生命科学関連特許情報
| タイトル: | 特許公報(B2)_洗浄剤組成物 |
| 出願番号: | 2000024929 |
| 年次: | 2007 |
| IPC分類: | A61K 8/46,A61K 8/81,A61K 8/73,A61K 8/86,A61Q 19/10,C11D 1/02,C11D 1/68,C11D 3/20,C11D 3/37,C11D 3/382 |
この特許の詳細情報を見る(外部サイト)
特許情報キャッシュ
春日 健一宮島 哲也 JP 3964592 特許公報(B2) 20070601 2000024929 20000202 洗浄剤組成物 花王株式会社 000000918 特許業務法人アルガ特許事務所 110000084 有賀 三幸 100068700 高野 登志雄 100077562 中嶋 俊夫 100096736 的場 ひろみ 100101317 山本 博人 100111028 春日 健一 宮島 哲也 20070822 A61K 8/46 20060101AFI20070802BHJP A61K 8/81 20060101ALI20070802BHJP A61K 8/73 20060101ALI20070802BHJP A61K 8/86 20060101ALI20070802BHJP A61Q 19/10 20060101ALI20070802BHJP C11D 1/02 20060101ALI20070802BHJP C11D 1/68 20060101ALI20070802BHJP C11D 3/20 20060101ALI20070802BHJP C11D 3/37 20060101ALI20070802BHJP C11D 3/382 20060101ALI20070802BHJP JPA61K8/46A61K8/81A61K8/73A61K8/86A61Q19/10C11D1/02C11D1/68C11D3/20C11D3/37C11D3/382 A61K 8/46 A61K 8/73 A61K 8/81 A61K 8/86 A61Q 19/10 C11D 1/02 C11D 1/68 C11D 3/20 C11D 3/37 C11D 3/382 特開平08−259992(JP,A) 特開平11−106316(JP,A) 特開平07−003289(JP,A) 1 2001213762 20010807 6 20040420 原田 隆興 【0001】【発明の属する技術分野】本発明は起泡性及び泡質に優れた洗浄剤組成物に関する。【0002】【従来の技術】皮膚、毛髪用洗浄剤には、脂肪酸塩、アルキル硫酸塩やアルキルエーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤が主洗浄成分として使用される。汚れが強い場合には洗浄成分がアニオン性界面活性剤のみでは洗浄性が低下してしまうために、アミドプロピルベタイン、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド等の洗浄性増強剤、増泡剤が併用されるが、泡が粗く質感が満足いくものではなかった。泡のきめ細かさ等の泡質を調整するために、水溶性高分子が配合されるが、増泡剤と組み合わせると起泡性が低下するという問題があった。【0003】【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、起泡性及び泡質に優れた洗浄剤組成物を提供することにある。【0004】【課題を解決するための手段】 本発明者らは、特定のアニオン性界面活性剤、ノニオン性水溶性高分子及び特定のグリセリルエーテルを組み合わせれば、起泡性に優れ、かつきめ細かい泡質を有する洗浄剤組成物が得られることを見い出した。【0005】 本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C)、(A)一般式(1)又は(2)で表わされるアニオン性界面活性剤 R1O(CH2CH2O)mSO3M (1) R2OSO3M (2)(式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数10〜18のアルキル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸を示し、mは1〜5の数を示す)(B)ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びポリエチレンオキサイドから選ばれるノニオン性水溶性高分子(C)炭素数4〜12のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテルを含有する洗浄剤組成物を提供するものである。【0006】【発明の実施の形態】本発明で用いる成分(A)のアニオン性界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、グリセライド硫酸塩、アミドエーテル硫酸塩、脂肪酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げられる。【0007】これらのうち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩が好ましく、特に一般式(1)又は(2)で表わされるものが好ましい。【0008】R1O(CH2CH2O)mSO3M (1)R2OSO3M (2)【0009】(式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数10〜18のアルキル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸を示し、mは1〜5の数を示す)【0010】成分(A)のアニオン性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に5〜50重量%、特に8〜30重量%、更に10〜22重量%配合するのが、起泡性に優れ好ましい。【0011】本発明で用いられる成分(B)のアニオン性又はノニオン性水溶性高分子としては、天然、合成のいずれのものでもよく、例えばペクチン、カラギーナン、グアーガム、ローカストビーンガム、ゼラチン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸塩、デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリエチレンオキサイド、トラガカントゴム等が挙げられる。これらのうち、平均分子量10000〜1000万、更には10000〜300万(光散乱法で測定)のものが起泡力、泡を細かくする点で好ましく、特にポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレンオキサイドが好ましい。【0012】成分(B)のアニオン性又はノニオン性水溶性高分子は、2種以上を組み合わせて用いることもできる。本発明の洗浄剤組成物における成分(B)の配合量は、洗浄剤の剤型等により異なるが、全組成中に0.01〜5重量%配合するのが好ましく、特に0.05〜3重量%、更に0.1〜1重量%配合すると、泡質がきめ細かくなり好ましい。【0013】成分(C)のグリセリルエーテルは、炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖したアルキル基又はアルケニル基を有するもので、例えばn−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基等の炭素数4〜12のアルキル基を有するものが好ましい。このうち、特に炭素数5〜10、更に炭素数6〜8のアルキル基を1又は2個、特に1個有するのが好ましい。【0014】成分(C)のグリセリルエーテルは、1種以上を用いることができ、全組成中に0.1〜30重量%、特に0.5〜15重量%、更に1〜10重量%配合するのが、起泡性に優れ好ましい。【0015】これら成分(A)、(B)及び(C)は重量比で(B)/(A)=0.002〜0.4、(C)/(A)=0.02〜1.5、更には(B)/(A)=0.004〜0.1、(C)/(A)=0.04〜0.8の比率で配合されるのが好ましい。【0016】本発明の洗浄剤組成物は、剤型は水を媒体とする水性液状とするのが好ましく、また通常の洗浄剤組成物に用いられる成分、例えばプロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ソルビトール、パンテノール等の保湿剤;カチオン性ポリマー、シリコーン化合物及びその誘導体等のコンディショニング成分;エチレングリコールジステアリン酸エステル等のパール化剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルポリグルコシド等のノニオン性界面活性剤;アミドプロピルベタイン等の両性界面活性剤;セチルトリメチルアンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤;染料、顔料等の着色剤;エタノール等の粘度調整剤;クエン酸、水酸化カリウム等のpH調整剤;塩化ナトリウム等の塩類、植物エキス類、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、ビタミン剤、抗炎症剤、抗フケ剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、水などを、適宜配合できる。【0017】本発明の洗浄剤組成物は、常法に従って製造でき、例えばシャンプー、全身洗浄料、洗顔料、手洗い剤等の皮膚、毛髪用洗浄剤とすることができる。【0018】【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、きめ細かい豊かな泡が素早く立ち起泡性及び泡質に優れるものである。【0019】【実施例】実施例1表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法により製造し、起泡性及び泡のきめ細かさの評価を行った。【0020】(評価方法)男女10名のパネラーに、各洗浄剤組成物を用いて、1週間身体の洗浄を実施してもらい、以下の項目についての官能評価を行った。評価は以下の基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通(△)、2.4以下の場合を不良(×)と判定した。【0021】(1)起泡性:身体を洗ったときの速泡性及び泡量を評価した。5;泡立ちが良い。4;やや泡立ちが良い。3;ふつう。2;やや泡立ちが悪い。1;泡立ちが悪い。【0022】(2)泡のきめ細かさ:5;泡がきめ細かい。4;泡がややきめ細かい。3;ふつう。2;泡がやや粗い。1;泡が粗い。【0023】【表1】【0024】表1から明らかなように、成分(A)、(B)及び(C)のいずれか1成分を欠いても起泡性と泡のきめ細かさの両者を同時に満足することはできないのに対し、これら3成分を配合した本発明洗浄剤組成物はこれらの両者ともに十分満足できるものであった。【0025】実施例2以下に示す組成の全身洗浄料を常法により製造した。得られた全身洗浄料は、起泡性及び泡のきめ細かさに優れたものであった。(成分) (重量%)ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム液(25%) 60ラウリルジメチルヒドロキシスルホベタイン 3ラウリン酸ナトリウム塩 1ポリビニルアルコール*3 0.2n−オクチルグリセリルエーテル 3グリセリン 5エタノール 1香料 0.5精製水 バランス*3:ゴーセノールKL−05(日本合成化学工業社製)分子量:58000【0026】参考例 以下に示す組成の洗顔料を常法により製造した。 得られた洗顔料は、泡立ちが良好であり、きめ細かい泡質感を有していた。(成分) (重量%)モノアルキルリン酸エステル*4 のカリウム塩 30n−オクチルグリセリルエーテル 2グリセリン 20ポリエチレンオキサイド*5 0.5香料 4ジブチルヒドロキシトルエン 0.3エタノール 4精製水 バランス *4:原料アルコールとしてダイヤドール115L(三菱化学社製)を用いて製造したリン酸エステル(アルキル基がC11:C13:C15=47:31:22(重量 比)のもの) *5:ポリオックスWSRN−60K(UCC社製)分子量:200万【0027】実施例3 以下に示す組成のシャンプーを常法により製造した。 得られたシャンプーは、泡立ちが良好であり、きめ細かい泡質感を有していた。(成分) (重量%)ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム液(25%) 50ラウロイルアミドプロピルベタイン 5ポリエチレンオキサイド*5 0.5n−オクチルグリセリルエーテル 2.5香料 0.5精製水 バランス *5:ポリオックスWSRN−60K(UCC社製) 次の成分(A)、(B)及び(C)、(A)一般式(1)又は(2)で表わされるアニオン性界面活性剤 R1O(CH2CH2O)mSO3M (1) R2OSO3M (2)(式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数10〜18のアルキル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸を示し、mは1〜5の数を示す)(B)ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びポリエチレンオキサイドから選ばれるノニオン性水溶性高分子(C)炭素数4〜12のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテルを含有する洗浄剤組成物。