50代が選ぶ保湿化粧品!乾燥対策でシワやたるみを改善・予防
鏡を見るたびに、シワが増えた気がする。
50歳を過ぎると、そんなことが多くなりませんか?
ロート製薬の調査によると、シワは40歳過ぎから増え始め、50代ではぐんと上がって20代のなんと6.6倍に!
その大きな原因は、肌の急激な乾燥です。
ほっておくと、細かなちりめんジワは深いくっきりジワへ、さらにたるみまで引き起こします。
でも、今までの保湿化粧品ではなかなか改善されないのが、50代の乾燥肌。
実は、年齢肌には20代30代にはなかった特有の乾燥原因が生じ、そのせいで非常に乾燥しやすく、シワになりやすくなっているのです。
50代の乾燥肌は待ったなし!
さっそく、50代特有の乾燥原因に効果的な保湿成分と、その成分を贅沢に配合した実力派の保湿化粧品をご紹介しましょう。
50代女性の肌はなぜ乾燥しやすいのか
肌が潤う仕組み
私たちの肌の潤いを守っているのは、厚さわずか0.02mmの角質層。
角質層には次の3つの保湿機能があり、水分を保持する力(保水力)を担っています。
1.皮脂膜
皮脂膜は、皮脂腺が分泌する皮脂と、汗腺が分泌する汗が混じり合った、自前の保湿クリームです。
角質層表面を覆い、外部からの刺激と乾燥から肌を守るバリアの役目を果たしています。
2.天然保湿因子(NMF:Natural Moisturizing Factor)
角質細胞の中にある保湿成分で、アミノ酸や乳酸、尿素などで構成され、水分を抱え込んで保持する性質があります。
3.角質細胞間脂質
角質層は、角質細胞がレンガのように積み重なって構成されています。
このレンガ同士の間を満たしているのが、角質細胞間脂質です。
角質細胞間脂質は、セラミドを主成分とする脂質と水の分子が、交互に規則正しく重なった構造をしています。
脂質の層が水の層を挟み込むことによって、水分を逃がさず保持できるというわけです。
50代の肌が乾燥しやすい理由
50代になると肌が乾燥しやすくなるのは、加齢と共に、この本来の肌の保湿機能が衰えるからです。
1.皮脂の減少
皮脂の分泌量は、50代では20代の何と10分の1にまで減少します。
40代と比べても、その5分の1という激減ぶりです。
皮脂分泌は、性ホルモンにコントロールされています。
男性ホルモンや女性ホルモンの一つ黄体ホルモンには、皮脂腺を活性化して皮脂を増やす働きがあります。
女性はもともと男性ホルモンが少ない上に、40代後半からは卵巣機能が衰えて黄体ホルモンが減少するので、皮脂が激減。
このため皮脂膜のバリア機能が弱まり、乾燥しやすくなるのです。
しかし水分が極度に減少すると、乾燥から肌を守るために、逆に皮脂分泌が活性化します。
これが「インナードライ」で、一見オイリー肌に見えるために、洗顔をし過ぎてさらに乾燥を進行させがちです。
2.ターンオーバースピードの低下
天然保湿因子や角質細胞間脂質は、次のように肌のターンオーバーの過程で作られます。
まず表皮の基底層でケラチノサイトが生まれ、代謝を繰り返しながら、最後に角質層で角質細胞となります。
この時、角質細胞の中に天然保湿因子が、角質細胞の外に角質細胞間脂質が生まれます。
しかし加齢によって新陳代謝が衰えると、肌のターンオーバーが遅くなるため、天然保湿因子も角質細胞間脂質も減少してしまうのです。
つまり、20代30代にはない50代特有の乾燥原因とは、
・皮脂の減少
・保水力の低下
ということなのです。
50代乾燥肌を改善するには
乾いた地面がひび割れるように、水分を失った肌にはシワができやすくなります。
また、乾燥が真皮にまで及ぶと、コラーゲンやヒアルロン酸が減少して深いシワやたるみに繋がります。
シワ・たるみを作らないためには、とにかく肌を乾燥させないこと。
まさに、乾燥肌の改善は美肌の原点なのです。
では、50代の乾燥肌はどうやって改善できるのでしょうか。
50代の乾燥肌対策のポイントは、次の2つです。
1.生活習慣の改善
第一に必要なのは、ターンオーバーを正常化し、潤い成分の減少にストップをかけることです。
そのためには、次のようなターンオーバーを乱す生活習慣を見直しましょう。
▼ターンオーバーを乱す生活習慣
- 食事の偏り
- 睡眠不足
- ストレス
- 喫煙
- 紫外線
2.保水力を高めるスキンケア
しかし50代乾燥肌は、生活習慣を改善するだけでは間に合いません。
また化粧水で水分をいくら与えても、それを蓄える保水力が衰え、蒸発を防ぐ皮脂が減少しているので、肌はすぐ乾燥してしまいます。
50代の乾燥肌には、肌本来の保水力を高めること、つまり不足した角質細胞間脂質や天然保湿因子を補うスキンケアが必要になるのです。
それには、どういう保湿成分がいいのでしょうか。
50代の乾燥肌改善に有効な保湿成分
保湿といえば、何といってもセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンの三大保湿成分。
また、これら定番の保湿成分のほかに、50代乾燥肌に効果が期待されるのが「フラバンジェノール」や「酵母エキス」です。
それぞれの働きと保湿効果を見てみましょう。
セラミド
肌の水分保持は皮脂膜が2~3%、天然保湿因子が17~18%、残り80%は角質細胞間脂質が担っています。
そして角質細胞間脂質は、その40%がセラミドでできています。
ですからセラミドは、肌の保湿に一番重要な成分なのです。
しかしセラミドの生産量は、50代では20代の半分にまで減少。
セラミド補給は、50代乾燥肌の改善に最も有効な方法です。
ただし注意しなくてはいけないのが、セラミドの種類により、保湿効果が大きく左右されること。
セラミドは、大きく分けて4つの種類があります。
▼セラミドの種類
- 天然セラミド…馬などの動物由来
- 植物性セラミド…コメ、コンニャクなどの植物由来
- 合成セラミド…化学合成によるセラミド類似物質
- ヒト型セラミド…酵母由来
植物性や合成は安価ですが、保湿力の高さでは天然やヒト型が優れています。
中でも「ヒト型セラミド」は、ヒトの角質細胞間脂質にあるセラミドに非常に近いので、親和性が高くセラミド補給に最適です。
セラミド1、セラミド2、セラミド3(セラミドNP)、セラミド6Ⅱ(セラミドAP)のように、お尻に数字やアルファベットがついた形で表示されます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌の真皮にある、肌の弾力やハリを生み出す成分です。
1gに6リットルもの水分を保持できる優れた水分保持力があり、真皮内の60%~80%の水分を保持しています。
しかし、セラミドと同じように年齢とともに生成量は減少します。
肌のヒアルロン酸量が一番多い、赤ちゃんの時と比べて40代では約半分になり、50代では60%~70%も減ってしまいます。
この年齢によるヒアルロン酸の減少が、真皮内の水分低下の原因となり、シワやたるみを引き起こしているのです。
コラーゲン
コラーゲンは真皮内では肌の重要な弾力成分ですが、外から潤いを補給する保湿成分としても優れた働きをします。
それは、コラーゲンが網目状の構造をしており、その隙間に水分を取り込んで保持する性質があるからです。
分子量500以上の高分子コラーゲンは、肌表面に留まって潤いの膜となり、それ以下の低分子コラーゲンは角質層に浸透して潤いを与えます。
このようにコラーゲンは、角質層の内と外でそれぞれ保湿効果を発揮します。
フラバンジェノール
フラバンジェノールとは、フランス南西部地域に自生する海岸松の樹皮から抽出されるポリフェノールの1種。
ビタミンCの600倍という高い抗酸化力でシミやシワを防ぐ、大人気のアンチエイジング成分です。
さらにフラバンジェノールの特徴的な働きは、ヒアルロン酸と一緒に肌に塗ると、セラミドの15倍もの保湿力を発揮すること。
ヒアルロン酸には抜群の保水力がありますが、肌内に入るとまもなくヒアルロニダーゼ酵素によって分解され、その働きが失われてしまいます。
フラバンジェノールにはこのヒアルロニダーゼの抑制作用があるため、ヒアルロン酸の効果を長続きさせ、肌の潤い力を高めてくれるのです。
酵母エキス
冷たい水に手をさらす酒造りの杜氏の手が、なぜ肌荒れもせず、白く瑞々しいのか。
その疑問から発見されたのが、酵母のもつ優れた美白作用と保湿作用です。
酵母には、アミノ酸や有機酸、ビタミンなど美肌作りの有用成分のほか、人間とよく似た組成の天然保湿因子が豊富に含まれています。
また、食品素材である酵母エキスは安全性が高く、肌に馴染みやすいのが大きなメリットです。
50代乾燥肌には、この保湿化粧品!
50代の保湿化粧品は、保水力アップが決め手。
そこでオススメしたいのが、年齢肌特有の乾燥原因に働きかける、次の3点です。
フォーマルクライン「フラビア」
フラバンジェノールが高濃度配合されていることで話題の、医薬部外品保湿ライン。
▼保湿成分
- フラバンジェノール
- 2種のヒアルロン酸
フラバンジェノールとヒアルロン酸が一緒になることで、セラミドの15倍という潤いパワーを発揮。
高分子のヒアルロン酸が肌表面で潤いを守り、低分子のナノ化ヒアルロン酸が角質層を潤いで満たします。
フラビアの強みは、フラバンジェノールがその圧倒的な抗酸化力で角質細胞を守り、保水力の回復を強力にサポートすること。
医薬部外品ということからも、確かな実感が期待できそうですね。
富士フイルム「アスタリフト ベーシック」
お馴染み「赤のパワー・アスタキサンチン」配合スキンケアの、保湿ライン。
▼保湿成分
- Wヒト型ナノセラミド
- 3種のコラーゲン
- ヒアルロン酸
ヒト型ナノセラミド(セラミド3と6Ⅱ)に、これをサポートするヒト型ナノアシルセラミド(セラミド1)をプラスし、ダブルの働きで保水力をアップ!
さらに水溶性コラーゲンが肌表面に潤いのベールを作り、浸透性コラーゲンとピココラーゲンが角質層深く浸透し、内と外で肌をくまなく保湿します。
強力抗酸化成分のアスタキサンチンとトマトのリコピンも配合され、「エイジングケア+保湿」ができるので、50代乾燥肌にうってつけです。
ジェリー(先行美容液)は、特に保湿成分が凝縮。
これだけでも、試してみる価値はありそうです。
レクシア「アルケミー」
独自成分の酵母発酵エキス「VEGAL」が贅沢に配合された保湿ライン。
▼保湿成分
- 酵母発酵エキス
- 天然保湿因子(PCA-Na)
- ヒト型セラミド(2、3、6Ⅱ)
- ヒアルロン酸
- 大豆発酵エキス
酵母の豊富な美肌成分が、発酵によってさらにパワーアップ。
優れた浸透力で角質層を潤いで満たします。
成分表では、酵母発酵エキスが水に次いで2番目の位置にあり、配合量の多さが分ります。
美肌効果も高いが価格も高いといわれる酵母化粧品の中で、アルケミーのこの価格は嬉しいですね。
さらに、レクシアは無添加にこだわりのあるメーカーなので、肌が弱い人でも安心です。
50代の保湿まとめ
50代の肌が20代30代と大きく違うのは、
・皮脂の減少
・保水力の低下
この2点をしっかりサポートしてくれることが、50代の保湿化粧品を選ぶポイントになります。
角質細胞間脂質の主要成分「セラミド」と「天然保湿因子」は、保水力を高めるには最も有効な成分。
そして、肌を潤すと同時に水分の蒸発を防いでくれる「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」も大事です。
また若い頃と違って、油分も皮脂膜の補強のために必要。
お手入れの最後には、「クリーム」か「美容オイル」を忘れずに付けるようにしましょう。
因みに、強いクレンジングや洗顔のし過ぎは、セラミドも皮脂も洗い流してしまうので絶対タブーです。
特にインナードライの方は、気をつけたいですね。
50代乾燥肌には、50代の肌事情に合った保湿化粧品を。
蘇った潤い肌で、シワもたるみも撃退してしまいましょう。