まるでピエロ?鼻の皮むけ乾燥肌を撃退しよう
- 化粧をすると鼻だけ皮がむける
- 鼻頭や小鼻の周りが赤くなる
- 保湿しても効かない
実は、鼻の乾燥は一度なると顔の中で最も治りにくい部位の一つです。もう1つは目の周りです。
鼻の乾燥と皮むけは、普通に保湿を頑張ってもほとんど良くなりません。
しかし、鼻の乾燥を改善できるようになれば、顔全体の肌も相当生まれ変わり美肌になることが確定します。
それくらい、鼻の皮膚というのは扱いが厄介なのです。
鼻の乾燥対策は簡単!でも手抜きするとダメ
特別なケアが必要なの?
鼻の乾燥皮むけは厄介ですが、やるべきことは普通のケアです。
しかし、頬やおでこよりシビア。ちゃんとルールを守らないと良くならない難易度の高さが問題となります。
やるべきことは、
- 皮膚の落屑を遅らせる
- セラミド・NMFの生産を増やす
- 刺激をカットする
- 角質層に水分を維持させる
といったことです。
難しく見えるかもしれませんが、結局は…
- 洗顔
- 保湿
この2つしかありません。
シンプルですが、他の顔の部位よりちゃんとやらないとダメですよ?ということなんです。
治らない鼻の乾燥にお金をかけても無駄
保湿はかなりいろいろ試したけどダメだった…もっと高価な保湿化粧品が必要?
保湿化粧品の価格は効果の差に全く関係ありません。むしろ高価なものほど潤っている気にさせる「誤魔化し」が目立ちます。
鼻の乾燥が保湿しても全く治まらないのは、そもそも保湿がほとんど効かないからです。
通常、乾燥肌というのには二種類あります。
単純にセラミドやNMFといった保水成分が不足しているだけの状態。冬場だけ乾燥肌というのはこの状態です。季節が過ぎれば治りますよね。
もしくは、それに加えて角質層自体が薄くなっている状態です。ビニール肌はこの状態です。この状態は非常に治りにくいです。
鼻の皮膚は目の周りよりは分厚いので、乾燥していない状態ならそんなに問題になりません。
しかし、鼻の皮膚は元々あまり肌水分量が高くありません。そのため、乾燥状態になるとほぼ確実に後者の治りにくい状態になります。つまり、角質層自体が薄くなっている状態。
保湿化粧品は、欠けてしまった保水機能を保護し、肌を正常な状態に維持して助けるのが役割です。
でも、鼻の乾燥の場合、角質層自体が薄くなっているため、保水成分自体の絶対量が不足。水分蒸発を抑えるだけでは肌の回復が追いつかないのです。
潤う!と感じるのに乾燥・皮むけするコスメはヤバイ
ものすごく潤う保湿化粧品を使っているけど、やっぱり朝のメイクのときに皮がむける…
この潤うという感覚がある保湿化粧品を使っているなら、それはまず間違いなくダメな保湿化粧品です。
普通の乾燥肌ならいいのですが、鼻の乾燥特徴には全く不向きです。
更に言うと、肌の乾燥に適した保湿化粧品なら、顔はもちろんどんな部位でも最高の美肌作用をもたらしてくれますよ。
潤う感覚が強いのは化粧品メーカーの思う壺
潤うという感覚がダメ?
そうです。保湿化粧品を使った直後にあまりに強く潤っている、と感じるのはアウトです。鼻の乾燥によくありませんし、皮むけをひどくする可能性もあります。
理由は、肌の表面に一時的な水分を与えているだけだからです。
保湿化粧品とはだいたいそうなのですが、鼻の乾燥には全く適しません。
保湿化粧品に限らずスキンケア化粧品は、トライアルなど数日の使用、極端だと1日だけの使用で良し悪しが判断されます。特に女性はそうですよね。
「合わないかな~私には」
「前に使っていたやつのほうが潤っている気がする」
といった感じですね。
だから化粧品メーカーとしてはこの最初の1回、数日の使用感が売り上げアップの正念場になります。そのため肌のことを考える前に、いかにして効果がありそうな感じを分かってもらえるか?というところに注力しがち。
しかし、先ほど書いたように、角質自体が薄くなっている状態だと、このように肌表面だけ潤してもほとんど乾燥は治まりません。
さらに言うと、無駄に鼻の皮膚を湿らせることで、呼び水となって余計に乾燥させることもあります。
また、中には界面活性剤が残留し、それが角質を剥がし続けることもあります。
ただ単に鼻の肌を潤すだけなら、むしろ何もしないほうがマシなときもあるのです。
ブランド認知度ではあまりですが、皮膚科学的に考えるとこのようなコスメになります。どっちも使った直後ではなく、2週間から1ヶ月先にこれは違うわ!と感じるタイプ。本当はこういうののを使うべき。
ワセリンは人によっては鼻の乾燥には不向き
ワセリンならどう?
ワセリンは無害で安全。皮むけで薄くなったデリケートは鼻には最適…とは言えますが、これも鼻独特の特徴がそうさせてくれません。
ワセリンは石油を精製したもので、肌につけるとピタッと皮膜を作り肌水分蒸発を防ぎます。また外部刺激もカットします。
ただそのピタッとした皮膜性があまり鼻に合いません。
鼻はご存知のとおり皮脂が多く出る場所です。そのため毛穴も目立ちやすいですよね。
特に皮むけを抑えるのにワセリンは有効。なので一見良さそうなのですが、毛穴から出る皮脂を通せんぼしてしまう問題があります。
すると毛穴に皮脂が溜まりすぎたり、下手するとアクネ菌が騒ぎ出してニキビになります。またワセリンと落屑しようとしていた角質が混じって毛穴に沈着し、黒ずみが目立ってくることもあります。
それにそもそも、角質層自体が薄くなっている状態だと、ワセリンで現状維持はできても回復まではなかなか難しいこともあります。
この問題をクリアしたのがディセンシアというブランド(このブランドのラインナップはこちら)。あとで詳しく書いていますが、ワセリンいらずで荒れ気味肌も鼻の肌が相当しっとり落ち着きます。
鼻の乾燥対策にはセラミドなどの保水性成分+αが重要
なら保湿しても無駄?
保湿が無駄ということはありませんが、やって期待ができる保湿方法はかなり限られています。
肌の乾燥とはセラミド、NMFが不足することです。なのでこれを角質層に補えば乾燥状態はかなり緩和します。
しかし、それにはセラミド等が浸透して落ち着くだけの場所が必要です。それが角質層なのですが、鼻の皮むけ乾燥は角質層が薄くなっています。だから問題が起きます。
セラミド主体の保湿化粧品は最近注目されて増えてきています。ただ結構ピンきりがあります。セラミド一つにしてもいろいろあり、ただ配合されていればO.K.というわけではありません。
特に角質層が薄くなり、皮むけしていると角質がかなり荒れている状態です。この荒れている肌状態にセラミドを補っても、通常より隙間が多いために安定せず、うまく本来の水分維持力を発揮できません。セラミドは角質層の中でこそ効果を発揮します。だから荒れていて薄い角質層だとダメなんです。
この問題を解決するには、いわゆるフタをしてやればいいのですが、そうするとワセリンのように皮脂の行き場を失わせる問題が出てきます。
皮むけして荒れた鼻に、いかにセラミドのような保水性の高い成分を定着させることができるか?これを解決した保湿化粧品なら使って見る価値は大いにあると言えますね。
薄くなった鼻に水分をピタッととどめる保湿化粧品の条件
その鼻の乾燥に適した保湿化粧品ってどんなの?
- ワセリンのようにフタをして角質を押さえ込んでくれるけど、ワセリンのようにピタッと覆わない
- 成分自体が角質層で居座るような高い浸透性と維持力がある
このどちらかの条件を満たした保湿化粧品がベストです。
前者だと一択です。
ポーラ・オルビスグループのディセンシアというブランド。ここが、まさしくこの機能の特許技術を持っています。
「ヴァイタサイクルヴェール」という技術で、天然鉱物を板状にし、角質のように肌表面に安定させる技術です。
ワセリンと同等の水分蒸発抑制力、外部刺激カット力がありながら、角質のようにプレートを並べて肌を保護するため、肌を覆い過ぎないメリットがあります。
後者はリポソームカプセルかラメラ結晶化セラミドですね。
リポソームカプセルは、肌の性質と同じ構造を持ったカプセルのこと。通常は肌に浸透できない水溶性成分もそのまま浸透可能になります。さらにカプセルの作り方次第で成分放出の時間もコントロールできます。
そのため、必要な成分を必要な時間そこに留まらせることが可能。皮むけで荒れてしまい、セラミドを受け付けない鼻にもしっかりと本物の潤いを維持してくれます。
ラメラ結晶化セラミドというのは、既に角質層で安定した状態にしたセラミドのことです。最初から安定している状態で肌に与えるため、通常のセラミドより安定性、即効性に優れています。
いくら優れた保水コスメでも鼻の乾燥は改善しない
そのどちらかの保湿化粧品を使えば鼻の乾燥も皮むけも解決じゃない?
そうはいきません。
鼻の乾燥が厄介なのは、いかに優れた保湿ができてもまだ足りない点です。
鼻は皮脂が多く出る部位で分かるように、顔の中で刺激を受けやすい部位です(皮脂はバリア機能を果たします)。なぜか鼻の先っちょだけ赤くなっていることがあるのはそのためです。
紫外線やホコリなどの外部刺激は炎症を起こしてセラミド不足を招きます。
また皮脂や毛穴が目立つために、無意識の内に洗顔に時間をかけてしまいがちです。
目の周りは意識すれば洗いすぎは防げますが、鼻は顔の中心にあるせいで思っている以上に手が鼻に触れてしまいます。
鼻の乾燥を改善したいなら、1ヶ月くらいはかなり意識して洗いすぎないようにしないといけません。そうしないと、角質層の厚みが戻ってこず、セラミドやNMFの量も増えてこないからです。
特に皮むけしてします場合はなおさら。ファンデーションを塗ったくらいで皮むけするなら、水で洗い流すだけでも角質は剥がれています。目に見えて剥がれていないだけで、洗顔時やメイクの度に角質層が薄くなっています。
この角質の減りすぎ状態を治さないと、いくら優秀な保湿化粧品を使おうが鼻に潤いは戻ってきません。
鼻が皮むけしてしまうときのメイク・ファンデーション
なら乾燥していたり皮むけしているときは鼻にメイクしたらダメなの?
できればその通りなのですが、さすがにノーメイクで1ヶ月以上過ごせるかというと難しいですよね?
一応対策があります。
メイク時に鼻の薄皮が向けてしまうのは、角質に水分が抜けきっているのと、角質同士の接着剤となるセラミドが不足しているからです。
なので、夜のスキンケアの時と同じように、朝もセラミドやリポソーム化された保水成分を補ってあげると、ファンデーションや化粧下地を塗る時の負担を軽くすることができます。
また化粧のりもかなり良くなるため、肌への摩擦も減り一石二鳥です。
もしくは、セラミド配合のBBクリーム1つで仕上げるかです。
ファンデーションの場合はあまりありませんが、BBクリームだとセラミド配合のものがあります。これで鼻の乾燥や皮むけが治まるわけではありませんが、1つで済むので角質を剥がさずに済む点が大きいですね。
とにかく、鼻の乾燥は保湿ケアだけでは回復しません。かならず、角質をなるべく剥がさないことをとても重要です。他の部位と違い、ケアが甘いと本当に乾燥が続きます。
あまりに乾燥と皮むけが続くと、鼻先がいつも赤い、もしくはシミのような薄暗いくすみに包まれるので注意してください。