あなたは、エイジングケア化粧品を使う場合、お肌のターンオーバーの周期を意識されていますか?
実は、この点を考えないと正しいエイジングケアができなかったり、エイジングケア化粧品を誤って評価してしまうこともあります。
この記事では、そんなターンオーバーの周期とエイジングケア化粧品の使い方をご紹介します。
「よいエイジングケア化粧品を使っているはずなのに、なぜか効果があまり実感できない」
と感じる方には、ぜひ、読んでいただきたい記事です。
また、各章にまとめを用意しましたので、お時間がない場合は、まず、そこだけでもお読みください。
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エイジングケア化粧品を使ったスキンケアを考える前に、日常の生活習慣、特に食事で身体の内側から肌のを正しく導くことが大切です。
あわせてターンオーバーの周期を意識してエイジングケア化粧品を使うことも大切です。
さまざまなお肌のトラブルの背景には、「ターンオーバー」の乱れがあります。
ターンオーバーの周期が乱れると、
などが起こります。
食事などに気を付けていても、お肌に合った、正しいエイジングケアが出来ていないと、ターンオーバーがうまく改善されない場合もあります。
- ターンオーバーとは、お肌の表皮の新陳代謝です。
- ターンオーバーは、年齢など個人差があり、それぞれにあったお手入れをしましょう。
- ターンオーバーは、周期の早さや遅さだけが重要なのではありません。
- ターンオーバーの目的である「健康で美しい肌の維持」の実現を目指すために、自分の肌にあったエイジングケアが大切です。
- エイジングケア化粧品は、ターンオーバーにあわせて、最低1カ月、できれば3カ月は使用しないと効果がわからない場合もあります。
1.ターンオーバーを理解しよう!
1)ターンオーバーとは?
お肌のターンオーバーとは、お肌の表皮が新陳代謝すること、
つまり生まれ変わりのことを指します。
皮膚は、で構成されていて、さらに「表皮」は一番下から「基底(きてい)層」「有棘(ゆうきょく)層」「顆粒(かりゅう)層」「角層(角質層)」という順に並んでいます。
一番下にある「基底層」で新しい細胞が生まれ、それが形を変えながら徐々に角層まで押し上げられていき、を果たした後、最後には垢となってはがれ落ちます。
このサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。
この一連のプロセスに必要な期間が、ターンオーバーの周期です。
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2)ターンオーバーと年齢の関係
ターンオーバーは、年齢によって変化し、また、個人差もあります。
ターンオーバーのサイクルは28日周期くらいが標準と言われていますが、これは20歳代の女性の周期です。
年齢を重ねていくとともに新陳代謝が低下しますので、30~40歳代では、ターンオーバーのサイクルは約45日程度に長くなる傾向にあります。
50代、60代になるともっと周期が長くなります。
しかし、個人差があるので、どの方にもこのサイクルが当てはまるわけではありません。
つまり、ターンオーバーのサイクルが短いのがよい、長いのが悪いという話ではなく、ターンオーバーの目的である、「健康で美しく肌を保つために、角層のバリア機能を維持する」には、どうすればよいか、そのためのケアをどうするかということが大切になります。
<第1章のまとめ>
お肌のターンオーバーは、新陳代謝による肌の生まれ変わりです。
その周期は、20代の女性では28日程度と考えられていますが、年齢が上がるとその期間は長くなります。
40代になる45日以上になることもありますし、50代、60代ではもっと長い期間になる場合も。
もちろん、個人差があります。
2.ターンオーバーの乱れがもたらす肌悩み
1)ターンオーバーの周期は、部位でも違う
ターンオーバーの速度は 「表皮」 内でも、各層ごとに異なり、さらに身体のパーツによっても異なるのです。
だから、ターンオーバーの周期も部位で異なります。
諸説ありますが、
①表皮内でのターンオーバーの速度
- 表皮の一番下の基底層から有棘層を通り、顆粒層まで届くのに14~42日程度。
- その後、角層で角質細胞となってはがれ落ちるまで14日程度。
- これを合計すると、「28~58日」がターンオーバーの所要日数。
日焼けしたり、傷が出来たりしても、数日から数週間でお肌 は元に戻りますが、これはターンオーバーのおかげなのです。
②身体の部位でのターンオーバーの速度
パーツで見れば、顔は比較的早く、手や足などは比較的遅いと言われています。
2)ターンオーバーの乱れと肌悩み
①ターンオーバーが遅くなった場合のサイン
さて、ターンオーバーが遅くなっている場合のサインですが、
- 角質が留まった感じがして、お肌のくすみが気になる
- お肌表面にごわつき感がある(角質肥厚になることも)
- 急にシミが増えたり、濃くなってきた
- 擦り傷や切り傷が治りにくい
などがあります。
こうした症状が気になる場合は、日常生活とともに、エイジングケア化粧品をはじめとするスキンケアアイテムの使い方を見直しましょう。
また、症状が急激に悪化した場合は、(美容)皮膚科の医師に相談することがベターです。
②ターンオーバーが早くなった場合のサイン
ターンオーバーが早まっている場合のサインですが、
- お肌がカサカサで皮がむけやすくなっている
- やシミができやすい
- 赤みがある
などがあります。
ターンオーバーが早くなるということは、産生された細胞が未熟な状態で角質となり、バリア機能を果たすことになります。
「未熟=弱々しい状態」なわけですから、角質は傷付きやすくて、薄く、乾燥しやすくなっているので、当然、正常な状態より剥がれやすくなっています。
このようにターンオーバーは、遅すぎても早すぎても、乾燥肌の原因となったり、さまざまな肌悩みをもたらすのです。
<第2章のまとめ>
お肌のターンオーバーは、遅すぎても促進しすぎてもよくありません。
遅すぎる場合は、不要な角質がお肌に留まることでもたらされる肌悩みが、早すぎる場合は未成熟な角層によるバリア機能低下と関連する肌悩みがもたらされるのです。
ターンオーバーは、正常化を目指しましょう。
3.ターンオーバーを整えるためのエイジングケア化粧品の使い方
1)ターンオーバーの正常化は保湿から
ターンオーバーの正常化の目的は、「健康で美しく肌を保つために、表皮の代謝を正常化するとともに、角層のバリア機能を維持する」ことです。
この理想の肌を目指して、エイジングケアを意識した化粧品を選び、使う必要があります。
そんなお肌のためには、どんな基礎化粧品を選んでも、しっかり保湿を行って乾燥肌対策を行うことが基本です。
その上で、肌の状態や年齢に応じたターンオーバーの周期を考え、エイジングケアを行うことが大切なのです。
誰にでも100%当てはまる方法はありませんが、スキンケアアイテムの使い方の基本ポイントをお示しします。
2)化粧品は1カ月以上継続して使う
新しく試した基礎化粧品は、刺激感やお肌に合わないなどの問題がなければ、最低でも2ヵ月、できれば3ヵ月間は続けましょう。
なぜなら、40代以上になるとターンオーバーの周期が45日以上になり、50代、60代では3カ月近くになる場合もあります。
ターンオーバーの周期が1つ終わるまでは、選んだエイジングケア化粧品を正しく選べない可能性もあるので、1度選んだものはしばらく使ってみましょう。
逆に言えば、最初からよいエイジングケア化粧品を選ぶことがとても大切です。
<エイジングケア化粧水を選ぶ際は、あわせてこちらも参考にお読みください>
<エイジングケア美容液を選ぶ際は、あわせてこちらも参考にお読みください>
<エイジングケア保湿クリームを選ぶ際は、あわせてこちらも参考にお読みください>
<敏感肌の方が化粧品を選ぶ際は、あわせてこちらも参考にお読みください>
3)ターンオーバーが遅すぎるならピーリングや酵素洗顔を試す
角質の留まりやくすみが気になる場合は、適度なピーリングを定期的に行うこともよいでしょう。
ただし、角質ケアのやりすぎは、トラブルになりかねないので、この点は、要注意です。
できれば、(美容)皮膚科の医師と相談してピーリングを考えるのが安全です。
また、角質の留まりやくすみが気になる場合は酵素洗顔も選択肢の1つです。
4)洗顔やクレンジングもターンオーバーの正常化に大切
バリア機能を損なう恐れがありますので、洗顔のしすぎや、強すぎる洗顔は避けましょう。
もし、そうしたことで、カサカサ感やゴワゴワ感があるなら、セラミドなどの保湿力の高い成分が入ったクリームや乳液で、保湿をしてお肌がやわらかくなるように導きましょう。
<洗顔、クレンジングはこちらをご参考に>
<セラミド入りの化粧品を選ぶ際に参考としてお読みください>
5)肌質と年齢に合ったエイジングケア化粧品の使い方
①ターンオーバーだけではなく肌質も考えよう
ターンオーバーも大切ですが、肌質を考えたエイジングケアも大切です。
自分の肌質を知って、それに応じたエイジングケアを心掛けましょう。
<エイジングケア化粧品を選ぶ際の参考にしたい、肌質の見分け方と改善のコツは、こちら>
②ターンオーバーと年齢
人によっても、年齢によっても、さらにパーツによっても、ターンオーバーの周期が違うため、お肌の細胞が生まれ変わるのに要する期間は異なります。
こうした違いが、化粧品の使用期間による効果の実感に影響を与えます。
同じ化粧品を使っても、お1人おひとりで実感するタイミングが異なることがあったり、同じ方でも、顔と腕で効果を実感するタイミングが変わることがあるのです。
どんな化粧品でも、「最低1ヵ月、できればあせらずに3ヵ月くらいは使い続けましょう」というお話を聞かれた方も多いと思いますが、今、お話したことがその理由です。
もちろん、保湿成分によって、使用開始後早い時期に潤い自体を感じるように設計された、即効性の高い化粧品も多いのですが、真価を発揮するのは、お使いになって1ヵ月を過ぎてからです。
なぜなら、繰り返しますが、ターンオーバーは1ヵ月以上のサイクルだからです。
まずは、正しい日常の生活習慣、そしてご自身の年齢やお肌のタイプ、状態に合った正しいスキンケアで、正常なターンオーバーを目指してください。
<年代別のエイジングケアと化粧品の選び方の詳しい情報は、下記を参考にしてください>
<第3章のまとめ>
お肌のターンオーバーを整えるのは、保湿をしっかり行うことが大切です。
そのために自分に合ったエイジングケア化粧品を選んで、1カ月以上は継続して使いましょう。
また、ターンオーバーの正常化には、洗顔やクレンジングも刺激のない方法で行いましょう。
ターンオーバーが遅い場合は、酵素洗顔やピーリングも選択肢の1つです。
もちろん、どんな場合も肌質と年齢を意識したエイジングケアが大切です。
4.まとめ
ターンオーバーを意識したエイジングケア化粧品の使い方のポイントについて紹介しました。
人によって、年齢によって、さらにパーツによって違うターンオーバーとエイジングケア化粧品の関係がご理解いただけたのではないでしょうか。
ターンオーバーのサイクルの長短に目をとらわれたケアをするのではなく、ご自分にあったエイジングケアをしないと、いつまでもお肌悩みが尽きないことになってしまいます。
吟味して、一度、選んだエイジングケア化粧品は、ぜひ、しっかり使っていただき、適切な評価をしましょう。
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