2014年08月24日

「みなさんは、アナと雪の女王っていう映画ご存知ですか?」
「知ってるよ。大ヒットだよ」
「ご存じない方のために、私調べてまいりました」
「知らないのお前だけだよ」
「BEGINで調べてきましたので今日はそれを発表させていただきます」
「Bingだろ。検索サイトの選び方オカシイだろ」
「女子アナと雪の女王という大ヒット映画は」
「荒川静香のインタビューみたいになっちゃったよ」
「2013年に公開されたディスティニー映画で」
「ある意味、運命的だけどね」
「女子アナのエロさをテーマにした作品です」
「アナとエルサね」
「アナは出会った初日に結婚を決意するドビッチです」
「合ってるけど、合ってるけど、ソウジャナイ感半端ないね」
「しかも相手は王子様という玉の輿狙いのドビッチです」
「お前よくあの映画見てそういう印象持てるね」
「最終的にアナはワキガの男に乗り換えるドビッチです」
「ワキガとは言ってないけどね」
「見所は氷を使う女王様のエロさで」
「シャロン・ストーンか何かなんですかね」
「女王様はツララでズボッと身体を貫くのがお好きです」
「好きじゃねぇだろうけどな」
「アナは人参でズボッと身体を貫くのがお好きです」
「好きじゃねぇだろうけどな」
「大筋で言うとアナがワキガの男を女王様のところに連れて行くというお話で」
「ワキガかどうかは言ってないけどね」
「しかしアナは女王様に受け入れてもらえず」
「女王様もアナを好きなんですよ」
「ワキガの男も女王様に受け入れてもらえず」
「ワキガで名前覚えちゃってるみたいですね」
「逆にアナが氷プレイで死にかけるハメに」
「アイス・バケツ・チャレンジの失敗みたいな感じですけどね」
「で、アナは真実の愛がなければ助からないと判明」
「ディズニーっぽい流れですね」
「そこでアナとワキガはマミちゃんを探しにいくことにしました」
「あー、マミだったんだ。字幕だと気づきませんでしたね」
「しかし、マミちゃんは見つからず」
「でしょうね!」
「最終的に、アナはワキガか女王様かどちらをパートナーにするか選ぶことになるんです」
「超絶変態野郎みたいですね。違いますよ」
「女王様を選んだアナは、ムチじゃなく刀で打たれるなどの超ハードプレイに挑み」
「確かに打たれてたけど、遊び半分じゃないんですよ」
「女王様もアナのやる気に大変スッキリされ」
「スッキリって感情だったんですね」
「ポッポポッポと火照ってきまして」
「夏になりましたんでね。季節の問題ですね」
「アナはワキガの男とキスをして、トナカイ小屋にしけこむのでした」
「一戦おっぱじまりそうですね。始まるんでしょうね」
「以上、私が調べてきた女子アナと雪乃女王様のお話でした」
「源氏名ついちゃったよ」

えー、私、ウソをついておりました。

今までさんざんレリゴーレリゴーとかありのーままでーとか言ってきましたが、私、アナ雪という映画、見ておりませんでした。しかし、ついに僕は見ました。アナ雪を。劇場で見やがらなかったくせに、ブルーレイを買ってみるという、2周遅れの後追いで、やっと僕はアナ雪を見ました。

そして、いくつかのカンチガイをしていたことを知りました。

まず、アイツはアナではなかった。僕はあれが主人公だと思っていたのですが、アイツはアナではなくエルサという人で、アナのお姉さんだったのです。そして、アナは主人公ではなく、まぁ主人公ではあるのですが、実態はエルサの物語であったのです。「アナがアレで主人公」という2重のカンチガイが、結果としてアイツが主人公という形で正解になっていた。マイナス×マイナスでプラスだったという感じになっていたのです。

そして、あの歌は気持ちのいいハッピーな歌ではなかった。少なくとも、僕がYoutubeで見ていたほうは。アレは引きこもりの歌だったのです。氷の魔法のチカラを押さえつけるため、ずっと城の門を閉ざしていた女王エルサ。彼女があるキッカケで国中を氷に閉ざしてしまった。そしてエルサは、もう私は国にいてはいけないと、山奥に逃げた。そこで自分のための氷の城を魔法で築く、その場面でレリゴーレリゴーしていたという話だったのです。

それはつまり、僕が自分の部屋に帰宅したあと、世界の孤独なる王として半裸で家の中をウロついたり、真夜中にルナシーを熱唱したり、朝の5時までテレビ見たりするような生活と同じこと。エルサは、もう何人のことも気にすることなく、傷つけることなく、自由に生きられる。その引きこもりとしての喜びを歌った歌であり、だから最後にドアをバタンと閉めて終わるわけだったのです。引きこもり完成!という感じで。で、彼女を引きこもりから救出するというのが本作品の本題だったのです。

PVでは結構ハッピーな感じだったのですが、劇中で観たら、あのレリゴーはとんでもないヤケッパチな歌なんですね。私さえいなければ誰も傷つかないんだという。まぁ、ある意味ではそれがエルサなりの愛であり、自己犠牲の精神であったわけですが。方法は間違っていたので、それをアナが正してあげるわけですけれども。それだけに、一番最後、エンドロールでレリゴーのイントロが流れたときは、興奮高まるものがありました。

だって、すべてがハッピーになって、今度こそ幸せなレリゴーになるわけじゃないですか。「孤独の王として好き勝手に生きる」という意味のレリゴーではなく、「自分を受け入れてくれる真実の愛に包まれて私らしく生きて行く」という意味でのレリゴーに変わる、その大変化が歌で表現されるというミュージカルの真骨頂みたいな場面ですもの。頭の氷は簡単に取れるけれど、心の氷は愛でしか解かせない。長い時間、氷の呪いで心を凍らせてきたエルサが、ついについに氷の呪いに打ち克ったという素晴らしい解放の瞬間なわけです。自己犠牲は解決じゃない。誰かを傷つけることなく生きて行く道はちゃんとある。コミュ障の僕は、拍手喝采です。僕もエルサのように氷の心を溶かしたい。感動しました。

で、

それだけに、

そりゃアソコでMayJさんとやらの歌が出てきたら、ウケませんな。

MayJさんとやらは、「誰も自分を受け入れてくれない」という想いで、四六時中ギラギラしてるっぽいじゃないですか。愛に飢えてるっぽいじゃないですか。あのエンドロールと真逆の場所にいる人が歌っていたのなら、あのエンドロールが台無しです。そんなブチ壊しをしてくれた上に、さらにレリゴーは私の歌とか言いながら便乗商法をしているんですから、反感必至返品不可なのもさもありなんです。

歌の上手い下手ではなく、あの映画にあまりマッチしてない歌い手だったんじゃないでしょうか。心が解放され「氷が溶けた」状態でなければいけないのに、彼女は全然溶けてないんですもん。何だかイライラしてて、自分が売れないことへの不遇を持て余していて、せっかくのチャンスが松たか子さんに持ってかれてることにカチンきてるんでしょう。映画が勿体ない。

しかも戦う相手がわるかった。松たか子さんと競っても無駄でしょう。アッチはその道で生き残るために百年以上かけて磨き抜いてきた血脈ですよ。向こうは「明日、春が来たら」とか自分のオリジナルヒット曲もありますし。歌合戦ならともかく「ミュージカル」という演劇ベースの歌においては分が悪いです。実質、演技ですもん。

ただ、僕のように話の筋を知らない人にも「こいつギラギラしてるな」というのがビンビン伝わってきたのは、歌い手としての才能かもしれません。込めるべき感情の引き出しが松さんのように多くないだけで、歌に心を乗せることはできているのですから。その感情が必要なギラギラした歌を選んで歌えば、もっと歌と歌い手がマッチした素晴らしい世界を表現できるのではないでしょうか。尾崎豊「卒業」とか、CHAGE&ASKA「YAH YAH YAH」とか、どうでしょうか。

とまぁこのように、僕にも遅まきながらアナ雪ブームが到来しましたので、会社のランチタイムなどでは当面アナ雪の話だけをしていきたく思います。神田SAYAKAさんの代表作が「ドラゴンヘッド」から更新されたので、その辺の話題もしていきたいものですね。明日のランチが楽しみです。





この記事へのコメント
『ドラゴンヘッド 』って…初めて米しましたが突っ込まなければいけないと思い…
Posted by よし at 2014年08月24日 23:24
レリゴーを「日本海に面した冬の波止場で歌う歌」と評した人がいたのを思い出しましたw
Posted by ちま at 2014年08月24日 23:30
おぉ、ドラゴンヘッド!!ご覧になられてたんですね。
妻夫木との共演で期待していたのに・・・って思った記憶が笑
Posted by ザキヤマ at 2014年08月24日 23:44
May J.があの歌録った時は松さんまだ録音してないから、松さんに対抗心とか比較されることへの理不尽さは別に感じてないと思うんですよw
ガツガツしてるように聞こえたならそれは多大なる先入観の結果ではないかとw
まあ、エンドロールに流れる歌は所詮エンドロール用の聞き流すための歌ですから、女優のような内容を求めるのは酷かと…。
Posted by おふ at 2014年08月25日 04:08
神田『SAYAKA』さんのドラゴンヘッドw
さやかさん良かったですね。いろいろ良かった、本当に。

そしてMayJさんはツアーグッズで(アナ雪Tシャツ)を販売すると
聞きました。。。いろいろ、頑張って欲しいですね。。。!!
Posted by はな at 2014年08月25日 07:03
映画館でレリゴーをみんなで歌おうという企画がありましたが、観に行った時に「このシーンでレリゴーを合唱したいか…?」と甚だ疑問でありました。
MayJさんはなんだか叩くのがブームみたいになってて気の毒だなぁと思ってます。いろいろ突っ込みどころのある人だけど、そこまで言われなきゃならんかなぁと。
Posted by yagi at 2014年08月25日 17:16
ナイツww
Posted by mu at 2014年08月25日 21:44
私も先日やっとブルーレイを見たところです。
あの大ヒットレリゴーが、
思いがけず冒頭のほうで流れだしたので
んっ、ここで?と思いました。
さらにポジティブ~の歌かと思っていたら
おっしゃる通り ひきこもりの宣言・・・
映画を見て、改めてあの歌がヒットする違和感を
抱いてしまいました
でも絵はきれいだし、純粋にディズニーのお話
としてはハッピーエンドでよかったです
Posted by しろたん at 2014年08月26日 17:11
ランチタイムでお話?
いっしょにランチする人いるんですか?wwwww
Posted by 牛ぃ at 2014年08月26日 23:06
フモフモとほぼ同じ意見です。
あのメイジェイさんの歌は映画から明らかに浮いている。
ていうか自分は先程そのアナ雪のレンタルDVDを見てました。
シンクロですね。
Posted by MD at 2014年08月28日 00:17
同じディズニーで引きこもりの歌なら、ラプンツェルの「自由への扉」のほうが前向きでいいですよ。
「さぁ!引きこもるぜぇ!」ってモチベーション上がる歌詞でワクワクできます。途中からは「……外にも出るか」って気にもなれる歌詞です。
ラプンツェルの声はしょこたんです。YouTubeにしょこたんがライブでラプンツェルのいくつかの劇中歌を歌ってる動画あるのでよかったら。染み入るいい声ですよ~。
Posted by ヽ(^p^)ノ at 2014年08月28日 00:34
何で私のコメント、消したの?
貴方、何企んでるの?
Posted by MD at 2014年08月28日 01:22
フモさん、構成作家としても生きていけますね、、、
Posted by ななし at 2014年08月28日 14:11
>>ALL

最近ちょっとMayJもアリだなと思ってきている僕であります。24時間テレビで、MayJは自分バージョンのレリゴーを歌っているのに、一緒に歌っている子どもは松バージョンを歌っていて、微妙に噛み合ってないのを見たとき、守ってあげたくなりました。
Posted by フモフモ(本物) at 2014年09月02日 01:07
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