顔のむくみを取りたくて、蒸しタオルを乗せてみたり、冷水で顔を洗ったりしたけれど、あんまり変わらない…

そのお悩み、ツボ押しが解決してくれるかもしれません。ツボを使って水分代謝を上げて、要らない水分をデトックスしましょう。

この記事では、鍼灸師が使っているツボで、顔のむくみをスッキリする方法をお伝えします。

今回は、ランキング形式でおススメのツボをご紹介します!

顔のむくみの原因

「なんだかちょっと太った?」

と言われて、「えー、体重あんまり変わらないんだけどな…」と思ったことありませんか?

人が「太ってるかどうか」を判断するのって、実はカラダよりも顔。
実際は、太ったんじゃなくて、ちょっとむくんで丸顔になってるだけなのに!

こんにちは。『キレイの実』編集長&編集長の、伊東 歩です。
丸顔の人で多いのが、胃腸の働きが弱くて、肩がこっているパターン。この2つが合わさると、人は丸顔になりやすいんですね。

ってことは…わたしの丸顔も、実はもっとスッキリするかもってこと?
自分でも慣れちゃって、こんなもんかなと思ってた。
だったら、ちょっと嬉しいかも。

顔のむくみをスッキリするポイント

胃腸の水分代謝を上げる

肩と首の筋肉をゆるめる

もし、いっつも首や肩がこっていると感じるなら、こちらのストレッチをためしてみてください。
顔への血流が改善して、リンパ液の流れも良くなるので、むくみが減るはずですよ!

肩と首は、なんとなく顔に関係しそうだなと思いますよね。でも、なんで胃腸?と思っている人は、舌を鏡で見てください。

舌の横に、ギザギザの歯型がついてませんか?

それって、舌がむくんでいるんです。

胃腸の働きが落ちているので舌が膨らんでしまい、いつも舌が歯に押し付けられている。
そうすると、歯型がついたり、舌を噛みやすかったり、口内炎ができやすかったり。

そして、舌と同じように、胃腸が弱いと顔もむくみやすいんです。

私たち鍼灸師は施術の助けとして、望診といって、クライアントさんの外見からカラダの状態を判断することも。

たとえば、丸顔で、舌に歯型がついていて、しかも舌の苔が厚めついていると、かなり前から胃腸の働きが落ちてるのかな。など。

ゲッ!
そんなところまで見てるの?
なんだかもう、内臓までバレバレね…

はい。メンタルも含めて、カラダの中で起こっていることは、だいたい外見に表れます。

ちなみに、丸顔(四角に近い丸顔)タイプは、安定志向。
心配性で一歩踏み出すことをためらってしまう所もありますが、現状を維持して土台を守るチカラが強いので、家庭にも会社にもなくてはならない存在です。

いやだ…その通りよ…
褒められてるんだか何だか分からないけど、とにかく顔は胃腸ってことね。

はい! よく、「顔がむくんでいるから、顔のツボを教えて」と聞かれるのですが、そのとき効いた感じがするだけで、実はすぐ戻っちゃうんです。

顔のむくみは、心臓、腎臓の状態によっても変わりますが、胃腸を整えると効果が長続き。

ですから、ここでは胃腸の水分代謝を整えながら、顔のむくみを取ってくれるツボをご紹介しますね。

そのあと、肩や首のコリを取る方法もお伝えしますので、さらにスッキリ顔になりますよ。

【顔のむくみ解消ツボ】 ランキング

第1位 陰陵泉(いんりょうせん)



膝の内側、ななめ下にある陰陵泉(いんりょうせん)は水道の蛇口のようなツボで、デトックスには欠かせません!

水分代謝が悪くて水太りしやすい人には、うってつけのツボです。
最初なので、刺激の方法も含めて、ちょっと詳しくお伝えしますね。

では、一緒に探してみましょう。

まず、内くるぶしを見つけましょう。


そこから膝に向かって上がっていくと、硬い骨と、柔らかい肉の境目があるはず。
その境目を、骨に沿って上にたどっていくと…境目がぼやけて、なんとなくカーブしているところがあると思います。
その、骨のカーブの内側が、陰陵泉!

ここを、ちょっと強めに押してみましょう。骨の内側に向かって、えぐるようにするのがコツ。

ズーンと響いて、少し痛みを感じるかもしれません。
その状態で、30秒~1分くらいキープ。

ここ、本当によく効きます。

が、さらに効かせたいときは、スプーンやペン、天然石を使ってみましょう。

指と同じように、ちょっと強めが良いですね。

私たち鍼灸師がツボに使うのは、金や銀、そして銅やステンレスといった金属製の鍼。その理由は、金属を使ったほうがツボの反応が良いから。

鍼じゃなくても、スプーンなどでも充分効きます。とくに天然石は独特の周波数を持っているので、とても使いやすいですよ。


スプーンや天然石のマッサージ棒なら、陰陵泉の少し下から、骨の境目に沿って30回くらい、上に向かってこすり上げましょう。

ツボ押しと合わせると、相乗効果抜群!

そして、できれば最後に、ツボに何か貼っておきましょう。
ツボ押しの効果を持続させてくれますよ。


これは、耳つぼジュエリー。シールで貼れるようになっているので、おすすめです。
あとは、絆創膏でお米を貼るのもすごく良いですよ。

ぜひ、ためしてみてください。
このツボは、顔以外にも足のむくみにも効きますので、覚えてくださいね!

次は、手のツボ。

第2位 尺沢(しゃくたく)

手の肘にあるツボ、尺沢。
カラダの中の余分な水分は、おしっことして出す以外に、汗としても出すことができます。

尺沢は、余った水分を肺の働きを利用して、皮膚からデトックス。


ここは、つまようじに活躍してもらいましょう。


尺沢の場所は、肘の内側。ちょっとチカラを入れると、スジが浮き出ると思います。その外側あたりを、つまようじでチクチクッとつつきます。
一分くらいやっていると、皮膚が赤くなってきますので、そうしたら終了。



つまようじがなければ、先のとがったものであれば何でもオッケーです。
人によっては、ジンワリと首筋に汗がにじむかもしれません。

汗がでなくても、不感蒸散といって「モワ~っ」と皮膚から発散されていくので大丈夫です!

第3位 解谿(かいけい)&衝陽(しょうよう)

次は、効果抜群の足のツボをご紹介!!
使うのは、顔から水分を「引く」作用が強い2つのツボです。

【解谿(かいけい)】

ここは分かりにくいので、一緒にツボを探しましょう。

まず、足の親指を反らしてみてください。足首に向かって1本、スジが浮かび上がるはずです。
そのスジの外側(小指側)を足首に向かってたどっていきます。

そのあと、足首を曲げてみると、何本か横にシワが入りますよね?
一番下のシワと、先ほどのスジの外側が交差する点が、解谿(かいけい)です。

ここは、お灸を使うと、かなり効きます。

また、指やペン先、天然石でもオッケー。


ちょっと強めに、1分くらい押せば充分です。


スプーンの場合は、この「解谿」から、次に紹介する「衝陽」までを結んで、足先に向かって撫で下げましょう。
これ、とっても効きます。50回くらいやってみましょう!


最後は、ペタッと。

次は、【衝陽(しょうよう)】


衝陽(しょうよう)は、先ほどの「解谿」から、足の人差し指に向かって、親指2本分ほど下がったところにあります。
「ドクッドクッ」と拍動を触れることも。


まず、人差し指で「解谿」に触れ、その下に親指を置きます。


さらにもう一本、親指を置く。


そのすぐ下に、衝陽(しょうよう)はあります。


ちょっと痛いくらいに、指やペンで30秒、刺激しましょう。


ここも、お灸がよく効くツボですね。


最後に、なにかペタッと貼っておきます。

実はここ、顔のむくみはもちろん、フェイスラインをスッキリさせるツボ。
このツボは、足からお腹を通ってアゴ、目の下まで繋がっているんです。

アゴの下のお肉が気になる人は、ちょっと続けてみてくださいね。

ここまで、上位3つの【おすすめツボ】をご紹介しました!
むくみの軽い人や、一時的なむくみなら、これで充分。仕上げの首と肩のストレッチの項目に飛びましょう。

慢性的な顔のむくみを改善したいなら、このあとのツボもためしてみてください。

第4位 水分(すいぶん)&中極(ちゅうきょく)

こんどは、お腹のツボ。
膀胱も使って、要らない水分をデトックスします。

【水分(すいぶん)】


水分(すいぶん)は、おへその上、親指1本分のところにあります。




ここは、名前にも表れているように、必要な水と要らない水を分別して、尿として排出してくれる大事なツボ。


ここを優しく押しましょう。皮膚がちょっと凹むくらい。
ペンや天然石も良いですね。

1分くらい当てたら、ツボ刺激の効果が持続するように…

ペタッと。

【中極(ちゅうきょく)】

このツボも、尿の排出を促してくれます。先ほどの水道と一緒に、おへそのライン上を撫で上げるように刺激してみましょう。
中極は、おへその下で、恥骨に当たる手前くらいにあります。



中極から、おへその少し上の水分までを、スプーンや天然石のマッサージ棒などで、皮膚表面を軽~く撫でてあげます。(できれば、皮膚に直接触れたほうが効きますよ)
30回くらい、下から上に一方通行で、ほんとうに軽くで大丈夫です。

どうですか、うまくできました?

次の第5位のツボと合わせると、相乗効果で下腹ぽっこりがスッキリしますよ。

第5位 水道(すいどう)&不容(ふよう)

水道(すいどう)は、おへそから親指2本分外側のライン上で、そこから親指4本分下にある、左右2つのツボです。

ここも、名前の通り、昔から水の通り道として重宝されていたツボ。重要ポイントです!
いっしょに見つけましょう。

まず、おへそから親指2本分くらい横に、指を置きます。


その下に、手のひらを当てます。


人差し指から小指までの幅の分、脚のほうに下がったところが…


むくみ取りのツボ、水道(すいどう)です!
ここも、ツボ「水分」と同じように、指やペン、天然石などで刺激してみてください。


そして、お決まりのペタッ。

この、へそから親指2本分外側のラインには、胃に関係するツボがたくさん並んでいます。
なので、スプーンなどでまとめて刺激して、カラダの内側からむくみを取っちゃいましょう。

親指2本分外側のラインを、頭の方にたどると肋骨に当たります。
そこに【不容(ふよう)】というツボがあります。
不容からスタートして、先ほどの水道まで、軽く表面を撫でるように刺激。



脚に向かって一方通行で30回くらい。
すると、顔だけでなく、カラダの中に余った水分が膀胱に集まり、尿として排出。

これで、お腹の中までスッキリしますよ。 

首と肩のストレッチ

ここまで、胃腸機能を整えて水分代謝を上げ、余分な水分をデトックスするためにツボを刺激してきました。

これで、水の流れがだいぶスムーズになりました。

あとは、水の流れをせき止めている肩と首をゆるめましょう。
肩と首が通りやすくなれば、お顔に溜まりがちだった水分が、スーッと引いていきます。

とはいえ、無理に首を伸ばすと痛めてしまうので、肩甲骨を積極的に動かしましょう。
肘を上げずに肩をグルグルと回すと、肩甲骨まわりの筋肉がゆるんできます。

上下左右、なるべく大きく、肘を上げずに回すのがコツ。
きっと、「ゴリゴリッ」と音がすると思いますよ。

まとめ

顔のむくみ取りには、顔のツボより手足腹のツボがおすすめ。

そしてもう一つは、首と肩をゆるめること。この2ステップで、かなり改善されるはずです。

もし、人と会う用事があるなら、2,3日前からツボを刺激しておくのが、いちばん効果的ですよ。さらに、仕事の合間に首と肩のストレッチをすれば、用意万全。

ほんの少し、要らない水分が顔から抜けるだけで、全体的な印象がシャープに変わります。
ぜひ、やってみてくださいね。