「脂漏性皮膚炎」の原因・症状 & 対策シャンプーのご紹介
毎日もしくは2日に1回、丁寧にシャンプーしているのに、頭皮が脂っぽくベトベトしたり、かゆくてフケが出る場合は「脂漏性皮膚炎(湿疹)」かもしれません。
脂漏性皮膚炎の原因と症状
脂漏性皮膚炎(湿疹)は、頭皮や顔のTゾーンなど皮脂分泌の多い部分に生じる炎症のこと。
皮脂の分泌が多くなると、それをエサにする常在菌(マラセチア真菌)が増殖しやすくなります。
この菌と皮脂が混じりあうことで、遊離脂肪酸という刺激の強い物質によって炎症が起こり脂漏性皮膚炎になります。
主な症状として、頭皮全体や生え際、顔のTゾーンなど脂のたまりやすい部分に「赤み」「かゆみ」を引き起こします。頭皮環境が悪化することにより抜け毛が増えることも多々あります。
洗髪しても頭皮がベトベトしてフケ・かゆみが止まらない。頭皮だけでなく、顔全体も脂っぽく、小鼻付近や眉毛周辺も赤みを帯びていることがよくあります。
頭皮の脂漏性皮膚炎、どう対策すればいいの?
対策としては、頭皮の皮脂を適度に保つことが第一です。
皮脂を残しすぎてもダメ、必要な皮脂まで除去してしまってもダメなので、使用するシャンプーと洗髪方法には注意が必要です。
市販されている一般的なシャンプーの多くは、頭皮の洗浄力が強すぎるせいで、必要な皮脂まで除去してしまいます。(→ 過剰な皮脂分泌の原因に)
頭皮環境を考えると、石油系界面活性剤を使っていないアミノ酸系のものが効果的です。
脂漏性の頭皮環境におすすめの薬用シャンプー
有名な商品なのでご存じの方もいらっしゃるかと思います。
厚生労働省から医薬部外品の薬用シャンプーとして認可されていて、皮膚科の先生も脂漏性湿疹の人に推奨するほど、効果が認められている商品です。
効能・効果
フケ・かゆみを防ぐ、毛髪・頭皮を清浄にする、毛髪・頭皮をすこやかに保つ、毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ
効果・使用感レビュー
うちの主人の頭皮が常に脂っぽく、ベタつきやニオイを気にしていたので、コラージュフルフルネクストの青(頭皮が脂っぽい人用)を試してもらいました。
液体は透明でトロミあり↓
手だけで泡立てた状態↓
髪につけて泡立てた状態↓
泡立ち
市販のシャンプーと比べると泡立ちはイマイチです。ただ、髪につけてからは最低限の泡立ちは確保できたので、頭皮を洗う分には十分だと思います。
香り
無香料なので香りはまったくありません。
洗い上がり
このシャンプーは、明らかに頭皮用ですね。頭皮はかなりスッキリして、軽くなる感じです。
洗髪後のしっとり・サラサラのような美髪効果は期待できませんが、いつもお使いのトリートメントやリンスと併用すれば特に問題ありません。
(主人は洗い上がりの髪の状態をあまり気にしないほうなので、シャンプーのみで大丈夫と言っています)
翌日の頭皮の状態
今までは、夜に洗髪して翌日の昼過ぎには頭皮にベタつき・ニオイを感じていましたが、フルフルネクストで洗髪すると夜まで平気です。
試しに、あえて今まで使っていたシャンプーに戻してみたところ、夕方前には臭っていたので、シャンプーを変えた効果はかなり大きいと思います。
他の利用者(脂漏性皮膚炎)の声
- 流石に医者が勧めるだけあって使い始めてからフケ、痒みが劇的に減少しました
- 他のシャンプーと比べものにならないくらい脂・かゆみともにスッキリします
- 頭皮の湿疹や、顔の赤み(多分脂漏性皮膚炎)に悩んでいたのですが、これを使い始めてから症状がほとんどなくなりました
- 脂漏性皮膚炎の子供に使用。とても良いです。皮膚科に通うよりは断然お得です。
- 妻が脂漏性湿疹で、赤い湿疹や痒みやふけも気になっていたところ、皮膚科の先生に薦められました。痒みやフケもかなり軽減したようで、継続して使いたいと言っていました。
ネット上の口コミをみても、皮膚科の紹介でこの商品を知った方が沢山いました。改善効果は人それぞれのようですが、効果あり!という割合のほうが断然多かったです。
評判が良い理由は、コラージュフルフルネクストが医薬部外品の薬用シャンプーで、脂漏性皮膚炎の原因ともなる「皮脂を栄養源にする頭皮の常在菌マラセチアの増殖」を配合成分の殺菌作用で抑えてくれるからでしょう。
この作用は市販の他のシャンプーにはない働きです。
また、脂漏性皮膚炎の子供用に購入して使ってますというお母さんの書き込みも複数あって、改善もしているようなので、性別・年代関係なしに安心して使えそうです。
※コラージュフルフルネクストのシャンプーには2タイプあります。青い容器の方が「頭皮が脂っぽい方」向け、赤い容器が「頭皮が乾燥しやすい方」向け。なので、頭皮が脂漏性の方は、青い商品を選んでください。
抜け毛・薄毛も同時にケア
頭皮の脂漏性による抜け毛や薄毛(脂漏性脱毛症)は、皮脂の過剰分泌により細菌が繁殖した結果、頭皮や毛穴が炎症を起こし毛髪の成長が阻害されて生じるものです。
少しでも早くオイリーな頭皮環境を改善し、健康な髪を育てるために育毛剤の利用も有効な手段です。
育毛剤には、血行促進、抗菌作用、炎症防止、保湿などの効果が期待できる成分も含まれているため、乱れた頭皮環境を整えるのに最適です。
脂漏性の頭皮環境での育毛剤使用について
この場合の育毛剤の使用目的は、阻害された毛髪の成長を促すため。
残念ながら、育毛剤には「皮脂の過剰分泌を抑える」直接的な働きや、シャンプーのような洗浄効果はありません。
皮脂で毛穴が塞がれている・炎症を起こしている状態で育毛剤を使用しても、あまり効果は見込めないため、上でもご紹介した コラージュフルフル シャンプー(青) との併用がおすすめです。
シャンプーには育毛・発毛促進効果はないため、併用がポイントです。コラージュフルフルのシャンプーで脂漏性をケアしつつ、育毛剤の使用で毛髪の育毛・発毛促進を目指します。
また、育毛剤の効果は頭皮環境との相性のようなものがあります。
特に、頭皮が脂っぽい場合の育毛剤の選び方は難しく、効くか効かないかは使ってみないと分からないのが正直なところ。
いきなり高価な商品を購入して、頭皮との相性が悪い…とならないためにも、格安のお試し品、または返金保証付きの育毛剤で試してからの方が無難です。
※脂漏性による脱毛症・皮膚炎の症状がひどい場合や育毛剤の使用が心配な方は、皮膚科や専門医にご相談ください。
よくある質問
脂漏性皮膚炎って皮脂が少ない女性でも発症するの?
一般的に女性は皮脂が少ないのでドライ頭皮、男性は多いのでオイリー頭皮といわれています。
しかし、妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れ、加齢によるエストロゲン(女性ホルモン)の減少などにより、男性ホルモンの働きが相対的に強くなると、女性でも脂性になることがあります。
体質的に昔から脂性という女性もいますが、多くは身体に何かしらの変化がおきることにより発症します。また、シャンプーのしすぎにより皮脂が過剰分泌されることで、脂性になる可能性も考えられます。
皮脂は、洗い流せば減るのではなく、必要以上に除去してしまうと頭皮保護に必要な量を保とうとして、どんどん分泌量が多くなるのも特徴のひとつです。
よく言われる、皮脂は適度に洗い流しましょう、というのはこれを防ぐためです。
追記
脂漏性の薬「ニゾラール」
脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹について関連するネット掲示板やQ&Aサイトを調べてみたところ、「ニゾラールローション2%」という外用抗真菌剤の評判が良かったです。
※ニゾラールクリーム2%とうクリームタイプもありますが、頭皮に塗布する場合は、ローションタイプの方が使いやすいそうです。(髪の毛に付着し過ぎない・よく伸びる)
ニゾラールとは?
ニゾラール(成分:ケトコナゾール)は脂漏性皮膚炎・脂漏性湿疹で皮膚科の病院にいくと処方されることがある外用薬。
→ 抗真菌剤ケトコナゾールのジェネリック医薬品にあたるのがニゾラールです。
ニゾラールローション2%の脂漏性皮膚炎に対する治療効果は、約74%(販売元ヤンセンファーマの臨床結果)。現在の症状により個人差はありますが、概ね1~2週間の塗布で、症状の軽減が期待できるようです。
主な副作用は、肌のかぶれ。顔や手などのお肌が弱い方は、同じ一枚肌の頭皮も敏感な可能性大。念のため手や足の皮膚でパッチテストを行なってからの使用をおすすめします。
どこで入手できるの?
先発医薬品(新薬)に該当する薬なので、現状ではAmazonや楽天、近所のドラッグストアなどでは購入できません。
そのため、処方してくれる皮膚科を探すか、または、通販できる個人輸入代行サイトを利用するかの2択になります。
個人輸入代行サイトで価格を調べたところ、1本(10mL)で1500円前後でした。
脂漏性の症状が出ている範囲によって1日の使用量も変わってくるので、1本でどのくらい持つかは個人差があります。(目安:1本10gで3日~5日分)
脂漏性対策にはビタミンB2・B6の摂取も有効
皮膚科を受診すると、脂漏性の治療のために、外用薬のほか「ビタミンB2、ビタミンB6」が処方されることがあります。
ビタミンB2・B6には、皮脂の過剰分泌を抑制したり、刺激やかゆみの元となる過酸化脂質(皮脂が酸化したもの)を分解してくれる役割があります。
これらのビタミンは、通常の食生活を送っていればあまり不足することはないと言われていますが、脂漏性の症状が出ている = 不足している可能性があるため、補助的に処方されるのだと思います。
ビタミンB群をバランスよく摂取できるサプリメントが2ヶ月分500円以下で購入できます。(楽天やアマゾンなどの通販サイト、お近くのドラッグストア、どの店舗でも取り扱っています)
「毛髪の科学と診断」という書籍に以下のような内容がありました。
真菌の殺菌剤入のシャンプーで洗髪するなどの局所療法のほか、1日にビタミンB2を40mg、B6を20mg内服するとかなり好転することがあります。
これは脂漏性脱毛症の説明の欄に書かれていたので、脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹にも該当するのかは分かりませんが、1日の摂取量の目安にはなりそうです。
抗真菌成分を配合した ≫ コラージュフルフル シャンプー(脂漏性の方は青色)、そして、ビタミンB群のサプリメントの併用が効果とコストのバランスが良さそうです。
洗髪の順番について
頭皮がひどくベタつく人は、洗髪の順番にも注意してください。
湯船にしばらく浸かって頭皮の毛穴を開かせ、お湯だけで丁寧に汚れを落としたあとに、しっかり泡立てたシャンプーで頭皮を洗います。
最後のすすぎは、シャンプーの成分が残らないように入念に流しましょう。
それでも頭皮がベトつく場合は、シャンプーを2回、2度洗いを試してみてください。でも、洗いすぎで皮脂を落としすぎてしまうことにもつながるので、1日1回・2日に1回程度がよいと言われています。
皮脂の分泌過多は、使用するシャンプーや洗髪方法の見直しで改善する場合も比較的多いです。そして、バランスのとれた食事や適度な運動を取り入れるなど、規則正しい生活習慣を心がけることも非常に大切です。