セキセイインコを手乗りさせるためにはヒナから育てないとなかなか馴れてくれませんが、ヒナから手間をかけて育てたインコちゃんは、ベタベタに馴れてくれて、初めてインコちゃんを飼う方には感動ものです☆
私もインコちゃんをヒナから育て、手の中で寝てくれるくらいまで馴れてくれました。そんなインコちゃん初心者に最低限知っておいたほうが良い飼い方、育て方、コツを、ペットショップで働いていた経験も含めご紹介します!
セキセイインコの健康な雛の見分け方と連れて帰った後の育て方
まずヒナを飼う際に気を付けなければならないのは、「お店のインコちゃんが健康かどうか?」です。
売られているヒナは元気があるか、ヒナのいる環境の衛星管理はされているか、やせていないか、必ずチェックしてくださいね。セキセイインコはたくさんカラーがあって迷うと思いますが、まずは健康な個体か、を重視して選んでください。
ついつい色や見た目から入りがちですが、
「飼ったらみんな、うちのコ一番!」
になるんです☆
健康な個体を決めたら、店員さんに細かくそのコの餌の食べ具合、糞は正常か聞いてください。健康でない個体を連れて帰ってあとあと悲しいことにならないようにするためにも、この作業は慎重に!
準備するもの
1、ヒナを育てるカゴ
種類
・プラスチック製の升箱
私は、プラスチック製の升箱を使用していました。
上蓋が網上になっているので、通気もよく、且つ、下がプラスチック製の箱なので、保温もでき、掃除もしやすい作りになっています。
・オハチ(昔から使われている藁製の容器)
オハチは藁製なので、自然素材でヒナにやさしい作りですが、夏場は虫がわき易く、手入れが難しいです。
・プラスチックケース(虫カゴです)、水槽
プラスチックケースは掃除がしやすく、保温にも優れていますが、周りがクリアなつくりなので、ヒナが落ちつかず、ストレスになることもあります。
・縦横約20㎝前後の段ボール箱
段ボールは保温にも優れて、何よりコストパフォーマンスが良いですが、湿気を含むとすぐダメになり、使い捨ての為、予備の段ボールを準備しておく必要があります。
以上から、一番のオススメは「プラスチックの升箱!」。手軽に作るなら「ダンボール!」ですね。
2、保温器具
インコの雛は、寒さに弱いです。しっかり温めてあげましょう。パネルヒーター、保湿電球の2つがあります。
種類
・パネルヒーター
うちはパネルヒーターをヒナ用ケースの下に敷いて使用していました。保温電球は空気を温める物、パネルヒーターは接触部分を温める物という感じです。
・保温電球
保温電球はヒナが鳥カゴに移った際に使用するので、飼う手間が省けます。
また、水槽で使用するならむいています。ただ水槽の中にいれるので、手入れが面倒ですね。プラスチック製の製品には火事の原因になるので不向きです。
3、床材
床に敷くものです。
・紙製
・檜製、藁製
・新聞紙
これは新聞紙を千切ったものを使用するのが一番楽です。躊躇なく捨てられるし、どのご家庭にもあるものなので、最適です。
金銭的に余裕のある方は紙製の床材を買ってもいいいと思います。ちなみに檜製、藁製の床材は、保温に優れています。が、フワフワしている為、混ざってしまい糞の様子を観察しにくいです。
4、ヒナ用餌
これはヒナ用の粟玉、栄養パウダーが市販で売っています。
5、ヒナ餌を与える器具
・ヒナ用スプーン
・ヒナ用スポイト
必ずヒナ用のスプーンを買ってください!ヒナは自らヒナ餌を食べようとしてくれ、スプーンはインコちゃんの意思とタイミングで口に入れます。
しかし、スポイトは与える飼い主さんのタイミングで入れるので、極端な言い方をすると、無理やり口に突っ込むという感覚。これは誤嚥を起こしてしまう原因になるので、絶対しないでください!ヒナ用スポイトは文鳥や十姉妹等のフィンチ類と呼ばれる鳥のヒナに使います。
だから、スプーン一択!
・費用
プラスチック製の升箱540円+パネルヒーター3672円+ヒナ餌324円+栄養パウダー1289円+ヒナ用スプーン358円=6183円
私の初期費用は6183円でした!プラスインコちゃん代です。
アマゾンでも買えます。
※夏場のような常に保温状態の気温のときは、パネルヒーターをホッカイロで代用することも可能です!かなりのコスト削減ですね!ただし、カイロは温度調節がきかないので、使用する際は、全面ではなく反面だけ升箱の下に敷いてください。
インコは1羽飼い?それとも2羽飼い?
1羽で飼うメリットとしては、何よりよく馴れるということです。
2羽だと遊び相手がいるので、インコちゃんは退屈しませんが、飼い主に対しての馴れ具合は半減します。
私はもちろん1羽飼いです☆
餌の作り方と与え方は?
ヒナ用粟玉を熱湯でふやかし、38~40℃くらいになったら軽く湯切りして、栄養パウダーを混ぜて、スプーンで与えます。ヒナを左手の上にそっと置き(落ちないように注意!)、右手で餌の乗ったスプーンをヒナの斜め上から流すように口に入れます。
何の問題もないヒナはガツガツ食べてくれるので、無理やり押し込むことはないです。無理やり押し込むと誤嚥性肺炎になっちゃうので気を付けて!
ヒナ餌の期間、飲み水はどうするの?
ヒナのうちはいりません。ヒナ餌に水分を含ませているので入れておいても飲まないし、むしろ水の入った入れ物を踏んづけたり、登ったりしてしまうので最初は入れない方がよいですね。
私も最初入れてたのですが、水の容器をひっくり返して、床材を全取り替えした記憶があります(泣)
育て方が気になる!ベタ馴れ手乗りインコするための方法!
実は難しく考える必要ありません!
ヒナからヒナ餌で手間暇かけて育てていれば、自然に手乗りインコになります☆強いて言うなら、ヒナ餌を与える時に、ヒナをすくうように持ってあげてください。上から持つと、天敵に襲われているような感覚になるので、おススメではありません。
逆に、ヒナから育てているのに手乗りにならないとしたら,それは、「構いすぎ」が原因なんです。手乗りにしたいがために、馴らそうと一生懸命ヒナのうちから手に乗せたり、触ったりする人がいますが、恐怖心とストレスを与えるだけで逆効果です。
保温し、ヒナ餌を与える、これだけで馴れちゃいます☆
あと愛情ですね!
生後1ヶ月したらボチボチひとり餌に切り替え!?どうやって切り替えるの??
個体差はありますが、だいたい生後1ヵ月で成鳥の餌を食べ始めます。
ここで注意ですが、1ヵ月経ったからと言ってすぐ餌を切り替えられるわけではありません。さし餌の回数を少しずつ減らし、成鳥の餌を置いておきます。それでだんだん切り替えていくんです。
私が行った方法は、生後3週間くらい経ったら、床に殻付き用の餌(成鳥用餌)を少しばらまいておきます。インコちゃんは落ちてるものをよく嘴でつまんだりして遊ぶので、ばらまいた餌で遊びはじめ、だんだん食べる方にシフトしていきます。こうするとすんなり切り替えることが出来ます。
また、あるインコちゃんを飼ってる方は、ひとり餌に切り替える少し前は、「粟の穂」を入れておくそうです。これも遊び道具としてはじめは認識し、だんだん食べる方にシフトしていくので便利です。
口をパクパクし始めた!?これって病気??
ヒナ期にするパクパクは一概に病気とは限りません。だいたい暑さが原因ですることが多いです。鳥のような羽毛で覆われている生き物は皮膚呼吸が困難だから、暑いときは口と鼻で暑さを逃がすしかできません。
うちも夏場に飼ったのですが、口をパクパクさせていました(汗)
その時は、パネルヒーターを升箱の全面に敷かず、反面だけに敷いて、涼しいスペースと暖かいスペースを半々でつくってあげました。
案の定、ヒナはヒーターの敷いてない方に逃げ、パクパクはおさまりました。
ただし、それでもパクパクがおさまらなかったり、真冬なのにその行動が見られるときは、「気道炎」という病気かもしれません。この病気は、逆に気温が低すぎたりすることが原因です。夏のパクパクは暑すぎ、冬のパクパクは気道炎という感じですね。
ヒナ中によく聞く鳴き声の聞き分けと理由
人によって聞こえ方が違うと思いますが、大まかに2種類の鳴き声が聞こえると思います。
1、「ピヨピヨ」、「プヨプヨ」
甘えたがっている、またはお腹がすいている鳴き声です。
2、「ジージー」、「ギャーギャー」
怖がっている、怒っている鳴き声です。
ヒナのうちに性別って見分けられるの??
成鳥になれば、鼻の上のろう膜という部分の色が雌雄異なるので判別可能ですが、ヒナのうちは残念ながら、見分けることはできません。少なくとも私は知りません(笑)
なので、ヒナを買うときに
「このコ鼻の上が青っぽいからオスだ!」
と言って期待して飼ったら、成鳥になるにつれ色が白くなり、メスだった、なんてよくあることです。ヒナのうちのろう膜の色はあてにできませんね。
インコのヒナを飼うときに絶対に気を付けなければいけない3つの注意点
1、 昼間もヒナ餌を与えられるか
昼間、お仕事や学校で夜に帰ってくる方が殆どだと思いますが、ヒナ餌は昼間も与えなくてはいけません。まず飼う前に必ずヒナ餌を昼間も与えられるかどうか自問自答して下さい!
2、 鳥を診てくれる病院はあるか
必ず病院は探しておいてください。個人的には鳥専門医がいる病院があれば最高です!ただし、専門の病院は診察料がけっこう高めで、特に鳥専門の先生は怖い人が多いです(笑)
3、 鳥アレルギーはないか
最初は症状が出ないこともあるので、難しいところなんですが、インコちゃんは羽から粉が舞います。ハウスダストのアレルギーもちの人は誘発されちゃったりするので、気を付けてください!
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まとめ
まとめると、セキセイインコのヒナを飼うためには、
- 升箱、パネルヒーター、ヒナ餌、栄養パウダー、ヒナ用スプーンが必要
- 手乗りにするなら1羽飼いが良い
- ヒナ餌は、熱湯で粟玉をふやかし、38℃~40℃になったら湯切りし栄養パウダーと混ぜて与える
- ヒナの飲み水はいらない 手乗りにするには、あまり触らない、ヒナ餌を与える、保温する、これだけ
- ひとり餌の切り替えは生後1ヵ月で、ひとり餌を床にばらまいておく
- 口をパクパクしたら、夏は暑さが原因という理由が多く、冬は寒さが原因の気道炎の可能性がある
- ヒナの鳴き方で、「ピヨピヨ」、「プヨプヨ」は甘えている、「ジージー」、「ギャーギャー」は怒っている
- ヒナの雌雄判別はできない
- 飼う上での注意点は、昼間もヒナ餌を与えられるか、鳥を診てくれる病院はあるか、鳥アレルギーはないか
これであなたも手乗りセキセイインコを育てることができます!育てる楽しさやインコちゃんの可愛い仕草を見て、もっと深くインコちゃんにのめり込んでください!!