こんにちゎ〓
すずと申します〓
あたしゎ高3の夏に膠原病,全身性エリテマトーデス(SLE)を発症しました〓
今日から今までのことや,
体調のこと,
普段の何気無いことを
書いていきたいと思います*゜
何か少しでも残せたらなぁと思い
始めてみました(*^^*)
よろしくお願いします〓
参考までにどうぞ★+゜
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus : SLE)とは?
エリテマトーデスとは、ループス・エリテマトーデスといいます。
エリテマトーデスは紅い斑点の意味です。
皮膚の病変が狼に噛まれたときの痕に似ていたことから、このような病名を付けました。
エリテマトーデスは大きく別けて二つの種類があります。
一つは皮膚だけに限って病変に見られる円板状エリテマトーデスと、もう一つは、皮膚だけではなく内臓の病変も来たす
(時には皮膚の病変が無く、内臓の病変だけの時もあります)全身性エリテマトーデスです。
以下全身性エリテマトーデス(以下SLEと略す)の症状を中心に述べます。
SLEは皮膚の病変だけではなく内臓の病変を持つことを特徴としています。
良く侵される臓器は、皮膚・関節・腎臓・脳・血液・心臓・肺・などですが、これらが全て同時に必ず侵されるわけではありません。
一つだけのこともありますし、二つ以上侵されることもあります。
また、時期を異にして種々の程度の違った内蔵の病変が見られることもあります。
SLEの内臓病変といいましても非常に軽いものから重いものまで色々あって、どのくらい重い症状であるかは
どのような内臓はどの程度に侵され傷害を受けているかによります。
この点は患者さんによって異なります。
SLEは、女性の方に多く好発します。 約90%が女性です。
どうして女性に多く発病するのかは、まだ良く分かっておりませんが原因の一つにホルモンが関係しているかもしれません。
この病気が10歳代後半から30歳代の女性に見られるということは、とりもなおさず女性ホルモンの活発に
出ている時期に多いということです。
SLEは、決定的な原因がまだわかっていません。
SLEの原因には、免疫異常、遺伝、ホルモン、環境要因が複雑に関与しているとのことです。
厚生省で定める特定疾患として指定されている病気であります。
■臨床症状
*全身症状
疲れやすい・だるい・活力がない・体重が減る・熱が出る・・など
全身症状は必ずみられるわけではありませんが、疲れやすさは約75%に、体重の減少は約67%と高い頻度です。
発熱は約80%にみられ、突然、高い熱が出ることもありますし、微熱が続くこともあります。
風邪や感染症と思って抗生物質を服用してもなかなか熱は下がりません。
これらの症状は、病気の始まりや、病気が活動期にある時によくみられます。
*皮膚症状
頬と鼻にみられる紅斑は、蝶形紅斑ともいわれSLEでよくみられます。
同じような紅斑は、前胸部、手指、手のひら、耳介部、頭、口唇などおもに日光にあたりやすいところにできるのですが、
時に足の指や足のうら、背中、腕、下肢などにもみられます。
これらの紅斑は、とくに日光過敏症の人に多くみられます。
頭髪がぬけてうすくなる、出血斑がでる、皮膚に潰瘍ができる、口の中に口内炎が出やすい、などもSLEに関係していることがあります。
またレイノー現象(冷たい水の中にさらされると皮膚が白くなったり紫になったりする)がみられ、寒さにさらされたり、緊張すると手指や
足の指が白くなったり、紫色になったりすることがあります。
*関節症状
手指、足の指、肘、膝、肩、顎などの関節の痛みやこわばりがみられます。
一つの関節だけのこともありますし、多くの関節が移動性に痛むこともあります。
SLEの患者さんには、時に、無菌性骨壊死という合併症を伴うことがあります。
頻度としては10%ですが、よく侵されるところは股関節で、強い痛みを伴います。
*心臓、肺の症状
SLEでみられる心・肺の障害は、胸や心臓の膜に水がたまることです(胸膜炎・心外膜炎)。
これらの障害がありますと、胸が痛んだり、息切れ、動悸、むくみなどの症状が出ることが多く、時には呼吸困難になることがあります。
また、肺に炎症をおこすことがあり(間質性肺炎)、この場合にも、息が苦しくなったり、胸の痛みやせきが出る、熱が出る、などの症状がみられます。
稀ですが、肺出血、肺梗塞、肺高血圧症などの思い症状をみることがあります。
*腎臓の症状
腎臓はSLEの内臓障害のなかでも最もよく侵される臓器で、最も重要な障害です。
SLEの患者さんの半数以上は、軽い人から重い人までいろいろな腎障害を伴ってきます。
治療しないで腎臓の障害がひどくなってきますと、身体のなかの不必要な生化学的物質のバランスがくずれることにもなります。
そのため、腎臓の障害の程度を正確に把握するのに尿や血液の検査が必要です。
尿検査で、蛋白尿、赤血球尿、円柱尿などがみられれば、腎臓の障害のあることがわかります。
この病気で最も注意しなければならないのは、ネフローゼ症候群でむくみや身体に水がたまったり、腎臓の機能障害で、むくみや高血圧、
尿毒症などが認められるまで時間がかかり、その間、腎臓の障害による症状が出にくいということです。
尿に初めて異常所見が見つかる時期では、むくみや高血圧などの症状をみることは少ないのですが、早期に治療を開始する必要があるのです。
このことが、ネフローゼ症候群の進行や尿毒症を防止することにもつながります。
そのため、尿と腎臓の障害がない場合でも、定期的に行う必要があります。
SLEでは、これらの尿異常所見を約80%に認めます。
最初は、蛋白尿が出てもごく少量で、赤血球尿や円柱尿だけのこともあります。
進行しますと、蛋白尿も次第に増えてきます。
蛋白尿が多量に出るようになりますと、ネフローゼ症候群と呼ばれる状態になり、血液のなかの必要な蛋白質が尿へでてしまいます。
そのために、血液の蛋白質が減って、栄養状態も悪く、むくみが出たり、心臓、胸、お腹に水もたまるようになります。
*精神、神経症状
てんかんによく似たけいれんや意識がなくなる発作がみられることがあります。
また、うつ状態や興奮状態、不眠、不安感、神経症、錯乱、情緒不安定をみることもあります。
その他、まひやしびれ感、髄膜炎、視力障害、偏頭痛などをみることもあります。
これらの症状は、腎臓の障害に次いで重要な症状です。
*胃腸症状
食欲不振、腹痛や吐き気、嘔吐、下痢、便秘などがSLEによって起こることがあります。
稀に、お腹に水がたまることがあります。
これは、心臓に水がたまったり、尿に蛋白がたくさん出ていたり、肝臓の障害がみられたりすることと関係していることが多いのです。
リンパ節、膵臓、肝臓の症状
SLEでは、顎部、わきの下、大腿骨のところのリンパ節がはれてくることがあります。
左わき腹のなかに膵臓というリンパ組織がありますが、これも腫れて、お腹から触れることがあります。
時に、SLEによって起こる肝炎(ルポイド肝炎)がみられます。
*月経障害
SLEのために月経が不順になることがあります。
場合によっては、数ヶ月間にわたり月経がまったくないということもあり、多くはSLEの活動期と関係しています。
SLEがよくなってきますと、多くの場合正常にもどります。
時に薬の影響やホルモンの異常で月経が不順になることもあります。
*血液の異常
SLEでは、貧血、溶血性貧血、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少がよくみられます。
SLEで特徴的なのは、抗核抗体とDNA抗体という自己抗体が高頻度に出現することです。
また、血清の補体価が低下することが多いです。
■SLEと妊娠の関係
妊娠と出産は女性にとって、人生の中でもっとも大切なできごとの一つでしょう。
もちろん、これだけがすべてではないこというまでもありませんが、女性と男性の決定的な違いは妊娠能力の有無です。
女性がSLEになりやすい時期は、ちょうど妊娠能力を獲得したときなのです。
SLEと妊娠との関係は二つに分けて考えるべきであろうと思います。
一つはSLEが妊娠、分娩に与える影響です。
もう一つは、逆に妊娠、分娩がSLEの臨床経過に与える影響です。
まずSLEが妊娠と分娩に与える影響から先に述べることにしましょう。
SLEの患者さんの妊娠能力は、SLEが寛解(よくなっている状態)のときに限って、健康人と比較して決して劣ってはいません。
しかし妊娠を無事に継続させて分娩まで行く点になると、話は異なります。
SLEの患者さんの方が、流産あるいは早産の比率が高いのは残念ながら事実です。
まず何よりも、SLE自体が完全に治療によってコントロールされている必要があります。
これに関連して言えることがもう一つあります。
それは母親が血清中に坑SS-A坑体をもっている場合のことです。
この坑SS-A抗体というのは、自分のからだの構成成分に対する抗体、すなわち自己抗体の一つです。
この抗体はSLEの患者さんに出現することが多いのですが、この抗体をもっている母親から生まれてくる赤ちゃんには心臓の病気が出る可能性があります。
この抗体が赤ちゃんの心臓に悪さをするのです。
また、坑リン脂質抗体症候群をもっていますと、この影響で血液が凝固しやすくなり、自然流産・習慣性流産になりやすい傾向があります。この場合には、予防的に薬が投与されたり、最近では血漿交換法が開発され、用いられるようになりました。ですから、SLEの患者さんが妊娠を希望する場合は、このような点についてもあらかじめ検査をしておく必要があります。
次に分娩が無事に行われるためには、大量の女性ホルモンが分泌されることが必要です。
SLEの患者さんには女性ホルモンが出過ぎることはよくないのですので、妊娠を契機にSLEが発症することもあります。
また妊娠を継続しているうちにSLEが再燃してくることもあります。
さらに分娩が終わってからSLEが悪くなるという場合もあるのです。
またSLEの治療のために服用している薬剤も、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もなきにしもあらずのこともあります。
SLEにより妊娠が許可できない場合は、まだSLEの治療が十分でなく、いわゆる寛解の状態に入っていない場合、あるいはまだステロイド剤の服用が多く、維持量に達していない場合、心臓や腎臓にSLEによる病変がある場合などです。
この場合は、妊娠することによってSLEが再燃する可能性が高いのです。
しかしいつでも、SLEの患者さんが妊娠を許可されないわけではありません。
たとえば、SLEと診断されていても、完全にSLEが治療によりコントロールされており、しかもステロイド剤による維持量が少ない場合、しかもお子さんがなく、どうしても妊娠を希望する場合などは、主治医による十分な監視下で妊娠を許可することもあります。
長くてすみません〓
すずと申します〓
あたしゎ高3の夏に膠原病,全身性エリテマトーデス(SLE)を発症しました〓
今日から今までのことや,
体調のこと,
普段の何気無いことを
書いていきたいと思います*゜
何か少しでも残せたらなぁと思い
始めてみました(*^^*)
よろしくお願いします〓
参考までにどうぞ★+゜
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus : SLE)とは?
エリテマトーデスとは、ループス・エリテマトーデスといいます。
エリテマトーデスは紅い斑点の意味です。
皮膚の病変が狼に噛まれたときの痕に似ていたことから、このような病名を付けました。
エリテマトーデスは大きく別けて二つの種類があります。
一つは皮膚だけに限って病変に見られる円板状エリテマトーデスと、もう一つは、皮膚だけではなく内臓の病変も来たす
(時には皮膚の病変が無く、内臓の病変だけの時もあります)全身性エリテマトーデスです。
以下全身性エリテマトーデス(以下SLEと略す)の症状を中心に述べます。
SLEは皮膚の病変だけではなく内臓の病変を持つことを特徴としています。
良く侵される臓器は、皮膚・関節・腎臓・脳・血液・心臓・肺・などですが、これらが全て同時に必ず侵されるわけではありません。
一つだけのこともありますし、二つ以上侵されることもあります。
また、時期を異にして種々の程度の違った内蔵の病変が見られることもあります。
SLEの内臓病変といいましても非常に軽いものから重いものまで色々あって、どのくらい重い症状であるかは
どのような内臓はどの程度に侵され傷害を受けているかによります。
この点は患者さんによって異なります。
SLEは、女性の方に多く好発します。 約90%が女性です。
どうして女性に多く発病するのかは、まだ良く分かっておりませんが原因の一つにホルモンが関係しているかもしれません。
この病気が10歳代後半から30歳代の女性に見られるということは、とりもなおさず女性ホルモンの活発に
出ている時期に多いということです。
SLEは、決定的な原因がまだわかっていません。
SLEの原因には、免疫異常、遺伝、ホルモン、環境要因が複雑に関与しているとのことです。
厚生省で定める特定疾患として指定されている病気であります。
■臨床症状
*全身症状
疲れやすい・だるい・活力がない・体重が減る・熱が出る・・など
全身症状は必ずみられるわけではありませんが、疲れやすさは約75%に、体重の減少は約67%と高い頻度です。
発熱は約80%にみられ、突然、高い熱が出ることもありますし、微熱が続くこともあります。
風邪や感染症と思って抗生物質を服用してもなかなか熱は下がりません。
これらの症状は、病気の始まりや、病気が活動期にある時によくみられます。
*皮膚症状
頬と鼻にみられる紅斑は、蝶形紅斑ともいわれSLEでよくみられます。
同じような紅斑は、前胸部、手指、手のひら、耳介部、頭、口唇などおもに日光にあたりやすいところにできるのですが、
時に足の指や足のうら、背中、腕、下肢などにもみられます。
これらの紅斑は、とくに日光過敏症の人に多くみられます。
頭髪がぬけてうすくなる、出血斑がでる、皮膚に潰瘍ができる、口の中に口内炎が出やすい、などもSLEに関係していることがあります。
またレイノー現象(冷たい水の中にさらされると皮膚が白くなったり紫になったりする)がみられ、寒さにさらされたり、緊張すると手指や
足の指が白くなったり、紫色になったりすることがあります。
*関節症状
手指、足の指、肘、膝、肩、顎などの関節の痛みやこわばりがみられます。
一つの関節だけのこともありますし、多くの関節が移動性に痛むこともあります。
SLEの患者さんには、時に、無菌性骨壊死という合併症を伴うことがあります。
頻度としては10%ですが、よく侵されるところは股関節で、強い痛みを伴います。
*心臓、肺の症状
SLEでみられる心・肺の障害は、胸や心臓の膜に水がたまることです(胸膜炎・心外膜炎)。
これらの障害がありますと、胸が痛んだり、息切れ、動悸、むくみなどの症状が出ることが多く、時には呼吸困難になることがあります。
また、肺に炎症をおこすことがあり(間質性肺炎)、この場合にも、息が苦しくなったり、胸の痛みやせきが出る、熱が出る、などの症状がみられます。
稀ですが、肺出血、肺梗塞、肺高血圧症などの思い症状をみることがあります。
*腎臓の症状
腎臓はSLEの内臓障害のなかでも最もよく侵される臓器で、最も重要な障害です。
SLEの患者さんの半数以上は、軽い人から重い人までいろいろな腎障害を伴ってきます。
治療しないで腎臓の障害がひどくなってきますと、身体のなかの不必要な生化学的物質のバランスがくずれることにもなります。
そのため、腎臓の障害の程度を正確に把握するのに尿や血液の検査が必要です。
尿検査で、蛋白尿、赤血球尿、円柱尿などがみられれば、腎臓の障害のあることがわかります。
この病気で最も注意しなければならないのは、ネフローゼ症候群でむくみや身体に水がたまったり、腎臓の機能障害で、むくみや高血圧、
尿毒症などが認められるまで時間がかかり、その間、腎臓の障害による症状が出にくいということです。
尿に初めて異常所見が見つかる時期では、むくみや高血圧などの症状をみることは少ないのですが、早期に治療を開始する必要があるのです。
このことが、ネフローゼ症候群の進行や尿毒症を防止することにもつながります。
そのため、尿と腎臓の障害がない場合でも、定期的に行う必要があります。
SLEでは、これらの尿異常所見を約80%に認めます。
最初は、蛋白尿が出てもごく少量で、赤血球尿や円柱尿だけのこともあります。
進行しますと、蛋白尿も次第に増えてきます。
蛋白尿が多量に出るようになりますと、ネフローゼ症候群と呼ばれる状態になり、血液のなかの必要な蛋白質が尿へでてしまいます。
そのために、血液の蛋白質が減って、栄養状態も悪く、むくみが出たり、心臓、胸、お腹に水もたまるようになります。
*精神、神経症状
てんかんによく似たけいれんや意識がなくなる発作がみられることがあります。
また、うつ状態や興奮状態、不眠、不安感、神経症、錯乱、情緒不安定をみることもあります。
その他、まひやしびれ感、髄膜炎、視力障害、偏頭痛などをみることもあります。
これらの症状は、腎臓の障害に次いで重要な症状です。
*胃腸症状
食欲不振、腹痛や吐き気、嘔吐、下痢、便秘などがSLEによって起こることがあります。
稀に、お腹に水がたまることがあります。
これは、心臓に水がたまったり、尿に蛋白がたくさん出ていたり、肝臓の障害がみられたりすることと関係していることが多いのです。
リンパ節、膵臓、肝臓の症状
SLEでは、顎部、わきの下、大腿骨のところのリンパ節がはれてくることがあります。
左わき腹のなかに膵臓というリンパ組織がありますが、これも腫れて、お腹から触れることがあります。
時に、SLEによって起こる肝炎(ルポイド肝炎)がみられます。
*月経障害
SLEのために月経が不順になることがあります。
場合によっては、数ヶ月間にわたり月経がまったくないということもあり、多くはSLEの活動期と関係しています。
SLEがよくなってきますと、多くの場合正常にもどります。
時に薬の影響やホルモンの異常で月経が不順になることもあります。
*血液の異常
SLEでは、貧血、溶血性貧血、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少がよくみられます。
SLEで特徴的なのは、抗核抗体とDNA抗体という自己抗体が高頻度に出現することです。
また、血清の補体価が低下することが多いです。
■SLEと妊娠の関係
妊娠と出産は女性にとって、人生の中でもっとも大切なできごとの一つでしょう。
もちろん、これだけがすべてではないこというまでもありませんが、女性と男性の決定的な違いは妊娠能力の有無です。
女性がSLEになりやすい時期は、ちょうど妊娠能力を獲得したときなのです。
SLEと妊娠との関係は二つに分けて考えるべきであろうと思います。
一つはSLEが妊娠、分娩に与える影響です。
もう一つは、逆に妊娠、分娩がSLEの臨床経過に与える影響です。
まずSLEが妊娠と分娩に与える影響から先に述べることにしましょう。
SLEの患者さんの妊娠能力は、SLEが寛解(よくなっている状態)のときに限って、健康人と比較して決して劣ってはいません。
しかし妊娠を無事に継続させて分娩まで行く点になると、話は異なります。
SLEの患者さんの方が、流産あるいは早産の比率が高いのは残念ながら事実です。
まず何よりも、SLE自体が完全に治療によってコントロールされている必要があります。
これに関連して言えることがもう一つあります。
それは母親が血清中に坑SS-A坑体をもっている場合のことです。
この坑SS-A抗体というのは、自分のからだの構成成分に対する抗体、すなわち自己抗体の一つです。
この抗体はSLEの患者さんに出現することが多いのですが、この抗体をもっている母親から生まれてくる赤ちゃんには心臓の病気が出る可能性があります。
この抗体が赤ちゃんの心臓に悪さをするのです。
また、坑リン脂質抗体症候群をもっていますと、この影響で血液が凝固しやすくなり、自然流産・習慣性流産になりやすい傾向があります。この場合には、予防的に薬が投与されたり、最近では血漿交換法が開発され、用いられるようになりました。ですから、SLEの患者さんが妊娠を希望する場合は、このような点についてもあらかじめ検査をしておく必要があります。
次に分娩が無事に行われるためには、大量の女性ホルモンが分泌されることが必要です。
SLEの患者さんには女性ホルモンが出過ぎることはよくないのですので、妊娠を契機にSLEが発症することもあります。
また妊娠を継続しているうちにSLEが再燃してくることもあります。
さらに分娩が終わってからSLEが悪くなるという場合もあるのです。
またSLEの治療のために服用している薬剤も、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もなきにしもあらずのこともあります。
SLEにより妊娠が許可できない場合は、まだSLEの治療が十分でなく、いわゆる寛解の状態に入っていない場合、あるいはまだステロイド剤の服用が多く、維持量に達していない場合、心臓や腎臓にSLEによる病変がある場合などです。
この場合は、妊娠することによってSLEが再燃する可能性が高いのです。
しかしいつでも、SLEの患者さんが妊娠を許可されないわけではありません。
たとえば、SLEと診断されていても、完全にSLEが治療によりコントロールされており、しかもステロイド剤による維持量が少ない場合、しかもお子さんがなく、どうしても妊娠を希望する場合などは、主治医による十分な監視下で妊娠を許可することもあります。
長くてすみません〓
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