目次
- 痛いひび割れ…かかとはなぜ乾燥する?
- かかとがガサガサになる原因
- お手入れしているのに乾燥する理由
- かゆみやこんな症状は水虫かも!
- かかとケアの方法
- 【角質ケア】かかとを柔らかくしよう
- 【保湿ケア】クリームなどで潤いを与える
- 普段の生活でコチコチかかとを予防するには
- 編集長のおすすめケアアイテム
- ひび割れまで進む前に柔らかくするケアがおすすめ
痛いひび割れ…かかとはなぜ乾燥する?
乾燥する冬場に特にひどくなりやすい、かかとのガサガサやひび割れ。ひどい場合には痛みをともなって出血してしまう場合もあります。かかとのガサガサは特に乾燥肌の人に起こりやすい症状なのですが、肌の一部とはいえ、かかとだけがどうしてこんなにもひどく乾燥してしまうのか…きちんとケアしているのに乾燥してしまうのはなぜか、その原因をしっかり考えてみましょう。
またかかとのガサガサはごくまれに病気が潜んでいる可能性もあります。かかとの乾燥から考えられる病気の可能性についても一緒にチェックしてみましょう。
かかとがガサガサになる原因
かかとがガサガサになる原因といえば、乾燥が1番に思い浮かぶと思いますがただの皮膚の乾燥ならかかとだけではなく、身体すべての皮膚に同じ症状が現れてもおかしくありませんよね。なのにかかとにだけ症状が出てしまうのには、きちんとした理由があるんです。
角質層の乾燥
かかとが乾燥しやすい1番の理由としては、かかとに皮脂を分泌する
外的な刺激を受けやすい場所
かかとは全身の体重を支えている部分でもある上に、立ったり歩いたりして常に圧迫と摩擦といった物理的な刺激を浴び続けています。刺激をうけることによって角質層がダメージを受け、バリア機能が低下してしまい、皮膚がもつ水分を蒸発しやすくしていまいます。
ターンオーバーの乱れ
角質層が乾燥してしまうことで、肌はもっと皮膚を守らないと!と新しい角質をどんどん作り出そうとします。ですが本来20代女性であれば28日~36日かけて作られるはずの角質を、急いで作ることで未熟な角質が出来上がってしまいます。
未熟な細胞がどんどん増えていくことで、水分の保持能力もないまま角質だけがどんどん厚く硬くなってしまいます。
冷えやすい
もともと女性は冷え性の人が多く特に手足などの末端は冷えやすい場所です。身体が冷えることでリンパの流れが滞り新陳代謝が悪くなることで、古くなった角質がいつまでも肌に残ってしまいます。この残った角質がかかとの
お手入れしているのに乾燥する理由
かかとが乾燥してしまう理由は、日常生活で避けて通れないものばかりですよね。毎日毎日蓄積されていく刺激に対して何もしていなければ、かかとが乾燥してしまうのは当然ともいえます。ですがきちんとお手入れしていても乾燥してしまう場合があります。お手入れしているのに乾燥してしまう理由はどこにあるのでしょうか?
古い角質が溜まる
かかとのお手入れを行う場合には、とても重要なチェックポイントがあります。それが
角質が分厚くなることで乾燥が進行
ガサガサになってしまったかかとは
さらに乾燥がひどくなると、乾燥によるひび割れが角質層内だけではなく真皮にまで達してしまいます。そうするとひび割れから血が出たり痛みをともなってしまいます。
かかとにNGな生活習慣・ケア方法をチェックしてみよう
日常生活で以下の項目に当てはまる人は、かかとのガサガサをさらに進行させやすくなっています。普段の生活にあてはめて、思い当たることがある人は
- 裸足で過ごすのが好き
- ヒールの高い靴やサイズの合わない靴を履いている
- 歩き方や姿勢が悪い
- エアコンのきいた室内で過ごすことが多い
- とりあえず保湿だけしている
- とりあえず軽石だけしている
かゆみやこんな症状は水虫かも!
乾燥が原因だと思ってたかかとのガサガサ・ゴワゴワ。でも実はそれ水虫かもしれません。乾燥か水虫か以下のチェックリストで確認してみましょう。
そのガサガサ水虫かも!?チェックにあてはまったら要注意!
- 家族や恋人に水虫の人がいる
- 指の間や足の裏にかゆみがある
- 皮がむけることがある
- 夏場でも白くむけたり、粉をふくことがある
- 水ぶくれができている
- 爪にも異常がある
- 過去に水虫になった経験がある
当てはまるなら水虫の可能性
足のガサガサやゴワゴワ、ひび割れ以外にこれらの症状があてはまった場合は
水虫治療薬でケア
水虫が原因の場合は、今からご紹介するかかとケアは効果がありません。むしろ方法によっては水虫を悪化させてしまう可能性もあります。もしかして水虫かも?と思った人はここから先のケアは実施せず、先に医療機関を受診するようにしましょう。水虫の治療は皮膚科が専門になるので、皮膚科にいくようにしましょうね。
皮膚科にいって水虫でなかった場合は乾燥が原因となるため、今からご紹介するケアを試してみましょう。
かかとケアの方法
それでは実際のかかとのケア方法についてご紹介していきます。かさつきのレベルによって対処法も変わってきます。かかとの乾燥を以下の3段階にわけて考えていきましょう。
レベル1 :触るとザラザラしていて、白い粉が吹いている程度レベル2 :かかとが固くなってゴワゴワしていて、分厚くなっている状態レベル3 :厚くなったかかとがひび割れている状態
角質ケアと保湿の2ステップ
レベル2~3の状態のかかとは、すでに角質の硬化が始まっている状態です。この状態になっていると、まず先に古くなったいらない角質を取り除く角質ケアを行った後で、水分や油分を補給する保湿ケアをする
角質が厚く固まってしまったガサガサ状態では、いくら保湿ケアを行っても成分が浸透していきません。まずは保湿成分を浸透させるために角質ケアをしっかり行っていきましょう。
軽度のかさつきならクリームで保湿
レベル1のようにまだ角質の硬化が始まっていない状態であれば、保湿ケア優先で問題ありません。お風呂上りのできるだけ角質が柔らかくなった状態で保湿クリームでケアするようにしましょう。
【角質ケア】かかとを柔らかくしよう
それではまずは保湿成分をしみこませるために大切な角質ケアについてご紹介していきます。肌の弱い人や、かかとがひび割れて出血がある人は無理に行うと症状が悪化してしまう場合があるので、自分の肌状態と相談しながらケアを行うようにしてくださいね。痛みや痒みを感じたらすぐ中止するようにしましょう。
軽石ややすりで角質を削る
1番オーソドックスな方法としては軽石ややすりで角質を削る方法があります。この方法は昔から行われていて道具にもお金がかからずだれでも手軽に始められるところも魅力的です。ただし注意点としてはこの削るという行為はあくまで
- お風呂に入って余計な汚れを落とし、湯船にゆっくりつかって硬くなった角質を柔らかくします。
- 塗れたままの足だと、本来必要な角質まで削りすぎてしまう可能性があるため、しっかりタオルドライしていったん乾燥させてからスタートします。
- 角質が硬くなっているところに、軽石ややすりを一定方向に動かして削っていきます。ついついゴシゴシ往復してしまいがちですが、必ず一定方向に動かしましょう。
- 削り終わった後は余計な汚れが角質を洗い流して、クリームでしっかり保湿し少しでも刺激を減らすために靴下を履くようにしましょう。
角質除去ジェルやスクラブでお手入れ
次に人気の方法としては市販の角質除去ジェルやスクラブ剤などの商品を使用することです。軽石ややすりなどの削るケア方法に比べると
| ケアの種類 | 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ジェル・スクラブ | かかとに塗ってマッサージすることで、ピーリングによってかかとの角質を取り除いてくれます。 | お風呂場で手軽にできる・削るケアより肌への負担が少ない | 削る方法に比べると変化がわかりにくい・商品が多くあって自分にあうものを見つけずらい |
| シート・パック | 専用の液に足を浸すことで、古い角質をはがれやすくしてくれます。 | 薬剤に浸しておくだけでいいのでケアが楽・高い効果が期待できる | 長時間薬剤に浸すため肌に合わない場合がある・むけるまで時間がかかる |
お酢でセルフピーリング
家庭にあるものでできる角質ケアとして、お酢を使ったセルフピーリング方法があります。お酢の酸性にはピーリング効果があり、どこの家庭にもあるような食酢には有機酸が豊富に含まれているため、有機酸が角質を除去してくれます。さらにお酢には
- 両足がすっぽり入るサイズの洗面器(なければビニール袋でも可・こぼれやすいためお風呂場推奨)にお酢とお湯を1:3の割合で用いします。
- 足を30分~1時間浸します。足の裏までしっかりいきわたるように時々角度をかえるようにしましょう。
- 浸し終わったらタオルドライして、軽石ややすりなどで軽くこすります。
- 後は角質の削り方と同じようにしっかり洗い流して、保湿を行うようにしましょう。
【保湿ケア】クリームなどで潤いを与える
次に大事な2ステップめの保湿ケアについてご紹介します。角質ケアのあとはこの保湿ケアがとっても重要です。角質ケアを行ってむき出し状態になっている弱った肌をしっかり保護してあげましょう。
尿素配合クリームでケア
保湿ケアの主な方法としてはクリームでのケアになるのですが、普通の保湿クリームでは硬くなりがちなかかとの皮膚には浸透しきれない場合があります。そんなかかとの保湿ケアでおすすめなのは尿素が含まれたクリームです。
尿素ってハンドクリームとかでよく聞くけど一体なんなの?
尿素とは、NMF(天然保湿成分)の1つで、角質層にもともと含まれている成分です。肌の潤いを保つために必要な成分でお肌を保護する働きをもっています。またタンパク質を分解する力があり、硬くなってしまった角質を柔らかくしてくれます。
そのため尿素配合のクリームは、普通のクリームに比べると硬化してしまった皮膚に効果的に浸透しやすくなっています。ですが尿素は正しい使い方を覚えておかないと、肌荒れが悪化してしまったり、かゆみや痛みを生じてしまう可能性があります。特に尿素は傷口にしみるため、かかとがひびわれて出血している場合などは使用することができません。
尿素にはタンパク質を分解する効果があるため、使い続けると必要な角質層まで分解し続けて肌のバリア機能が低下してしまいます。そのため健康な肌や、皮膚が薄い部分、子ども~10代の若い肌の人、敏感肌の人は
ニベアとラップで簡単パック
だれでも一度は見たことがあるであろうニベア。実は1個数万円するアメリカの高級化粧品ブランドの主力クリームとほぼ同じ成分で、高い保湿効果が期待できます。そんな高い保湿能力にも関わらず価格は1個数百円程度。とっても魅力的なクリームです。ニベアにはいろいろな種類がありますが今回使用するのはその中でも青いパッケージの青缶ニベアです。
- ニベアとサランラップと靴下を用意します。
- お風呂あがりの清潔なかかとにニベアをたっぷり塗りこみます。
- ガサガサがひどい部分をラップで包んで上から靴下を履きます。
- そのまま15分程度放置しましょう。
たったこれだけで驚くほどかかとがツルツルになります。乾燥がひどいときにはそのまま一晩過ごすのもさらに効果的です。
ひび割れて痛い時にはワセリンで1晩パック
ひび割れて血が出ていたり痛みを感じる場合は、シンプルなのに万能なワセリンが活躍します。ワセリンは赤ちゃんから使うことのできる安心の保湿アイテムで薬局で購入することができます。ワセリンは原材料である原油を高い純度に精製して作られたもので、中からも外からも皮膚を保護してくれるまさにサランラップのような存在です。
- ワセリン・尿素配合でない保湿クリーム・ガーゼ・ガーゼを止めるテープ・靴下(できれば綿)を用意します。
- お風呂にはいってかかとをしっかり洗い、湯船につかって角質を柔らかくします。
- タオルドライした後、傷口部分をさけて保湿クリームを塗ります。
- その上からワセリンをたっぷり塗ります。(ワセリンは傷口に塗っても大丈夫)
- ガーゼを巻き、テープでしっかり固定します。
- 靴下を履いて一晩しっかりパックします。
これだけで痛くて歩けないほどのひび割れが少しは改善されます。ですがあまりに出血がひどかったり、痛みを感じる場合は皮膚科を受診して薬を処方してもらうことも大切です。あくまですぐ病院にいけない応急処置として利用するようにしましょう。
普段の生活でコチコチかかとを予防するには
角質ケアや保湿ケアをこまめに行っていても、かかとは常に多くの刺激にさらされています。普段の生活の中で角質に負担をかける行為を少しでも減らすことが大切です。せっかく一生懸命ケアしてもかかとにNGな行為を繰り返していてはあっという間にコチコチかかとに逆戻りしてしまいます。コチコチかかとを予防するために普段の生活でできることを確認してみましょう。
裸足で歩かない
裸足で歩くことで足は常に外気にさらされてしまいます。外気にさらされる時間が長くなることで乾燥しやすくなりますし、ゴミやほこり、砂などの汚れや刺激も受けやすくなります。さらに裸足でいることで血行も悪くなり冷え性になりやすくなってしまいます。かかとを守るためにもできるだけ靴下をはいて生活するようにしましょう。
正しい立ち方・歩き方を心がける
立ち方や歩き方の姿勢がゆがんでいると、かかとに過度な負担がかかってしまいます。片足のかかとだけがやたら乾燥していたり、かかとの一部分の乾燥がひどい人は立ち方や歩き方になんらかの癖がある場合が多くなっています。正しい立ち方歩き方は、かかとケアに限らず身体全体の健康と美容にもとても重要です。これを機会にしっかり正しい立ち方歩き方を覚えておきましょう。
血行をよくする
血行が悪くなってしまうと、新陳代謝が落ちて肌のバリア機能の低下につながってしまいます。お風呂に毎日しっかり浸かる、靴下を履く、エアコンを使いすぎない、冷たいものを飲み過ぎないなど注意するようにしましょう。
またついついやりがちなのがあったか靴下を履いたり、靴下を二枚履きにしたり、夜寝るときも靴下を履く行為です。これらの行為はその瞬間はとてもあったかくなるのですが、そのまま続けることで足が汗をかいて体温を放出しようとしてしまいます。逆に足の血行を悪くしてしまう行為のため足があたたまったらもとに戻すようにしましょう。
編集長のおすすめケアアイテム
固い皮膚は柔らかくしてから保湿が大切
おすすめ商品をご紹介する前に、かかとが乾燥しやすい人はそもそも身体全体が乾燥しやすくなっている人が多いことに気づきましたか?乾燥肌の人は体質や生活習慣、環境が要因でうるおいを保持できない肌質になっている可能性が高くなってて、かかと意外にもなんらかの肌トラブルを抱えているのではないでしょうか。硬くなってしまったかかとには今回ご紹介した角質ケアと保湿ケアの2ステップケアが大切ですが、それにプラスして全身の乾燥肌を改善することも大切です。
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ひび割れまで進む前に柔らかくするケアがおすすめ
かかとのガサガサケアは、たまった角質を取り除く角質ケアと、柔らかくして浸透させる保湿ケアの2ステップが大切なことはお分かりいただけたでしょうか。ですが、一度大きくひび割れてしまうと元の状態になるまでには多くの時間を必要としてしまいます。ついついケアを怠りがちなかかとですが、
またどうしても日々の生活で刺激をうけやすい部分ですから、守ってあげる予防ケアもあわせて行うようにしてくださいね。