素肌がキレイで、透明感のある人っていいですよね。
特にメイクをしなくても、それだけで映えるし、美しく見えます。

素肌をそのように美しく保つために重要になってくるのが、ターンオーバーとその周期です。

ターンオーバーとは、簡単に言うと 皮膚の再生サイクル の事です。
この機能がうまくはたらいていると、古い皮膚がちゃんとはがれ落ちて、新しいキレイな皮膚に生まれ変わることができます。

しかし、ターンオーバー機能に乱れがあると、これらがうまく回らずに様々な肌トラブルを引き起こす原因になってしまうのです。

今、肌に悩みをお持ちの方は、もしかするとターンオーバーの乱れが原因かもしれません。

そこで、今回はターンオーバーについて、また、それを正常化するためのスキンケア方法について公開していきます。これを読んでぜひ、自分のお肌の再生サイクルがうまくいっているかどうか、チェックしてみて下さい。

 

ターンオーバーとその周期

冒頭で言いましたが、ターンオーバーとは 皮膚の再生サイクル の事です。
もう少し細かく説明します。別の記事でも使いましが、この図を見て下さい。

私達の皮膚はこのような構造になっています。この図であらわされている部分全体を、「表皮」といいます。いちばん「 表 」の皮なのでそう呼びます。現実では厚さわずか0.2mmほどです。さらに「 表皮 」は4つの層に分かれています。

それが、「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」です。肌のターンオーバーは、この4つの層の中で行われています。

では、どういう過程で肌が生まれ変わっていくのでしょうか。

まず、基底層で ケラチノサイト という核のある細胞(生きている細胞)が生み出されます。それが 有棘層、顆粒層 とカタチを変えながら押し上げられていきます。そして、角質層に到達します。その過程で、一番外がわにあった古い角質層の細胞は剥がれていきます。

ちなみに、この剥がれたモノが垢(あか)という事になります。

わたしたちの皮膚は、このようなサイクルを毎日毎日繰り返しています。たとえば、カスリ傷を負ってしまったとしましょう。浅い傷であれば、数日もたてば自然となおっていますよね。これは肌がターンオーバーをしてくれている証拠です。

また、ターンオーバーの周期は平均して約1か月(28日程度)と言われています。しかし、その人の年齢や生活習慣などによっても、周期は変化するため個人差があります。

肌のターンオーバー。普段はあまり意識していないかもしれませんが、改めて考えてみると、とてもありがたい機能ですね。

年齢によって変わる周期

先ほどターンオーバーの周期は約1か月と書きました。しかし、それには個人差があります。

そして、年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期は遅れていく場合が多いです。主な理由としては、皮膚の保湿機能が弱くなっていく事があげられます。年齢とともに、セラミドなどの細胞間脂質といわれる保湿成分が失われてしまうのです。

細胞間脂質には、角質と角質の間つなぐ役割があります。詰まれているレンガ(角質)の間に、セメント(細胞間脂質)を流し込んでつないでいるイメージです。角質と細胞間脂質のコラボレーションによって、肌の水分はしっかりと守られています。

しかし、老化により細胞間脂質が減ると、肌の水分が蒸発してしまいます。その結果、ターンオーバーがうまく働かなくなり、遅れてしまうのです。

若い頃はすぐ治っていたのに、歳とともに傷あとが残りやすくなるのはこのためです。

目安として、30~40代では45日程度かかるとも言われています。50~60代では、それ以上になることもあります。老化は誰にでも起こる事なので、ある程度は仕方ない事です。こまめな保湿をする事で、できるだけターンオーバーを遅らせないようにする事が大切です。

注意!ターンオーバーするのは表皮のみ

ターンオーバーは、表皮の機能であると説明しました。ここで注意してほしい事があります。表皮のさらに下にある「 真皮 」では、細胞が再生しづらいという事です。

ターンオーバーは表皮だけの機能です。真皮には、基底層のケラチノサイト(細胞が生まれる場所)のような機関はないのです。もし真皮が傷ついてしまった場合は、身体の血管を通じて、別のところから修復するための細胞を連れてきます。表皮のように「傷ついたらすぐ再生」というようにはいかないのです。

そのため、ターンオーバー機能を持つ表皮よりも回復が遅れてしまいます。

ですから、真皮まで到達するような深い傷を負ってしまったら、治りづらくなります。最悪の場合、傷あとが残ってしまうこともあります。

また、真皮にはコラーゲンやヒアルロン酸などの 肌の弾力 に欠かせない成分がたくさんつまっています。

これらは、紫外線によっても(わずかですが)傷ついてしまいます。
ですから、ターンオーバーを正常に保って皮膚のバリア機能を高めておく事はとても大切です。
紫外線対策としては日焼け止めを毎日ぬるということがあります。

お肌の弾力を保つためにとても有効ですので、検討してみて下さい。

ターンオーバーを正常化するポイント

ターンオーバーを正常化するポイントは「洗顔」「保湿」「保護」「睡眠」「運動」です。ひとつずつ説明していきますね。

まず「洗顔」について。

洗顔をしないと、よごれが毛穴に詰まりそれが炎症を起こしてしまいます。炎症が起きると、剥がれるはずの古い角質が剥がれにくくなり、そこでターンオーバーがせき止められてしまいます。車で例えると渋滞が起きているような状態です。

また、皮脂(顔のあぶらの事)が多い方は、自分自身の皮脂で毛穴を詰まらせてしまう事もあります。

ですから、洗顔で肌を清潔に保っておくことは基本中の基本になります。

疲れて帰ってきて、めんどうに感じる事もあるかと思います。ですが最低限、寝る前だけでも洗っておきましょう。ターンオーバーが活発になるのは睡眠中です。洗顔せず、汚れたままの肌で寝るという事は、自分で自分の肌を傷つけているようなものです。

「保湿」は化粧水で肌の水分を補うことを指します。

洗顔料で洗うと、汚れは落ちるのですが、肌に必要な水分や脂まで落としてしまいます。ですから、補う事が必要になります。

化粧水は、様々なものが発売されていますが、自分にあったものを使いましょう。値段が高いから良いという訳ではありません。楽しみながら、自分にはどういった化粧水が合うのか一つずつ試していきましょう。

 

「保護」は化粧水で補った水分が、逃げていかないように乳液でフタをする事を指します。

こちらも自分にあったものを探してみましょう。ただひとつ注意点があります。さっぱりしすぎている乳液はあまりおすすめしません。乳液とは、皮脂の代わりだからです。普段は、自分自身の毛穴から出てくる皮脂で、私たちの肌の水分は、蒸発せずに守られています。

皮脂は、多少ヌメリがあってベタベタしますよね。そのベタベタがフタの役割をしてくれています。ですから、さっぱりしすぎている乳液は皮脂の代わりにはならないという事です。

ここまでの「洗顔」「保湿」「保護」は、最低限、毎日行うべきスキンケアです。

 

そして、スキンケアと共に重要なのが「睡眠」です。

さきほども書きましたが、ターンオーバーは睡眠中に活発になります。細かく言えば、ノンレム睡眠が必要です。この間に、成長ホルモンが分泌されて、肌の再生も活性化されるからです。

ノンレム睡眠は、眠り始めてから3時間で2回あり、それが肌の再生に重要だと言われています。
さらに、身体の疲労回復を含めると毎日6時間ほどは睡眠をとりたいところです。

最後に「運動」です。

適度な運動で、血流が良くなると、栄養が身体のすみずみまで運ばれます。結果、ターンオーバーが促されるようになります。ただし、運動といっても激しいものでなくても大丈夫です。あくまで目的は血流を良くする事です。

例えば、普段は車で買い物に行っていたのを、自転車にしてみる。エレベーターを使っていたところを、階段でのぼってみる等でも良いのです。運動不足を感じる方は、とにかく身体を動かす事から始めてみましょう。

無理なく、楽に続けていけるものを見つけましょう。習慣化してしまえばこっちのものです。

ターンオーバーを促進する食べ物

 

肌に必要な栄養素は、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルです。

肌は主にタンパク質でできています。

そのため、肌を作るのに欠かせない成分という事になります。食材としては、肉に多く含まれています。「太るので肉は採りたくない!」という人も、少しは必要です。カロリーを気にする方は、太りにくい 鳥のササミ などがおすすめです。

脂質(油のこと)は、細胞やホルモンを作る材料となります。

牛肉と豚肉といった、動物性の脂でもとることはできるのですが、とりすぎると太る原因になります。おすすめは植物性の油です。オリーブオイル、えごま油、しそ油などの事です。

これらは、必須脂肪酸である α-リノレン酸 という、お肌の乾燥を防いでくれる成分が含まれています。サラダのドレッシングなどにしてとると良いでしょう。ただし、こちらもとりすぎには注意です。

ビタミン、ミネラルにはお肌の老化を遅らせてくれる働き(抗酸化作用)があります。
みずみずしい肌を保つためにも重要になってきます。

含まれている食材は、野菜、海藻類、豆類などです。野菜は、緑、黄、赤色の野菜をバランスよくとる事が大切です。あとは、ジャガイモ、レタスなどの淡色野菜とフルーツもとりましょう。これらには、ビタミンCがたっぷり含まれています。ビタミンCはシミや、肌荒れを防いでくれます。

豆類は、発酵食品(納豆など)でとることがおすすめです。腸内環境も良くなり、便秘などの解消にもなるので、一石二鳥です。

たくさん挙げましたが、全てを一気にとる事は難しいと思いますので、肌がキレイになる想像をしながら、楽しみながら、少しずつ幅を広げていけるようになると良いですね。食習慣を変えると、確実に肌はキレイになります。

サプリメントはどれが良いか

サプリメントは、ビタミン、ミネラルがとれるものが良いでしょう。

なぜなら、これら2つは食事からのみでは、不足しがちだからです。特にビタミンCは、日本人は慢性的(常に)に不足していると言われています。ビタミンCは、水に溶けやすく、食品が調理・加工されるときに消えてしまう可能性がすごく高いためです。

最近では「マルチビタミン&ミネラル」というかたちで、両方バランス良くとれるサプリメントが販売されています。これらで、足りない分を補うと良いでしょう。

注意としては、あくまでこれらは「補う」ためのものである事を忘れないようにしましょう。栄養素は食事からとる事が基本です。サプリメントを飲んでいるからといって、食事を抜くような事はやめましょう。逆に健康を害することにもなりかねません。

まとめ

 

ターンオーバーとは、表皮で行われる 皮膚の再生サイクル の事

表皮は、「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」に分かれていて
  私達の肌を作ってくれている

ターンオーバーを正常化するためには、基本のケア「洗顔」「保湿」「保護」が基本
「良質な睡眠」「適度な運動」もとりいれるとなお良い

もちろん栄養を十分とることも大切。「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」がお肌には重要!

ここで紹介した食材以外にも、栄養豊富な食べ物はたくさんあります。興味を持って調べたり
  献立を考えたりするのも案外楽しいですよ

サプリメントは不足しがちな「ビタミン」「ミネラル」がとれるものがオススメ!
  ただし、栄養をとる事の基本は、食事であることも忘れずに

食習慣、生活習慣を少しずつ変えて、結果(肌がキレイになる事)が出始めるとホントに楽しいですよ!

ターンオーバーを正常化して、 素肌 美男 ・ 美女 になっちゃいましょう!