【美肌の湯】泉質で選ぶ!本格派オススメ美肌温泉ランキング


温泉には多くの美容効果があることで知られていますね^^
冷え性改善、シミ抜き、便秘改善、ピーリング効果、クレンジング効果、保湿、月経不順改善…
美容目的で温泉に入る女性も多いのではないでしょうか。

しかし、美容に効く具体的な温泉の条件、あなたはきちんと知っていますか?
せっかくなら、美容効果の高い温泉に入りたいですよね。

今回は「美肌」に着目し、美肌の湯の条件と、泉質を重視した本格派美肌温泉をまとめました。

お湯の質と新鮮さを重視しているため、施設の充実度や雰囲気等は評価していません。
循環ろ過なし、加水なし、消毒なしの無添加・源泉かけ流しの温泉のみ選びました。
ランキングだけ見たい方は、この記事の最下部をご覧ください。

ぜひ参考にしてみてください^^

なぜ温泉が美肌にいいの?

温泉の薬理効果

温泉には薬理効果=温泉に含まれる効能成分による効果があります。
美肌を目指すなら、美肌に効果のある効能成分が含まれている温泉を選びましょう^^

その他、温泉には下記のような効果もあります。

温泉による効果
心理的効果:非日常空間に行くことによる精神疲労の解消・リラックス効果
温熱効果:血行が良くなり新陳代謝が高まり、体内の不要物が排出される効果
水圧効果:水圧により内臓が刺激・マッサージされる効果
浮力効果:水中での体重は約10分の1であるため、筋肉が緩みリラックス状態になる効果
発汗効果:発汗による老廃物の排出効果(特に金属系の物質は発汗でのみ排出される)
利尿効果:温熱効果により腎臓機能が高まり利尿が促進され、老廃物が排出される効果

美肌に効果のある効能成分

主に下記の5つが挙げられます。
含有の有無は、温泉施設に掲示された泉質名や温泉分析書を見ることになります。

効能成分と効果・見分け方
ナトリウムイオン・皮脂と反応し乳化、除去する
・肌の水分含有量を調整する
泉質名や温泉分析書を確認する
カルシウムイオン・鎮静作用によるかゆみ抑制
・皮膚細胞の再生
・肌の弾力性回復
硫黄・メラニン生成を抑制・除去
・皮脂分泌を抑制
・殺菌効果
・角質を軟化させる
水素イオン・抗酸化作用(アンチエイジング)
・老化の原因である活性酸素を除去
温泉中の溶存は日本で唯一
「白馬八方温泉おびなたの湯」
のみ
メタケイ酸・肌のセラミドを整える温泉分析書を確認する

美肌の湯の条件と見分け方

美肌の湯を見分けるには、まずは温泉施設に掲示された泉質名や温泉分析書を見ることです。

さらに、お湯が酸性かアルカリ性か(pH値)による見分け方があります。
一般的にはアルカリ性のお湯が美肌の湯と言われます。

また、温泉施設によるお湯の利用状況も重要になります。
どんなに良い成分が含まれていても、お湯の酸化や消毒で効能が失われている場合があるからです。

ここまでをまとめると、美肌の湯か判断する基準は、主に下記の4つです。

  1. 泉質による見分け方
  2. pH値による見分け方
  3. お湯の利用状況
  4. 天然保湿成分メタケイ酸の有無

ではこの4つを詳細に見ていきましょう。

泉質による見分け方

温泉の中でも、特に治療の目的に供し得るものを「療養泉」と言い、泉質名がついています。
療養泉は下記10種類の泉質に分類されます。(平成26年7月環境省「鉱泉分析法指針」より)
さらに、陽イオンの種類等により細別化されます。

泉質で見ると、ナトリウム-炭酸水素塩泉、カルシウム-硫酸塩泉、硫黄泉が美肌の湯と言えます。

掲示用
泉質名
定義
(温泉水1kg中の溶存物質量)
特徴・効果・効能
単純温泉1000mg未満で
泉温が25度以上
・無色透明、無味無臭
・刺激が少なく肌に優しい
二酸化炭素泉遊離炭酸1000mg以上・赤褐色
・ラムネの湯とも言われる
・高血圧、動脈硬化、切り傷、火傷
炭酸水素塩泉1000mg以上で
うち陰イオンの主成分が
炭酸水素イオン
・無色透明
ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)は美肌の湯
・切り傷、火傷、慢性皮膚病など
塩化物泉1000mg以上で
うち陰イオンの主成分が
塩化物イオン
・保温、殺菌効果
・切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病
硫酸塩泉1000mg以上で
うち陰イオンの主成分が
硫酸イオン
・特に薬理効果が高いと言われる
カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)は美肌の湯
・動脈硬化、切り傷、火傷、慢性皮膚病
含鉄泉総鉄イオン20mg以上・赤色、赤褐色、黄色
・月経障害、飲用で貧血改善
含よう素泉1000mg以上で
よう化物イオン10mg以上
・茶褐色
・殺菌効果
・飲用で高コレステロール血症
硫黄泉総硫黄2mg以上美肌の湯
・湯の花がよく見られる
・慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病
酸性泉水素イオン1mg以上・非常に強い殺菌効果
・慢性皮膚病
放射能泉ラドンを3ナノキュリー以上・痛風、高血圧、動脈硬化、胆石症

pH値による見分け方

pH(ペーハー)とは、水溶液の性質を表す指標です。
0~14で表され、pH7が中性、それ未満を酸性、それ以上をアルカリ性としています。
数値が両端にいくほど、効果が強くなります。

pH値性質 効果
pH2未満強酸性・肌の古い角質を溶かすピーリング効果
・殺菌効果
・肌が一皮むけてツルツルになる
pH2以上3未満酸性
pH3以上6未満弱酸性・肌と同じ濃度であり肌に優しい
pH6以上7.5未満中性・肌に優しい
pH7.5以上8.5未満弱アルカリ性アンチエイジング効果(還元性、抗酸化性)
・肌の油分や汚れを落とすクレンジング効果
・肌の油分が乳化してヌルヌルする
pH8.5以上10未満アルカリ性
pH10以上強アルカリ性

一般的には、アルカリ性のお湯は美肌の湯と言われています。
上で述べたどの泉質でも、アルカリ性の場合はアンチエイジング効果やクレンジング効果が期待できます

人の肌は弱酸性ですが、汚れると酸性に傾きます。
アルカリ性の温泉に入ることで中和され、汚れや古い角質が取れるのです。
アルカリ性のお湯がヌルヌルするのは、お湯自体でなく肌の油分や汚れが中和されている証拠です。
強アルカリ性のお湯になると、クレンジング効果が非常に高く石鹸不要ともいわれます。


なお、酸性のお湯のピーリング効果も、使い方次第で美肌の助けになりますよね。
ニキビ治療などでは、ピーリングや殺菌についてよく耳にします。
ご自身の肌の状態に合わせ、使い分けることが大切ですね。

お湯の利用状況

源泉かけ流しと循環ろ過

効能を重視する場合は「源泉かけ流し」か「源泉100%かけ流し」がおすすめです。

源泉への加水は、効能成分が薄まりますので注意が必要です。
源泉への加温は、効能成分への影響は少ないとされています。

下記の呼称は、公正取引委員会の見解による呼称です。
しかし、呼称は施設によって異なりますので、自身の目で確かめることが大切です。
平成16年ごろ社会問題になったように、源泉100%かけ流しをうたっていても加水や消毒があります^^;

呼称加温加水お湯の状態
かけ流し・お湯の再利用をしない
・加温と加水が認められている
源泉
かけ流し
×・お湯の再利用をしない
・加温が認められているが、効能成分への影響は少ないとされる
温泉成分が濃く、比較的効能が高い
源泉100%
かけ流し
××・お湯の再利用をしない
加温も加水も認められておらず、源泉そのままでお湯の価値が高い
温泉成分が濃く、効能が高い
・温泉成分が浴槽に付着し石化したり、湯の花が多い
循環ろ過・お湯の再利用をする
・加水と加温が認められている
・循環に伴う消毒で、温泉成分が損なわれがち
・アルカリ性のお湯の場合、中性に傾くため注意が必要

塩素殺菌消毒の有無

美肌に高い効果を求める場合は、塩素などの薬剤で殺菌されていないお湯を選びましょう。
塩素殺菌をすると、温泉成分や還元性(アンチエイジング効果)が損なわれてしまうためです。
薬剤が温泉成分と化学反応を起こし、実際のお湯の状況は利用者にはほとんど分かりません。
特にアルカリ性のお湯では、酸性の塩素と反応し還元性が失われてしまいます。

温泉施設に掲示されている成分は、あくまで源泉のものです。
その後、施設がお湯にどのような処理を施し、浴槽内にお湯を注いだかが重要です。

循環ろ過の場合は、清潔なお湯の再利用のために、ほとんどの場合が塩素殺菌されています。
源泉かけ流しの場合でも、条例等で消毒が義務付けられている場合があります。

お湯の利用状況の確認方法

お湯の加温、加水、塩素殺菌の状況等は、利用者はどのように確認すればよいのでしょうか。
温泉法では、温泉施設に対して、施設内の見やすい場所へのお湯の状況の掲示を義務付けています。
受付や脱衣所・浴室への出入り口に掲示されていますので、これらを確認してみるとよいでしょう。

掲示されている主な内容
・源泉名
・温泉の泉質
・温泉の温度
・温泉の成分
・温泉の成分の分析年月日
・浴用又は飲用の禁忌症
・浴用又は飲用の方法及び注意
加水、加温、循環ろ過している場合は、その旨と理由
・入浴剤を加えている場合は、その名称
消毒している場合は、その方法と理由

天然保湿成分メタケイ酸

泉質やpH値による見分け方とは別に、見落とせないものがあります。
それが、天然保湿成分であるメタケイ酸を含む温泉です。

メタケイ酸とは?
・肌の新陳代謝を促しセラミドを整える
コラーゲンの生成をサポートする
・保湿系の化粧品や入浴剤の原料に使用される
・胃の粘膜を修復するため、胃薬の原料に使用される

メタケイ酸が、温泉水1kg中に50mg以上含まれていれば、温泉法上の温泉として認められます。
そして温泉水1kg中に100mg以上含まれていれば、美肌の湯と言えます。


美肌の湯の条件まとめ

これまで見てきた、当サイトでの美肌の湯の条件をまとめました。
下記5つの温泉で、源泉かけ流し、塩素殺菌消毒なしであることを美肌の湯の条件としました!
これらのお湯ならば、高い美肌効果を期待できると思います^^

美肌の湯
種類条件・美肌効果・注意事項
ナトリウム-
炭酸水素塩泉
(重曹泉)
・炭酸水素塩泉のうち、陽イオンがナトリウムイオンのもの
・ナトリウムイオンが不要な皮脂を乳化・除去する
・ナトリウムイオンが肌の水分含有量を調整する
・入浴後は保湿が必要
カルシウム-
硫酸塩泉
(石膏泉)
・硫酸塩泉のうち、陽イオンがカルシウムイオンのもの
・カルシウムイオンによる鎮静効果が、ニキビ・アトピー・乾燥肌のかゆみに効く
・カルシウムイオンが皮膚細胞を再生し、肌の弾力性を回復し引き締める
硫黄泉・硫黄が肌に浸透し、メラニンの生成を抑制・除去する
肌の古い角質を軟化し溶解する
皮脂分泌を抑制するため、脂性肌に効果がある
・入浴後は保湿が必要
アルカリ性
の温泉
・pH値8.5以上のもの
肌の古い角質を乳化し除去する
アンチエイジング効果(還元性・抗酸化性)がある
・炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉(単純硫黄型)、単純温泉に多い
・入浴後は保湿が必要
メタケイ酸を
含む温泉
・メタケイ酸が温泉1kg中に100mg以上含まれるもの
保湿効果がある
肌の新陳代謝を促進しセラミドを整え、コラーゲンの生成をサポートする

美肌の湯 オススメ温泉ランキング

美肌の湯には5種類あることが分かりました。
それぞれベスト3~5を選んでみましたので、訪れる温泉の参考にしていただければと思います^^
選定基準が分かるように、比較した温泉一覧も掲載しました。

なお、上記のご説明を踏まえた上で、本格派美肌温泉を選んだつもりです。
お湯の質新鮮さを重視しているため、施設の充実度や雰囲気等は評価していません^^;
循環ろ過なし、加水なし、消毒なしの無添加・源泉かけ流しの温泉のみ選定しています。

老舗旅館、有名温泉地から山奥の秘境、共同風呂までバラエティ豊かです。
是非本物のお湯を楽しんでいただければと思います^^

おわりに

本格派美肌温泉ランキング、いかがでしたでしょうか?
温泉の成分や効能、新鮮さなどを調べてみると、温泉に入ることや温泉選びがもっと楽しくなると思います。
みなさまの素敵な温泉ライフの参考にしていただければ嬉しいです^^