43歳女性のダイエット(後編~結果編)
※前編からの続き。読んでなくても特に問題ないかも。ちなみにこの記事に記載されている体重はジムで運動し、お風呂に入ったあと計測したものなので(20年近い習慣でノートにつけてある)、一日のうちで最も体重が軽い時間帯と予測されます。
この節食開始から一ヶ月くらい経ったころから、目に見えて減ってきた。日々減る量は大したことないが、じりじりと、ほぼ減り続けるようになった。4月中旬に59.9まで行った体重が、六月下旬には56キロ台が出現するようになった。これは節食と平行してウォーキングを始めたことによるものが大きいようだ。結局のところ、ベタだが節食と運動のセットが一番痩せる。どちらか一方は難しいというのが私の意見だ。
これより先に私はPMS(月経前症候群)対策としてウォーキングを始めた。ジムの行きは車を止めて歩くことにしたら、全く痩せなかったがPMSの症状ははっきり軽くなった。というわけで「運動量を減らしても歩く量を増やす」べく、泳いだりする時間をウォーキングにあてることにした。いろいろなところで「一日一時間歩くと健康によい」というような情報を得たので、ジムに行くまでの15分プラス、四キロ(約45分)ジムでマシンの上で歩くことにした。マシンの上で歩くときには、手ぶらで動きやすい服装というのもあり、パワーヨガで身につけた「良い姿勢」できびきび歩くことにした。「良い姿勢」というのは「背筋を伸ばす」というよりは骨盤を立てて(腹筋に軽く力を入れて)、鎖骨を開く、というものだ。「背筋を伸ばす」と私のように猫背歴が長い人間はえてして肩に力が入ってしまう。「良い姿勢」は肩ではなく腹筋に軽く力が入る。これで時速五キロ程度で、一日4キロ歩くのを週4日続けたら、節食と相まって目に見えて体重が減ってきた。トボトボとただ歩くだけで健康にはキッチリ効果があると判断しているが、やせようと思ったら背筋を伸ばしてキビキビと、ある程度連続した時間を歩かねばならない、というのを発見した。
ある日も張り切ってウォーキングをしていたら、顔なじみのジムの常連女性(シンガポール出身)がやってきて、
「アナタ、痩せたね! 前はここがこうなっていたよ!」
と下っ腹がぽっこりのジェスチャーをした。それは自分でも気づいていたが、ひとから指摘されると嬉しい。ぽっこりしていたのを確認されているのも同時に知ったが。やっぱりか。自分でいつハラが凹んだことに気がつくかというと、ヨガで肩立ちのポーズをしているときだ。仰向けになり背中から足を上げる(肩まわりで立つ)、逆転の垂直ポーズがあるのだが、このとき以前は下っ腹が下に(つまり自分の顔のほうに)それなりの量が下がってくるのを毎回確認させられた。しかしこの時期になると下がってくる下腹肉の量が確実に少量になっていた(皆無ではない)。
ここで「水泳は痩せないのか」という疑問にぶちあたる。たまに「水泳は水が冷たくて脂肪がつきやすくなる」などというひとがいるが、経験的に見て間違いだと思う。要はウォーキング同様、「痩せるように泳ぐかどうか」だ。私は30代の終わりごろにバタフライを始めたが、習得中はすごく疲れた。当時はやせる必要もなかったので食欲に任せてもりもり食べたが全く太らなかった。むしろちょっと食べないと痩せていった。今はそれなりにバタフライもできるようになったので、クロールと平泳ぎでマイペースで止まりながら泳いでいるのであまり疲れない。長年泳いでいるので、大して疲れずにそれなりのスピードで泳げるようになってしまった。イヤミったらしく言うが、変な泳ぎ方でエネルギッシュに手足を動かしているわりには進みが遅いひとがいるが、ああいう泳ぎ方はエネルギー消費が高いと思う。ああいうひとをみると(男性に多い)、ジムには別料金のかからない水泳教室がたいていあるので、教えてもらえば随分変わるのになあ、と思う。そんな私はバタフライは疲れるので(だから痩せる)、コースにひとがいないときに少し泳ぐだけ。一般にジムのプールでの水泳は、マイペースで止まらずに何往復もすると、同じコースにいるひとに大変迷惑がかかる。トロトロ遅いのに全然止まらず何往復もするひとが少なからずいるが、あれはかなりの顰蹙ものだ。高速道路の迷惑運転と同じ。自分の泳ぎのことしか考えてない。後ろから来る人が明らかに自分より速かったら、壁についたときに止まって先を譲るのが基本マナーだ。多くのひとがマナーを守っているが、守らない(全然気がつかない)ひとが、どのプールにも必ずいる。これは本人が思う以上に目立っているし、赤の他人同士の周囲がえてして目を見合わせて苦笑している。同じコースで泳ぐ他の人のペースをみながら泳ぐのは当然のマナーだ。
話がずれた。とにかく水泳もいいのだ。今もPMS明けの肩凝りなどで体調がスッキリしないときは、ヨガよりもウォーキングよりも、水泳が最も速く確実に効く。30分泳げばスッキリだ。ただウォーキングはマシンの上にひとりなので、時間内は他人を気にせず歩き続けることができる。
そんなこんなで約二ヶ月で三キロほど痩せた。こうなると体重が減るのが嬉しいし、増えるのが怖い。自分ではそれなりに食べているつもりだったが、ある日ジムから帰ろうとしたら強い頭痛が起こって、半日以上続いた。おそらく低血糖によるものだ。それなりには食べているつもりだったが、ダイエットを始める前がかなり食べていたので、落差にしたらけっこうあったと思う。節食もほどほどに、だ。以来頭痛がする予感がしたら、思い切ってある程度の量を食べることにした。
この「食べる」についてだが、特に何かを食べないようにはせず、とにかく全体の量を減らした。朝は以前と同じ、昼夜は量を減らして油ものも炭水化物も気にせず食べた。特に夜の量を減らした。お菓子は以前(太ってるとき)から平日は食べないようにしていたし、土日はほぼ以前と同じように三食デザートのアイスまで食べた。ただ土日もダイエット以前のようには無駄にダラダラ食べることはなくなっていた。夕飯を食べる時間も平日は5時台、土日でも7時台には食べ終わっていた。よく「なんとか(単品)ダイエット」とか「糖質制限ダイエット」など聞く。私見だがああいうのは素人が単独で実行し、正しく効果を上げるのは困難だと思う。専門家の指導とチェックが入れば別かもしれないが、そうだとしても年単位で継続するのはなかなか難しい。
そして最大値59.9キロが57.0キロ前後になった六月下旬頃、よく聞く「停滞期」が起こった。それなりに努力継続しているのに、減らないどころかちょっとの油断で増える。同じことを続けただけではもうこれ以上減らないのだろうか、などとイライラしてきたときに、「停滞期」について説明したサイトを見つけた。私はなかなか面白く読めたので、興味のある方は記事下のリンクから参照してみてほしい。
このサイトによると「停滞期が起こるのはむしろダイエットが順調に行っている証拠。停滞期を見込んでのダイエット計画が大事。一ヶ月前後の停滞期を過ぎればまた落ちる」とのことだった。つまり前編に書いた「一ヶ月に一キロ痩せる」というのは、この停滞期があることを考えると「机上の空論」ということになる。三ヶ月で三キロ痩せて、平均にして一ヶ月一キロというのは可能だが。
それにしても停滞期一ヶ月は長い。体重が落ちていけば節食もそれほど苦痛ではないが、体重が落ちないのを確認しながら食べる量を制限するというのはなかなかキツい。でもみんなここで挫折するのだから、7月いっぱいは「停滞期」とみなして増やさないようにをモットーに辛抱する時期とした。8月になっても減らなかったらそこでまた考え直せばいい、と腹をくくってそれまでのダイエット生活と同じペースを続けた。すると結局停滞期は三週間ほどで、再度落ち始めた。三週間57.0キロ前後で横ばいだったのがすとんと落ちたときは、本当に嬉しかった。そしてこの落ちるときは、それ以前の「じりじり減り」と違って、一キロほど一気に落ちた。
そして7月19日には55.8キロと、一年8ヶ月ぶりに55キロ台を見た。その後7月22日以降は55.0を最小値に55キロ台を維持しているので、とりあえず当初の目的を達成した、としたい。こうなったら30代の基本体重、53キロ台まで持っていきたい、という気はしたが、折りしも猛暑(冷夏の話はなんだったんでしょう)。夏バテとダイエットバテが相まって(と予想)、不正出血、ホルモンバランスの乱れによるけっこうひどい体調不良になってしまった。ウォーキングでPMSはかなり改善されたとはいえ、まだそこまでしっかり安定していないようだ。最近の私は何か体調不良が起こると、すぐホルモンバランスの乱れ(PMSの悪化/不正出血)につながる。もっと体重を落とすにしても、涼しくなってからにしたい。今の私に重要なのは、53キロ台にすることよりも、今の体重を増やさないことだ。その点についてはきっちり管理したいと思う。せっかく四キロ近く痩せたんだから。
よく雑誌で、「夏前に三キロ痩せる!」などの特集が組まれている。これは露出が増える前に、というのが第一だが、真夏はダイエットするには体力的にキツく、そのくせ代謝も落ちる。効率面からも健康管理面からもダイエット向きの時期とはいえない。夏前に無理せず三キロ痩せるなら、遅くても3月くらいからスタートするのが妥当だと今回思った。雑誌にああいう特集がよく出るのは5月くらいだろうか。私がダイエットを始めたのがゴールデンウィーク明けだ。
ちなみにジムのご常連には何人かに「あなた、痩せたわね」と指摘していただいたが(露出の多いフィットネススタイルだし)、夫は何も言わない。こちらから申告すると、
「毎日見てるから、わかんないなあ」。
これが太っていっている頃は聞かれもしないのに、
「わあ、なんだかハナちゃんのおしりがおっきくなってる! でもハナちゃんが太っても、クリちゃんは全然気にしないよ♪」
などと言っていたくせに。
それにしても、こうして本格的にダイエットを決意実行し、結果を出したのは生まれて初めてのことだと思い当たった。
★基礎代謝が上がるのは冬だそうで、秋からダイエットを開始するのが適切なようです。あたしは5月から真夏にかけてだったので、時期的には失敗だった。記事の通り、ダイエット+夏ばてでけっこうキツかったし。
★ピルの服用は太りやすくなる、という一説がありますが、私はこの数年低容量ピルの服用者で、このダイエット期間中も服用していましたが、きちんと減りました。
★11月下旬で54キロ前後です。この頃は服を着ていても「痩せた」と指摘されるようになりました。
★目標にしていた人間ドック(2015年11月)では53.3キロ、体脂肪率23%でした。
※「ダイエットの停滞期はなぜ起こるの」はコチラ。(外部。タニタ社のサイト)
※「PMS(月経前症候群)は歩いて治す」はコチラ。
※「40歳過ぎて背が伸びた~パワーヨガの薦めなど」はコチラ。
※「43歳女性のダイエット 前編」はコチラ。
※「ついに最終目標達成!~44歳女性のダイエット」はコチラ。