顔の産毛は、全体的に細くやわらかいため、目立たず、気にならない場合は無理に処理する必要はありません。
しかし、口周り、鼻下や眉周り、こめかみから頬骨のあたりは、顔の産毛の中でも濃さや量があり、知らないうちに暗くくすみがちです。
鼻下や口周りの産毛が、フサフサに生えてていたとしたら、いくら産毛でもショックですよね。
どうしても必要になってくる顔の産毛処理。今回は、正しい処理方法をご紹介します。
顔の産毛処理はメリットたくさん!
顔の産毛処理は、実はメリットがたくさんあります。
金髪の欧米人と違い、日本人の産毛は黒いため、量や長さがあることで、顔色が暗くくすんで見えてしまう原因になります。
そのため、顔の産毛を処理するだけで、肌色がワントーン明るくなります。また、毛がなくなることでファンデーションののびやノリも良くなります。
さらに、産毛処理はニキビ予防にもなります。ムダ毛を処理することで、雑菌の繁殖を防ぎ、同時に余分な角質も除去できます。
「剃ると濃くなる」って本当?
ムダ毛処理で心配なのは、「剃る処理をすると濃くなる」という話です。
これは実際には、「濃く見えている」状態です。剃ることで、毛の先端ではなく、切断面が毛穴から見えるようになるからです。
剃ったからと言って、毛自体が濃くなったり、太くなるということではありません。
アフターケアが最重要!
ただし、間違った剃り方で、肌を傷つけ続けると、濃くなる可能性は否定できません。
なぜなら、毛は本来肌を守るために生えているものだからです。
ダメージが続くことで、黒い毛の成分であるメラニンの過剰分泌や、肌の乾燥によって毛穴が開いて、将来的に毛が濃くなる場合もあります。
正しい処理方法と、肌を保湿するアフターケアで、ダメージを最小限にすることが大切です。
顔の産毛の処理方法
ムダ毛処理は、毛抜きやカミソリを使うことが一般的ですが、顔は肌が薄く傷つきやすいため、注意が必要です。
また、産毛はやわらかいため、剃り残しをしがちになります。顔の産毛に適した、正しい処理方法が必要です。
産毛処理をアイテム別に比較
顔の産毛処理に適した方法を、「コスト」「手軽さ」「肌にやさしい」の3つの点から、アイテム別に比較してみました。
毛抜き
毛抜きは、100円ショップのものから3,000円前後の高級品まで、特徴もさまざまです。
1,000円以上のものを使うと、ほとんど力を入れずに、スッと抜くことが出来ます。
手軽さでは、眉など一部分だけならまだしも、顔全体のお手入れとなると大変です。
そのため、産毛をパックで剥がし取る方法もありますが、毛を無理に引き抜く行為自体が、肌や毛穴に目に見えない傷を作ります。
毛穴で炎症が起きると、ニキビや埋没毛を引き起こし、余計にムダ毛が目立つようになってしまいます。
同時に、肌表面の必要な角質も必要以上に剥がしてしまうので、肌が薄く弱くなっていきます。
顔の産毛処理には、肌へのダメージが大きいため、抜くのはやめましょう。
カミソリ
カミソリで処理をする場合は、L字型のものを使いましょう。体に使うT字型カミソリは、余計な力が加わりやすく、肌を傷つけやすくなります。
カミソリは産毛だけでなく、肌に必要な角質も剃り落しているため、肌の保護やアフターケアは確実に行いましょう。
カミソリは数百円で購入できるため、気軽に始められますが、正しい知識をもって肌ケアをする必要があります。
電動シェーバー
顔の産毛処理には電動シェーバーがおすすめです。
特に、パナソニックのフェリエES-WF50シリーズは、刃先が丸い、2枚の刃が交互に動いて、トリマーのように産毛をカットする仕組みです。
パナソニック公式サイトで、税込み4,093円で購入できます。
肌を削らないので、専用のシェービングクリームも必要ありません。
肌の凸凹に合わせて、ヘッドがスウィングするタイプなので、しっかりと肌に沿わせて、産毛を根元から処理できます。
また、メイクの上からでも産毛処理が出来ます。
シンプルでおしゃれなデザインなので、化粧ポーチに入れて、外出先の化粧直しなど、気付いた時にサッと処理できますね。
| 電動シェーバー | カミソリ | 毛抜き | |
|---|---|---|---|
| コスト | △ | ○ | △ |
| 手軽さ | ◎ | ○ | △ |
| 肌にやさしい | ◎ | △ | × |
基本の剃り方
電動シェーバーで剃る場合は、産毛の流れに逆らって剃っていきます。または、シェーバーの説明書に従って、正しく使用して下さい。
カミソリを使う場合は、肌を清潔にして、ホットタオルなどで肌と毛をやわらかくします。
そのあとに、保護用の保湿クリームをたっぷり塗って、毛流れに沿ってカミソリを動かします。
額、鼻下、顎は上から下へ動かして、両頬は顔の中心から外側に向かって剃っていきます。
顔の肌は薄くデリケートなため、何度も同じ個所を剃らないように気を付けてください。
剃り終わったら、冷たい水で濡らしたコットンやタオルで冷却とふき取りをして、いつも通りのスキンケアを保湿重視で行います。
準備の保湿とアフターケアの冷却と保湿をしっかり行えば、カミソリのダメージを最小限にできます。
剃るメリット・デメリット
メリット
顔の産毛処理の中で、もっとも手軽で手早い方法です。電動シェーバーを使えば、誰でも簡単に安全に、キレイに処理出来ます。
デメリット
刃物を使うお手入れなので、電動シェーバーでも肌に対して、縦にあてたり、無理な力を加えるなど、肌を傷つける可能性はゼロではありません。
頻度も1週間に1回程度でとどめないと、肌に負担になります。
また、毛を剃ってもまた生えてくるので、あくまで一時的な処理です。
しっかりと産毛をなくしたい人は、これから紹介する家庭用脱毛器による脱毛がおすすめです。
濃い産毛には脱毛がおすすめ
産毛でも、鼻下や顎は、毛が濃いとヒゲのように見えてしまいますし、肌ダメージも目立ちやすいため、脱毛したほうが良いでしょう。
ムダ毛が生える限り、ずっと剃り続ける肌ダメージを考えると、脱毛して処理する必要をなくしたほうが肌にやさしいと言えます。
脱毛方法を比較
脱毛には、光脱毛とレーザー脱毛があります。
レーザー脱毛は、医療機関で医師のみが扱える脱毛方法です。
毛には周期があり、そのうちの成長期の毛に合わせて、レーザーで毛根にダメージを与えます。
それを繰り返すことで、レーザーによって、毛根の細胞が破壊され、毛が生えてこなくなります。
光脱毛も仕組みはレーザーとほぼ同じで、細胞を破壊するのではなく、小さなダメージを繰り返し与えて、最小限まで細胞を弱らせて、毛をなくします。
光脱毛は、エステサロンごとに種類や機械に違いはありますが、仕組みと効果には大きな差はありません。
自宅で脱毛が出来る、家庭用脱毛器も、エステサロンと遜色ない効果が得られます。
「コスト」「手軽さ」「脱毛効果」の3つのポイントから、医療レーザー脱毛、エステサロン脱毛、家庭用脱毛器の3つを比較します。
医療レーザー脱毛
医療機関でのみ扱われる脱毛方法ですが、保険が適用されないため、費用は高くなります。
全国的に比較的安い医療脱毛でも、1回12,000~22,000円前後となります。
産毛は脱毛効果を実感するまで、10回ほど必要となります。効果がでるまで、10万円以上必要だということです。
また、レーザーは高い威力のある施術行為のため、痛みや火傷が心配です。
定期的に通える範囲内で、信頼できる医療機関を探す必要があります。
ただ、医療脱毛は永久脱毛になるので、脱毛が完了したら、もうムダ毛処理の手間も費用もかかりません。
エステサロン脱毛
エステサロンの脱毛は、光脱毛となります。
経験を積んだエステティシャンの手で、フェイシャルエステにも使われる光を、繰り返し照射して脱毛します。
エステサロンで顔の脱毛が出来るようになったのは最近で、サロンによっては、口周りや鼻下のみとなる場合もあるので、サロンで確認が必要です。
レーザーより威力は弱くなるため、脱毛効果があらわれるまで、顔の場合18回以上かかります。
コストの面では、全身脱毛専門のエステサロンでは、顔の脱毛も、全身脱毛の料金に含まれていることが多いので、脱毛希望箇所が多い人にはお得です。
また、肌にやさしいハイパースキン脱毛を取り扱っているディオーネでは、全顔お試しで税込み3,240円でできます。
敏感肌やアトピーのある方も安心して脱毛出来て、なおかつ美肌になれる脱毛なので、お試しがあるのは嬉しいですよね。
フラッシュ式家庭用脱毛器
家庭用脱毛器にも種類があり、サーミコン式、レーザー式、フラッシュ式があります。
顔の産毛処理のおすすめは、フラッシュ式家庭用脱毛器のケノンです。
脱毛方法の中では、もっともコストが低く、自宅でできる手軽さは大きなポイントです。
2015年11月27日の時点で本体は税込みで70,800円。
カートリッジ式で、カートリッジを交換すれば半永久的に脱毛が出来ます。
初回購入でカートリッジも付属でついてきて、1つの照射回数が最大20,000発あるので、かなりコストパフォーマンスが高い脱毛器です。
脱毛効果に関しても、エステサロンで取り扱う光脱毛の効果を家庭用に変換して、10段階にレベル調節することで、効果的に安全に使えるものとなっています。
顔の産毛処理に使う場合は、一番低いレベルで、定期的にお手入れすることがベストです。
照射回数が、家庭用脱毛器の中では最大数のケノンは、家庭で全身脱毛も完了できます。
エステサロンに通う必要なく、自分のスケジュールに合わせて、定期的なお手入れを続けてツルツル肌が叶えられます。
| フラッシュ式家庭用脱毛器 | エステサロン脱毛 | 医療脱毛 | |
|---|---|---|---|
| コスト | ◎ | ○ | △ |
| 手軽さ | ○ | ○ | △ |
| 脱毛効果 | ○ | ○ | ◎ |
脱毛は自分にとってのベストを見つける
家庭用脱毛器のケノンは、脱毛方法の中で初期費用がもっとも低いなか、自宅で顔の脱毛も安全にできて効果もある点で、評価は高くなります。
しかし、顔の産毛処理自体手間がかかるものなので、評価ポイントの基準は自分のライフスタイルに合わせて見直してみましょう。
脱毛効果重視
とにかく産毛をなくしたい、または、出来る限り短期間で産毛処理の手間を省きたいという方は、医療レーザー脱毛の効果が満足できると言えます。
予算に余裕がある人は、前向きに検討してみましょう。また、医療機関でも、1回お試し料金などがあるので、まずは体験を利用するのも手ですね。
プロの手で行う安心
専門家による脱毛を求める人は、医療脱毛か、エステサロンの脱毛をみて、自分にとって通いやすい方を選びましょう。
医療機関での脱毛は、肌トラブルがあった場合、すぐに診察を受けられる安心感があります。
またエステサロンの脱毛は美肌のプロである、エステティシャンの施術が受けられることで、満足感があります。
自宅ケアの手軽さと手間
家庭用脱毛器の最大の利点が、「自宅でできること」ですが、それを手間に感じてしまう人には不向きです。
飽きずに、脱毛スケジュールを管理して落ち着いてお手入れしていけるかどうかを、購入の前に考えておきましょう。
どの方法でも共通するのは、定期的に継続したお手入れが必要だということです。
自分の性格や生活圏に脱毛できる施設があるか、などの条件と照らし合わせて、なにがベストか考えて決めましょう。
顔の産毛ケアはエチケット
顔の産毛は、よく見なければ見えない気もしますが、実は一番見られているムダ毛なのです。
顔は毎日見るので、男性のヒゲの剃り残しと同様、本人が気付かない死角こそ目立ってしまいます。
女性の場合、どんなに美しい顔立ちの人でも、鼻下や顎の産毛処理が行き届いていないと、ヒゲのように見えてしまいます。
相手に与える印象は決して良いものではありません。実は顔の産毛処理は、エチケットのうちとも言えます。
今まで、必要ないかなと思っていた方も、まずは鏡で見える範囲からお手入れしてみましょう。