ニキビやニキビ跡をカバーするポイント
■肌の色を均一にする
ニキビやニキビ跡を隠したい時は、まず肌の色を均一にすることを考えましょう。
ニキビなどの肌トラブルを起こしている上からただファンデーションを塗るのはNG。カバーできるどころか毛穴をふさいでニキビの悪化を招いたり、メイクが崩れやすくなったりとかえってニキビやニキビ跡を強調してしまうことにもなりかねません。
■肌の凸凹を平らにする
炎症・化膿を起こしたニキビは、肌の深部(真皮)にまでダメージを与えている可能性が大。真皮が傷ついてしまっているとニキビが治ってもその部分がへこんでしまう恐れがあります。
もし跡になってしまったら、ファンデーションの厚塗りは避けてください。皮脂とファンデーションが混ざり合って毛穴に入りこんでしまう「毛穴落ち」という現象がニキビ跡でも起こって余計に目立ってしまうことがあるからです。ニキビ跡には下地の段階で肌の凸凹をならして平らにする方法が有効です。
ニキビ跡を防ぐには早めに皮膚科を受診することも必要です。
日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
軽症の症状でも瘢痕を残しうるが,早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されている.
■適切な化粧品を選択する
ニキビやニキビ跡のカバーにはそれぞれの目的に適した化粧品を選ぶようにしましょう。それぞれの状態により効果が異なるためです。
「どんな肌に見せたいか」を考えて適切なメイク用品を選ぶことが大切です。
タイプ別・ニキビやニキビ跡の隠し方
■炎症を起こしている赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビは単なる毛穴詰まりであることがほとんどなので、メイクで隠す必要はありません。クレンジングや洗顔を丁寧にして、汚れを肌に残さないようにしましょう。
問題は、アクネ菌が増殖して炎症を起こしている「赤ニキビ」。顔の広範囲に赤ニキビができている場合は、反対色(補色と言います)であるグリーン系のコントロールカラーが最適です。赤みを抑え、肌のトーンを整えてくれます。
大きいものがいくつかできている時はコンシーラーを。本来の肌色よりワントーン濃い色で、練りの固いものを清潔な指かチップに取って、ニキビの上にとんとんと乗せるイメージでなじませます。その上から重ねるのはパウダーファンデーションがおすすめです。ただし、パフは清潔なものを使用しましょう。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは油分が多いので、新たなニキビの原因となってしまうことからニキビのカバーメイクには向いていません。
●コンシーラーは肌の色よりワントーン濃い色で、練りの固いものを使用する
●パウダーファンデーションを使う(リキッドやクリームタイプは油分が多いためNG)
■化膿をともなう黄ニキビ
ニキビの炎症がさらに進行して、化膿した状態が黄ニキビです。ニキビとしては最終段階と言ってもよく、この段階で自分で潰したりするとほぼ跡が残るとされています。
黄ニキビをメイクでカバーする場合は、刺激を与えないよう注意することが重要。芯の部分にはなるべく触れないようにし、ニキビの周囲にコンシーラーをつけましょう。
ファンデーションは赤ニキビのカバーと同様、パウダータイプが良いですが、可能であればフェイスパウダーのみにするなどで肌の負担を軽減するのがおすすめ。この場合もパフは清潔なものを使用するのが前提です。帰宅したらすぐにメイクを落とし、肌への負担を最小限にとどめること。皮膚科での治療も並行して受けるとよいでしょう。
●赤の反対色(補色)であるコントロールカラーが最適
●コンシーラーはニキビの周囲につける
●パウダーファンデーションを使う(リキッドやクリームタイプは油分が多いためNG)
●帰宅したらすぐにメイクを落とす
■肌の凸凹・ニキビ跡
ニキビ跡にもさまざまなタイプがあります。ポツポツと針で突いたような小さなものから滴型や円形、中にはクレーター状に肌表面がへこんでしまうことも…。
こうしたニキビ跡をメイクでカバーするには、まずスキンケアの段階でしっかり保湿しましょう。肌が水分を含んでふっくらすることで毛穴や小さなニキビ跡ならかなり目立ちにくくなります。
そして、化粧下地を必ず使うこと。毛穴のカバー力が高いものがおすすめです。ファンデーションを厚塗りするより、下地の段階で対策をする方がメイクもナチュラルに仕上げることができるのです。
ニキビやニキビ跡をカバーするおすすめ化粧品
■江原道 メイクアップ カラーベース グリーン
顔全体にニキビが目立つ人にはこちら。ニキビをカバーしつつ、ファンデーションの密着度を高めて滑らかに仕上げてくれます。
■ipsa イプサ クリエイティブコンシーラー
3色を混ぜて自分の肌色に近づけたり、単色で使ったりと応用範囲の広いコンシーラー。ニキビやニキビ跡のカバーにも便利です。
■毛穴パテ職人 化粧下地 クリア 25g
毛穴の凸凹をカバーする効果が高く、スキンケアの後、化粧下地を塗る前に気になる部分に擦りこむと肌をフラットに整えてくれます。
■ナチュラグラッセ ファンデーショントルテN NO2(自然な肌色)
ソフトフォーカスパウダーが光を反射してニキビやニキビ跡を目立ちにくくしてくれます。保湿効果も抜群でありながら軽い使い心地。
■オンリーミネラル ファンデーション 4 ナチュラルベージュ 10g
24時間つけたままでもOKなほど肌に優しいと敏感肌の人の間で大人気のミネラルファンデーション。下地不要で、ブラシでさっと乗せるだけなのでニキビやニキビ跡が気になる人にもピッタリです。
■【薬用ホワイトニングローションα】 高濃度 ビタミンC誘導体 化粧水
高濃度ビタミンCがニキビやニキビ跡の赤みを抑え、コラーゲンの生成を促進して肌の凸凹を改善…など嬉しい効果満載の薬用化粧水。
カバー効果抜群のメイク法
■まずはスキンケアでしっかり保湿
皮脂分泌が過剰でべたつく時でもスキンケアは必須です。肌は適度な水分がないと皮脂で補おうとするので、スキンケアを省いてはニキビには逆効果。肌質に合った基礎化粧品でしっかり保湿しましょう。ニキビが炎症を起こしている時は、強くこすったりしないように気をつけてください。
■化粧下地で肌の色や凸凹を整える
ニキビやニキビ跡のカバーの肝は実はファンデーションの前にあります。
化粧下地は必ず使ってください(ミネラルファンデーションの場合は別)。できれば化粧下地とファンデーションは同じメーカー・ラインで揃えるようにしましょう。
■コンシーラーで気になる部分をカバー
コンシーラーは下地の後・ファンデーションの前につけます。セットされている筆や清潔な指でニキビやニキビ跡に点で置くように乗せましょう。その後コンシーラーをつけた周りをぼかすようにして自分の肌になじませます。
■ファンデーションをつける
ファンデーションはパウダーかミネラルタイプがよいでしょう。ニキビよりも跡をカバーしたい人はリキッドでもOK。下地ができていればファンデーションは少なめでもよいので、顔の中心から外側に向かって徐々に薄くなるようにつけていってください。
■仕上げに使いたいルースパウダー
リキッドファンデーションはもちろん、パウダーファンデーションでも仕上げに使いたいのがルースパウダーです。ニキビやニキビ跡が目立つ箇所にはパール入りがおすすめ。光を反射して目立ちにくくする効果があります。
ニキビやニキビ跡をメイクでカバーする時に知っておきたいこと
■ポイントメイクを活用して
ニキビやニキビ跡をカバーするだけでなく、アイカラーやリップ、チークなどポイントメイクも欠かさないようにしましょう。色味があると人間の視線は自然とそちらに行くもの。ニキビやニキビ跡から注意をそらすのに効果的なのです。
■メイクは帰宅後なるべく早く落とす
ニキビができている時は特に守ってほしいポイントです。肌への負担をできるだけ減らすためにも、帰宅したらなるべく早く落とすようにしましょう。その後はしっかり保湿して肌を休ませてあげてくださいね。
ニキビやニキビ跡は自分でカバーできる!
今までニキビにメイクはNGと思っていた人もいるかもしれませんが、適切な化粧品と手順を守れば決して肌に悪いものではないということがおわかりいただけたでしょうか?
もちろん炎症や化膿を起こしているニキビや、クレーター状の深いニキビ跡には治療も必要ですが、日常的にカバーしたい時はぜひメイクを活用してみてください。きれいな肌を目指しましょう!