タンパク質は、筋トレダイエットの食事管理において欠かすことのできない栄養素です。
タンパク質が不足すれば、筋肉量の減少が大きくなり”リバウンドしやすい体質”になってしまいます。タンパク質には筋合成を刺激してダイエット中の筋分解を抑制するという効果もありますので体脂肪を減らすためにも有利に働きます。
しかし、タンパク質を多く含む食材には高カロリーなものが多く、意識的に食材を選ばなければ、カロリー過多になることによって太ってしまうことにもなりかねません。
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低カロリー高タンパク質の優位性
いかに摂取カロリーを増やさずに必要量のタンパク質を摂取できるか?が、ダイエットの成否を分けることになります。
低カロリー高タンパク質食材を知ることは、ダイエットにおける必須条件なのです。
タンパク質には、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類があります。これらのタンパク質の違いは、アミノ酸組成の違いです。動物性タンパク質の方が人間のアミノ酸組成に近いため、効率的に利用できるという特徴があります。
動物性タンパク質と植物性タンパク質の優位性については様々な意見があります。
健康を重視するのであれば、バランスよく摂取すること。筋肉を重視するのであれば、動物性タンパク質に重きを置くことがセオリーとなります。
タンパク質を意識すべき理由
ダイエット中に筋量を維持するためには、十分なタンパク質が必要です。
タンパク質が不足していると筋量を維持することができないため、体重減少に対する体脂肪の減少比率が少なくなってしまいます。
また、タンパク質は美容や健康維持にも欠かすことのできない栄養素です。不足することにより、肌荒れや免疫力の低下などを引き起こします。ダイエットのために肉類を制限する人もいますが、ダイエットだからこそタンパク質を積極的に摂取する必要があるのです。
以下、タンパク質摂取量の目安です。
- 健康維持:体重kg×0.8~1g
- ダイエットやスタイル改善:体重kg×1.5~2g
- コンテストを目指すレベル:体重kg×2~3g
意識的に摂取しなければ、不足してしまう摂取量だということが分かりますよね?
タンパク質は意識的に多く摂らないと、十分な筋肉にはならないのです。摂ったつもりでも、そのほとんどが筋肉の材料になる前に、使われてしまう可能性があるからです。
引用元:石井直方「太らない教室」
肉類で動物性たんぱく質を摂取
低カロリー高タンパク質食品の代表格ともいえるのが鶏肉です。
必ずしも鶏肉でなければいけないワケではありませんが、コストの面を考慮すると欠かすことのできない食材だと感じています。いずれにせよ、肉類を選ぶ際には”白い部分(脂肪)の少ない肉を選ぶ”ことがポイントになります。
【鶏肉のカロリーとたんぱく質量】
- 鶏胸肉(皮なし):108kcal P22.3g
- 鶏胸肉(皮つき):191kcal P19.5g
- 鶏ささみ:105kcal P23.0g
鶏肉は皮さえとってしまえば100kcalほどで20g以上のたんぱく質を摂取することができます。この数値はプロテインパウダーにも負けないくらい優秀な高タンパク質食材だといえます。
また、鶏胸肉であれば比較的安価で販売されていることから、長期的にたんぱく質を豊富に摂取しなければならない筋トレダイエットにはなくてはならない食材です。
鶏胸肉は固くてパサパサするイメージがありますが、工夫次第で美味しく調理することも可能です。
「身体づくりはキッチンで行われる」と言われているほど、調理テクニックは重要なものですので、普段、自炊する習慣の無い人の場合であっても、ダイエットと並行して料理のスキルを上げていくことがポイントになります。
【その他の低カロリー高たんぱく質な肉類】
- 豚ヒレ肉(赤肉):115kcal P22.8g
- 豚ロース肉(赤肉):128kcal P22.1g
- 豚モモ肉(赤肉):128kcal P22.1g
- 牛カタ肉(赤肉):130kcal P20.4g
- 牛ヒレ肉(赤肉):133kcal P20.5g
価格の面から考えると鶏胸肉だけの食卓になってしまいがちですが、豚肉や牛肉を摂取することによって鶏肉だけでは不足しがちな栄養素を補うことができます。
健康的なダイエットのためには「○○ダイエット」のように食材を固定するのはよくありません。
特に豚肉や牛肉には、脂肪燃焼の仕掛け人とも呼ばれているカルニチンが豊富に含まれていますので、ダイエット時にもおすすめしたい高たんぱく質食材です。
脂身の少ない赤肉であれば、豚でも牛でも低カロリーでたんぱく質を摂取することができます。個々の味覚や体調、コスト面などを考慮して最適な食材を選んでください。
稀に「筋トレダイエットでは肉を食べなくてはいけないから」といって”脂身の多い肉”を選んでしまう人がいますが、脂身の多い肉は「高カロリーな上、タンパク質量がほぼ同じ」ですので、間違っても上記のような肉を選んではいけません。
【鶏卵のカロリーとたんぱく質】
- 卵(全卵):151kcal P12.3g
手軽にたんぱく質を摂取できる食材としてなくてはならないのが鶏卵です。全卵だと低カロリーとはいえない食材ではありますが、忙しい朝でも簡単に良質のたんぱく質を摂取できるので積極的に食べておきたい食材です。
魚介類で動物性たんぱく質を摂取
動物性たんぱく質の食材で忘れてはいけないのが魚介類です。たんぱく質を多く含む食材の最大のデメリットともいえる脂質が肉類と比べると良質なため、同じ摂取カロリーであれば積極的に食べていきたい食材です。
【低カロリー高たんぱく質な魚】
- 鮭(ぎんざけ):204kcal P19.6g
- 鮭(しろさけ):133kcal P22.3g
- マグロ赤身(くろまぐろ):125kcal P26.4g
- ほっけ:115kcal P17.3g
- 鯖缶(水煮):190kcal P20.9g
- シーチキン(ノンオイル):71kcal P16.0g
- にぼし:332kcal P64.5g
特におすすめしたいのが鮭(サーモン)です。
サーモンに入っているアスキタキサンチンという抗酸化物質には、抗シワなど肌のアンチエイジング効果があります。また、免疫力の向上、動脈硬化の予防、抗ガン作用といった効果も。
引用元:エリカ・アンギャル「世界一の美女になるダイエット」
鮭は低カロリー高タンパク質でありながら良質の油や抗酸化物質も摂取できるので、苦手でなければ積極的に摂取して欲しい食品になります。
また、鯖缶やノンオイルのシーチキンなどの缶詰は、調理の手間が省けて手軽に食べることができるので忙しい人ほど用意しておいて損はありません。
【その他の魚介類】
- エビ(甘エビ):87kcal P19.8g
- エビ(ブラックタイガー):82kcal P18.4g
- いか(するめいか):88kcal P18.1g
- たこ(まだこ):76kcal P16.4g
- するめ:334kcal P69.2g
イカやエビ、貝類など中にはアミノ酸スコア(タンパク質の吸収率に係わる数値)が低いものもありますので注意が必要です。しかし、食べ物の栄養というのはタンパク質量だけでは判断できませんので様々な食材から摂取することを心がけましょう。
また、煮干しやスルメなどは間食として手軽にたんぱく質を摂取できることから、小腹が空いた時や口寂しい時に食べることをおすすめします。
豆類で植物性たんぱく質を摂取
普段の食事に手軽に取り入れやすいのが豆類です。納豆やみそ汁など、日本食の定番ですね。基本的に日本食(旅館の朝食のようなメニュー)は日本人の体に合っているので積極的に摂取していきたい食品です。
植物性のタンパク質なので多少のアミノ酸スコアの不安はあります。しかし、日本食の定番でもあるご飯や味噌汁は、植物性タンパク質のアミノ酸スコアを上げることに一役買っているそうです。
【高タンパク質低カロリーな豆類】
- 納豆:200kcal P16.5g
- 豆腐(木綿):72kcal P6.6g
- 豆腐(絹ごし):56kcal P4.9g
- 枝豆:135kcal P11.7g
これらの食品の他にも、低カロリーで高たんぱく質な食品というのは調べればいくらでも見つかりますし、そもそもダイエット中に食べてはいけない食品というのは存在しません。なにごともバランスです。
このことからもテレビのダイエット番組で紹介されているような「ツナ缶だけ」「鶏ささ身だけ」のような偏った食事ではなく、さまざまな食品からバランスよく摂取することが大切だといえます。
ストレスにならない範囲での食事管理に取り組みましょう。
カロリーとたんぱく質摂取量のバランスが取れないなら
普段の食生活で、どうしてもたんぱく質が不足してしまうのであればサプリメントで補うことをおすすめします。
プロテインは食品です
たんぱく質のサプリメントと聞くと、「スポーツをしている人が飲むもの」「筋肉を付けるために飲むもの」というイメージがありますが、プロテインとはたんぱく質を粉末状に加工したものですので副作用などの心配はありません。
飲まないことによってたんぱく質が不足してしまうよりは、プロテインパウダーを活用して不足した分のたんぱく質を補う方がよほど健康的な食事管理だといえます。
代表的なプロテインの種類とは?
一般的なプロテインには、ホエイプロテインとソイプロテインの2種類があります。
ホエイプロテインは乳清が原料となっているプロテインで、吸収速度が速いのが特徴です。ソイプロテインは大豆を原料としているプロテインで、吸収率が遅いというのが特徴になります。
プロテインパウダーはたんぱく質を粉状に加工したものですので、当然ながら「低カロリーでたんぱく質を摂取できる」というのが最大のメリットになります。
原料の違いによって期待できる健康効果は大きく変わりますが、基本的に筋トレをしているならホエイプロテイン、ダイエット中であればソイプロテインがおすすめです。
【まとめ】たんぱく質摂取のポイント
また、カロリー制限をしているとついついタンパク質が不足しがちになります。明らかにタンパク質が不足しているような場合にはプロテインパウダーを活用することをおすすめします。
牛肉、豚肉、鶏肉、私はあまり好まないのですが、子供の頃からよくジンギスカンを食べていた為、ラムが好きです。
羊も高たんぱく質でカルニチンが豊富だそうで、エリカ・アンギャルさんは鮭と同じぐらい奨めていますよ。
ジンギスカンさん、コメントありがとうございます。
ラムやマトンは、私も好きでよく食べます。カルニチンには脂肪燃焼のサポートや、抗酸化作用による中性脂肪やLDLコレステロールの低下などの効果があるので食べた方が良いですね。
この記事は「高タンパク質”低カロリー”」という括りのなかで書いたものすので、ラムやマトンは除外しました。美容や健康目的であれば積極的に食べて欲しいタンパク源だと考えています。
掲載した食材に含まれる「カロリー」と「タンパク質」ですが
何グラム当たりに含まれてるのか分からんわ~
ふと人々を混乱させるアホで下手糞な駅の案内板とリンクしました
優しいクレーマーさん、コメントありがとうございます。また、コメントが遅れましたことを、お詫びします。
確かに、「何グラム当たり」なのか?
記載していませんね。
ご指摘ありがとうございます。
近日中に修正いたします。