エイジングケアを実践する際の悩みのひとつに「どれだけの種類のエイジングケア化粧品を使えば良いの?」という疑問があげられます。中でも、保湿クリームと乳液は近い存在なので、「違いは?」「両方使う必要があるの?」といったご質問をよくいただきます。
果たして、実際、どうなのでしょうか?
この記事では、そんな疑問にお答えします。
- 保湿クリームと乳液の違いは何?
- 保湿クリームと乳液の使い分けのポイントを知りたい
- オールイワン化粧品の場合なら、保湿クリームや乳液を使う必要があるの?
などを知りたい方は、是非、続きをお読みくださいね。
この記事が、保湿クリームや乳液をはじめ、エイジングケア化粧品の使い方のご参考になれば幸いです。
<この記事でお伝えしたい大切なこと>
- 保湿クリームと乳液の役割は、同じと考えて差し支えありません。
- だから、保湿クリームと乳液を同時に使う必要はありません。
- 年齢や肌質、お肌の状態で保湿クリームと乳液を使い分けましょう。
1.保湿クリームと乳液ってどう違うの?
保湿クリームの基本的な役割は、皮脂膜に近いはたらきをする油溶性の成分で、「水分の蒸発を防ぐ」ことです。また、最近では、「水分を保持する」成分も一緒に配合されることで、保湿を両面からサポートするものが多くなっています。
さらに、抗酸化をはじめ、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分を加えたエイジングケア保湿クリームもあります。
一方、乳液もよく似た状況です。
「水分の蒸発を防ぐ」ことを基本的な役割としながらも、「水分の保持」や「エイジングケア」も、保湿成分やエイジングケア化粧品成分の配合で可能になっています。
だから、基本的には、乳液も保湿クリームと役割は同じなのです。
乳液は、エマルジョンとも呼ばれ、保湿クリームよりは水っぽい液体です。
また、一般的には美容液よりはコッテリしたものが多いのです。
では、保湿クリームと乳液では何が違うの?
ずばり、保湿クリームと乳液の違いは、「油溶性成分」と「水溶性成分」の配合比率の違いだけです。
保湿クリームの場合、油溶性成分は25~50%程度配合されていますが、乳液には15~20%程度しか配合されていません。
これは、一般化粧品でもエイジングケア化粧品でも同様です。
そのため、保湿クリームはこってりした重めのテクスチャーになり、乳液は軽めのテクスチャーになります。
したがって、エイジングケアでは両方が必要ではなく、どちらか一方で十分です。
基本的には、お好みで使い分けをすればいいでしょう。
余談ですが、実は化粧水、美容液などの基礎化粧品も大ざっぱに言ってしまえば、違いは水溶性成分と油溶性成分の配合比率の差だけなのです。
水溶性成分の比率は
化粧水 > 美容液 > 乳液 > 保湿クリーム
油溶性成分の比率は
化粧水 < 美容液 < 乳液 < 保湿クリーム
となっています。
もちろん、配合する成分によってその役割は変わってくるのですが、大きな範囲でいえば、基礎化粧品の役割はすべて保湿です。
だから、どのタイプの基礎化粧品も、役割は同じと言えないこともないのです。
2.保湿クリームと乳液の使い分けは?
「保湿クリームと乳液はどう使い分ければいいの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
エイジングケア化粧品は、年齢、季節、自分のお肌の状態などで上手に使い分けをすると、より効果を発揮するので、ご自身で見極めることが大切です。
しかし、役割の近い保湿クリームと乳液の使い分けはわかりにくいので、以下に使い分けの例をあげますので、参考にしていただければ幸いです。
①朝と夜で保湿クリームと乳液を使い分ける
乳液には、朝の使用を意識してUVカットの効果やメイク下地の機能を持った化粧品もあります。
こってりしたクリームを使うと、ファンデーションのノリが悪くなる場合があるので、さらっとした乳液を朝に使う方も多いようです。
エイジングケアの観点でも、朝は機能性のある乳液を使うことは良い選択肢です。
一方、保湿クリームには、セラミドなどの保湿力の高い成分、ビタミンACEの誘導体などの抗酸化作用を持つ成分、ナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分を配合したものがあります。
夜はお肌の修復の時間なので、夜にエイジングケア成分が配合された保湿クリームを使うのもオススメです。
②生理周期で保湿クリームと乳液を使い分ける
女性ホルモンのうち、プロゲステロンは排卵後から増え始め、黄体期(排卵期が終わってから次の生理が始まるまでの期間)は、エストロゲンの分泌量を上回ります。
プロゲステロンには、皮脂分泌を増やすはたらきがあるので、黄体期はオイリー肌に傾きがちです。
この時期に皮脂分泌が気になる方は、軽めの乳液を使った方が良いでしょう。
もちろん、保湿クリーム、乳液のどちらも使わなくても良い場合もありますので、この時期はシンプルなスキンケア、エイジングケアを心掛けましょう。
③お肌の乾燥の程度で保湿クリームと乳液を使い分ける
乾燥の季節である秋から冬は保湿クリームを使い、春や夏は乳液を使うという考え方もできます。
また、ご自身の乾燥の程度に合わせて、どちらかを使い分けても良いでしょう。
乾燥が激しい時期のみ、保湿クリームと乳液の両方を使うということも考えられますが、その場合は以下のことを注意して使用してください。
■保湿クリームと乳液の両方を使う時に注意すること
- 顔全体には乳液を使い、乾燥が気になる箇所にだけ保湿クリームを使う
- 配合されている成分が重ならないようブランドを変えるなど工夫する
④年齢が上がれば、保湿クリームへ切り替えを考える
皮脂の分泌量は、年齢とともに下がって行きます。
今まで乳液で大丈夫だった場合でも、乾燥が気になる時期が来るかもしれません。
そんな場合は、乳液から保湿クリームに切り替えることを考えてみてはいかがでしょうか。
このように、大きな役割の差がない保湿クリームと乳液ですが、工夫次第で効果的な使い分けが可能です。
⑤やってはいけない!保湿クリームと乳液の使い方
ここからは、保湿クリームと乳液の使い方で注意すべき点について触れてみます。
保湿クリームまたは乳液を使う時、お顔の部位ごとの乾燥の程度で、その量をコントロールするようにしましょう。
基本的には、皮脂の多いTゾーンは控えめ、目元や口元など乾燥しやすい部分は、重ね塗りなどをするようにしましょう。
また、保湿クリームや乳液でマッサージをする方がいますが、摩擦でお肌に刺激を与えてしまいます。
お肌への刺激はエイジングケアにとってマイナスなので、マッサージはマッサージ専用クリームを使うようにしてください。
3.オールインワンの保湿クリームは、どう考えれば良いの?
オールインワン化粧品や、オールインワンのエイジングケアクリームもあらゆるメーカーからたくさん出ていますよね。
最近では、優れたエイジングケア化粧品成分が配合されるものも発売されています。
スキンケアに時間がかからない、経済的にもメリットがあることから、使われている方も多くいらっしゃいます。
ただ、オールインワン化粧品は、お肌の状態に合わせた使い分けができません。
時間がない時、お肌の状態が良い時には、オールインワンの保湿クリームやエイジングケア化粧品も選択肢の1つですが、ご自身の年齢や、お肌の状態に合わせた丁寧なエイジングケアを心掛けるなら、1つひとつ選べる化粧品の方がいいでしょう。
なお、オールインワン化粧品の「オールインワン」は、化学的な観点、あるいは化粧品の成り立ちから言えば、誤解を生む表現です。
4.エイジングケア化粧品全体の中でバランスを考える
保湿クリームや乳液は、スキンケアの最後の仕上げで使う化粧品です。
今回の記事では、保湿クリームと乳液に絞ってお話をしてきましたが、エイジングケア化粧品の選び方や使い方は、全体のスキンケアあるいはエイジングケアのプロセスを通して考える必要があります。
洗いすぎ、擦りすぎ、流しすぎの洗顔で、皮脂を落としすぎたり、化粧水をつける際に、コットンでたたきすぎたりすると、保湿クリームや乳液の基本的な役割である「水分の蒸発を防ぐ」以前に、刺激でバリア機能が低下してしまいます。
また、油溶性成分の多い美容液や、保湿クリームや乳液と成分の重複が多い美容液を使っているなら、保湿クリームも乳液もむしろ使わない方が良い場合もあります。
エイジングケアは、全体のプロセスを考えることを大前提にしましょう。
5.まとめ
保湿クリームと乳液は、その役割が近いことから、「使い分けをどうするか?」「両方いるのか?」などの悩みが多いエイジングケアのプロセスの1つです。
しかし、この記事でも説明させていただいた通り、その役割と自分のお肌を考えれば、その答えはおわかりいただけると思います。
エイジングケアは、必ずしも多くのエイジングケア化粧品を使えば良いということでありません。
逆に、1つで済ませば良いというものでもありません。
年齢、お肌の状態、そして保湿クリームや乳液の役割を考えた丁寧なエイジングケアを心掛けていただければ幸いです。
ナールスゲン、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、3種のヒト型セラミド(セラミド2、セラミドAP、セラミドNP)、スクワラン、シアバターを配合し、高い保湿能力を目指しました。
テクスチャーはサッパリで伸びが良いのが特徴です。
エイジングケアと高い保湿力をお求めの方にオススメです。
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