最近抜け毛が多いし、なんだか頭皮が赤いような気がする・・・。
この症状、放っておくと薄毛に進行する恐れがあります。原因に合った適切な対処をしていきましょう。
このページでは、頭皮が赤くて抜け毛が多い場合の原因と対処法について解説しています。
頭皮が赤いと薄毛に!?頭皮の色でわかる症状と対処法
頭皮の状態は色で分かるので、それよって様々な症状が明らかになります。
ご自身の頭皮を見て、頭皮が健康かどうか、今後どのようにケアをしていくべきなのかについて知っておきましょう。
頭皮の色で分かる様々な症状
頭皮の色はいくつかの種類に分類されます。青白い色・黄色・茶色・ピンク・赤色と健康状態によって色は変化します。この色の違いは血行不良や炎症、毛穴の汚れなど原因となるものはさまざまです。
青白い頭皮は健康の証!
一般的に健康な頭皮と呼ばれるものは、透明度があり青白い頭皮をしています。この状態の頭皮は1つの毛穴から数本の毛が生えていて、毛量も申し分ない状態です。毛穴の汚れもしっかりと落とされていて、血行もいい状態です。
黄色っぽい頭皮
黄色っぽい頭皮は生活習慣の乱れや睡眠不足やストレスなどにより血液の循環が滞り、毛穴に皮脂が詰まっている状態です。
茶色の頭皮
茶色の頭皮は老廃物が蓄積し、栄養と酸素の供給がきちんと出来ていない状態です。
ピンク色の頭皮
ピンク色の頭皮は乾燥により頭皮自体が過敏になり、外的な刺激から守る機能が低下している状態です。皮膚の抵抗力やバリア機能が低下し、炎症を起こしつつあることによってピンク色になります。
赤い頭皮
赤色の頭皮の人は特に注意が必要です。頭皮の血行が悪化していたり、何らかの原因によって頭皮の炎症が起きてしまっている可能性があります。
血行不良やうっ血によって頭皮が赤くなっている場合、悪化すると薄毛や抜け毛の原因となり、女性の場合は『びまん性脱毛症』を発症することもあります。
また、頭皮が肌荒れを起こして赤くなっている場合、刺激の強い界面活性剤のシャンプーを使用するすると、より頭皮の炎症を悪化させてしまいます。
頭皮が赤くなる原因とは?
頭皮が赤くなる原因を大きく分けると以下の通りです。
- シャンプーによる炎症
- 脂漏性皮膚炎
- 紫外線によるダメージ
- 頭皮の血行不良
では、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
頭皮が赤くなる原因① シャンプーによる炎症
頭皮が赤くなる原因の1つ目は、シャンプーによる炎症です。
シャンプーは毎日使う物ですが、どのような物を使うかについてはあまり意識していない人が多いようです。しかし、安価なシャンプーには刺激の強い成分が含まれているので、乾燥しやすい人や皮膚の炎症を起こしやすい人は注意が必要です。
シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)は大きく分けて高級アルコール系・石鹸系・アミノ酸系3つの種類に分類されます。一般的に販売されているのが高級アルコール系です。
スーパーやドラッグストアなどで販売されている市販のシャンプーのほとんどは高級アルコール系であるといっても過言ではありません。
高級アルコール系は、安価で大量生産に向いているというメリットがあります。その反面、洗浄力が比較的強いため頭皮を保護するために必要な油分まで洗い落としてしまい、乾燥や炎症などのトラブルに繋がりやすいというデメリットもあります。
特に注意したいのが、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムという洗浄成分です。これらは刺激が強く、肌に浸透しやすいため、できるだけ使用を避けた方が良いでしょう。敏感肌用のシャンプーにも含まれているケースがありますので、シャンプーの成分表示をよく確認するようにしてください。
頭皮が赤くなる原因② 脂漏性皮膚炎
頭皮が赤くなる原因の2つ目は、脂漏性皮膚炎です。主な症状は、頭皮の赤い瘡蓋(かさぶた)や、ベタベタする湿り気のある大きなフケなどが挙げられます。脂漏性皮膚炎になる原因は皮膚常在菌であるマラセチア菌が異常繁殖を起こすためであると考えられています。
ストレスや食生活の乱れなどで頭皮環境の悪化を招くため、適度にストレスを解消し、バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけることも大切です。
頭皮が赤くなる原因③ 紫外線によるダメージ
頭皮が赤くなる原因の3つ目は、紫外線によるダメージです。頭皮は身体の中でも最も紫外線によるダメージを受けやすい部分です。UV対策を行わずに外出することで、頭皮は紫外線に直接当たることになり、火傷と同様の症状を引き起こします。
紫外線によるダメージは頭皮の火傷だけにとどまりません。紫外線によって髪の毛を作る毛母細胞や、髪の毛に色をつけるメラニン色素を作り出すメラノサイトが損傷することもあります。このような紫外線によるダメージが長期間続くと、薄毛や白髪が増加する原因にもなります。
紫外線は皮膚の老化も早めます。頭皮の老化が早まると、当然髪の毛の老化も早まるため、髪質が悪化したり、薄毛や細毛、抜け毛、白髪を引き起こすことが考えられます。
頭皮が赤くなる原因④ 頭皮の血行不良
頭皮が赤くなる原因の4つ目は、頭皮の血行不良です。
頭皮の血行不良は以下のような要因によって引き起こされます。
- ストレス
- 自律神経の乱れ
- 肩こり
- 眼精疲労
- 冷え性
- 睡眠不足
- 運動不足など
ストレスが過度に蓄積されると、自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると、筋肉が固くなり、毛細血管が収縮するため、血行が悪化します。
肩こりや眼精疲労、冷え性なども頭皮の血行不良の原因となることがあります。頭部には前頭筋・側頭筋・後頭筋といった筋肉がありますが、これらの筋肉が凝り固まることで頭皮全体の血行が悪化します。
寝不足の日が続いたり、不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れがちになります。十分な休息が取れないため、成長ホルモンの分泌が低下し、疲労がたまりやすくなり、新陳代謝も悪化してしまいます。こういった様々な要因が頭皮の血行不良につながります。
赤い頭皮を改善する方法
血行不良で赤くうっ血したり、炎症を起こしてしまった頭皮を治すためには、時間をかけて頭皮環境を改善していく必要があります。
ここからは、赤くなった頭皮を改善する方法について説明していきます。
頭皮マッサージ
うっ血して赤くなった頭皮には、頭皮マッサージが有効です。頭皮マッサージには、頭皮に指を立て、凝った部分を揉み解したり、ツボを軽く指圧するなどの方法があります。
マッサージは頭皮の血流を改善することが目的ですので、あくまでもソフトに行うのがコツです。強い力で揉むと、皮膚組織や毛細血管がダメージを受け、逆効果になりますので注意してください。
低刺激のシャンプーを選ぶ
毎日使うシャンプーは、知らず知らずのうちに少しずつ頭皮に影響しています。刺激の強いシャンプーを使い続けることで、頭皮の乾燥やダメージを蓄積させ、老化を早める可能性もあります。頭皮が弱くて炎症を起こしやすい人は特にシャンプー選びを慎重に行っていく必要があります。
頭皮がデリケートな人にはアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。アミノ酸系の洗浄成分は、ソフトな洗浄力で、低刺激であるという特徴があります。天然成分で作られているため、頭皮に優しく、炎症を起こしにくいというメリットもあります。
アミノ酸系シャンプーは、市販に多く出回っている高級アルコール系と比べるとやや高価なものが多いのですが、将来の頭皮環境のことを考えると、多少奮発してもできるだけ肌に合う物を選ぶほうが良いかもしれません。
血行を改善する栄養素を摂取する
頭皮の血行を改善するためには、血行を良くする栄養素や食品を摂取するのも効果的です。
ビタミンEには、血管壁を丈夫にし、血行を良くする働きがあります。ビタミンEは、いわし、うなぎ、大根、かぼちゃ、赤ピーマン、アーモンドなどに多く含まれています。
身体を温める根菜類、生姜、少量の唐辛子なども血行改善に効果があります。
女性の薄毛、『びまん性脱毛症』ってどんな病気?
女性の薄毛、びまん性脱毛症とはどのような病気なのでしょうか。
びまん性脱毛症はFAGA(女性男性型脱毛症)とも呼ばれ、女性の脱毛症の一つです。もともとは中高年以上の女性に多いとされてきましたが、最近になり20代や30代の女性でも増えているといわれています。
以下のような症状が見られたら、びまん性脱毛症の可能性があります。
- 最近髪が薄くなった気がする
- 抜け毛が気になる
- 髪にハリやコシがなくなってきた
- 髪にボリュームがなくなった
原因には様々なものがあり、出産や加齢、ストレスなどによるホルモンバランスの崩れや、自律神経の乱れ、シャンプーの影響、頭皮の血行不良などが挙げられます。
びまん性脱毛症は、一気に髪が抜けるのではなく徐々に薄毛が進行していきますので、気付いたときには症状がかなり進行しているケースもあります。普段より抜け毛が増加したり、髪のハリコシが失われ、ボリュームが減ったように感じたら、できるだけ早く対処することをおすすめします。
初期の段階では、つむじや分け目が薄くなったり、おでこの産毛がなくなり、生え際が後退することが多いようです。さらに進行してくると、地肌が透けて見えるようになり、薄毛が周りから見てもわかるようになります。最終的には頭頂部に限らずに髪の全体が薄くなってしまいます。
びまん性脱毛症を改善するには?
びまん性脱毛症は、適切な治療を行い、生活習慣を改めることで必ず改善することができます。ただし、いったん症状が進行してからでは、薄毛が改善されるまでに長い時間を要することもあります。
家庭での対策は?
ご家庭で治療を行う場合には、市販の育毛剤や育毛サプリメントを使用します。育毛剤を選ぶ際には、育毛効果や発毛効果が記載されているかを確認し、厚生労働省の認可を受けた『医薬部外品』を選ぶようにしましょう。
初期の段階では生活習慣を見直し睡眠をしっかりととり、ホルモンバランスを整えることが大切です。現代社会でストレスを感じない生活は難しいかもしれませんが、ストレスを少しでも軽減できるようにストレス解消法を行い、溜め込まないなどの工夫が必要です。
頭皮が赤く炎症を起こしている場合、使用しているシャンプーなどの見直しも必要です。お使いのシャンプーに、刺激の強い成分が含まれていないかを良く確認してみてください。毎日使うものだからこそ頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーを選ぶようにしましょう。
シャンプー後には育毛剤を使用し、頭皮に栄養を与え、健康的な髪を育てていくようにしましょう。
青白い頭皮を目指すためには
健康な頭皮といわれる青白い頭皮を目指すためには、生活習慣の見直しやホルモンバランスを整えることが必要です。
正しい頭皮ケアを行うことで、頭皮環境が改善されます。すると、髪に自然な艶やハリコシが出るだけでなく、栄養がきちんと行き届くようになるため、薄毛や抜け毛の改善にも効果的です。
抜け毛の量が増えたり、薄毛が気になるようになったら、早めに対策をとりましょう。女性の薄毛は必ず改善しますので、諦めないで治療を続けることが大切です。
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