2009年 03月 18日
Q&A 乳児湿疹 2 |
【質問】
3ヶ月のお子様の乳児湿疹に悩むお母様から、主に以下の2点についてご質問いただきました。
1:先生(GP)が処方してくれたEgocort cream1%を使用したら、湿疹が劇的に良くなりましたが、強いステロイドなのでしょうか?
2:先生(GP)が、2分の入浴でバスオイルも必要ない、と言っていましたが、実際ただのぬるいお湯と、バスオイルを入れたお湯とどちらが肌にやさしいのでしょうか?
【質問 全文】
最初は顔に乳児湿疹ができ、清潔+保湿を心がけていると治って、またできて・・・を何度も繰り返していました。二か月を過ぎたあたりから、湿疹がしょっちゅう出るようになり、二ヵ月半あたりから体、腕、足にも出るようになってきました。
体は胸と背中にかわいた湿疹、腕と脚は、関節などの柔らかいところではなく
すねなどにできて、とくにすねとふくらはぎにできた湿疹はひどく、いくら保湿を繰り返しても改善せず、この間は滲出液が出てきてしまい、とても心配していました。
3日前くらいに顔のほほも悪化し、肌がひび割れて滲出液が出始めてとても痛そう&かゆそうで、首にも湿疹はあまりないのですがいやなにおいのする液が出始めて
しまったので、火曜日にGPへ行き、Egocort cream1%、50gを処方してもらいました。
GPのアドバイスとしては、乳児湿疹の記事で書かれていたようにお風呂はぬるめで短く、(二分程度といわれました)QVクリームかソルベリンクリームでとにかく乾燥させないこと、とのことでした。
QVのシリーズはローション、バスオイル、Intensive body moisturiserの3つを使ってずっとケアしてきましたので続けようと思います。
後、洗濯洗剤を今までのBio zetではなく、肌にやさしいものに変えてみました。そのおかげなのか、おなかや背中、腕など、症状がドライであまりひどくなさそうなところにはEgocort creamは使ってないのですがすでに少し症状が和らいだような気がします。
顔と首、すねのじゅくじゅくしてる部分にだけ薄くEgocort creamを塗って昨日は寝かせたところ、ほほはつるつるに近い状態、すねは今まで恐竜の肌のようにがちがちになっていたが柔らかく、湿疹も減っていて驚きました。
ただ、こんなに劇的によくなるということは、それだけ強いステロイドなのかも・・・と思うとちょっと怖くなりました。GPのドクターはとてもマイルドなステロイドだ、と言っていましたが・・・。
このまま悪いところ、とくにすねの部分にだけ湿疹がなくなるまでステロイドを使ってみて、後はやめて保湿に専念しようと思いますが、このクリームは強いものなのでしょうか?たった三カ月の赤ちゃんに使っているのでとても心配です。
あと、GPのドクターは、2分の入浴でバスオイルも必要ない、と言っていましたが、実際ただのぬるいお湯と、バスオイルを入れたお湯とどちらが肌にやさしいのでしょうか?
長くなってしまいましたが、お時間のあるときにアドバイスいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
【回答】
まず2点の質問について、回答させていただきますね。
1.
Egocort cream 1%は、Hydrocortisoneというステロイドの1種になりますが、その中でも一番弱い薬です。先生のおっしゃる通り、一番弱い区分に分類されるステロイドのひとつですので、安心して、先生のご指示に従って使用してください。
ちなみに、以前に書きました乳児湿疹の記事中にありましたSigmacort 1%と成分が同じものです。
この度処方されたEgocort cream 1% 50gは、先生からの処方箋がないと購入できませんが、同じ成分で30g入のチューブは、薬剤師が処方できる薬で薬局で購入することができます。お子様が2歳未満の場合、まず先生に診ていただく方がいいとは思いますが、緊急の時、同じ症状で少し家で様子をみたいときなど、Egocort cream 1%を使用したことがある旨を伝えて、薬剤師に相談してみるといいでしょう。
湿疹の程度にもよるのですが、もし湿疹がそれほどひどくないけれども使い続ける必要があるようでしたら、2週間使用した後、ステロイドによる副作用がないように、2週間くらい薬を使用しない期間を設けて、様子をみていくといいと思います。弱いステロイドですので、実際にはもっと長い期間使えるのですが、いただいたご質問から読み取れる症状、赤ちゃんへの使用ということ、顔ということを考えての目安の期間として書かせていただきました。
2.
湿疹のある乳児の入浴には、バスオイルがある方がいいのか、ない方がいいのか、正直なところ、どちらがいいとははっきり言えないです。
ご相談いただいたケースでは、入浴後に、クリーム等を塗って保湿を行っているので、バスオイルによる保湿効果は、必要ないに等しいということで、先生も必要ないとおっしゃったのだと思います。
また、バスオイルだけではなく、保湿クリームもそうなのですが、QV Cream など、どんなに乾燥肌にいいというクリーム、オイルでも、防腐剤が入っていたりしますので、それで荒れる原因になるという可能性もあるので、必要ないのなら使わない方がいいというのもひとつの意見です。
しかし、お湯にオイル、重曹など入れると、肌に対するピリピリ加減、変な言い方とすると、お湯の柔らかさというのでしょうか、それが違ってきます。真冬に乾燥した肌で少し熱めのお風呂に入ると、肌がピリピリするような感じになるのですが、それがバスオイルを入れると、そのピリピリする感じが和らぎます。同じように乳児湿疹で乾燥した肌では、お湯のピリピリ感を余計に感じやすいのではないかと思えば、バスオイルを入れるのも全く必要のないことではない、ひとつ有効な方法なのではないかと私は思っています。
今回、バスオイルは必要ないと言われたとのことですが、以前乳児湿疹をご相談いただきました方の先生はお薦めしていましたので、先生のご意見にもよってくるのだと思います。
もしどうしようかと悩んでいらっしゃるようでしたら、手持ちの分を使い、なくなったら、バスオイルなしで様子を見てみるというのもひとつの案ですし、手持ちの分は、またひどくなってしまったときのために取っておくというのも手だと思いますよ。
他、気づいた点など、コメントさせていただきますね。
<QV Intensive body moisturise & QV Lotion>
お使いのQVのシリーズのIntensive body moisturiseは、特に乾燥した肌にはおすすめですので、これからも使っていってくださいね。
このQV Intensive body Moisturiserには、水分が含まれていないので、他クリーム等と比較して塗りにくいかもしれませんが、その分、肌への刺激も少なく、防腐剤も入っていないので、安心して乳児湿疹に使えます。
反対にQV ローションは、QV Cream よりも水分が多く、塗りやすいとは思いますが、保湿効果も、CreamやIntensive body moisturiseより劣りますので、症状が軽減してきたときにはいいですが、ひどくなってきたときには、Intensive body moisturiseを使って、保湿してあげてください。
<いやなにおいのする液がでてきた湿疹について>
首の周囲で、いやなにおいがする液が出てきてしまったとのことですが、今度そのような時がありましたら、先生に行く前に、薬局で相談してみるのもいいかもしれません。症状をきちんと確認していないのにコメントするのが危険なのですが、もしかしたら真菌感染を併発した可能性があり、今回処方されたステロイド剤に、真菌を殺す薬が配合されたものがありますので、薬剤師に相談してみるとアドバイスをいただるかもしれません。
<洗濯洗剤他、生活の身の回り>
洗濯用洗剤を、刺激の少ないものにして、それだけで少し症状が和らいだような気がしまするとのこと、本当によかったですね。
私が実際に試したことがないのでそれくらい満足いく洗い具合になるかわからないのですが、赤ちゃんのものだけ、洗剤を全く使わず、重曹(Bi-carb soda, Baking soda)で洗って、洗うというのもひとつの手ですよ。重曹(Bi-carb soda, Baking soda)は、どこのスーパーでも、クッキングのコーナーに置いてあります。関係のないことですが、洗濯だけでなく、上記に書いた通り入浴剤代わり、タイル床掃除、鍋を焦がしてしまった時などなど使い道の多いものですので、ひとつ手元に置いておくと活躍しますよ。
また以前も書いた内容と同じになってしまうのですが、服など肌に当たるものは、綿製のものして、化学繊維の入っていない、やわらかく、体を締め付けないようなものにしてください。ウールは悪化させることがありますので、避けてください。
【コメントの質問】
1.顔はずいぶん良くなってクリームを使わない日を設けてもさほどひどくはなっていないのですが、すねは一番ひどく、よくなったかな…肌が柔らかくなってきたな…と思うとまた赤くなってぶつぶつがひどくなって…の繰り返しです。
腕もすねほどではありませんが日によって出たりでなかったり…
アトピーなのではないかととても心配です。
2.赤ちゃんに続けて使った場合のステロイドの副作用というのは例えばどのようなものなのでしょうか?
【コメントの回答】
1.
<ステロイド剤使用によるリバウンドと対策>
良くなったと思ったら、やめるとひどくなるというのは、困ったところですね。ステロイド剤を使用した際、よく聞かれる状態で、いつでも悩むポイントです。
ステロイド剤は、よくなってすぐに辞めてしまうよりも、少し使い続けた方が再発が少ないとも言われており、また急にやめてしまうとリバウンドするということもあります。今回の場合、1,2週間までいかなくても、塗ってよくなり、皮膚がつまんで柔らかくなっているのでしたら(赤ちゃんの場合元々柔らかいので判断が難しいかもしれませんが)、それを続けた方がいいというよりは、それから次のステップに移った方がいいと思います。すねの部分がよくなっていないようでしたら、その部分はそのまま少し使い続けていって、様子をみていってください。
今回、弱いステロイド剤ですし、リバウンドということではないと思いますが、以下のようなステップを踏んで、だんだん薬の量を減らして見て様子を見てみたらどうかと思います。
今回、弱いステロイド剤の短期間使用ためリバウンドということは考えにくいのですが、塗らなくなるとまた症状が戻ってしまうとのことでしたので、一定の期間1日1回で塗った後は、2日に1回にして減らしていくというように塗る間隔を変更するか、もう少し弱いステロイド剤に変えてまた少し様子をみて、段々薬がいらなくなるように調節していってみてください。
先生に処方された薬より弱いものというのは、Dermaid 0.5% で、同じ成分で半分の濃度になったものです。薬局で購入できますので、間隔を空けていくだけでうまく調節できず、ぶり返してしまうようでしたら、使ってみてください。
すねの湿疹は前回のお話でうかがうところから想像すると、本当に乾燥しているようですね。QV Intensive body moisturiseを使っていらっしゃるのにと考えると、私も悩むところです。効く方法かどうかは分かりませんが、本当にシンプルなOintment、Vaselineを試してみるのはいかがでしょう?他のクリーム、軟膏よりシンプルで、不純物が少ないので、日本でもよく使われていますし、価格も高くない(4ドル以下)ので、一度試してみてもいいかもしれません。
入浴をさせた後、濡れたままの上から薄く塗っていきます。皮膚に膜を作って、水分を逃がさないようにしてくれます。特にすねの乾燥が強い部分で試してみてください。
2.
<ステロイドの副作用について>
ステロイドの副作用としては、長期で使用していると、感染症の誘発、また元々ステロイドは身体の中で作られる炎症を抑える働きのある物質なのですが、ステロイドを使用し続けると、身体の中で生産するのをやめ、自分の身体の中で作られなくなってしまうという本末転倒の副作用があります。そのため、薬をつけない期間を設ける必要があります。
症状と薬のバランス、コントロールが難しいところです。
このような副作用のため、ステロイド剤を嫌うという方がいらっしゃいますが、実際の治療の中では、欠かせない薬のひとつです。お医者様のアドバイスに従って、使っていってください。
3ヶ月のお子様の乳児湿疹に悩むお母様から、主に以下の2点についてご質問いただきました。
1:先生(GP)が処方してくれたEgocort cream1%を使用したら、湿疹が劇的に良くなりましたが、強いステロイドなのでしょうか?
2:先生(GP)が、2分の入浴でバスオイルも必要ない、と言っていましたが、実際ただのぬるいお湯と、バスオイルを入れたお湯とどちらが肌にやさしいのでしょうか?
【質問 全文】
最初は顔に乳児湿疹ができ、清潔+保湿を心がけていると治って、またできて・・・を何度も繰り返していました。二か月を過ぎたあたりから、湿疹がしょっちゅう出るようになり、二ヵ月半あたりから体、腕、足にも出るようになってきました。
体は胸と背中にかわいた湿疹、腕と脚は、関節などの柔らかいところではなく
すねなどにできて、とくにすねとふくらはぎにできた湿疹はひどく、いくら保湿を繰り返しても改善せず、この間は滲出液が出てきてしまい、とても心配していました。
3日前くらいに顔のほほも悪化し、肌がひび割れて滲出液が出始めてとても痛そう&かゆそうで、首にも湿疹はあまりないのですがいやなにおいのする液が出始めて
しまったので、火曜日にGPへ行き、Egocort cream1%、50gを処方してもらいました。
GPのアドバイスとしては、乳児湿疹の記事で書かれていたようにお風呂はぬるめで短く、(二分程度といわれました)QVクリームかソルベリンクリームでとにかく乾燥させないこと、とのことでした。
QVのシリーズはローション、バスオイル、Intensive body moisturiserの3つを使ってずっとケアしてきましたので続けようと思います。
後、洗濯洗剤を今までのBio zetではなく、肌にやさしいものに変えてみました。そのおかげなのか、おなかや背中、腕など、症状がドライであまりひどくなさそうなところにはEgocort creamは使ってないのですがすでに少し症状が和らいだような気がします。
顔と首、すねのじゅくじゅくしてる部分にだけ薄くEgocort creamを塗って昨日は寝かせたところ、ほほはつるつるに近い状態、すねは今まで恐竜の肌のようにがちがちになっていたが柔らかく、湿疹も減っていて驚きました。
ただ、こんなに劇的によくなるということは、それだけ強いステロイドなのかも・・・と思うとちょっと怖くなりました。GPのドクターはとてもマイルドなステロイドだ、と言っていましたが・・・。
このまま悪いところ、とくにすねの部分にだけ湿疹がなくなるまでステロイドを使ってみて、後はやめて保湿に専念しようと思いますが、このクリームは強いものなのでしょうか?たった三カ月の赤ちゃんに使っているのでとても心配です。
あと、GPのドクターは、2分の入浴でバスオイルも必要ない、と言っていましたが、実際ただのぬるいお湯と、バスオイルを入れたお湯とどちらが肌にやさしいのでしょうか?
長くなってしまいましたが、お時間のあるときにアドバイスいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
【回答】
まず2点の質問について、回答させていただきますね。
1.
Egocort cream 1%は、Hydrocortisoneというステロイドの1種になりますが、その中でも一番弱い薬です。先生のおっしゃる通り、一番弱い区分に分類されるステロイドのひとつですので、安心して、先生のご指示に従って使用してください。
ちなみに、以前に書きました乳児湿疹の記事中にありましたSigmacort 1%と成分が同じものです。
この度処方されたEgocort cream 1% 50gは、先生からの処方箋がないと購入できませんが、同じ成分で30g入のチューブは、薬剤師が処方できる薬で薬局で購入することができます。お子様が2歳未満の場合、まず先生に診ていただく方がいいとは思いますが、緊急の時、同じ症状で少し家で様子をみたいときなど、Egocort cream 1%を使用したことがある旨を伝えて、薬剤師に相談してみるといいでしょう。
湿疹の程度にもよるのですが、もし湿疹がそれほどひどくないけれども使い続ける必要があるようでしたら、2週間使用した後、ステロイドによる副作用がないように、2週間くらい薬を使用しない期間を設けて、様子をみていくといいと思います。弱いステロイドですので、実際にはもっと長い期間使えるのですが、いただいたご質問から読み取れる症状、赤ちゃんへの使用ということ、顔ということを考えての目安の期間として書かせていただきました。
2.
湿疹のある乳児の入浴には、バスオイルがある方がいいのか、ない方がいいのか、正直なところ、どちらがいいとははっきり言えないです。
ご相談いただいたケースでは、入浴後に、クリーム等を塗って保湿を行っているので、バスオイルによる保湿効果は、必要ないに等しいということで、先生も必要ないとおっしゃったのだと思います。
また、バスオイルだけではなく、保湿クリームもそうなのですが、QV Cream など、どんなに乾燥肌にいいというクリーム、オイルでも、防腐剤が入っていたりしますので、それで荒れる原因になるという可能性もあるので、必要ないのなら使わない方がいいというのもひとつの意見です。
しかし、お湯にオイル、重曹など入れると、肌に対するピリピリ加減、変な言い方とすると、お湯の柔らかさというのでしょうか、それが違ってきます。真冬に乾燥した肌で少し熱めのお風呂に入ると、肌がピリピリするような感じになるのですが、それがバスオイルを入れると、そのピリピリする感じが和らぎます。同じように乳児湿疹で乾燥した肌では、お湯のピリピリ感を余計に感じやすいのではないかと思えば、バスオイルを入れるのも全く必要のないことではない、ひとつ有効な方法なのではないかと私は思っています。
今回、バスオイルは必要ないと言われたとのことですが、以前乳児湿疹をご相談いただきました方の先生はお薦めしていましたので、先生のご意見にもよってくるのだと思います。
もしどうしようかと悩んでいらっしゃるようでしたら、手持ちの分を使い、なくなったら、バスオイルなしで様子を見てみるというのもひとつの案ですし、手持ちの分は、またひどくなってしまったときのために取っておくというのも手だと思いますよ。
他、気づいた点など、コメントさせていただきますね。
<QV Intensive body moisturise & QV Lotion>
お使いのQVのシリーズのIntensive body moisturiseは、特に乾燥した肌にはおすすめですので、これからも使っていってくださいね。
このQV Intensive body Moisturiserには、水分が含まれていないので、他クリーム等と比較して塗りにくいかもしれませんが、その分、肌への刺激も少なく、防腐剤も入っていないので、安心して乳児湿疹に使えます。
反対にQV ローションは、QV Cream よりも水分が多く、塗りやすいとは思いますが、保湿効果も、CreamやIntensive body moisturiseより劣りますので、症状が軽減してきたときにはいいですが、ひどくなってきたときには、Intensive body moisturiseを使って、保湿してあげてください。
<いやなにおいのする液がでてきた湿疹について>
首の周囲で、いやなにおいがする液が出てきてしまったとのことですが、今度そのような時がありましたら、先生に行く前に、薬局で相談してみるのもいいかもしれません。症状をきちんと確認していないのにコメントするのが危険なのですが、もしかしたら真菌感染を併発した可能性があり、今回処方されたステロイド剤に、真菌を殺す薬が配合されたものがありますので、薬剤師に相談してみるとアドバイスをいただるかもしれません。
<洗濯洗剤他、生活の身の回り>
洗濯用洗剤を、刺激の少ないものにして、それだけで少し症状が和らいだような気がしまするとのこと、本当によかったですね。
私が実際に試したことがないのでそれくらい満足いく洗い具合になるかわからないのですが、赤ちゃんのものだけ、洗剤を全く使わず、重曹(Bi-carb soda, Baking soda)で洗って、洗うというのもひとつの手ですよ。重曹(Bi-carb soda, Baking soda)は、どこのスーパーでも、クッキングのコーナーに置いてあります。関係のないことですが、洗濯だけでなく、上記に書いた通り入浴剤代わり、タイル床掃除、鍋を焦がしてしまった時などなど使い道の多いものですので、ひとつ手元に置いておくと活躍しますよ。
また以前も書いた内容と同じになってしまうのですが、服など肌に当たるものは、綿製のものして、化学繊維の入っていない、やわらかく、体を締め付けないようなものにしてください。ウールは悪化させることがありますので、避けてください。
【コメントの質問】
1.顔はずいぶん良くなってクリームを使わない日を設けてもさほどひどくはなっていないのですが、すねは一番ひどく、よくなったかな…肌が柔らかくなってきたな…と思うとまた赤くなってぶつぶつがひどくなって…の繰り返しです。
腕もすねほどではありませんが日によって出たりでなかったり…
アトピーなのではないかととても心配です。
2.赤ちゃんに続けて使った場合のステロイドの副作用というのは例えばどのようなものなのでしょうか?
【コメントの回答】
1.
<ステロイド剤使用によるリバウンドと対策>
良くなったと思ったら、やめるとひどくなるというのは、困ったところですね。ステロイド剤を使用した際、よく聞かれる状態で、いつでも悩むポイントです。
ステロイド剤は、よくなってすぐに辞めてしまうよりも、少し使い続けた方が再発が少ないとも言われており、また急にやめてしまうとリバウンドするということもあります。今回の場合、1,2週間までいかなくても、塗ってよくなり、皮膚がつまんで柔らかくなっているのでしたら(赤ちゃんの場合元々柔らかいので判断が難しいかもしれませんが)、それを続けた方がいいというよりは、それから次のステップに移った方がいいと思います。すねの部分がよくなっていないようでしたら、その部分はそのまま少し使い続けていって、様子をみていってください。
今回、弱いステロイド剤ですし、リバウンドということではないと思いますが、以下のようなステップを踏んで、だんだん薬の量を減らして見て様子を見てみたらどうかと思います。
今回、弱いステロイド剤の短期間使用ためリバウンドということは考えにくいのですが、塗らなくなるとまた症状が戻ってしまうとのことでしたので、一定の期間1日1回で塗った後は、2日に1回にして減らしていくというように塗る間隔を変更するか、もう少し弱いステロイド剤に変えてまた少し様子をみて、段々薬がいらなくなるように調節していってみてください。
先生に処方された薬より弱いものというのは、Dermaid 0.5% で、同じ成分で半分の濃度になったものです。薬局で購入できますので、間隔を空けていくだけでうまく調節できず、ぶり返してしまうようでしたら、使ってみてください。
すねの湿疹は前回のお話でうかがうところから想像すると、本当に乾燥しているようですね。QV Intensive body moisturiseを使っていらっしゃるのにと考えると、私も悩むところです。効く方法かどうかは分かりませんが、本当にシンプルなOintment、Vaselineを試してみるのはいかがでしょう?他のクリーム、軟膏よりシンプルで、不純物が少ないので、日本でもよく使われていますし、価格も高くない(4ドル以下)ので、一度試してみてもいいかもしれません。
入浴をさせた後、濡れたままの上から薄く塗っていきます。皮膚に膜を作って、水分を逃がさないようにしてくれます。特にすねの乾燥が強い部分で試してみてください。
2.
<ステロイドの副作用について>
ステロイドの副作用としては、長期で使用していると、感染症の誘発、また元々ステロイドは身体の中で作られる炎症を抑える働きのある物質なのですが、ステロイドを使用し続けると、身体の中で生産するのをやめ、自分の身体の中で作られなくなってしまうという本末転倒の副作用があります。そのため、薬をつけない期間を設ける必要があります。
症状と薬のバランス、コントロールが難しいところです。
このような副作用のため、ステロイド剤を嫌うという方がいらっしゃいますが、実際の治療の中では、欠かせない薬のひとつです。お医者様のアドバイスに従って、使っていってください。
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