ニキビに悩む男子女子に告ぐ!ニキビの原因、治療薬と一時的に隠す方法

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中学生や高校生の頃に比べて、おっさんになった今の方が「ニキビ」が出来ている産業薬剤師です。こんにちは。

間違えました。おっさんには「ニキビ」とは言いませんね。「吹き出物」でしたねorz。

特にアゴの所にできます。脂ぎっているんでしょうね。会社の若い看護師から気持ち悪いおっさんとか思われたらどうしましょ!!

さて、ニキビの原因は「アクネ菌」という細菌が、毛穴の中で増え過ぎてしまって炎症が起きたりや膿がたまってしまう病気です。

「だったらアクネ菌を退治したらにきびは治るね。抗生物質や殺菌剤で治療しよう。」というとそう簡単なものではありません。

アクネ菌が繁殖することでニキビができるのは間違えはないのですが、アクネ菌を繁殖させてしまう理由がいくつかあることが分かっています。

そのためニキビの治療方法は、アクネ菌を退治するだけではなくて他にもいくつかあります。

この記事では、アクネ菌とは何者か、ニキビが発生する原因や治療方法、市販薬の中でニキビ治療ができるおすすめ品を紹介します。

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アクネ菌とはどのような細菌?

アクネ菌は全ての人の毛穴にある皮脂腺に住み着く「常在菌」と呼ばれる細菌です。

アクネ菌は、毛穴にある皮脂腺の皮脂をエサとして食べて、グリセリンと脂肪酸に分解します。この2つの物質は保湿効果があると共に「酸」という名前がついているだけに肌を弱酸性に保つ働きがあって肌にとっても必要なものです。

皮膚の免疫によってアクネ菌は増えすぎる減りすぎずの状態で、人と持ちつ持たれつの関係にあるのが通常です。まさにWIN-WINの関係であり、人にとってはなくてはならない大切な存在です。

ニキビが発生する要因とは

ニキビが発生する要因は完全には解明されてはいませんが、おおよそ次のとおりとされています。

体を作るのに重要な役割を果たす性ホルモンは体が成長する思春期の頃によく作り出されるため、急激なホルモンバランスの変化が起こって皮脂の分泌量が変化します。

又は、仕事などですごく疲れた、風邪などで体調不良、生理などでもホルモンバランスが崩れてしまってアクネ菌が増殖しやすい環境になります。

そして増えすぎた皮脂が毛穴を詰まられてしまうことで、酸素がない空間が好きなアクネ菌のためかのような環境が作られます。そこにはエサの皮脂もたくさんありますから、アクネ菌にとっては天国なようなところになってしまいます。

こうして詰まった毛穴の中で増殖したアクネ菌によって炎症や化膿が起こるのが「ニキビ」ということになります。

ニキビが成長するまでの流れ

「白ニキビ」、「赤ニキビ」、「黒ニキビ」、「黄ニキビ」とか聞きますよね。それがどういったものかニキビが成長する流れと一緒に解説します。

ニキビが成長する流れ

  1. ホルモンバランスの崩れで毛穴が詰まる(白ニキビ)
  2. 皮脂が毛穴からあふれて表面が酸化して黒くなる(黒ニキビ)
  3. 毛穴の中でアクネ菌が大増殖して炎症が起こる(赤ニキビ)
  4. さらに繁殖して膿が溜まる(黄ニキビ)

一晩の間に一気に出来上がることもありますから気づいたら赤ニキビなんてこともありますが、ニキビの成長は上記のとおりです。

白ニキビや黒ニキビの内は皮膚の表面で起こっていますから、ニキビをつぶしても跡が残ることは少ないです。

逆に赤ニキビや黄ニキビはかなり奥の方まで浸透していますからつぶしてしまうと跡が残ってしまう可能性が高いです。治りも悪いですしね。

ニキビの治療や予防のポイント

こうしたことから、ニキビの治療や予防を行うポイントは次の3点になります。

テレビCMでお馴染みの「プロアクティブ」とか他のニキビ用の化粧品もこの観点から作られています。

  • アクネ菌を減らす
  • 皮脂の分泌を少なくする
  • 毛穴がつまらせないようにする

ニキビはホルモンバランスの崩れよる皮脂の増加から起こりうるものではありますが、よほどひどいニキビでなかればホルモン療法まですることはありません。

ホルモンは皮脂にだけに関係するのではなくて体のあらゆる所に影響しますから、効果とリスクを天秤にはかるとホルモン療法するという選択肢を選ぶことは少ないということです。

プロアクティブなどのニキビ用美容商品が人気なワケ

市販薬では現在でもそうですが、日本ではほんの数年前までは皮膚科医師が扱えるニキビの薬はアクネ菌を減らすものしかありませんでした。

よくある話で海外では日本より医療が進んでいて、海外ではかなり前から上記のにきび治療の3つのポイントを解決する治療が行われていました。

そこでニキビ用の化粧品とか一部の美容クリニックでは、アクネ菌を減らす以外の海外で実績のある成分を利用した商品を商売していました。

「ピーリング」というものになります。皮膚の表面の角質をはぎとってしまうものです。

医療薬でも市販薬でもアクネ菌を減らすことがしかできませんでしたので、それ以外は化粧品などの美容商品と美容クリニックの独壇場でした。

アクネ菌を減らす薬では効果がなかったニキビで悩んでいる方は、どんなに高額でも美容商品や美容クリニックに頼るしかなかったのです。

日本の医療用のニキビ治療薬に変化が!

ところが近年では、医療薬で複数のにきび治療薬が発売されていて健康保険を使った格安で、しかもアナタの家の近くの皮膚科でアクネ菌を減らすこと以外の治療が行えるようになりました。

例えば、プロアクティブでは1か月あたり7~8000円もしますが、毛穴を詰まらせないようにする医療用薬「ディフェリンゲル」では、健康保険を利用すると1か月あたり1000円くらいです。(値段は1回の使用量で変わります)

驚きの安さですよね。

市販のニキビ治療薬はどうなの?

花粉症などでは市販薬がとても充実していて病院を受診するのと同じ内容の治療が市販薬で行えますが、ニキビは残念ながらそうではありません。

ニキビが治療できる市販は、相変わらずアクネ菌を減らすものしかありません。病院を受診した方が、安くて効果の高い治療を受けられます。

このブログでは全般的に病院受診をしなくて済むように効果的な市販薬だとかサプリメントなどを紹介していますので、ニキビについてもおすすめ市販薬を次に紹介しておきます。

顔に1個だけとか軽症の方にはおすすめです。

しかし、顔の複数のニキビが同時できるなどのひどい方は、市販薬で様子を見ずに最初から皮膚科を受診した方がいいと思います。

ニキビ治療におすすめの市販薬

「ペアアクネクリームW」を最もおすすめします。

にきび治療に使える市販薬では「コレ!」というのがありませんが、あえてあげるならペアアクネクリームWです。

有効成分が2つ入っているので「ペア」や「W」という名称がついています。

比較的殺菌作用が強いイソプロピルメチルフェノールではアクネ菌を退治できますし、炎症で赤くなったニキビにはイブプロフェンピコノールが炎症を抑えて見た目の症状を和らげます。

「イブプロフェン」という名称がついているだけあって、市販薬の「イブ」などで使用されている痛み止め成分を改良した成分です。痛み止めは、痛みを抑える他に熱を下げる効果と炎症を鎮める効果もあるためです。

イブプロフェンピコノールは、医療薬としてもかなり使用されている点もおすすめできる理由の一つです。

私自身はこの薬を使ったことがありませんが、ネットの口コミでは「透明になるので目立たないのがとてもうれしい」という声もありましたので、使用感も良さそうです。

なお、にきび治療にオロナイン軟膏を使っている方が多いようですが、殺菌力の強さでいったらペアアクネクリームWですし、オロナインは塗れると白くなるので雨の日に顔に塗って出かけたら大変!

一時的にニキビを隠す方法、目立たなくする方法

ありきたりですがメイクで目立たなくするか、マスクをするかしかありません。

写真撮影や合コン用でということであればマスクはダメですからメイクで何とかするしかないです。

コンシーラーで目立たなくする手法が一般的ですが、毛穴を隠す化粧下地を使って、最後にキメの細かいフェイスパウダーで仕上げると光が拡散して顔全体が明るくなりますからニキビが目立たなくなります。

液体のファンデーションを塗りまくるとただの厚化粧になりますからご注意を。

私がまだ青春時代だった頃は、メンズ用の洗顔はおろか化粧品は一切ありませんでしたが今はそうではありません。

メンズ用のコンシーラーがあるようで、アマゾンの評価でもかなりいいとのコメントが続出です。男子の諸君は試してみる価値アリです。

あとは、光を当てると肌が白く見えるので光を反射しやすい「白い服」を着るのもよさそうです。ただ赤ニキビの場合は余計に目立ってしまうかも。

セルフメディケーション税制の対象品

セルフメディケーション税制は、市販薬の購入費で税金が安くなる制度です。

この記事でおすすめした市販薬が、セルフメディケーション税制の対象になるかどうかを紹介します。

対象になる市販薬は「○」、対象にならない市販薬は「×」で示します。

市販薬名対象
ペアアクネクリームW

まとめ

男女問わず最も多い肌トラブルであるニキビ。

完全には原因は解明されていませんが、分泌量が増えた皮脂が毛穴を塞ぎ、そこでアクネ菌が増殖することで成長することは分かっています。

アクネ菌の退治、皮脂の除去、毛穴の詰まりを取るのが治療のポイントです。昔と違い美容商品や美容クリニックではなくて、お近くの皮膚科でトータル的にニキビを治療できる時代になりました。

ニキビがあまりひどくなくてアクネ菌を退治するだけでいい場合は市販薬で解決できるとは思いますが、顔に複数個ニキビが同時にできるなどの症状が少し重い方は、市販薬を試さずにすぐに病院受診した方が安くて効果が高い薬で治療を受けることができます。

プロアクティブなどの高価な化粧品の購入や高額な美容クリニックの受診はもうしなくていい時代になりました。

一時しのぎでニキビを目立たなくするにはメイクしかありません。

女子であればたくさんメイクのアイテムをお持ちですからすぐに試してください。男子は写真撮影や合コンの予定があるのであればメンズ用コンシーラーを準備しておくのも手ですね。

あくまでこれは一時的なものにしておいてください。時間があるのであれば表面を繕うのではなくて根本治療の方が重要です。

にきび治療の市販薬はどれも似たり寄ったりで、絶対にコレという薬がありません。数ある薬の中から最もおすすめできる薬を紹介していますが、軽症でなければ最初から病院受診することをおすすめします。

にきび治療薬以外の他の薬効の外用薬で薬剤師のおすすめ市販薬は次のリンクからどうぞ。または、PCの方は画面上部のメニューボタンから、スマホの方は右上のメニューボタンからどうぞ。

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