プロペシア6ヶ月使って効果は現れる?
プロペシアを使用してAGA治療を行う場合、長期間の服用を求められます。プロペシア錠に添付されている「用法・用量に関連する使用上の注意」には、効果が確認できるまで6ヶ月の継続した服用が必要であると記載されています。
プロペシアはⅡ型5-α還元酵素を阻害することにより、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)が生成されるのを抑え、抜け毛症状を改善します。このⅡ型5-α還元酵素を常に阻害し続けるために、長期間継続して服用し続ける必要があるのです。
プロペシアの効果が現れるのは使い始めて最低6ヶ月
プロペシアの効果が出始める期間としては、早い人ですと3ヶ月程度で改善がみられる場合もありますが、目安としては6ヶ月程度の継続した服用が必要でしょう。ただし、効果がいつ・どのように出るかは個人差がありますので、6ヶ月を目安に服用し、その間は症状の変化をよく観察しましょう。目に見えて変化がなくとも、「抜け毛が減った」「ハリ・ツヤが出てきた」など、髪や頭皮の状態をしっかり観察し把握することが大切です。
6ヶ月程度使用し、全く改善がみられない場合には、一度専門医へ相談しましょう。その薄毛はもしかしたらAGAが原因ではないかもしれません。その場合はプロペシアによる効果はありません。またAGAによる薄毛だとしても、残念ながら100%全ての人に効果がでるものではありません。プロペシアは副作用がある薬ですので、そのまま継続すべきなのか、違う治療方法を検討すべきなのかなど、医師へ相談し診断してもらうことをおすすめします。
6ヶ月間使ってみた人の声
実際にプロペシアを服用している人は、どのように効果を実感しているのでしょうか?ここでは6ヶ月使用し効果が出た人、出なかった人の口コミをいくつかご紹介いたします。
効果が現れた人の声
ボクの症状は、生え際とM字が深くなって入り込んだような状態です。
最初の3ヶ月は特に副作用も性欲減退なども無く、髪が立ち上がり元気になったなという感じでした。
3ヶ月を過ぎたあたりから、手の体毛が少し増えたような気がしました。
20代の頃はもっとありましたので、少なくなってすっきりしたと思っていましたが、こういうところが、AGAの兆候だったのかもしれません。4ヶ月目に入り、生え際の産毛が黒くなり密集しだしたという様子です。
プロペシアしか使用していません。
症状としてはM字で分け目もくっきりしてきたので
ほぼあきらめていたのですが、1年間飲み分け目が目立たなくなり2年間飲み続けてM部分も恥ずかしくない状態まで来ました。
飲み始めて効果がなく続けようか悩んでいたと、5ヶ月目になって急に髪が増えてきました。効果が出てきたので飲み続けようと思います。
使い始めて5か月ほど経過いたしました。確かに3か月ぐらいから、変わってきたかなあ、という感じがあり、現在は、増えてきたなーという感じになっております。
効果が現れなかった人の声
使い始めて3か月経過。。。
今のところ見た目に特に変化なしだが、とりあえず6か月は続けてみようと思う。
プロペシアを服用し初めて来月で一年が経ちますが、私の場合は、現状維持といった状態です。が、服用しなかったことを考えると今頃ヒドイ状態になっていたかもしれません。
プロペシアのみに頼るのではなく、ミノキシジルや生活習慣、食習慣自体を変えないと髪がフサフサになることはないと思います。
がんばって服用しましたが、効果は・・・ほとんどなかったです。肝臓悪い方はやめたほうがいいとのことで、少し数値が悪化してきた私はやめました。
予防として飲んで2年以上経つけど、正直効果は感じないですね・・・・すこし後退したような気がする・・・・。でも飲まないと恐ろしいことになってたかもしれないしこればかりはわからないので飲み続けます。。
焦らず6ヶ月は様子を見ましょう
プロペシアの効果が現れる人の特徴
まず、プロペシアがどのように作用し薄毛を改善していくか説明していきたいと思います。プロペシアは男性型脱毛症(AGA)にのみ効く治療薬です。AGAは「Ⅱ型5-α還元酵素」と男性ホルモンが結合することで生成される「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響により脱毛症状を起こします。「DHT」がさらに毛乳頭にある「アンドロゲンレセプター」と結合することで「TGF-β」というたんぱく質が生成されます。この「TGF-β」は成長抑制因子と言われ、毛髪の成長をストップさせてしまうのです。
プロペシアは上記のように、脱毛が引き起こされる原因の元である「Ⅱ型5-α還元酵素」を阻害する作用があります。Ⅱ型5-α還元酵素を阻害することで、DHTが生成されず、成長抑制因子であるTGF-βが抑制できるというわけです。そのためⅡ型5-α還元酵素に起因しない、AGA以外の薄毛症状には効果はありません。反対にこれらの働きが原因となるAGAの場合は、プロペシアにより効果が出ることが期待できます。
効果の現れなかった人の特徴
先ほどAGA以外の薄毛症状には、プロペシアは効かないと説明しましたが、薄毛の要因としてAGA以外にはどのような原因が考えられるのでしょうか?いくつかご紹介していきたいと思います。
①円形脱毛症
円形脱毛症は、ストレスが原因となることがありますが、明確な原因は解明されていません。近年では自己免疫疾患が原因と言われています。免疫機能に異常が起こることにより、体の一部を異物と認識してしまうことで、防護反応が起こり攻撃してしまうのです。
10円ハゲとも言われますが、その症状は様々で円形だけに留まりません。重篤な症状の場合は、広範囲にわたり脱毛症状が起きることがあります。ストレスの他に遺伝要素もあると言われています。
②脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症はマセラチア菌が原因で起こる、脂漏性皮膚炎の症状の一部です。マセラチア菌は常に毛穴などに存在する常在菌です。中性脂肪を分解する際に刺激のある物質を生成します。皮膚や頭皮の皮脂が多く分泌されることで、マセラチア菌が増殖し、それらが皮脂を分解することで刺激となり、炎症を起こします。脂漏性皮膚炎を放置し、症状が悪化すると脱毛症状が出ることがあります。
皮脂の過剰分泌が原因となるため、皮膚や頭皮を清潔に保つことが一番です。また生活習慣の乱れやストレスによりホルモンバランスが崩れると、皮脂の過剰分泌が起こり、発症することがあります。炎症が原因のため、女性でも発症することがあります。
③ストレス・生活習慣の乱れによる薄毛の場合
ストレスや生活習慣の乱れは、頭皮環境に悪影響を与えます。過度なストレスを抱えると自律神経に異常が現れ、頭皮の血行不良などを引き起こします。
また生活習慣の乱れにも気を付けなければいけません。睡眠不足や偏った食生活などは要注意です。睡眠不足は、ストレス同様に交感神経を活発にし、自律神経に異常を起こす原因となります。さらには女性ホルモンの減少、男性ホルモンの増加など、ホルモンバランスが崩れることにより抜け毛を引き起こすこともあります。睡眠不足は抜け毛の原因となりますので、質の良い眠りをしっかりとりましょう。偏った食事を見直し、野菜の摂取や脂質を控えるなど、栄養バランスのよい食生活を意識しましょう。なにか1つに偏った食事ではなく、バランスよく色々な栄養を摂取することが大切です。
規則正しい生活をおくりましょう
プロペシアの効果を出すためには?
AGA以外の薄毛について説明いたしましたが、ストレスや生活習慣の乱れは頭皮環境に悪影響となりますので、AGAにおいても注意が必要です。プロペシアの効果を最大限に発揮するためにも、日々の生活を見直してみてはいかがでしょうか?
生活習慣の改善
ホルモンバランスの乱れや、血行不良は頭皮や毛髪に悪影響を与えます。睡眠不足になることで、自律神経である交感神経が常に活発な状態になります。それにより頭皮の血管が収縮し血行促進が起こると言われています。また睡眠時に行われる、体内の修復が十分に行われませんので、毛髪の成長の妨げとなります。
過度なストレスも、同じように血管収縮や血行促進を引き起こしますので、抜け毛の原因となります。またストレスにより円形脱毛症などのAGA以外の頭皮トラブルが起きてしまうこともあるでしょう。
食生活の見直し
毛髪の成長には、バランスのとれた食事が大切です。特にジャンクフードや脂質の多い食事は、血液や血管を老化させるだけでなく、脂漏性皮膚炎の原因にもなります。たんぱく質や亜鉛、ビタミンB2・B6などは、薄毛症状の改善に良いとされる食品です。積極的に摂取しましょう。
またアルコールも少し控えましょう。アルコールを摂取すると肝臓で分解されますが、その際にアセトアルデヒドという毒性の物質が作られます。このアセトアルデヒドは、AGAの原因となるDHTを増加させてしまう働きを持つのです。せっかくプロペシアで5-α還元酵素やDHTを抑制しても、アルコール摂取により台無しにしてしまう可能性があります。またアルコールの分解にはアミノ酸を大量に消費しますので、毛髪の成長に必要なアミノ酸が不足してしまいます。お酒を飲む回数や量を減らし、体内から頭皮環境を整えていきましょう。
毎日同じ時間に服用する
プロペシアは1日1回服用しますが、できるだけ毎日同じ時間に服用しましょう。プロペシアの作用であるⅡ型5-α還元酵素を阻害するために、成分であるフィナステリドを一定濃度で保つことが効果的です。フィナステリドは約24時間で排出されると言われています。同じ時間に服用することで、成分を体内に一定して保つことができます。
ミノキシジルとの併用
より効果を求める場合は、ミノキシジルとの併用も検討しましょう。プロペシアは抜け毛を防止し、AGAの進行を止める効果に優れています。一方ミノキシジルは、血管拡張や血行促進により毛髪を成長させる効果が期待できます。抜け毛の予防と、毛髪の成長という両面から働きかけることができますので、AGA改善には効果的です。
バランスのよい食事をとりましょう
効果が現れない人はクリニックでの受診も検討しましょう
プロペシアの服用は6ヶ月を目安としましょう。というのもプロペシアは副作用のある薬であり、また薄毛は様々な要因が複雑に重なり合って発生します。そのためまずは6ヶ月を目安に服用し、その間に変化や改善がまったく見られない場合は、専門クリニックでの受診をすすめします。
そのままプロペシアを服用し続けることに危険がないのか、他に要因は考えられないのかなど、専門医に相談し診断してもらいましょう。
不安なことは相談しましょう
薄毛改善は長期戦です。継続が重要です
薄毛の改善にはとにかく忍耐強く、継続していくことが大切です。頭皮環境の改善やヘアサイクルを整えることは、短期間では結果は得られないでしょう。1ヶ月2ヶ月の治療で効果がでないと諦めてしまうのではなく、自分の体や頭髪などをしっかりチェックしながら、気長に根気よく続けていくことが改善への一歩です。
わからないことや、不安なことがあれば、その都度相談できるクリニックを見つけることも大切です。特にプロペシアでの治療は、副作用のある薬を長期間服用することになりますから、クリニックでの受診や処方のもと、安心な環境で継続していきましょう。