなどにも妊娠線ができることがあります。
原因3、筋肉の増加
肉割れは女性だけにできるものではありません!男性でも肉割れができる可能性は十分にあるのです。
先に挙げた急激な体重増加による体型変化が原因の肉割れもありえますが、男性に多いのが筋肉の増加によって腕や脚が太くなることによって肉割れができてしまうケースです。
それまで運動をあまりしてこなかった人が、ジムなどに通い始めていきなり激しいトレーニングを始めた場合に急激に筋肉が付いてしまうことが原因です。
原因4、歩き方
別に太ったわけでも無いのに太ももやふくらはぎに肉割れができてしまうことがあります。
これは「浮き足(指上げ歩き)」という歩き方が原因です。
人間は本来、足指・足指の付け根・かかとの3点でバランスを取って歩いています。
しかし、パンプスやヒール靴を履くことが多い女性は足指を踏ん張ることができずに、指を上げた状態で歩いてしまっている場合があります。
これが「浮き足」と呼ばれる状態で、この浮き足で歩いている人は本来3点で足裏のバランスを取るべきところを足指の付け根とかかとの2点で無理に身体を支えていることになります。
当然、足裏のバランスが不安定になり、その不安定さを補うためにふくらはぎの筋肉に余計な力がかかってしまい肉割れができてしまうのです。
なお、特に親指の踏ん張る力が弱い場合は太ももに負担がかかるので、太ももに肉割れができます。
原因5、成長期
肉割れは大人だけではなく、子どもでもできてしまうことがあります。
成長期は一気に背が伸びたり、胸が大きくなったりと急激な体型の変化があるため、肉割れができやすい時期なのです。
また、部活に入って急に激しい運動を始めた場合、急激に筋肉が付いて肉割れが起こってしまうケースもあります。
肉割れの色の違いの理由は?
肉割れには薄いピンクや赤紫など、赤っぽい色をしているものと、白い色をしているものとがあります。肉割れの色の違いにはどのような理由があるのでしょうか?
赤っぽい色の肉割れ
赤っぽい色をしている肉割れは、できてからまだ時間が経っていないものです。
上記で説明したとおり肉割れは皮膚の内部にある真皮層にできた亀裂であり、その裂け目から毛細血管が透けて見えるので赤っぽい色をしているのです。
ちなみに、赤っぽい色の線がまだ数本できている状態の時は、肉割れが今まさにできた直後である可能性が高いです。
この時期は肌が引っ張られているので痒みを感じることも多いですが、痒いからといって掻きむしってはいけません。
なぜなら、肌を掻くことで真皮層にも刺激を与えてしまい、肉割れが余計に酷くなってしまうからです。冷やしたり保湿クリームを塗ったりして、痒みを抑える工夫をするといいでしょう。
白い肉割れ
白い肉割れはできてから時間が経ってしまったものです。
できた直後は赤かった肉割れが、時間が経つにつれて色が薄くなっていき、最終的には白っぽい線となって残ります。
なぜ肉割れが白い線になるのかというと、真皮層の傷の治り方に理由があります。
肉割れは真皮層にできた亀裂でいわば裂傷(皮膚が裂けてできた傷)なので、真皮層は傷を治そうとします。
表皮が傷ついた場合、ターンオーバーにより新しい肌細胞を生み出して傷部分の古い細胞を排出することによって傷を修復しますが、真皮層のターンオーバー周期は2~6年と表皮と比べて非常に長いのでターンオーバーで傷を治すことができません。
その代わり、真皮層は「瘢痕組織(はんこんそしき)」という肌細胞とは全く違った新しい細胞を作り出すことによって傷を修復します。
瘢痕組織は真皮層の亀裂を埋めてくっつけるボンドの様な役割をする細胞なのです。この瘢痕組織は肌細胞とは違ってメラニン色素を持たず、白っぽい色をしているが特徴です。
【瘢痕化して白くなった肉割れ】
できてから時間が経った肉割れが白い色をしているのは、この瘢痕組織が透けて見えるからなのです。
肉割れは消えないって本当?
「肉割れは消えない」と言われていますが、実際に一度できてしまった肉割れは決して消えることはありません。
「消えにくい」とか「自然には消えない」というのではなく、どんな方法を持ってしても完全に消すことはできないのです。
なぜかというと、瘢痕組織は普通の肌細胞と違ってターンオーバーを行わなず、新しい肌細胞に生まれ変わることがないからです。
一度できてしまった瘢痕組織はずっとその場所にとどまり続けるのです。
目立たなくすることは可能
残念ながら完全に消すことはできない肉割れですが、目立たなくすることは可能です。
クリームなどを使って肉割れ部分の肌をケアすることによって肌質を整えて、瘢痕組織を目立たなくするのです。
肌が不健康で荒れていたりボロボロだったりすると、それだけ肌の内側にある瘢痕組織も目立ってしまいます。
最悪の場合、表皮にボコボコとした線が浮き上がってしまうこともあるでしょう。
しかし、肌が健康でキレイな状態なら、肉割れを目立たなくして消えてしまったかの様に薄く見せることもできるのです。
そのためには保湿成分や美肌成分がたっぷり含まれたボディクリーム等でのケアが効果的です。
できれば一般的なボディクリームではなく、次に紹介している「肉割れの改善に効果が期待できる成分」が含まれているクリームだとよりオススメです。
肉割れを薄くする効果のある成分について
肉割れ対策クリームに含まれている成分で、できてしまった肉割れの改善にも効果が期待できる成分を紹介します。
効果的な成分1、シラノール誘導体
シラノール誘導体は、妊娠線予防において海外で実績のある成分ですが、肉割れの予防や改善にも効果が期待できます。
シラノールとはケイ素で構成されている成分なのですが、ケイ素は真皮層まで浸透してコラーゲンを修復してくれる効果があるのです。
つまり、真皮層の亀裂をターンオーバーを促すことによって修復してくれるので、瘢痕組織ができるのを防ぐ効果が期待できるというわけです。
効果的な成分2、葉酸
妊娠中はサプリメントでの摂取が推奨されている葉酸ですが、実はクリームとして肌に塗っても効果があります。
葉酸は肌のめぐりをサポートする成分として知られており、ターンオーバーを促す働きがあるのです。
できてしまった肉割れ自体に効果があるというよりは、肌のターンオーバーを正常にして滑らかですべすべのお肌にしてくれるので、肉割れの凸凹を目立たなくする働きがあると言えるでしょう。
効果的な成分3、ビタミンC誘導体
肌に良いと言われているビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
だから、ビタミンCは肉割れ改善のために真皮層のコラーゲンを生成するのには必須の成分だと言えるでしょう。
もちろん、サプリメントや食べ物からの摂取でも効果はありますが、コラーゲンの生成は肌の真皮層で行われることなので肌から摂取できればそれに越したことはないでしょう。
しかし、ビタミンCは皮膚バリアを通り抜ける事ができない成分なので、肌にビタミンCを塗ったとしても真皮層にまで届くことはあり得ません。
しかも、そのまま保湿剤に混ぜてしまうと、すぐに酸化して壊れてしまうような、安定性のない脆い成分でもあります。
そこで開発されたのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体はビタミンCの効果をそのまま保持できる成分である上に、浸透性に優れているので肌内部の真皮層にまで到達し、そこでビタミンCに変化するのです。
もちろん生のビタミンCよりは効果は下がりますが、皮膚から直接吸収しているという点で高い効果が期待できるでしょう。
効果的な成分4、FGF
「FGF」という成分は聞いたことがないという人も多いかもしれませんが、この成分は真皮層にまで浸透し、線維芽細胞(せんいがさいぼう)に働きかける効果があります。
【線維芽細胞】
(↑真皮層の70%はコラーゲンでできており、コラーゲンは線維芽細胞が生成している)
線維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮層の成分を作り出す効果がある細胞なので、FGFが線維芽細胞に働きかけることにより、コラーゲンの生成を促進する効果があるのです。
つまりFGFは、肌のハリや弾力性を保つ効果もあるし、真皮層のターンオーバーを促して裂けてしまったコラーゲンを修復する効果もあるというわけなのです。
肉割れの色が赤いうちが改善のチャンス
肉割れの線が白くなってしまってからでも薄く見せることは可能ですが、肉割れ自体を改善したいのであれば線がまだ赤っぽい色をしているうちにケアをすると効果的です。
肉割れの線がまだ赤い時は瘢痕組織(はんこんそしき)ができておらず、真皮層に亀裂が入っている状態なので、この時点で真皮層のターンオーバーを促進するようなケアを行えば、肉割れをひどくせずに済ませることができるのです。
また、赤っぽい色の線がまだ少ししかできていない状態の時は、これから肉割れがどんどん増えていく時期である可能性が高いです。
だからこの時点で肉割れのケアを始めれば、それ以上肉割れが酷くなるのを防ぐこともできるのです。
美容皮膚科による治療方法3つ!それぞれのメリット・デメリットと費用について
できてしまった肉割れの改善は専用のクリームでも可能ですが、やはり時間がかかってしまいます。
「できるだけ早く、肉割れの線を目立たなくしたい」
「あまりにも肉割れが酷い」
というような場合には、費用はかかってしまいますが美容皮膚科的な治療を受けるのがオススメです。
美容皮膚科的な治療にはレーザーや炭酸ガス、ダーマローラーといった方法がありますが、それぞれの費用やメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
治療法1、レーザー治療
「肉割れを消すにはレーザー治療」といったイメージを持っている方は多いと思います。
そのくらい、肉割れ治療に関して一般的なレーザー治療ですが、実際どのような仕組みで肉割れを改善するのかはあまり知られていないのではないでしょうか?
簡単に言ってしまえば、レーザーの熱で肌をわざと傷つけることによってターンオーバーを促し、表皮をキレイにすることによって肉割れを目立たなくするというのがレーザー治療の仕組みです。
更にレーザーの熱によってコラーゲンの生成を促したり、皮膚の引き締め作用を促進したりすることによっても肉割れの改善効果が期待できます。
つまり、レーザー治療であっても肉割れの瘢痕組織そのものを少なくしたり、消したりすることは不可能です。
肉割れ改善クリームによって表皮を整えキレイにすることで肉割れの線を目立たなくする方法と、根本的に大差はないのです。
しかし、根気よく長い間続けないと効果が期待できないクリームでのホームケアとは違い、レーザー治療の場合は肉割れの程度が浅く本数も少なければ、早ければ3~5回の治療で肉割れの線が目立たなくなってくれるのです。
レーザー治療のメリットとデメリット
【メリット】
レーザー治療のメリットは、短期間で高い効果が期待できるという点です。
自宅で肉割れ専用クリームで毎日ケアすることに比べたら、数回クリニック等に通って施術を受けるだけで妊娠線を薄く、目立たなくすることができるのです。
肌を傷つける治療法なので、1回治療を受けると2週間は次の治療を受けることはできないので期間自体はそれなりにかかってしまうものの、実際の治療は数時間✕数回なのでかなり気楽だと言えるでしょう。
【デメリット】
デメリットは、レーザー治療はいわば皮膚をやけどのような状態にする治療法なので、肌質や施術者の技術力次第では実際にやけどしてしまったり、かぶれてしまったりなどの肌トラブルも起こりえるということです。
安全な治療法だと言われてますが、肌が弱い人にとっては負担が大きいのでオススメはできませんし、肌が丈夫な人でも体調次第でレーザーの影響を過剰に受けてしまう可能性も否定できません。
レーザー治療を受ける場合は、安さやイメージに惑わされずに信頼のおけるクリニックを選ぶことが大切です。
レーザー治療の費用
レーザーによる肉割れの治療は決まった価格設定があるわけではないので、クリニックや皮膚科によって大きく差があります。
また、「治療する場所のサイズ×治療を受ける回数=必要な費用」となるので、肉割れが深く範囲が広いほど費用はかかってしまいます。
平均的な金額としては、1回のレーザー治療で2~4万円ほどの料金がかかり、その治療を数回繰り返すことになるのでトータルでは10万円を超えてしまうことも珍しくありません。
実際の価格設定に関して、一例を挙げると
1回10,000円~
範囲により相談(税込 10,800円~)
初回(1回)40,000円(税込 43,200円)
5回コース260,000円(税込 280,800円)
などあるようです。
治療法2、ダーマローラー
これは「ダーマローラー」と呼ばれる、細い針が無数についたローラーを肌の上で転がすことにより、肌に小さな穴を開けて皮膚のターンオーバーを促すという治療法です。
ターンオーバーにより肌質を良くして肉割れを目立たなくするとともに、ダーマローラーのごく小さな刺傷に対して皮膚細胞の治療反応が起こり真皮層のコラーゲン生成が促進されるので、肉割れそのものを改善する効果も期待できるのです。
「針を刺す」ということで痛いのではないかと気になる方もいるかもしれませんが、ダーマローラーの針は髪の毛よりも細いのであまり痛みは感じられない上にクリニックでは麻酔を塗ってくれるので痛みに弱い人でも安心です。
クリニックによっては、ダーマローラーで皮膚に穴を開けた後、様々な美容液を塗布することにより肌の内部に直接浸透させるケアを行っているところもありますよ。
ダーマローラーのメリットとデメリット
【メリット】
ダーマローラーのメリットは、レーザーと比べ肌への負担が少なくダウンタイム(赤みや腫れが残る期間)が短いこと。また、肌に傷が残るといったリスクも最小限という、安全性の高い治療法なのです。
【デメリット】
治療後は十分な保湿ケアと日焼け対策を行う必要があり、これらのケアを怠るとシミなど肌トラブルの原因になってしまいます。
さらに、安全性が高いとは言っても針を肌に刺す治療法なので、長い針を使った場合は肌に傷が残る、出血するといったトラブルが起こった例も報告されているのです。
他には、治療時はローラーを同じ箇所で何回も転がすため、肌に赤みが出てしまいます。施術後数日間は肌に赤みが残ってしまうことも覚悟しておきましょう。
ダーマローラの費用
クリニックでの治療は1回3~8万円とかなり高額な上に、約1ヶ月間隔で5~6回ほど治療を受ける必要があります。トータルではかなり高額になってしまいますね。
低く見積もって、1回3万円✕5回だとしても15万円もかかってしまいます。
ダーマローラーは自宅でも使用可能?
ダーマローラーは家庭用のものも販売されているので、購入すれば自宅でケアを行うことも可能です。
家庭用ダーマローラーは、安いものでは5000円程度からあり、もちろん繰り返し利用可能なのでクリニック等で施術を受けるよりもかなりお安くケアすることができてしまいます。
しかし、間違った使い方をしてしまうと感染による肌トラブルの可能性も十分にあり得ます。
自宅でダーマローラーによる肉割れ改善ケアを行う場合は、ダーマローラーを清潔に保つ、頻繁にやり過ぎない(十分に間隔をあける」といったことに注意し、肌トラブルが起こらないようにしましょう。
治療法3、炭酸ガス治療
炭酸ガス治療は、炭酸ガスを皮下組織に注入し、血流をアップさせることで皮膚のターンオーバーを促すという治療法です。
また、肌に一時的なダメージを与えることにより、再生能力を活性化させコラーゲンの生成を促進するという効果もあります。
レーザー治療とは違い、真皮層に直接アプローチすることができるので高い効果が期待できる治療法です。
炭酸ガス治療のメリットとデメリット
【メリット】
炭酸ガス治療のメリットは、安全性が高いという点です。
薬剤を使わないため副作用の心配もほとんどなく、炭酸ガスは治療後すぐに肌から抜けてしまうので体内には何も残りません。
炭酸ガスの注入には極細の針を使うので痛みは感じなかったという人がほとんどです。
更に、炭酸ガスは一箇所に注入するだけであっという間に広範囲に広がり何度も針を刺す必要はありません。
そのため、施術自体はあっという間に終わってしまいます。
【デメリット】
デメリットはあまり無いようですが、やはり価格が高いという点はデメリットと感じられるでしょう。
炭酸ガス治療の費用
価格設定はクリニックによりさまざまです。目安として、いかに価格設定の例をご紹介します。
(500円玉サイズ以下 )
1回9,800円 4回コース34,000円 6回コース48,000円
(手のひらサイズ)
1回35,000円~
形成外科手術による治療法2つとメリット・デメリット・費用について
肉割れの治療法で、一番スピーディで効果も高いと言われているのが形成外科で手術を受ける方法です。
大きく分けて2種類の手術があり、かかる費用や効果に差があります。
治療法1、瘢痕(はんこん)形成術!4つの術式と費用
こちらは肉割れ改善のための手術としてはメジャーなものです。
真皮層の肉割れ部分を切り取って再び縫合するという方法なので、完全に消すことは無理ですが傷跡をぼかしてかなり目立たなくすることは可能です。
また、瘢痕形成術も、細かく分けるといくつかの術式があります。どの方法が優れているというわけではなく、肉割れの方向やできてしまった箇所によって術式を決めるようです。
1、1本の細い線に変える方法
肉割れの凸凹した瘢痕部分を切り取った後、再び縫い合わせて細い1本の傷跡に変えます。傷跡が細くなり、目立たなくなります。
2、Z形成術
瘢痕部分を切り取った後、そのまま縫い合わせるのではなくZの形に切れ目を入れて上下を入れ替えて縫い合わせます。そうすることで目立ちにくくなる上に、皮膚のひきつれも改善されます。
3、W形成術
瘢痕を切り取った後、傷跡の周りにジグザクの切れ目を入れて広げてから組み合わせて縫合します。傷跡とシワの方向が一致するので目立ちにくく、かつ皮膚が動きやすいというメリットがあります。
瘢痕形成術の費用
※顔以外は直径2cmまでは5万円、それ以降は2cmごとに2万円(Z形成術、W形成術は4割増し)
※体部瘢痕形成 1カ所あたり 100,000〜200,000円程度(概ね1センチあたり2〜3万円程度)
といった料金設定がされており、美容目的の場合は保険も適用されないため、かなり高額になることが多いです。
大がかりな手術・リダクション
リダクションとは、肉割れ部分の皮膚を脂肪ごと切り取って縫合する手術です。
お腹のたるみを取り除くと同時に肉割れそのものがある真皮層も切り取ってしまうので、唯一肉割れ自体を消すことができる治療法だと言えるでしょう。
ただし、リダクションは大がかりな手術のため、脂肪のたれが酷い・肉割れが広範囲にあるといった症状がひどい場合にしか適用されません。
そもそもリダクションは肉割れの跡を消すための手術というよりはエプロンのようにたれさがってしまった邪魔な皮膚を切除するための手術であり、副産物的に肉割れの跡も消すことができるといった感じのものなのです。
また、肉割れの線は消えても皮膚を切除した部分の傷跡は残ってしまいます。
手術のメリットとデメリット
【メリット】
メリットは、他の治療法と比べて肉割れをほとんど目立たない状態にまで改善することができるという点です。
また、1回の手術で治療は終了するので、かかる時間が少なくて済むのもメリットだと言えるでしょう。
【デメリット】
瘢痕形成術もリダクションも、医師の腕次第で仕上がりにかなりの差があるのがデメリットだと言えます。
最悪の場合、もともとあった肉割れよりも手術の傷跡の方が目立ってしまったという例もあるほどです。
とはいえ、瘢痕(はんこん)形成術の場合、かなり昔から行われていた手術なので病院と医師さえ選べば安心して手術を受けることができる、安全性も完成度も高い治療法なのです。
費用はどのくらいかかる?
大がかりな手術なので費用も100万円~と高額になります。
クリームでのホームケア・美容皮膚科治療・形成外科治療どれがオススメ?
クリームでのホームケアは時間はかかってしまいますが、たとえ効果な肉割れ専用クリームを使用したとしても他の方法に比べれば安価です。
さらに、クリームが肌に合わないなどのリスクも有りえますが、すぐに使用を中止すれば大きな肌トラブルにはならないでしょう。
一方の美容皮膚科的な治療や形成外科的手術は、信用のできるクリニックや病院を選べば安全で効果も高い治療を受けることができますが、中にはいい加減なところもあるので注意が必要です。
最悪の場合、酷い肌トラブルに見舞われたり、肉割れの跡が余計に酷くなってしまう可能性も十分ありえます。
考え方に個人差はあると思いますが、肉割れができてしまったらできるだけ早い時期に専用のクリームでのケアを開始するのがオススメです。
まずはクリームでのケアを行い、どうしても改善しない肉割れがあって気になる!という場合のみ美容皮膚科的な治療や形成外科的手術を検討する、というのが良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
「肉割れは一度できてしまうと消すことができない」と聞いて諦めてしまっている人もいるかもしれませんが、消すことはできなくても薄く目立たなくすることは十分可能です!
具体的に言えば、近くでしっかり見ないとわからない程度まで薄くできれば温泉などでも恥ずかしくありませんよね。
一度できてしまった肉割れを消すには時間やお金がかかってしますし簡単なことではありませんが、美肌を目指して頑張ってみてくださいね!