〜大人ニキビを正しく改善・予防する方法6選〜肌トラブルは正しくケアしよう!

治りにくくしつこいのが特徴の「大人ニキビ」。思春期のニキビとは原因も対処法も異なります。洗顔・保湿は基本中の基本ですが、それだけでは充分ではありません。大人ニキビはその原因を知った上で、適切な対処をすることが必要です。ここでは厄介な大人ニキビの改善法について詳しく解説します!


大人ニキビって何?

大人ニキビとは、その名のとおり思春期以降の大人にできるものを言います。かつては「吹き出物」と呼ばれていましたが、原因は異なるにしても発生のプロセスは同じなので、現在では大人ニキビという呼び方が一般的です。

思春期ニキビとどう違うの?

思春期ニキビと大人ニキビの決定的な違いは、大人ニキビの場合原因がはっきりせず、特定しづらいということでしょう。一方、思春期ニキビは第二次性徴が始まる10代の前半から20歳くらいまでの、ホルモンバランスが不安定な時期にできます。これは男女ともにそれぞれの性ホルモンの分泌が活発になるためで、特に皮脂分泌が過剰になる傾向があります。

ちなみに、思春期ニキビは洗顔を丁寧にし、保湿をしっかりすることである程度改善が見込めます。もちろん洗浄力の強い洗顔料を使って、一日に何度も洗うなんていうのは論外ですが、清潔にすることと適度な水分と油分の補給で徐々によくなっていくものです。また、ホルモンバランスが整うに従ってニキビも治まっていくので、この時期は肌を必要以上に刺激せず、優しく扱うことを心がけましょう。

大人ニキビと思春期ニキビとの違い
●大人ニキビ…皮脂が過剰分泌する原因が特定しにくい
●思春期ニキビ…第二次性徴のホルモンバランスの変化で起こる皮脂の過剰分泌

大人ニキビの特徴は?

大人ニキビは思春期ニキビのように一筋縄ではいきません。いくつかの要因が複雑に絡まって発生するため、原因は一人一人異なるとも言われています。思春期ニキビのように洗顔と保湿、そしてニキビ薬を塗って寝る、といったシンプルなケア方法では治りづらく、一度治ってもまたできたりするなどなかなか厄介な代物なのです。

大人ニキビは思春期ニキビとできる位置も異なる

第二次性徴によるホルモンバランスの乱れで起こる思春期ニキビは、皮脂分泌の活発なTゾーンや頬、体なら胸や背中に集中することがほとんどです。大人ニキビの場合はUゾーンと呼ばれる顎からフェイスライン、口の周りや首にできることが多いとされています。

大人ニキビの原因とは?

大人ニキビの原因にもホルモンバランスが関係している

ホルモンバランスは一度安定すればそれ以降問題ないというものではありません。むしろ、大人になってからの方が生活習慣やストレス、食生活などホルモンバランスの乱れに繋がる要因が増えるのではないでしょうか。

ホルモンバランスを整えるには日頃の生活習慣や食事の見直しも必要です。睡眠不足や偏った食事、不規則な生活はどれをとってもストレスになりますし、自律神経が乱れる原因になります。

大人ニキビもまずはスキンケアに注目

大人ニキビの対処も、適切なスキンケアが基本です。過剰な皮脂分泌によるものよりも、大人の場合は乾燥によって皮脂が多くなるというパターンの方が一般的でしょう。皮脂でべたついているから自分は脂性肌と思いこんでいても、実は水分不足を補うために肌が皮脂分泌を活性化させているということも充分あり得ます。

特に近年増加しているのが、表面は脂っぽく、内部はカラカラというインナードライ肌。このタイプの肌に脂性肌用のスキンケアをすると、余計に乾燥が進み、大人ニキビを引き起こすことも充分考えられます。まずは自分の肌質を知ることが大人ニキビ対策の第一歩と言えるでしょう。化粧品店や百貨店のコスメカウンターなどで皮脂と水分のバランスを測定してもらうことができます。

インナードライ肌に注意
表面は皮脂で脂っぽく、内部が乾燥している状態
脂性肌用のスキンケアをすると余計に乾燥が進みさらなる大人ニキビを引き起こす原因に。

大人ニキビ改善法6選・今日から習慣に!

大人ニキビの改善法として「スキンケア」「生活習慣の見直し」はぜひ取り入れてもらいたいもの。ここではもう少し詳しく、そして今日からでもできる方法を6つ、紹介したいと思います!

洗顔は一日2回を厳守

洗顔方法としては朝晩一回ずつで充分です。肌を清潔にしようと頻繁に洗顔を行うことはNGです。皮脂を取りすぎることで、かえって皮脂分泌が活発になる可能性の方が高いからです。また、肌のバリア機能が損なわれ、ダメージを受けやすい状態になってしまう恐れもあります。

乾燥肌には水洗顔という方法も一時期流行しましたが、冷たい水ではなくぬるま湯を使うのが良いでしょう。

日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016でも一日2回の洗顔を推奨しています。

日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
痤瘡患者に 1 日 2 回の洗顔を推奨する.

保湿は充分すぎるくらいに!

洗顔後はすぐに化粧水で水分を充分に補い、クリームや乳液で肌を保護するようにしましょう。乾燥が特に気になる人はセラミド配合の基礎化粧品が有効です。また、シートパックを使った水分補給は、時間を守ること。長時間やればその分効果が高まるということは残念ながらありません。特に化粧水を浸すタイプのパックは、乾く時に肌のもともとの水分を奪われてしまうので注意が必要です。

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ノンコメドジェニックの化粧品を試してみる

ニキビの原因がアクネ菌であることは大人ニキビも同じ。そこでアクネ菌の餌になりにくい油分を使用し、毛穴詰まりを起こしにくくするノンコメドジェニックの化粧品を使ってみてはいかがでしょうか。ニキビを治してくれるわけではありませんが、ニキビの予防には効果が期待できます。

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食事内容に気をつける

忙しいとつい食事の内容も食べる時間も偏りがち。食べている時間も惜しいとばかりにカロリーバーやゼリー飲料、すぐに食べられる丼物やコンビニ弁当ですませていませんか?細菌はこうしたものも栄養に配慮されるようになってきてはいますが、さすがに毎日となると心配です。できるだけ野菜を使ったメニューを選び、胃腸に負担のかかる深夜にドカ食いするのは避けましょう。ニキビ改善にも期待できるビタミン類は、サプリメントで摂取するのもおすすめです。

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寝る時間はできるだけ一定に

睡眠不足が美容や健康の大敵であることは言うまでもありませんね。美肌やアンチエイジングに効果的な成長ホルモンの分泌が活発になるゴールデンタイムは、長いこと午後10時から午前2時と言われてきましたがそうではなく、眠ってから3時間でたってからであることがわかってきました。つまり寝るのが遅ければ遅いなりに一定で、睡眠時間も確保できればOKということ。どうしても寝るのが遅くなってしまうという人も、できるだけ決まった時刻にベッドに入るようにしましょう。

紫外線対策は一年を通じて!

紫外線対策は今や夏限定ではありません。年々地表に降り注ぐ紫外線量は増えていますし、何よりニキビだけでなく肌にとってよいことはないからです。かつては日光浴は皮膚の殺菌に効果的とされていましたが、現代ではデメリットの方がはるかに大きいでしょう。また、皮脂の酸化や色素沈着を引き起こし、ニキビの悪化や跡を残す原因にもなりかねません。

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繰り返してできる・悪化したニキビは皮膚科へ

炎症や化膿を起こして、触れると痛みやしこりのあるニキビは自力で何とかしようとしないでください。かなりの確率で跡が残りますし、さらに炎症が広がってしまう恐れもあります。生活習慣を見直したり、食事の内容に気をつけることと併せて、悪化したニキビは皮膚科で治療することを強くおすすめします。

皮膚科で処方される外用薬としてはディフェリンゲル、ダラシンTゲル、アクアチムクリーム、ゼビアックスがあります。このうちニキビ強い効果があるディフェリンゲルを中心に、外用抗菌薬(抗生物質)のダラシンTゲル、アクアチムクリーム、ゼビアックスのいずれかを組み合わせて処方されることが多いでしょう。

また、内服薬としてはビタミン剤や抗生物質であるミノマイシンが処方されることもありまが、抗生物質については耐性菌のリスクを考慮してそれほど長期分の処方とはならないのが一般的です。

また、ニキビ跡を残さないという意味でも、悪化する前の初期段階でも皮膚科を受診して適切に治療を受けることも推奨されています。

日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
軽症の症状でも瘢痕を残しうるが,早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されている.

大人ニキビは生活習慣の表れ!

しつこい大人ニキビは薬で治療したり、サプリメントで栄養を補給するのも有効ですが、原因である生活習慣がそのままでは治ってもまたできてしまうこともあります。日頃の生活習慣がそのまま肌に出てきたものと考え、できてしまったら思い当たることはないか見直してみて。まずはそこから改善してみましょう!

ニキビを早く治したい!効果的な方法についておすすめの記事はこちら

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