投稿日:2015/11/12
http://gan
前回プロラボ仕上げに限りなく近いLR現像を見せてくださった本田さん。
X-T1ユーザーであり薔薇の色をVELVIAのJpegで見事に表現されているカスタム命さん。
大尊敬するお2人からアドバイスを頂き、改めて自分なりに比較してみようと思いこの番外編をアップします。レビューも終盤、1ヶ月使ったからこその感想とも言えます。
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レビューを始める前は付属の「RAW FILE CONVERTER EX2.0 POWERED by SILKYPIX」かAdobe Lightroom C2015でRAW現像をしていました。
・SILKYPIX現像
ご本家SILKYPIXの使用経験がないのでわかりませんが、FUJI用のRAW FILE CONVERTERは「使いずらい」。現像するファイルを保存フォルダから探して開く「ファイル参照型」でカーソルをファイル名に置いてワンクリックしないと画像参照できません。日付で当たりをつけることは出来てもそこから先は「このあたりかな・・」とファイル名とにらめっこ状態。うっかりダブルクリックしてしまえば「あ、現像したいのはこれじゃない!」とファイルを閉じて次を探す繰り返し。
フィルムシミュレーション以外にも選択肢が豊富にあり、逆に「つい」延々と効果を試してしまう沼にはまります(私だけかもしれません)。
SILKYPIXは評価の高いソフトだし、使ってもいない自分がどうこう言うものでは決してありません。
そうではなく、Lightroomの「データベース型」サムネから目的のファイルをすぐ探せる利便性に慣れているとファイル参照型は大変なのです。現像の補正効果も一瞬で見られるLightroomに比べ「カクカクカク…」とモザイクが徐々に変化していく状態もなんだか目に悪い…
サクサク動いてくれるAdobeはやはり「凄い」し使い易いのです。
Lightroomの新しいバージョンではフィルムシミュレーションを「カメラプロファイル」からプルダウンで選べるようになっています。ただし。カメラで選んだフィルムシミュレーション(Jpeg)とLightroomのフィルムシミュレーション(RAW)では何かが「違う」。どうして綺麗な「フジカラー」がでないの?みんなどうしてるの? ストレス溜まります。
セミナー初日にその質問をしました。
FUJIの方からは「カメラ内RAW現像によるJpegがベスト」と回答をいただきました。
そーなんだ!じゃあ…と思ったものの、ファイルサイズが違うので当然のことながらRAWに存在するディテールがJpegでは消えていることも。逆に多少のフリンジもJpegではほとんど目立たなくなっていたり。フィルムシミュレーションの選択を間違えると「のっぺり」してしまう。
他の方のレビューを拝見したり コメントを読んでいるうちに「絶対にこれでなければいけない」はない、と思うようになりました。どれだっていい。じっくりRAWから現像するも良し、Jpeg撮って出しでサクっとウェブにアップするも良し。それぞれのスタイルとその時の情況に合わせた現像をすればいい。
ただフィルムシミュレーションとカメラ内RAW現像は「デジタルの箱に入ったフィルム現像」に似ていると感じている自分は、フィルムシミュレーションのJpegをできるだけ活かしたい。気に入る色がでるまでカメラ内RAW現像を繰り返し確かめるのに時間を使う最近です。
・カメラ内RAW現像
SDカードにRAWデータが残っている限り、何度でもシミュレーションやシャープネス他を変えてJpeg保存できます。大元のRAWはそのまま残るし、ファイル名の違うJpegが増えていくだけ。変更を加えて現像ボタンを押すと結果が液晶に表示され「これでOKですか?」と聞いてきます。OKボタンを押せばJpeg保存されるし、「キャンセル」すれば何度でも現像のやり直しができる。
ただし。液晶で見た時と大きなモニター画面で見た時では「あ、間違えた」ということもあります。
もう少しシャドーコントロールをしたいな…ダイナミックレンジも変えたい。
そのたびSDカードをとりはずしてカードリーダーとカメラの間で行ったり来たりさせるのも時間の無駄、何パターンかJpeg保存しておきPC読み込み後に大きな画面で選択する。
今は取り込んだJpegをLightroom上で見て、最後の仕上げにほんの少し明瞭度をあげたり露出補正をしたりという感じです。あまりいじりすぎるとJpegデータは崩壊します(なんて皆さんご存知ですね)
それでも本田さんが見せてくださったようにLightroomでJpegにぎりぎりまで変更を加えることができる(私の寝ぼけた薔薇の色をプロラボ仕上げに近い色に!)
また、薔薇の赤に悩んでいた私に「よろしければ」とカスタム命さんが見せてくださったVelviaのJpegでの見事な赤い薔薇。
http://gan
↑コメント欄にカスタム命さんの機材レビューへのリンクがあります。皆さんに是非知っていただきたい。
結局フィルムシミュレーションと現像に対する自分の経験不足・知識不足にすぎません。
前置きがとんでもなく長くなりました。
上段左:LRに取り込んだ何もしないRAWデータ(Adobe Standard)
上段右:LRのカラープロファイルでフィルムシミュレーションProvia選択
下段左:そこからLRで現像してみた状態
下段右:カメラ内RAW現像・Jpeg撮って出し(Provia・WB:AUTO)
三十三間堂です。Proviaを選択(上段右)後、RAWがより鮮やかになりますが
緑の葉の部分やお堂の軒下が黒つぶれ寸前です。
Jpegの色を見ながら できるだけ自然に調整したのが下段左。
屋根の上の雲はJpegでも「お絵かき」状態だったのでブラシツールで部分焼きこみ。
部分的に補正をかけられるのがAdobeの便利なところですよね^^
Photoshopならばレイヤーマスクetcでもっと細かいレタッチができる♪
上段左:LRに取り込んだ何もしないRAWデータ(Adobe Standard)ISO500・F1.4・-2.3EV
上段右:撮影時に選んでいたフィルムシミュレーション失敗例
(Provia・晴れ・DR200・ハイライト-1・シャドー-1・シャープネス-1)
下段左:カメラ内RAW現像やり直し
(Pro Neg.Hi・晴れ・DR100・カラー-1・ハイライト-1・シャドー+1)
下段右:カスタム命さんを真似しようと…
(Velvia・AUTO・DR100・カラー-2・シャドー+1・シャープネス+1)
絞りや天気など条件が違うし同じにはなりませんが(到底無理)
Velviaの赤、美しいです!(この場合に限り個人的な好みは上段左だったりしますが ^^;)
SILKYPIXのVelviaで現像してみました ><
トーンカーブでなんとかしようとがんばったんですが(慣れないし使いづらい)
くどい。濃い。
- カメラ:
- 焦点距離:
- 16.0 mm
- フラッシュ:
- Off
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/25秒
- 絞り数値:
- F1.4
- 露光補正量:
- -1.7EV
- ISO感度:
- 400
- ホワイトバランス:
- As Shot
Jpeg撮って出し(Provia・AUTO)
- カメラ:
- 焦点距離:
- 16.0 mm
- フラッシュ:
- Off
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/4000秒
- 絞り数値:
- F1.4
- ISO感度:
- 200
- ホワイトバランス:
- Custom
LRでRAW現像(カラープロファイル:クラシッククローム)
FUJIのフィルムシミュレーションとLRのそれは別物。同じ結果にはなりません。
それを知った上で自分にあった使い方をすれば良いかな、としか言いようがないなぁ
という曖昧なしめくくりです・・・^^;
フィルムシミュレーションを理解して使えば確実に現像時間の短縮に繋がる。
適切なコントロールをすれば素晴らしいフジカラーを得られる。
その上で微妙な独自のレシピを作り出すのは自分自身・・・というところでしょうか
本田さん・カスタム命さん、お断りなしにお名前をあげて申し訳ありません。
また、夕焼けレシピのヒントを下さったMKさん、感謝いたします。
最後まで長文にお付き合いいただき誠に有難うございましたm(_ _)m
■ XF レンズレビュー(マイアルバム)
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■ 注目製品レビュー ~FUJIFILM XF レンズ編~
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2015年11月18日 10:52