A.
ブーツだからといって特別なお手入れは必要ありません。一般の靴より面積が広い分面倒です。
保管についてはキーパー等の専用の用品が必要となります。
【 お手入れ方法 】
甲革部分の布やブラシで取れない汚れ等は、コロンブス500を布に含ませ軽く拭き取る様にして落とします。あまり強く擦ると素材によって、表面の仕上剤が落ち、色オチやシミになる場合もありますので前もって目立たない部分で試してからお使いください。また、部分的な汚れには、固形タイプのクリーナーのレザリアンスペシャルガムが便利です。
クリームは広い面積に塗布するので塗布器付きのものが便利です。チューブタイプのクリームは塗布後に靴ブラシで全体を軽くブラッシングし、乾いたら柔らかな布で磨き上げます。使用するクリームの色は、靴と同色または薄めの色をお選びください。汚れ落としと保革ツヤ出しを兼ねたスプレームースタイプのブーツクリーンも大変便利です。
仕上げにアメダスをスプレーします。乾燥後全体がやや白っぽくなりますが乾いた布で磨くと元のツヤに戻ります。アメダスは皮革に撥水・撥油性を与えて雨や汚れから皮革を保護します。特に靴が新しいうちからご使用頂くと効果的です。スプレーは吸い込むと有害ですので必ず屋外で風向きに注意してご使用ください。
【 保管方法 】
履いた後そのままにしておきますと胴部分にシワ等ができ、なかなか元に戻りません。お手入れ後充分乾燥させてからブーツキーパーを入れて靴箱等に保管します。また、靴の中に乾燥剤を入れておきますと、ニオイ取りと防カビ効果があります。時々陰干しをします。
A.
スエード等の起毛革製品はホコリや汚れが毛足に付着しやすく、毛足の奥に入り込んでしまうため汚れが落としにくい素材です。
【 お手入れ方法 】
スエード専用ブラシ(ナイロン等)で毛足の方向に添ってブラッシングしホコリや汚れを取り除きます。ヌバックのように毛足の短いものには豚毛の靴用ブラシが適しています。ブーツのように面積の広い靴にはスエードスポンジが大変便利です。
ブラシで落ちない部分的な汚れには消しゴムタイプのレザリアンスペシャルガム(以下LSG)の白いゴムの方で擦って吸着除去します。また、こびりついて落ちない汚れにはLSGのグレーのサンド部分で削り過ぎないよう注意しながら取る方法をお試ください。
先端部分の毛足が寝てしまっている場合は、ハリスのイヤーブラシを使いブラッシングします。
防カビ剤配合のスエードローションを布に少量含ませ毛足を軽く拭き、再度軽くブラッシングして毛足を整えます。
色アセや擦れて色が薄くなった部分には、素材の色に合ったスエードカラーを選び使用します。スエードカラーは色を補い撥水性を与え、雨や汚れから靴を保護するスプレーです。使い方は補色の必要な部分を中心に周辺に色ムラが起きないように全体を見てぼかしながらスプレーします。尚、素材に合う色がない場合は無色を使用してください。スプレー後ブラッシングして毛足を整えます。スプレーの際は色が飛散して他の部分に付着する事がありますので必ず屋外で周囲に新聞紙等を敷きご使用ください。(無色の場合も同様)
【 保管方法 】
お手入れ後充分乾燥させてからブーツキーパーを入れて靴箱等に保管します。また、靴の中に乾燥剤を入れておきますとニオイ取りと防カビ効果があります。時々陰干しをします。
A.
アメダスはスプレーした後、防水成分が皮革内部に浸透してゆき表面に付着した過剰成分は乾燥によって白くなって残ります。乾燥直後に布で磨く事により平滑な面が出てツヤが戻ります。過剰成分を乾燥状態のまま長時間放置しておきますと固着していきますので軽く磨いただけでは落ちにくくなります。
【 直す方法 】
レザリアンローションなどのクリーナーで落とすことができます。その後、同色の靴クリームでお手入れすると元のツヤに戻ります。クリームのお手入れだけでは表面の防水効果が弱くなりますので、再度アメダスをご使用ください。その際、乾燥後のカラ拭きをお忘れなく。
その他、白化部分をヘアドライヤーを使って消す方法もあります。ヘアドライヤーで表面に軽く熱をかけると白化している防水成分が融解して均一で透明な膜となり白化は消えます。防水効果には影響はありません。
A.
色が衣服などに付いてしまいますので使用出来ません。ハンドバッグ専用クリームをご使用ください。
A.
淡い色のサンダルは汚れが目立ちやすく汚れが浸透してしまうとなかなか落ちません。早めのお手入れが必要です。
革部分の汚れは皮革用クリーナーで落とします。ヒール部分に付いた黒い線は消しゴムタイプのクリーナーで吸着します。新しいうちに透明フィルムを貼るのも効果的です。
汚れを付きにくくするために防水スプレーをしておくことをお勧めします。
A.
ジーンズの染料が靴と擦れて色が移行してしまいます。残念ながら染料を落とすことは出来ません。
A.
靴クリームは色褪せてきた靴の補色、革に栄養を与える効果があります。
補色クリームは着色力がありますのでキズなどの補修に適しています。
A.
靴用ブラシでブラッシングして防カビ効果のあるクリーナーでカビを落とします。そのあと靴の色にあった靴クリームを塗り込みます。
一度カビが発生した靴は再度発生する可能性があります。保管前は風通しのよい日陰で乾かし靴用乾燥剤を使用してください。
A.
ハラコ素材には靴クリームは使用できません。
汚れ防止のために防水スプレーをしブラシ(豚毛)で時々ブラッシングしてください。
A.
一般的にビタミンEは体内の「若さと美しさを保つビタミン」と呼ばれており食品関係では鮮度を保つための添加剤として利用されています。その共通点は脂質の酸化を防ぎその劣化を防止する働きにあります。
天然皮革には柔軟性を保つために加脂剤として油脂成分が使用されています。天然皮革は長期使用の間に汗の成分や雨、空気、太陽光線などの外的要因を受け皮革繊維自体や加脂剤の酸化による劣化が起こり次第に硬く脆くなってヒビ割れを起こします。これを単なる油分の補給だけで防ぐことは出来ません。
ビタミンEを使用することにより皮革に含まれる加脂剤等の成分の酸化を防ぎさらにビタミンEは油状成分であるため加脂剤としても効果的に働きます。
A.
靴クリームには一般的に缶入りの油性クリームとビン入り・チューブ・リキッド等の乳化性クリームとに大別されます。ビン入りとリキッドは同じ乳化性なので基本的な効能は同じですが成分や製法の違いによって各製品ごとの特徴を付加して作られています。
【 ビン入りタイプ 】
成分内容はワックス、油脂、有機溶剤、乳化剤、水を混合したペースト状のクリームで基本的に保革、保護、ツヤ出し等の性能がバランス良く発揮できるように各成分が調整されてつくられます。また有機溶剤(灯油に近いタイプ)を含みますので比較的軽めの汚れ等を落とす事ができクリームとクリーナーの両方の性能を持ち合せています。軽い汚れや古いクリームを落としながらお手入れができるためビン入りクリームばかり使用しても厚化粧にならない特徴があります。
【 リキッドタイプ 】
液状タイプのクリームで塗布→乾燥するだけで保革、保護、ツヤ出し効果の得られる製品です。ビン入りと同じ乳化性ですが、成分中に有機溶剤を含みません。クリームを塗布→乾燥した時に、均一で超微粒子状に分散しているワックスが皮革表面上で均一な塗膜として形成されるので、光沢がそのまま出て耐久性に優れた保護塗膜がえられます。光沢の持続性に優れ使用後はカラ拭きだけでも充分長持ちしますが有機溶剤を含まないので汚れや古いワックスを落とす効果は持っていません。定期的にクリーナーで古くなった塗膜を落とし表面を均一に整える必要があります。
【 使い分け 】
ビン入りタイプのクリームは週に一度のお休みの時、本格的にお手入れする時にお使いください。
リキッドタイプは簡便性、速効性、持続性に優れお出かけの時や職場での急なお手入れが必要な時に手を汚さず簡単にお手入れができます。
A.
靴クリームは直接靴の色に合わせてお選びください。クリームの色を選ぶ際に「確かこんな色だった」「同じ色の名前だったから」といったような選びかたをしますと実際の靴と違った色のクリームを買ってしまうことがあります。必ず靴を履いて行くか、持参して直接靴と照らし合わせてお選びください。
靴を購入する際に靴クリームも一緒に購入することをお勧めします。
A.
靴クリームは乾燥しやすい性質を持っています。ビンタイプの容器は開口面積が大きいためキャップのわずかなゆるみから徐々に水分や溶剤成分が蒸発してしまいワックス等の不揮発成分が残って固化してしまいます。
一度固化してしまって成分バランスの崩れたクリームは、後から水分や溶剤等を加えて混ぜ合わせても元の状態には戻りません。また無理やり混ぜてクリームを使った場合、革にシミを作ったりツヤが出なかったり等のマイナス面が出るケースもあり、靴クリーム本来の効果が出ません。大変残念ですがこの場合新しいクリームを購入してご使用いただくことをお勧めいたします。
クリームの保存方法はご使用後必ずキャップをしっかり締めてください。また、容器を逆さにして置く方法も長期保管には効果がありますのでお試ください。これはキャップのパッキンにクリームが付着して、シール効果が出るためと思われます。
A.
【 ワックスの性質 】
ワックスは安全性が高く靴クリームをはじめ食品や化粧品にも使われており動植物、石油、石炭などから採取されます。石油、石炭も元をただせば天然物ですが一般には動植物より生成するワックスを総称して天然ワックスと呼んでいます。植物ワックスは表面に薄い保護膜をつくって害虫や病気から守り、同時に体内の水分が蒸発し過ぎないように調整する働きを動物ワックスは表皮をなめらかにし、撥水性を与え生体を保護するなど、動植物ワックス・・・すなわち天然ワックスは生体内にあっては重要な役割をもっています。
【 ワックスの種類と用途 】
植物ワックスの代表がカルナバワックスで、強い保護膜を作りツヤも一番です。靴クリーム以外にもカーワックス、みかんやりんごのツヤ出し、ワープロのインクリボン、鉛筆の芯などの利用されています。主に保護とツヤ出しの目的で使用されますが、輸入りんごは旨みを保持する働きもあります。また鉛筆の芯では硬さの調整に用いられ、カルナバワックスの含有量が多くなるほど芯の強度は増します。このワックスはブラジル特産のカルナバヤシという木から生成します。植物自身が乾季に葉からの水分蒸発を抑えるために分泌するものを集めたもので、約2000枚~4000枚の葉から約16kg位収穫できます。その他の植物ワックスとして下記のものがあります。
キャンデリラワックス: メキシコ特産のキャンデリラ草からカルナバ同様に乾季に分泌されるものです。
ライスワックス: 米ぬかより抽出したものです。昔日本でも米ぬかを入れた袋で床や柱を磨きましたがこのときツヤを出す成分がこのワックスです。
モクロウ: 別名ジャパンワックスと呼ばれ日本特産のハゼの実から採取します。生産量が少なく高級品のためびんつけ油にしか使用されていません。
動物ワックスの代表がミツロウ(別名ビーズワックス)で靴クリーム、化粧品などに利用されています。名前の通りミツバチの巣を形成している成分で、柔らかいワックスです。現在はほとんど中国から輸入しています。
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