今回は「アトピーは保湿しない方がいい?乾燥肌との違いは?」というテーマでアトピーのことについて見ていきたいと思います。
赤ちゃんや子供に多いアトピー。ブツブツがたくさん出てお肌はカサカサ・・・。見ているだけでかわいそうですよね。でもアトピーは小さい子だけじゃなく、大人でもアトピーになる人が増えているんだそうです。
アトピーになってしまうとかゆいし肌はボロボロになるし、本当に辛い病気ですよね。例えば恋愛中の女性だったらお肌がボロボロで見た目にコンプレックスを感じて恋愛に消極的になってしまいそう・・・。
アトピーと乾燥肌の違い
でも、アトピーって乾燥肌と症状がよく似ていると思いませんか?
肌のカサカサやプツプツ、化粧品でヒリヒリする・・・。それがアトピーの症状なのか、乾燥肌の症状なのか、違いは何でしょう?
小さい頃からアトピーと診断されていればカサカサ肌やプツプツになったらアトピーだとわかるのかもしれませんが、大人になってからこのような症状が現れても大抵の人はただの乾燥肌か、敏感肌だと思ってしまうんじゃないでしょうか。例えかゆみを伴っていたとしても、化粧品にかぶれたかな?くらいに思ってアトピーになっているとは思わないかもしれません。
では、まずは乾燥肌とはどのような状態なのかというと、要するにお肌が乾燥してカサカサしている状態のこと。
皮膚の水分を保つ物質や皮膚の表面を保護する皮脂膜が不足している状態で、皮膚から水分がどんどん出て行ってしまいます。
その結果、お肌に水分が不足してカサカサになるバリア障害が起きてしまい、さらに乾燥が進んでしまいます。すると、お肌は外部の刺激に過剰に反応するようになりかゆみや炎症といった症状を起こし、これが敏感肌と言われる症状になります。
そしてアトピーは、こういった乾燥肌に体質的な要素が入ってくるということが一番の違いです。
また、アトピーは乾燥肌と比べてかゆみもひどく赤みも強いといったように症状がよりひどく出ているのも特徴です。
見た目でのアトピーと乾燥肌の違いは、乾燥肌の場合はカサカサやプツプツの症状が主に顔に集中して出ていますが、アトピーの場合にはその症状が手や足の関節部分、上半身などの広範囲に現れていることが多いです。
この違いをふまえて見てみると、ご自分の症状が乾燥肌によるものなのか、アトピーによるものなのかという判断がある程度できるのではないでしょうか。
アトピーになる原因は?
お肌のカサカサや強いかゆみを伴うプツプツが良くなったり悪くなったりを繰り返すアトピー。
アトピーと聞くと小さい子の病気というイメージですが、最近は大人のアトピーも増えているんだそうです。
アトピーになってしまう原因はさまざまあり、それらが重なって起こる疾患と言われていますが、実ははっきりとした原因というのはまだわかっていないのが現状です。
考えられるのは体質的な問題と生活環境によるものが原因として挙げられます。
体質的な原因は遺伝ということになりますが、アレルギー体質の人はアトピーになりやすいと言われています。
それは、自分だけでなく家族にアレルギー体質の人がいる場合もアトピーになりやすく、このような体質のことを「アトピー素因」がある体質と言います。
例えば家族にアトピーの人がいるのはもちろん、花粉症、喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどを持っている人がいる場合は同じ体質ですのでアトピーになる可能性が高いということになります。
私はアトピーではないんですが、私自身が花粉症があり、息子は喘息、妹は色々なアレルギーを持っているという「アトピー素因」がある体質になります。
自分はアトピーとは無縁だと思っていましたが実はアレルギー体質だったことに大人になってから気がついたわけですが・・・。
ですが、「アトピー素因」があるからといってみんながアトピーの症状が現れるというわけではなく、アトピーにならない人もたくさんいるんです。
実際、私の姪っ子はアトピーで小さい頃から腕や足の関節がカサカサして、アトピーが現れるとプツプツが出ている場所をポリポリ掻いてしまっているという状態でした。
すっかり成長してしまった現在も、先日我が家にお泊りに来た時に体にプツプツがひどく出てしまってかゆくてかゆくて眠れない!!と訴えるので慌てて薬局に行き薬剤師さんに相談して薬を買ってきました。
アトピーは症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、姪っ子のように症状がひどく出てしまうとかゆくて掻きむしってしまい、その刺激が皮膚に炎症をおこし悪化し、さらにお肌のバリア機能もどんどん低下します。
バリア機能が低下しているお肌は刺激物が浸入しやすい状態になりますます炎症がひどくなりかゆみもひどくなるという悪循環になってしまいます。
これらはアトピーになる原因のアレルギー体質という問題と、外側からの刺激という問題が重なった状態ですが、その他の原因としてはアレルゲンとなる食べ物が原因の場合。代表的な食べ物は卵や牛乳、乳製品、大豆、大豆製品、米、麦などがアレルゲンになりやすく、これらの食べ物にアレルギー反応を示して症状が出てしまう場合もあります。
また、自分を取り巻く環境が大きく変わって精神的ストレスがかかった時やひどく疲れている時、睡眠不足など精神的なことが原因でアトピーを引き起こす場合や、ダニやハウスダスト、カビなどにアレルギー反応を示しアトピーの症状が出てしまう場合など。
いずれにしても、アトピーになる原因はアレルギー体質に加えてあらゆる要因が重なって悪化する疾患で、その症状の出方も人によってそれぞれ違うので自分が何のアレルギーなのか、どのような状況の時に悪化してしまうのかということを把握してなるべく症状が出ないように、悪化させないようにコントロールしていくことが大切だと思います。
アトピー改善には保湿しない方がいい?
アトピーの治療法でよく知られるのはステロイドでの治療と保湿ですよね。アトピーとは無縁の私でもそのことは知っているくらいアトピー=ステロイドというのが一般的。また、アトピーのカサカサ肌は乾燥が主な原因になっていることから保湿することが有効だと言われています。
そして、ステロイドは副作用があるということや強い薬だということもよく知られています。
なので、アトピーの症状が悪化した時の一時的な治療としてステロイドは効果的ですがアトピーを改善するために長期的な使用するのには向かないということになります。ただ、ステロイドは即効性があるので辛い症状を抑えるのには最適な薬なんです。
でもステロイドではアトピーを改善することができませんので対症療法でしかないというのも事実。一時的に症状を抑えても根本的に病気を改善する治療法ではないということになります。
そして、アトピーのお肌は水分量が低下しているので保湿が必須。保湿剤によって肌表面をコーティングすることにより水分が逃げるのを防ぐことができ、異物のを浸入を防ぐことができるからです。
この場合におすすめな保湿剤が白色ワセリンなんだそうです。私はこのことを妹から聞きましたが、妹は私と違ってトラブル肌でいつもカサカサ。ひどい敏感肌で化粧品はほぼかぶれてしまうんですが、乾燥肌にワセリンが効果的。とくに白色ワセリンがいいと教えてもらったんです。
白色ワセリンをカサカサしたお肌に薄く塗ると皮膚から水分が失われるのを防いでくれ皮膚をしっとりやわらかく整えてくれるそうです。
お肌のバリア機能が低下しているアトピーの人はワセリンを塗ることで低下しているバリア機能を回復させるために効果的だと言われているんです。
アトピーの治療にはステロイドと保湿というのは一般的に知られていることですが、アトピーを改善するためには保湿しない方がいいということを聞いたことがあるでしょうか。
アトピーのお肌を保湿するからアトピーが改善しない・・・本当のところはどうなんでしょうか。
アトピーで悩んでいる人は、アトピーが改善されるなら何でも試してみたいはずですが「保湿しない」「薬を使わない」という方法はどうなんでしょう?
健全なお肌の持ち主が行う美容法に「肌断食」という美容法があります。それまで化粧水や乳液、美容液などをたっぷりお肌に塗っていたのをいっさい辞めるという美容法です。
何もつけなくなったお肌はカピカピになってしまいますが、それでも何もつけない状態で放置しておくとお肌の内側から潤って化粧水や美容液などに頼らなくてもキレイなお肌を保つことができるんだそうです。お肌本来の持つ再生する力を利用するということです。
アトピーの改善に保湿をしない、薬を使わないという治療法はこの肌断食の考え方と似ているような気がしますが果たしてアトピーという病気にこの荒療治とも思えることは効果的なんでしょうか・・・。
個人の体質にもよると思いますし、この方法に関しては賛否両論ですのでここでは何とも申し上げることはできませんが実際にこの方法を行っている方もおられるようです。
「保湿するかしないか」「薬を使うか使わないか」という外側からの治療意外にも、食生活の見直しも効果的ではないでしょうか。食べ物を見直して体の内側からのアプローチもアトピーの改善に役立つかもしれません。
アトピー改善に有効な食べ物を積極的に普段の食事に取り入れることでお肌の状態を落ち着いた状態に保てたらステロイドを使う頻度も少なくなります。
具体的には玄米、雑穀、野菜、ごま、小魚、海藻、オリーブオイル(エキストラバージン)など。
栄養素ではビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質炭水化物などが含まれる食材をバランスよく摂取することがアトピー改善に役立つようです。
色々と難しく考えてしまいそうですが、簡単にできるところから、例えば普段は白米を食べているのを玄米や雑穀米にかえてみたり、食事に緑黄色野菜や海藻をプラスするだけでも違うと思います。
一番おすすめなのは和食なんです。意識して和食を食べるようにするとアトピー改善に効果的な食材が自然に摂取できるんです。
一方で、アレルギー反応が出やすい食材を避けるのも大切になってきます。牛乳、卵、牛肉、豚肉、スナック菓子、ファストフード、油ものなど。
少しずつ食生活を改善していくことで徐々にアトピーの症状も改善されていくはずです。アトピーを根本から治せるか?というのは何とも言えないことですが、症状が現れる要素を減らすことでお肌の状態をいい状態に保つことができますので薬を使う頻度も減り、辛い思いも軽減されると思います。
ちなみに、乾燥肌でいつもカサカサしていてちっとも良くならない!という方は、一度専門医に診てもらうことをおすすめします。
乾燥肌は季節的なものであったり、一時的なものであることが多く、化粧水やクリームなどでケアすると比較的短期間で改善されることが多いです。
乾燥肌とアトピーの症状はよく似ているので乾燥肌だと思っていたら実はアトピーだったということがありますのでその症状が長期間続いていたりする場合はちゃんとした診断を受けてくださいね!
今回は「アトピーは保湿しない法がいい?乾燥肌どの違いは?」というお話をお届けしました。
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