DHA・EPAサプリでドロドロな血液がサラサラに?
DHAやEPAによって血液がサラサラになるといわれていますが、そもそもなぜ血液がサラサラになると健康によいのでしょうか。そこを理解するためには、まず血液について理解をしていただいて、ドロドロの血液が健康にはよくないということを理解しましょう。
その上で、血液をサラサラにする方法について考えていきます。
ドロドロな血液が引き起こす健康トラブルについて
ここでは血液がドロドロなどなぜ悪いのか解説しています。血の性質なんてどうでもいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、ドロドロ血液は様々な疾患をもたらす非常に怖いものなのです・・・。
なぜ血液はドロドロになるの?
血液が粘性を持ってしまうことは、体の異常を示すサインでもあります。通常の人は、サラサラといかなくても、ドロドロはしていません。これは血液を構成する成分のバランスがおかしくなってしまっていることによります。
そもそも、血液がドロドロという状態は、血液中のコレステロールや中性脂肪が増えすぎている状態で、以下のような症状になることをいいます。
1.赤血球の増加
赤血球は酸素を体に運ぶためのヘモグロビンがある重要な血液の要素です。これが足りなくなると貧血になりますが、ありすぎも問題です。赤血球が増えすぎると血液内が脱水症状のようになり、流れていかなくなります。ドロドロの原因の1つは水分が相対的に減ってしまっていることなのです。
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2.赤血球が硬くなる
赤血球が硬くなることも血液ドロドロの原因の1つです。これによって赤血球が細かい血管を通りづらくなります。血栓など血が詰まってしまう原因ともなり、要は血液の柔軟性が奪われてしまうということです。
3.血小板が固まりやすくなる
出血した時に傷口を固めるのは血小板ですが、それ自体が硬くなってしまいますと、血小板同士で血液中でくっつきやすくなります。これも血液ドロドロの原因になります。
4.白血球が血管を硬くする
白血球は風邪などの細菌と戦うためにその量を増やし、血液の粘着性を高めますが、何も理由がないのに白血球の粘性が高くなってしまうと、血液ドロドロの原因になります。病気でもないのに血液が病気の原因と戦っているような状態になってしまいます。
ドロドロ血液が引き起こすリスク
このような要因で血液はドロドロになってしまうのですが、これによってさまざまな病気のリスクが高まります。以下でその内容について解説していきます。
1.血栓性の疾患(脳梗塞、心筋梗塞など)
血小板などが硬くなると、血管の中で出血もないのに血が固まって詰まってしまいます。これが最悪の状態になると、脳梗塞や心筋梗塞、大動脈瘤破裂などの重大な疾患になります。発症ずると命に関わるものが多く、助かっても後遺症などに苦しむことになります。血液ドロドロはこうしたリスクを高めると考えてください。
2.動脈硬化
血管が詰まるところまでいかなくても、動脈硬化を促してしまいます。動脈は血液を体に循環させるためのポンプです。ポンプが硬くなると、それを送り出すためにはより大きな力が必要になります。大きな力ということは、体に負担がかかるということです。これはデメリットしかありませんよね。
3.高血圧
血がドロドロしているのですから、当然それを流すために血管の圧力が高くなります。動脈硬化とも関係しますが、この状態が高血圧です。高血圧がさまざまな病気の要因になることはいうまでもありませんよね。
4.肝臓病
血液がドロドロしていると肝臓にも負担がかかります。肝機能が低下すれば、アルコールの代謝はもちろん、そのほかの身体を防衛する機能にも支障が出ます。脂肪が肝臓に付けば脂肪肝となり、放置しているとやがて肝臓がんになります。肝臓は人間の臓器の中でも最重要なものですので注意してください。
5.だるさ、めまい、頭痛、物忘れ
血液が頭にめぐりにくくなるので、脳の働きが低下します。その結果として、脳細胞が死滅したり、脳の栄養不足が起きて、傷みやだるさという形で症状に現れます。また、脳内の神経細胞のやり取りが上手に行かなくなるので、物忘れなど記憶についてもよくない症状が出ます。
これは、血液ドロドロの状態が改善されない限り、脳の血のめぐりが悪いままなので慢性化してしまいます。
6.冷え性、肩こり、腰痛
血のめぐりが悪いことは、脳だけでなく体のほかの部分にも影響します。血液が行きわたらなければ体が冷えてしまいますし、コリや腰痛の原因にもなります。もちろん、これも血液が改善されない限り慢性化してしまいます。
7.肌の老化、美肌への悪影響
血液が肌をめぐることで、必要な栄養が行きわたり、細胞分裂やターンオーバーが活発になります。それが滞ってしまうわけですので、シミやシワができやすくなったり、肌の老化にもつながってしまいます。美肌、アンチエイジングの大敵でもあるのです。
8.エコノミークラス症候群
飛行機などで同じ姿勢を続けていると、特に下半身への血の巡りが悪くなり、倒れてしまったり、最悪死に至る症状です。血がドロドロしているとこれにかかるリスクが増大してしまいます。
9.その他
そのほかにも血液がドロドロだと、健康へ悪影響が出ます。眼精疲労や視力の低下など目に対するもの、集中力や思考力の低下など脳に対するもの、月経不順や生理痛などホルモン・内分泌系に対するもの、抜け毛、不眠などさまざまな健康被害をもたらしてしまいます。
血液検査でドロドロ度をチェック!
このように血液がドロドロしているといいことはなさそうですね。それでは自分の血液がどうなのか、どのように検査を行うかというと、病院で血液検査をすれば簡単にわかります。
いろいろな検査項目がありますが、重要なのは
②悪玉コレステロール(150以上が×)
③血糖値(125以上が×)
④中性脂肪(150以上が×)
⑤ヘモグロビン(17以上が×)
で、×が複数あると、血液ドロドロの可能性が高くなります。もちろん、全部数値が低いことに越したことはありません。
また、血小板の検査をオプションで行うことも可能です。これによって脳梗塞など突然死の可能性のある病気のリスクを知ることができます。
ドロドロ血液からサラサラ血液へ!その方法と対策!
血液がドロドロだとわかったら、何とかしてサラサラにしなくてはいけません。また、数字上はドロドロとまでは行かなくても、そうなるリスクを下げ、予防するために日常的な取り組みも重要になります。ここでは、こうした血液をサラサラにするために何をしたらよいのか考えていきます。
食事の改善
何といっても、コレステロールや中性脂肪を高くする食事を改めることが大切です。どんな食事がよくないのかはいうまでもないことですが、野菜が少なく肉や揚げ物が多い食事です。肉の脂身はもちろん、動物油(ラードやヘッド)で調理をすると、その脂は身体に蓄積してしまい、太るとともに血液をドロドロにしてしまいます。
こうした動物性の油のことを専門的には「飽和脂肪酸」といいます。飽和脂肪酸自体は体にとってすべて「悪」ということではないのですが(よい効果もします)、人間の体内で合成できるので、あえてほかから食べ物として摂取する必要はないのです。油ものを控えようというのはそのためです。
一方で、油がすべて体に悪く、血液をドロドロにするかというとそうでもなく、植物性油脂の場合は逆に、中性脂肪などを下げて、血液をサラサラにする効果のあるものがあります。これを「不飽和脂肪酸」といいます。紅花油やオリーブ油などがそれに該当し、同じ揚げ物をするのでも、ラードなどではなくこちらを使えばかなりましです。
もちろん、油であることには変わりないので、摂りすぎはダメです。適切な量であれば血液をサラサラにする改善効果があるということです。
魚を食べる
食事の改善に関係しますが、特に青魚は血液にとって非常にいいのです。青魚の脂身に含まれる油は「不飽和脂肪酸のオメガ3」といわれ、血液改善成分を凝縮したようなものです。これを食べることで血液は大きく改善します。
オメガ3の中に「DHA」「EPA」といわれる成分が特に魚には含まれていて、これが血液をサラサラにする特効薬になります。DHA、EPAはほとんど魚からしか摂取できないといわれるくらい魚に特化した栄養素で(厳密には魚以外にも含まれますが、微量なため有効な量の摂取は難しいのです)、これが血液をサラサラにするためのキーアイテムになります。
ただし、問題点として、改善効果が期待できる量のオメガ3を摂取するためには、非常に多くの魚を、特に生で食べなければならず、現実的にはハードルが高いということがあります。
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日常生活の改善、運動など
これもいまさらですが、規則正しい生活を行って、適切な運動をしていただくことも血液をサラサラにするためには大切です。睡眠不足だと血液がドロドロになりますので、しっかりと睡眠時間を確保していただくことも重要ですし、激しい運動である必要はなく歩いたりジョギングでも構いません。
お酒、たばこを控える、ストレスを解消する・・・、これらは血液だけでなく健康そのものにも大切なことですので、あえて羅列することはいたしません。健康いいことをしましょうということです。
日常生活を整えて、健康の土台を作りながら、食事、特に魚を多く食べると血液がサラサラになりそうだということがわかってきました。同時に、食べ物(特に魚)だけでは、現実的に難しそうだということも理解できたと思います。ではどうすればいいのかが次の項での答えです。
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DHA、EPAが血液をサラサラにする理由
なぜ、魚に含まれているDHAやEPAが血液をサラサラにするかというと、直接血管やコレステロールに作用して、そのドロドロの状態を解消するからなのです。
DHAは血液中のコレステロールや中性脂肪が上昇するのを抑えたり、赤血球そのものを柔らかくする効果があります。
一方EPAは血管全体の柔軟性を高めて、血液のめぐりをよくしたり、血小板が固まるのを防いだりします。
イメージとしては、DHAか血液中の成分の改善、EPAが血管や血液のそのものの柔軟性を高めると考えるとわかりやすいです。両者が「協力」することで血液をサラサラにすることができます。
しかし、そうするだけのDHA、EPAを魚から摂取することはなかなか難しいわけで、そのときに役に立つのが「DHA、EPAサプリ」です。これはDHA、EPAともに含まれているものが多いのですが、魚などから抽出したDHA、EPAをカプセルなどに凝縮しているものです。
つまり魚を食べなくても、血液をサラサラにするのに十分なDHA、EPAが気軽に摂取するこということです。だからといって、肉を食べ続けて魚を食べなくてもいいということではなく、食生活の改善は必要ですが、それで足らない部分をこうして補えるということとして意識してください。
商品はさまざまにありますので、ご自身に合ったものをネット通販などで気軽に選ぶことが可能です。「食品」なので医師の処方箋なしに購入できますが、持病やアレルギーをお持ちの方は副作用の心配もありますので、事前にお医者さんに相談することをオススメします。