お尻の黒ずみが気になり、美白クリームや保湿クリームを使い対策してきたけど、全く効果がみられないことから、美容クリニックや皮膚科のレーザー治療も検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、皮膚科や美容皮膚科の治療となると、どうしても費用や、治療方法、手術後の肌トラブルなどが気になると思います。
今回は、お尻の黒ずみをレーザー治療で治すための、適切な治療方法の選び方や、費用や副作用のことまでのすべてをまとめさせて頂きました。
お尻の黒ずみや色素沈着で、レーザー治療に行く前の事前知識として参考にして頂けたら幸いです。
1.お尻の黒ずみにはレーザー治療が有効
お尻の黒ずみが気になっている場合、レーザー治療が有効です。レーザーによる治療は医療行為であるため、効果が高く確実な黒ずみ除去が期待できます。また黒ずみだけを解消するのではなく、お尻のニキビや肌荒れ、たるみも解消できるという相乗効果も期待できます。
セルフケアやエステサロンの施術は医療行為ではないため、効果が薄かったり、人によって個人差が現れたりすることもあります。しかしレーザーによる治療は、ほぼ全ての人に効果が期待できます。
また、お尻の黒ずみは摩擦などの刺激によるメラニン色素の蓄積の原因が殆どですが、それ以外の原因でお尻に黒ずみが発生しているかどうかということも、医療レベルで診断することもできるため、最も効果の高い治療を受けられることもメリットの一つです。
2.お尻の黒ずみに対するレーザー治療の3つのデメリット
レーザー治療のデメリットは、主に「通院期間と費用」・「肌トラブル」・「治療中のケア」など3つのデメリットがあります。
■通院期間と費用のデメリット
お尻の黒ずみのレーザー治療は効果が高いですが、その分、自由診療であるため薄くなるまでにかかる費用が約6万円~症状によっては10万円と、高くなりがちです。また最低でも3か月から6か月程度通院する必要があるため、時間的な制約を受けることもデメリットの一つです。
■肌トラブルのデメリット
レーザー治療は、黒ずみの原因であるメラニンに直接照射するため、効果が高い分、皮膚への刺激も比較的強く、治療の際に痛みが生じるだけでなく、肌が弱い方やその日の体調によっては、一時的に赤みやかさぶたなどの肌トラブルが現れることもあります。
■治療中のケアのデメリット
レーザー治療は、肌に直接レーザー光による熱が加わる為、皮膚が敏感な状態です。そのため、治療中の肌は、摩擦や刺激に対して弱くなるため、より入念なUVケアが必要だったり、衣擦れを引き起こすようなきつめの下着や衣服の着用が制限されたりもします。
【補足】
レーザー治療は医療行為であるため、施術を受ける際は基本的に事前に専門医師によるカウンセリングを受けます。費用や治療内容の気になる点があれば遠慮せずにしっかり確認することもトラブル防止のひとつです。医師の方もメリットデメリットを丁寧に説明してくれるので、それらを考慮の上、治療を受けるかどうかを決めましょう。
3.お尻の黒ずみのレーザー治療には3つの治療方法がある
お尻だけに限らずレーザー治療には、「レーザーホワイトニング」「レーザーピーリング」「クロモライト」と主に3つの治療方法に分けられ、黒ずみの症状により治療方法も異なります。
これらの治療方法は、カウンセリング時に医師の判断で決められますが、治療方法が少ないクリニックや、自身が気になってる症状に向かない治療方法の場合、本来の効果が得られないリスクもあるので、通院する前の判断材料として知っておくと、より適切な治療を行うことができます。
■黒ずみ・色素沈着が気になる方はレーザーホワイトニング
お尻の黒ずみや色素沈着、シミなどが気になる場合はレーザーホワイトニングがおすすめです。レーザーホワイトニングは、色素沈着やシミの原因であるメラニン色素を破壊したり、排出を促したりすることで、黒ずみや色素沈着を改善します。メラニン色素を破壊する作用の強いレーザーなので1回の施術でもかなりの効果を発揮します。黒ずみや色素沈着が消えきれない場合は2-3か月後にもう一度照射をすることがあります。
【レーザーホワイトニング治療詳細】
| 費用相場と治療期間 | 黒ずみの範囲によって異なります。小さいものなら1回数千円~最大で2万円程度です。治療回数は症状によって異なりますが、ある程度完治までに2・3か月に1回を5回程度かかることが殆どです。
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| 痛みについて | レーザーを照射するため、輪ゴムで弾かれたような痛みがする場合もあります。ただし痛みへの敏感さは人によって異なるため、全く感じない人もいます。もし痛みが強い場合は麻酔クリームなどを使用することも可能なので、医師に相談しましょう。
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| 副作用について | レーザーホワイトニングの施術を受けて数日間はかさぶたのようなものができ、テープで皮膚を保護する必要があります。およそ一週間でかさぶたが剥がれ始めるので、そのタイミングでテープをはがします。 |
| 施術後のケア | レーザー治療を受けて1か月ほどは紫外線に非常に弱くなっているため、普段の保湿ケアに加え、UVケアは欠かせません。 |
| 補足 | 同じ原理でメラニン色素を破壊するレーザー機器には「Qスイッチルビーレーザー」、「アレキサンドライトレーザー」などもあります。今回紹介したQスイッチYAGレーザーは特に治療回数が少なく、負担の少ないお勧めの施術です。
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■ざらつき・肉割れが気になる方はレーザーピーリング
お尻の黒ずみとともに、ざらつきや妊娠時にできてしまった肉割れが気になるときはレーザーピーリングを受けるのがおすすめです。レーザーピーリングは「YAGレーザー」や「フラクセルレーザー」と呼ばれる強い波長をもつレーザーを皮膚に照射し、ターンオーバーを正常にすることで肌全体の調子を上げる施術です。
肌のターンオーバーが正常になれば蓄積されているメラニン色素の排出も促され、コラーゲンやエラスチンの合成も盛んになりざらつきや肉割れも改善する働きもあります。
【レーザーピーリング治療詳細】
| 費用相場と治療期間 | お尻の黒ずみの治療範囲によって異なります。範囲が小さければ1回2万円~最大で6万円程度の相場です。治療は1か月に1回程度の頻度で行われ、前に受けた施術の赤みなどがなくなることが再び受ける目安となります。黒ずみが薄くなるまでに3-6か月(3回~6回)ほど施術を受けることが必要です。 |
| 手術の痛みについて | 使用する機械によって違います。YAGレーザーの場合は殆ど痛みはありません。フラクセルレーザーの場合は痛みが生じることがあるため、麻酔を使用します。 |
| 手術後の副作用や注意点 | 施術を受けた後、痛みや赤みがでる場合があります。手術後は冷たいタオルなどでクールダウンを行うことで次第に収まりますが、1週間程度症状が続く場合は医師に相談するようにしましょう。 |
| 手術後のケア | 施術を受けてすぐに化粧をすることは可能ですが、YAGレーザー、フラクセルレーザーのどちらの施術でも肌のバリア機能が低下してしまうため紫外線に弱くなります。そのためUVケアは念入りにするようにしましょう。
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| 補足事項 | YAGレーザー、フラクセルレーザーも効果は殆ど同じです。痛みに弱い方は、YAGレーザーで治療を行っている皮膚科や美容クリニックを選ぶと良いです。 |
■ニキビ・肌荒れが気になる方はクロモライト(アクネライト)
クロモライトは、一部のクリニックではアクネライトとも呼ばれる治療方法です。「黒ずみも気になるけど、同時に、お尻ニキビや吹き出物も気になる・・・」という方におすすめです。ニキビは毛穴が皮脂や古い角質で詰まり、その内部でアクネ菌が過剰に増殖することで発生します。
クロモライトはアクネ菌を殺菌する作用を持つレーザーを照射することで、ニキビを改善する治療法です。同時にコラーゲンの生成を促し、皮膚にハリを与える作用もあります。またメラニン色素を破壊する働きもあるため、黒ずみなど色素沈着の改善に効果があります。
【クロモライト(アクネライト)療詳細】
| 費用相場と治療期間 | 治療範囲によって異なりますが、1回1万円~最大で3万円程度の相場です。1回だけでは効果が薄いため1か月に1-2回の施術を5回ほど続けていくことで効果が徐々にではじめてきます。 |
| 手術の痛みについて | 施術の際に若干の痛みが生じることはありますが、肌への負担はほとんどありません。レーザー治療のあとによく出る赤みやかさぶたなどもほとんどないため、肌が弱い人でも安心して受けることができます。 |
| 手術後の副作用や注意点 | 特になし |
| 手術後のケア | 施術後はほかのレーザーと同じく、紫外線に弱くなるためUVケアは欠かせません。 |
| 補足事項 | 特になし |
4.レーザー治療中に気を付ける4つのポイント
レーザー治療中は、紫外線対策や、自己処理など、肌に刺激を与えないように保護することが大切です。普段の生活のなかで以下の点に注意しながら過ごすようにしましょう。
①日焼けや紫外線を浴びることは厳禁
レーザー治療中は紫外線に対して非常に弱くなっています。日焼けをしやすいだけではなく、紫外線による色素沈着を起こしやすくなっています。紫外線はたとえ曇りでも冬でも降り注いでいるため、レーザー治療中は天気や季節に関わらずUVケアを念入りに行うようにしましょう。
②きつめの衣服や下着の禁止
きつめの衣服や下着は衣擦れを起こします。衣擦れは肌を摩擦して、色素沈着の原因となってしまいます。レーザー治療中はなるべくゆるめの衣服や下着を着用しましょう。
③皮膚に負担の大きいカミソリや毛抜きの使用は厳禁
レーザー治療中は皮膚のバリア機能が低下しているため、炎症が起きやすくなっています。毛抜きやカミソリなど皮膚への負担が大きいムダ毛処理は、皮膚へ細かい傷をつけて炎症の原因となってしまうため避けましょう。レーザー治療中は電気シェーバーでの処理がおすすめです。
④保湿を怠らない
皮膚のバリア機能を維持・向上させるためには保湿が重要です。レーザー治療を受けている際は普段より念入りに保湿ケアを行うようにしましょう。クリニックによっては施術の一環として保湿剤を処方してくれるところもあります。また処方されなくても相談すれば適した保湿剤を提案してくれるので、気になる場合は聞いてみましょう。
5.普段の食生活や生活習慣にも気を付ける
お尻の黒ずみの主な原因である色素沈着は、肌の刺激や摩擦などの外部要因以外に、睡眠不足や栄養不足など身体の内部要因の原因も関わっています。皮膚はタンパク質によって作られるため、普段の食事は、たんぱく質の摂取を中心にビタミン、ミネラルなどバランスの良い食事を意識することも大切です。
睡眠不足は身体の代謝が悪くなるだけでなく肌のターンオーバー周期の乱れを引き起こし、色素沈着による黒ずみやシミなど肌トラブルの原因にもなります。そのため、黒ずみを改善するためには、普段の食生活や生活習慣も意識することが大切です。
6.まとめ
今回はお尻の黒ずみをレーザー治療で完治するための内容を執筆させて頂きました。、自身の症状には、どの治療が適切なのか?事前に知っておくことで、治療に通う前のカウンセリングで医師との意思疎通もとりやすくなり、安心して治療を行うことができると思います。
治療中は保湿・UVケアに加え、一日でも早く症状を改善するためにも、食生活や生活習慣にも気を付けながら治療を行うように心掛けましょう。