遥々と東南アジアから、お花見に来てくれました。
ヒナの成鳥記録という意味で、参考までに数枚置きに撮影日を記します。(4月12日)
花見がてら営巣場所の確認。
雄の体下面は胸から脇が淡橙褐色で、雌は暗褐色の横斑がある。とのことで、こちらは雌です。
暁の求愛。(4月14日)
産卵して抱卵して、そしてヒナが孵るまで2ヶ月が過ぎました。
親は何度も何度もエサを捕って運びます。こうした一連の子育ての様子を見ていると(拙者もイッパシの親なれど)子育てとは大変なことだと痛感。
古典落語にありましたね。子育てに苦労したオッサンが言います「俺は今度生まれてきたら一生を子供で過ごすぜ」。
(6月18日)
これは雄で次は雌、とにかく人間が見習う(?)ほど両親は子育てに献身的です。(6月25日)
ヒナは大きくなりました。(6月30日)
猛禽は強力な胃酸の持ち主。既にヒナも一人前、いや一鳥前。余談なれど、アフリカには骨を食べるヒゲワシがいます 。(7月5日)
巣立ちしました。近くの枝に止まった幼鳥たち。可愛いの一言です。(7月18日)
これは、別の営巣地。
針金のハンガーが見えますが、カラスの古巣を再利用しています。(6月19日)
こちらも7月の下旬。巣から数メートルの枝に初飛行。
大きくなりました。ヒナから若へ、といった感じです。
そして、水浴び。
そして、ランチタイム。
柄杓の中に佇む。
神社の清めの水を飲みに来たのだが、ちょうど手前に柄杓があり何だか柄杓の中にいるような絵になったものです。
しかし、このような場面を見ると、ギリシャの哲学者ディオゲネス・ラエルディオス(難しい!)の言葉が思い出されます。
樽の家に住む彼の前に立ったアレクサンダー大王が言った。「何でも望みのものを取らせる」
彼は言う。「では、そこを退いて欲しい。陰になる」
ヒヨドリと同じくらいの大きさで、日本では一番小さい猛禽です。
チョウゲンボウも小さいが、ツミはそれよりも2〜3センチほど小さい。
ツミの名の由来は、「スズメのような小鳥を狩ることから」や「スズメのように小さいから」等のことで「雀鷹」と呼ばれ、それがススミ、スミ、ツミに変わったそうです。
雄の眼は赤く雌の眼は黄色だそうで、何か交通信号のようです。
別に信号だからという訳ではありませんが、渡りをするか否かであるが、「九州以北では夏鳥で秋には東南アジアの越冬地へ渡る」(日本の野鳥(学習研究社))とあり、「多くは渡るが少数は冬でも見られる」(ワシタカ類ハンドブック(文一出版))とあった。
冬に見たような気もするが、冬に飛んでいても罰に当たらないと思う。
いや、ツミときたので「罰」となったまでのことで、つまらぬ事を書いてしまいました。
それにしても、学生時代に読んだドストエフスキーの「罪と罰」は難解でした。あ、これも余計な事でした。
尚、スズメダカといわれても猛禽です。食事場面が気に触りましたらスルーして下さい。
余計なことですが、絵を2度ほどクリックした頂くと拡大します。
では、真っ赤な眼をした立派な雄の成鳥。
因に、これは肌寒い3月29日撮影であり、日本で越冬したのではなければ意外と早く飛来するものです。
数年ツミを撮っているものの、(Z&Pには)こんな奇麗な雄の成鳥を撮ったのはこの時だけでした。
そのような訳で、同じような場面ですが数枚貼付してしまいました。
遥々と東南アジアから、お花見に来てくれました。
ヒナの成鳥記録という意味で、参考までに数枚置きに撮影日を記します。(4月12日)
花見がてら営巣場所の確認。
雄の体下面は胸から脇が淡橙褐色で、雌は暗褐色の横斑がある。とのことで、こちらは雌です。
暁の求愛。(4月14日)
産卵して抱卵して、そしてヒナが孵るまで2ヶ月が過ぎました。
親は何度も何度もエサを捕って運びます。こうした一連の子育ての様子を見ていると(拙者もイッパシの親なれど)子育てとは大変なことだと痛感。
古典落語にありましたね。子育てに苦労したオッサンが言います「俺は今度生まれてきたら一生を子供で過ごすぜ」。
(6月18日)
これは雄で次は雌、とにかく人間が見習う(?)ほど両親は子育てに献身的です。(6月25日)
ヒナは大きくなりました。(6月30日)
猛禽は強力な胃酸の持ち主。既にヒナも一人前、いや一鳥前。余談なれど、アフリカには骨を食べるヒゲワシがいます 。(7月5日)
巣立ちしました。近くの枝に止まった幼鳥たち。可愛いの一言です。(7月18日)
これは、別の営巣地。
針金のハンガーが見えますが、カラスの古巣を再利用しています。(6月19日)
こちらも7月の下旬。巣から数メートルの枝に初飛行。
大きくなりました。ヒナから若へ、といった感じです。
そして、水浴び。
そして、ランチタイム。
柄杓の中に佇む。
神社の清めの水を飲みに来たのだが、ちょうど手前に柄杓があり何だか柄杓の中にいるような絵になったものです。
しかし、このような場面を見ると、ギリシャの哲学者ディオゲネス・ラエルディオス(難しい!)の言葉が思い出されます。
樽の家に住む彼の前に立ったアレクサンダー大王が言った。「何でも望みのものを取らせる」
彼は言う。「では、そこを退いて欲しい。陰になる」
14 Responses to “ツミ・最小の猛禽(雀鷹・Z&Pの猛禽類・11の2)”
素晴らしい。ツミの写真、こんなにしっかり写ってるの見たの初めてのような。
(返事はいいですよ。たまたま覗いてオオー!と思ったもので)
偶然さん
書き込み有り難うございます。
オオー!との感嘆のお言葉に、「返信無用」を顧みず返信させて頂きます。
このツミは、突然目の前の水溜りに降りて来たのです。
プロフィールにも書きましたが、正に「写真は技術や機材ではなくチャンスである」の言葉とおりでした。
再度、書き込みを感謝します。
昨日庭できれいなグレーの小さなハヤブサ?(ビックリ)に会いました。
立ってる目の前に飛んできたので、真っ正面から見る事に。
なんの鳥か探しているうちにたどり着きました。
あんな一瞬を撮影するなんてすごいです。
身近に猛禽類がいる事に驚かされました。
めいさん
庭先に猛禽のツミが飛んでくるとは、さぞかし林のある敷地と思われ羨ましい限りです。
「都市近郊でも小さな林が有れば繁殖する(日本の野鳥(学習研究社))とありますので、めいさんの敷地内でも営巣するかもしれませんね。
余談ですが、チョウゲンボウという同じように小さな猛禽はタカ目ハヤブサ科ですが、ツミはタカ目タカ科です。
書き込み頂き感謝します。
我が家の庭には毎年キジバトが巣をかけます。昨日午後2時ごろ、蔓バラの枝にいたハト達が突然同じ方向を向いて身構えるという珍しい光景に出会いました。ハトは餌を急いてついばむとさっと飛び去ってしまいました。猫もカラスもいないのに。。。それから30分位経ったでしょうかハトの巣のそばに小ぶりなハトのような鳥が1羽留まったのです。うっかりガラス戸を開けたのですぐ逃げて行ってしまいましたが、その鋭い目、灰色の背中、白っぽい胸、これはツミに違いないと思いました。東アフリカで見たチョウゲンボウとは色も大きさも違います。1月にもパーゴラの下で、小さ目のヒヨドリのようなものを鋭い爪で押さえつけている姿をみました。ネットで一度検索したところ、素晴らしいお写真に出会ったものですから、慣れない書き込みをさせてもらいました。
kakunamatataさん
ご自宅の庭にキジバトが巣を作るとは、さぞかし広大な庭と想像し羨ましい限りです。
さらに、猛禽までお見えとは、、、。
Z&Pの庭では以前シジュウカラが巣を作ったことがありますが、最近は「始終空」です(笑)。
ツミは大きい方のメスでさえ30センチ、一方のキジバトは33センチなのでツミが襲うのは珍しいことだと思います。
ただ、ハトよりも大きいニワトリを襲ったことがあるそうなので、さもありなんとも思いますね。
東アフリカに行かれたとのことですが、 Z&Pもアフリカ9カ国に行っていますが残念ながらチョウゲンボウの種類は見ていません。
お写真を拝見したいものです。
最後になりましたが、コメントの書き込みを感謝します。
はじめまして。福岡市のお濠端を散歩していると初めて見るような鳥が枝の上で休んでいたので、なんだろうと思って必死に特徴を覚えて検索したところ、こちらにたどりつきました。まさに上から7枚目の写真の様子でした。でも、小さな鳥も捕食するとのことで、濠の中のバンの雛やメジロの雛たちのことも心配になっちゃいました。ともあれ、勉強になりました。他の写真もいろいろ拝見させていただきました。素晴らしい写真の数々、ありがとうございます。
左馬之助さん
コメントに感謝します。
ツミは留鳥ではなく渡り鳥ですので、Z&Pの横浜にはまだ姿を見せませんが、左馬之助さんのお住まいである福岡は暖かいのでしょうね。
ツミは小さくとも猛禽ですので、左馬之助さんご心配の他の野鳥は雛を含めて獲物となります。
Z&Pは猛禽に興味があり、多くの被写体はツミを含めてハヤブサやオオタカなどの猛禽です。
そんな彼らを追っていて分かることは、獲物となる野鳥たちも猛禽の姿が見えなくとも感じるある種のセンサーを持っているようです。
例えば、スズメの群れや鳩の群れが一斉に飛び立つと、遥か上空に猛禽が飛んでいたりすることがあります。
また雛に猛禽が近づくと、親鳥は自分に注意を引きつけるために、体が弱っているよに装う擬態という行動をとります。
全てが上手くいかなくとも、野鳥なりの対抗手段を備えています。
強さの象徴でもある猛禽でも、自然のバランスかもしれませんが、そう簡単に獲物を捕らえることは出来ません。
仮に猛禽が容易に獲物を捕食できたならば、他の野鳥は絶滅してしまうかもしれませんね。
猛禽は「生物指標」と言われ、猛禽が生息していることは自然が豊かであることの証拠と言われています。
少し長くなっててしまいましたがご容赦ください。左馬之助さんが、これを機に猛禽に興味を持っていただけると嬉しいのですが(笑)。
再度、コメンを感謝します。
通りすがりです。家の前の公園にすごいレンズのカメラを持った方たちがいて上を見てシャッターをきっているので鳥がいるんだろうと思い聞いてみたらツミがいると言われました。コンデジを持っていたので撮れたらいいなと思いましたが。肉眼でも見つけられなくて(T ^ T)見ているうちに抱えている子供が泣き始めてしまったので迷惑にならないよう帰りました。その時いたのはメスだったそうで撮って見せていただきましたが枝にぴったりくっついていて猛禽類のようには見えませんでした。インターネットでどんな姿なんだろうと調べていたらこちらの美しく素晴らしい写真に出会えました。一枚でも撮れるようにまた見に行ってみたいと思います。
あやさん
ツミが生息する公園が、ご自宅の前にあるとは羨ましい限りです。
猛禽類の中ではツミは小型ですが、容姿が美しくZ&Pには好みの野鳥です。
もし営巣しているのであれば(一般的に野鳥はこれからが繁殖期であり)、6〜7月にかけて雛が飛び回り親は獲物の捕獲に活発な行動を行います。
ご自宅の前ならばチャンスは沢山あると思いますので、赤ちゃんを抱いていてもおんぶしていても大丈夫だと思います()。
また、雛は比較的警戒心が薄いのでこちらが驚くほど至近距離に来ることがありますから、大砲のようなレンズではなくともコンデジでも十分撮れると思います。
あやさんが傑作を撮られますよう祈念します。
ご訪問とコメントに感謝します。
初めまして 素晴らしいシミの沢山の写真を拝見させて頂き有難う御座いました。
2017・01・09横浜市旭区自宅前でシミがヒョドリを捕食している所を数枚撮りましたが、始めハヤブサと思っておりましたが写真仲間達でも小さいな と 疑問視してました。A3ノビにプリントして展示していると、野鳥の会の人に鑑定して頂きこの鳥はシミですと 写真仲間達も納得する。
パソコンでシミを検索すると貴殿のページにたどり着き、貴重な資料と写真拝見させて有難う御座いました。
横浜太郎さん
zisamaも横浜なので、横浜太郎さんから頂いたコメントに刺激されて、一昨日に昨年の営巣地である2個所に行ってみましたがまだ居ませんでした。
冬に見られるのは数が少ないそうですが、横浜太郎さんお住まいの旭区は暖かいのかも知れませんね。
また、ツミの大きさはヒヨドリと同じくらいなので獲物としては大物ですが、オオタカは自分の二倍もある中鷺も狙うのでさもありなんと思います。
一般的に猛禽の狩りの場面を見られるチャンスは少ないですが、横浜太郎さんは大物をゲットしたツミの写真を撮られたのは羨ましい限りです。
最後になりましたが、おいで頂いたこととコメントに感謝いたします。有り難うございました。
2017・01・20 投稿文中に猛禽シミになっており、ツミに訂正させて頂きます 大変失礼いたしました。
雄と雌ではメスが大きいと伺いますが、見分け方は ご存知でしょうか 色彩が違うとか ?
何か判る特徴が有でしょうか ? ご存知じなら是非おしいていただきたい、お願いします。
横浜太郎さん、コンニチハ。
ご丁寧な訂正のメールに恐縮です。最初から「ツミ」と読んでいましたので、違和感はありませんでした(笑)。
ところで、メスとオスの違いですが、大きさは対比するために二羽が近くにいないと見分けがつきません。
一番分かりやすいのは(少し書いていますが)、オスの目は赤くメスの目は黄色ということと、オスの胸の色は淡いオレンジ色ですが、メスの胸の色は淡い灰色ということです。
どちらにしても、ある程度の近さで見ないと分かりづらい面がありますが、横浜太郎さんの観察力で解明できると信じています。
再度のコメントに感謝します。