体臭で迷惑をかけているかも!?
男性も女性も気になる体臭。ニオイや強さにはかなり個人差があり自分の体臭にはなかなか気づきにくいものですが、体臭が強ければ気がつかないうちに周りの人に迷惑をかけてしまっているかもしれません。
また、体臭は体質や遺伝によるものだけでなく生活習慣に原因がある場合も少なくないので、今は気になるほどの体臭はなかったとしても、無意識に体臭を悪化させてしまう行動をとっていると、いつのまにか体臭が強くなっているかもしれません。
だからこそ、体臭の予防・対策には日頃からのセルフケアが重要なんです。今回は、体臭の原因や予防法、効果的な対策についてとことん解説します。
他人のニオイって凄く気になる!
汗の臭い
汗を出すのは、皮膚にある「汗腺」という外分泌腺です。汗腺には「エクリン腺(小汗腺)」と「アポクリン腺(大汗腺)」の2つがあり、それぞれ分布している場所や分泌される汗の成分、臭い、担っている役割が異なります。
エクリン腺
エクリン腺は、全身に広く分布している汗腺です。汗というと毛穴から分泌されるイメージがありますが、エクリン腺は毛穴とは独立した皮膚の浅い場所に存在しています。エクリン腺は目には見えないほど小さく、全身に分布しているとはいえ密集度や汗の出方が部位によって異なります。
エクリン腺から分泌される汗のはたらきには、暑いときや運動をしたときに体温を約37度に保つために額や頭皮、体、手のひらや足の裏などから分泌される「体温調節性発汗(温熱性発汗)」、緊張や不安、ストレスを感じた時に手のひらや足の裏、脇の下などから分泌される「精神性発汗」、熱いものや辛いもの、刺激の強いものを食べた時に額や鼻、唇の周りや首から分泌される「味覚性発汗」の3つの種類がありますが、どれも体温調節を担っていることに変わりありません。
その汗の成分は99%以上が水分、残りの約1%が塩分や尿素、乳酸やアンモニアなどです。そのため、エクリン腺から分泌される汗はサラッとしていて臭いもほとんどありません。pH4〜6の弱酸性であるため、臭の元となる菌の繁殖を抑えるはたらきも持っています。
アポクリン腺
アポクリン腺は毛穴の中に存在しているのですが、脇の下やおへその周り、耳の外耳道や小鼻、乳輪、外陰部、肛門の周りなどに集中しており、それ以外の部分にはわずかにしか分布していません。エクリン腺より大きく、体温調節ではなく個体を識別したりフェロモンとしての機能を持っているもの、つまり体臭の素となるニオイを作り出す役割を持っています。
アポクリン腺は体の成長とともに大きくなっていき、性別に関わらず二次性徴期を迎える頃にはイクラの粒くらいの大きさにまで成長し、老年期に入ると今度は小さくなっていくのが特徴です。
アポクリン腺から分泌される汗はたんぱく質や脂質、糖質、アンモニア、ピルビン酸 、色素リポフチン、鉄分などが含まれているので粘り気があって乳白色もしくは黄色っぽい色をしています。分泌された直後は無臭ですが、エクリン腺の汗と違い栄養が豊富で塩分がほとんど含まれていないので菌が繁殖しやすく、毛穴から皮膚の表面に出ると皮膚の常在菌が繁殖してニオイを発するようになります。
皮脂の臭い
皮脂腺は、アポクリン腺と同じく毛穴の中に存在しています。皮脂には皮膚の柔らかさと潤いを保つはたらきがあり、肌の健康のためにはなくてはならないものです。しかし、天ぷら油が酸化すると臭くなってしまうように、皮脂も酸化すると臭いを発するようになってしまいます。
皮脂が酸化する原因は、毛穴の詰まりと皮脂の過剰分泌です。化粧や汗、垢、角質、細菌などで皮脂の出口である毛穴が詰まると、皮脂は皮脂腺の中で酸化して過酸化皮質に変わってしまいます。この過酸化皮質が皮脂の臭いの原因であり、過酸化皮質があることでますます皮脂の酸化が引き起こされてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
皮脂が過剰分泌されているとこの悪循環がさらに加速するだけでなく、エクリン腺やアポクリン腺から分泌される汗の臭いも強くしてしまいます。
皮脂の分泌が盛んになるのは、男性は40代以降、女性は閉経後です。皮脂は思春期の頃にも分泌が盛んですが、この頃は身体の持つ抗酸化力が高いため皮脂が過剰に分泌されていても酸化による臭の発生は抑えられています。しかし、加齢により抗酸化力が落ちてくると皮脂が酸化しやすくなり、臭いが発生してしまいます。
ワキガ
ワキガは正式名称を「腋臭(えきしゅう)症」と言い、その名の通り「腋(わき)」から特有の「臭い」を発する体質です。脇の下以外にも、陰部や女性なら乳輪からも臭いが出ることがありますが、どれも病気ではありません。
ワキガの原因は、アポクリン腺から分泌される汗です。栄養豊富なアポクリン腺の汗が皮脂腺から分泌される皮脂と混ざり、それを細菌が分解することで臭いが発生します。この臭いのメカニズムはワキガでない人も同じですが、ワキガの人の場合そうでない人よりもアポクリン腺が大きかったり数が多かったりして、分泌される汗の量が増えて特有の臭いを発してしまうのです。
一口に「ワキガ」といっても、その臭いは個人によって異なるため、どんな臭いかを一概に表すことはできません。一例として、ゴボウやネギ、酢、納豆などの臭いに例えられることもありますが、それもたまたまその人の臭いがゴボウやネギなどの臭いに似た体臭を持っていたというだけです。
単純に汗臭いのとワキガとはどのように違うのかというと、ワキガは「臭くて息ができない」「臭くて吐き気がする」「その人が後ろを通ったり部屋に入ったりしただけで臭い」「遠くにいても臭う」など、あまりにも強烈すぎる臭いがします。
「臭い」という強さも感じ方も個人差のある症状ですが、次のチェック項目に当てはまるとワキガである可能性が高いです。
ワキガの判断基準
- 耳垢が湿っている
- 白っぽい服を着ると脇の部分が黄ばむ
- 両親や兄弟など家族にワキガの人がいる
- 他人に臭いを指摘されたことがある
- わき毛に白い粉がつくことがある
もし思い当たる点があれば、皮膚科や形成外科、美容外科などの専門医を受診しましょう。
中には、実際にはワキガではないのに「自分はワキガだ。臭いんだ」と思い込む「自己臭症/自己臭恐怖症」に陥っている場合もあります。たとえ他人に臭いを指摘されたとしても、臭いというものは強さも感じ方も個人差があるため、「指摘された=ワキガ」と思い込むのではなく、まずは本当にワキガなのかどうかきちんと病院で診断を受け、必要であれば精神科医を受診しましょう。
加齢臭
中高年になると、脂や古本、チーズ、ろうそくの臭いに例えられることのある加齢臭が発生する人が少なくありません。加齢臭の主成分は「ノネナール」という水溶性の物質です。
男性は40代、女性は閉経後から皮脂が酸化しやすくなり過酸化皮質が増えやすくなるということは既にご紹介しました。この過酸化脂質によって皮脂の中に含まれる「9-ヘキサデセン酸」が分解されることでノネナールが生成され、特有の臭いを発するようになります。
男性の臭いというと30〜40代の特に頭部付近から発せられる独特の脂っぽい臭いもありますが、これはノネナールではなくジアセチルという成分によるものです。加齢臭とは別物であるため、「ミドル臭(おやじ臭)」と呼び分けられています。
また、加齢臭というと中高年の男性のものというイメージがあるかもしれませんが、女性にとっても他人事ではありません。女性の場合、若いうちはエストロゲンという女性ホルモンによる抗酸化作用で皮脂の酸化が抑えらえていますが、更年期に入り女性ホルモンの分泌が減ると皮脂が酸化しやすくなり、加齢臭が発生する恐れがあります。
口臭
口臭の原因としては、生理的な要因や食べ物などの外的な要因、歯周病などによる口内トラブル、内臓疾患の影響の4つが挙げられます。
生理的な要因による口臭とは、朝起きたときや喉が渇いているとき、緊張やストレスを感じているときなど、唾液の分泌が低下しているときに発生するものです。唾液には口の中を洗浄・殺菌するはたらきがあるため、唾液の分泌が減ると食べカスや舌の汚れをエサに細菌が繁殖し、口臭が発生してしまうのです。
また、ニンニクのような臭いの強い食べ物を食べたあとやタバコを吸っあとも口臭は強くなります。こういった生理的な要因や外的な要因による口臭は、こまに水分補給したり、唾液の分泌を促すガムや飴を食べたり、デートや打ち合わせなどで人と会う前には臭いのの強い食べ物などを避けることで改善・予防することができます。
一方、口内トラブルや内臓疾患による口臭はそういったケアでは対策できませんので、場合によっては専門医による根本的な治療が必要です。
口内トラブルの例としては、歯周ポケットに潜む原因菌が食べカスなどをエサに繁殖することで引き起こされる歯周病や、歯にあいた穴に歯垢や食べカスが蓄積することで細菌が繁殖して異臭を放つようになる虫歯が挙げられます。きちんと治療を行い、細菌が繁殖しづらい環境を整えることが大切です。
稀な例ではありますが、胃や腸、肝臓などの不調や疾患でも口臭は強くなります。消化不良や便秘になると口臭がドブやおならのような臭いにることがあります。それらは胃腸の調子を整えることで改善されますが、卵や魚が腐ったような臭いやアンモニア臭がする場合は、肝臓や腎臓に異常がある恐れがありますので、総合病院を受診した方が良いでしょう。
また、糖尿病を患っていると口臭が強くなるとも言われていますし、ガンも特有の口臭がするようになるという説があり、現在研究が進められています。
足の臭い
よく「水虫だから足が臭い」とか「足が臭いから水虫なんじゃないか」と言う人がいますが、実は水虫が原因で足が臭くなることはありません。水虫の原因であるカビの一種「白癬菌(はくせんきん)」は、臭いを発しないからです。
足の裏は手のひらと同じく非常に多くの汗腺が密集している場所です。しかし、ほぼ一日中靴下やストッキングで覆われ靴も履くため、汗と体温で非常に蒸れやすい環境になっています。さらに、足の裏は新陳代謝が緩やかで臭いの原因となる菌のエサにもなる角質が溜まりやすいため、こまめに足や靴のケアを行っておかないと高温多湿でエサも豊富という菌が繁殖しやすい環境に陥ってしまうのです。
この環境は白癬菌にとっても非常に住み心地が良いため、水虫が原因で足が臭くなるということはないものの、「足が臭いと水虫になりやすい」と言うことはできるでしょう。
体臭をチェックしてみよう!
身近に体臭を指摘してくれる人がいると良いのですが、デリケートな問題なのでもし自分が臭っていても教えてもらうのはなかなか難しいでしょう。自分は迷惑をかけるほどの臭いを発していないかどうか、セルフチェックで確認してみましょう。簡単なセルフチェックの方法は、次の2つです。
入浴前に耳の後ろや頭皮、脇の臭いを嗅ぐ
加齢臭やミドル臭が心配な人は頭皮や耳を、ワキガなどの体臭が心配な人は脇の臭いをチェックします。ティッシュやタオルで該当の部位を強めに拭いて臭いを移して嗅いで見ましょう。
加齢臭が心配な人は、朝シャワーを浴びたり外の空気を吸うなどして鼻をリセットしてから枕やパジャマの臭いをチェックするのも有効です。
入浴後に一日着ていた衣類の臭いを嗅ぐ
入浴すると、体臭が洗い流されるとともに自分の体臭に慣れてしまった鼻をリセットすることができます。脱いだ下着や服をビニル袋に入れて密閉してから入浴し、お風呂から上がったらビニル袋に入った衣類の臭いを嗅いでみましょう。
体臭予防①:新陳代謝を高める
体臭予防のためにまず大切なのは、新陳代謝の向上です。新陳代謝が高まると、体内に溜まっている老廃物や毒素を排出するデトックス効果も高まります。それが肌や内臓の調子が整って体臭や口臭の予防に繋がるのです。
汗をたくさん出す
汗腺を鍛えてたくさん汗をかけるようにすることは、デトックス効果を高めます。でも、ただ単純に汗をかきさえすれば良いというものでもありません。汗には、「良い汗」と「悪い汗」があるからです。
エクリン腺から出る汗は成分のほとんどが水分ですが、わずかに塩分などのミネラルも排出しています。しかし、分泌された汗のうち体内に必要なミネラルは再吸収され、あとには水分だけが残るようになっています。このため、エクリン腺から分泌される汗はサラサラしていて乾きやすく、気化熱で体温を下げることができるのです。こんな風にミネラルの再吸収と体温の調節がうまくできる汗が「良い汗」であり、汗腺がしっかりと機能している証拠です。
しかし、汗腺がきちんと機能していないとミネラルの再吸収がうまくいかず、肌表面に残留したままになってしまいます。そのため汗はベタベタしていて蒸発しにくく、臭いの元となる雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。また、ミネラルが体外に排出される一方なので体内のミネラルバランスが崩れてしまったり、体温調節がうまくいかなくなるため熱中症のリスクも高まるなど、様々な悪影響を引き起こしてしまう恐れもあるのです
| 良い汗 | 悪い汗 |
|---|---|
| サラサラしている | ベタベタしている |
| 粒が小さい | 粒が大きい |
| すぐに乾く | なかなか乾かない |
| ほとんど臭いがない | 臭いが強い |
| 舐めても味がしない | 舐めるとしょっぱい |
夏も冬もエアコンで室温管理がされている現代は、汗腺のはたらきが鈍くなりがちです。睡眠不足や精神的ストレスによる自律神経の乱れも汗腺のはたらきを鈍らせてしまいます。しっかり汗腺を鍛えて、良い汗をかけるようにしていきましょう。
運動で代謝アップ
適度な運動は身体中の細胞に酸素や栄養素を送り届ける血液の流れがよくなり、また運動をして汗をかくことで老廃物の排出も促されるため、新陳代謝が高まります。車や電車での移動が当たり前、建物の中ではエレベーターやエスカレーターを利用するという現代人は、運動不足になりがちです。運動不足は新陳代謝の低下を引き起こしますので、意識して運動を行うようにしましょう。
新陳代謝の向上のためには、筋トレのような無酸素運動ではなくジョギングやウォーキング、ストレッチなどの有酸素運動が効果的です。とはいえ、忙しい毎日の中でしっかり有酸素運動をする時間を確保するのは難しいですよね。そこでおすすめなのが、「ながら運動」や「ついで運動」です。
一駅余分に歩いたりできるだけ階段で上り下りをしたりと、普段の行動の中にちょっとした運動を取り入れてみましょう。一駅の距離が遠すぎてとても歩けないという場合は、背筋を伸ばした正しい姿勢で早歩きするだけでも構いません。「正しい姿勢を維持する」というのはそれだけで筋力を必要としますので、座っているときにも背筋を伸ばすことを意識することで代謝アップが期待できます。
お風呂にしっかり使って代謝アップ
暑い夏場であっても、シャワーで済ましてしまわずに湯船に浸かるようにしましょう。シャワーを10分浴び続けても体の表面しか温まりませんが、湯船に10分浸かると体が芯から温まって血行もよくなります。
ただし、湯船の温度は熱ければ良いというものではありません。39~40℃のぬるめに設定してゆっくり10分程度浸かってください。入浴の15分くらい前にコップ1杯の水を飲んでおくとデトックス効果が高まり、脱水予防にもなります。
体臭予防②:食べ物・飲み物
食事の内容も体臭予防には重要です。「ニンニクを食べると口が臭くなる」という一時的なレベルではなく、食事の内容によって分泌される汗や皮脂の成分も影響を受け、それが体臭の強さに繋がるからです。
たとえば、消化効率の悪い食品は消化・吸収に時間がかかるため、その間に腸内で悪玉菌を増やし毒素を発生させてしまいます。また、酸化した食べ物や酸化しやすい食べ物は体内で活性酸素を発生させ、体内の脂質まで酸化させて加齢臭の原因であるノネナールを発生させる過酸化脂質に変えてしまいます。
こうして体内に蓄積された毒素や酸化物質が汗や皮脂と一緒に体外に分泌されてしまうため、食べ物や飲み物によって体臭がきつくなってしまうことがあるのです。では、具体的にどのような食べ物が体臭をきつくしてしまい、どのような食べ物が体臭予防に効果的なのかご紹介しましょう。
体臭をきつくする食べ物を避ける
動物性のタンパク質や油、牛乳・チーズといった乳製品、飛び抜けて辛いものや臭いの強い食べ物は避けましょう。特に肉類や乳製品は消化に時間がかかるため腸内に悪玉菌を発生させやすく、 体臭をより強くしてしまいます。ニンニクや香辛料は、そのときに講習に影響するだけでなく、体内で臭いの強い亜硫酸ガスを発生させることがあります。
また、ファストフードやインスタント食品、スナック菓子などはトランス脂肪酸を大量に含んでいるため、活性酸素を大量に発生させてしまうのでできるだけ避けてください。菓子パンやケーキなどのスイーツも動物性脂肪を多く含んでいる上、大量に含まれている白砂糖は体内で中性脂肪となって血液をドロドロにしてしまいます。血行の悪化は体臭の悪化を招いてしまうので食べ過ぎには要注意です。
どの食べ物も、完全に断つことは難しいと思いますし、動物性たんぱく質や乳製品については栄養バランスの面から言っても完全に絶ってしまうのではなくいろいろな食品をバランスよく摂ることが重要です。まずは回数や量を減らすことから始めましょう。お昼の唐揚げ定食をヘルシーな豆腐ハンバーグ定食に変える、ファストフードやジャンクフードを買う回数を減らす、スイーツは洋菓子ではなく和菓子を選ぶというように、負担にならない程度の工夫をして予防していくことが大切です。
体臭をきつくする飲み物としては、体内でアセトアルデヒドという毒素を作り出すアルコール類や、胃腸や腎臓に負担がかかり抗酸化力を低下させるカフェインに加えて油分まで含まれているコーヒーが挙げられます。こちらも、飲む量や回数を抑えるように意識しましょう。
体臭予防におすすめの食べ物
体臭予防におすすめの食べ物としては、新陳代謝を促進するビタミンA、腸内環境の改善に効果のある食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖、抗酸化力が高く体内でビタミンAに変換されるβカロテンといった栄養素を含むものが挙げられます。
それぞれの栄養素を含む食品を表にまとめましたので、参考にしてください。
| ビタミンA | 鶏卵、うなぎ、鮎、納豆、鶏や豚のレバー、あん肝、ほうれん草・春菊・にんじんなどの緑黄色野菜 |
| βカロテン | モロヘイヤ・にんじん・かぼちゃ・ほうれん草・小松菜・トマトなどの緑黄色野菜 |
| 食物繊維 | インゲン豆・小豆・ひよこ豆などの豆類、おから、納豆・味噌などの大豆製品、ごぼう、さつまいも、きくらげ、ひじきなどの海藻類、アボカド |
| 乳酸菌 | ヨーグルト・漬物・キムチ・味噌・醤油・甘酒などの発酵食品 |
| オリゴ糖 | きな粉、ごぼう、玉ねぎ、エシャロット、納豆・豆腐・豆乳などの大豆製品、はちみつ、バナナ、ニンニク |
こうして見てみると、緑黄色野菜や大豆製品が何度も出てきているのがわかりますね。豆腐や根菜の味噌汁に納豆とお漬物といった、昔ながらの和食は体臭予防にも効果が期待できそうです。また、バナナは加熱するとオリゴ糖が増えることが知られています。朝はパン派という方は、バナナと蜂蜜を乗せて焼いたトーストとヨーグルトに果物なんていうメニューがおすすめです。
調理の際に使用する油にも注意が必要です。サラダ油はトランス脂肪酸が大量に含まれているので使用を避け、ビタミンEの含有量の多いひまわり油や綿実油、紅花油、過酸化脂質が作られにく悪玉コレステロールを減らすオレイン酸が豊富なオリーブオイルやアボカドオイルを使用すると良いでしょう。
ただし、これらの食品だけを極端に摂ると栄養バランスを崩してしまったり、過剰摂取となってしまう恐れがあります。バランスよくいろいろな栄養素を取り入れることを心がけてください。
加齢臭対策におすすめの抗酸化食材
皮脂の酸化により体臭が強くなる加齢臭の対策には、抗酸化力の高いビタミンCやE、ポリフェノールが含まれた食品がオススメです。
| ビタミンC | 赤ピーマン、黄ピーマン、トマト、ゆず、芽キャベツ、レモン・いちご・キウイなどの果物、柿、ケール、ブロッコリー、カリフラワー、ゴーヤ、鮎、イワシ、うなぎ |
| ビタミンE | アーモンド・ヘーゼルナッツ・ひまわり・種、落花生などのナッツ類、あん肝、うなぎ、かぼちゃ、赤ピーマン |
| ポリフェノール | トマト、ぶどう、ブルーベリー、すもも、いちご、納豆、味噌、カカオ、大豆製品、緑茶、ゴマ、はちみつ、黒酢 |
この中でも、トマトにはビタミンAに変わるβカロチン、ビタミンC、ポリフェノールの一種であるリコピンが豊富に含まれているので、体臭予防・加齢臭予防に非常にオススメの食品です。
また、緑茶に含まれている苦味・渋み成分のカテキンもポリフェノールの一種です。カテキンにもいろいろな種類があり、特に抗酸化作用が高いのは「ガレート型カテキン」に分類されているエピガロカテキンガレートとエピカテキンガレートです。高い抗酸化作用を持つだけでなく脂肪の吸収を抑えて悪玉コレステロールを減らす効果が認められており、国内外の実験で抗がん作用が認められているなど加齢臭が気になってくる中高年にもってこいのお茶と言えるでしょう。
体臭予防③:体を清潔に保つ
体臭予防には、生活習慣の見直しや食べ物や飲み物に気をつけるといった中からのケアだけでなく、外からのケアも大切です。「清潔にしているつもり」でもやり方が間違っていると思うような効果は得られません。正しいケアの方法をお教えします。
朝のシャワーのメリット
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくとされています。朝は、寝ている間に分泌された汗や皮脂で全身が汚れている状態です。そのまま放っておくと雑菌が繁殖して体臭が強くなってしまいますし、特に男性の場合、頭部から分泌された汗がそのまま加齢臭やミドル臭となってしまう恐れもあります。
また、汗は日中にも分泌されるため、朝シャワーを浴びて一旦体の皮脂をリセットすることで日中の皮脂量を抑えることができます。東京ガス都市生活研究所が背中の皮脂量を測定したところ、朝シャワーを浴びると体臭のもととなる皮脂量がおおきく減少し、午後になっても朝シャワーを浴びなかった場合と比較して皮脂量が半分近くに抑えられたことがわかったそうです。
ただし、皮脂を落とそうとするあまり朝からシャンプーや石鹸を使ってしっかり頭や体を洗うのは逆効果です。皮脂は皮膚を守る役割をもっているため、落としすぎるとその分を補おうと皮脂が過剰に分泌されるようになってしまいます。
朝は41℃くらいの少し高めの温度で、頭から体まで合わせて1~2分でザッと余分な皮脂だけを洗い流すのがコツです。加齢臭が気になる場合は頭皮や耳の後ろを、ワキガが心配な場合は脇の下などを、もう少し時間をかけてしっかりお湯で洗い流しておきましょう。シャワーから出たらしっかり拭いて乾燥させておくことも大切です。
冬場はヒートショックの恐れがあるためいきなり熱いお湯をかぶるのは危険です。最初はお湯の温度を低めにして足先から徐々に温めていくなどしてください。
また、朝シャワーを浴びるからといって夜入浴せずに寝てしまうのもよくありません。日中に分泌された皮脂や毛穴を詰まらせる原因になる整髪料やメイクをそのままにしておくと、寝ている間にどんどん雑菌が繁殖してしまします。夜は夜できちんと湯船に浸かって一日の汚れと疲れをリセットし、朝はサッとシャワーを浴びるようにしましょう。
体臭が気になる部位の洗い方
せっかく綺麗に洗って体の清潔を保とうとしても、体の洗い方が間違っていると逆に体臭が強くなってしまう恐れがあります。もし、毎日しっかり洗っているのに臭うという人は、洗い方が間違っているのかもしれません。体臭が気になる部位の正しい洗い方をマスターしておきましょう。
どの部位でも共通して言えることは「洗い過ぎない」「ゴシゴシ擦らない」の2点です。清潔を意識するあまり洗い過ぎてしまうと、皮膚に必要な皮脂まで洗い流してしまうこととなり、余計に皮脂が分泌されてしまいます。また、ゴシゴシと強く擦ると皮膚を傷つけてしまうばかりかやはり皮脂を落とし過ぎてしまいます。たっぷりの泡で包み込むように優しく洗うことを心がけてください。
また、すすぎ残しは毛穴の詰まりや雑菌の繁殖の元ですので、すすぎは洗うとき以上に念入りに行うようにしましょう。
念入りにブラッシングをしてから頭皮をマッサージするようシャンプーする
入浴前にしっかりとブラッシングをして髪についた埃や汚れを落としておくことが大原則です。また、頭を洗う前にしっかりと湯船に浸かっておくと、頭皮の汚れも自然と浮き上がってきて、より汚れを洗いやすくなります。
シャンプーのときには「髪を洗う」のではなく「頭皮を洗う」ということを意識しましょう。指の腹でマッサージするように、しっかりと頭皮を洗うのがコツです。たっぷりの泡で洗おうとシャンプーを使いすぎると、頭皮を守るために必要な皮脂や角質まで洗い流し過ぎてしまったりシャンプーの成分が頭皮に残って毛穴を詰まらせる原因となり逆効果です。
洗顔はたっぷりの泡で包み込んで
洗顔の際には、まずは洗顔フォームや石鹸をしっかりと泡だて、手と顔の間にある泡の弾力を感じながら優しく円を描くように洗いましょう。おでこと鼻筋のTゾーンは、顔の中でも特に皮脂の分泌が盛んな部分なので念入りに洗います。忘れられがちな小鼻のキワも、優しく洗ってください。
体も手洗いが理想
ナイロン製のタオルは、本来は石鹸を泡立てるためのもので体を洗うものではありません。刺激が強過ぎて皮脂を落とし過ぎたり皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので使用しないようにしましょう。洗顔と同じようにたっぷりの泡を使って手で洗うのが理想ですが、背中に手が届かないなどの理由でどうしてもタオルを使いたい場合は、刺激の少ない柔らかい素材のものを選んでください。
皮脂の分泌の多い耳の後ろや首、脇の下、おへその周り、胸、陰部、足の指の股、足の裏は特に丁寧に洗いましょう。洗う前にしっかりと湯船に浸かって、汚れを浮かせておくことも大切です。
ボディソープより石鹸の方が効果的
ボディソープは洗浄力を高めるために大量の界面活性剤が使用されており、必要な皮脂まで洗い流しています。皮脂を綺麗さっぱり洗い流すので洗い上がりはさっぱりしますが、それは飽くまでも一時的なものであり、その後に皮脂の過剰分泌や体臭の悪化が待っていますので、肌に優しい無添加の石鹸を使用するようにしましょう。
消臭効果が高く、肌の状態も整えてくれる体臭予防に効果のある石鹸もオススメです。
汗や皮脂はこまめにケア
かいた汗をそのまま放っておくと、どんどん酸化して臭いの元になってしまいます。清潔なタオルを押し当てるようにしてこまめにふき取るようにしましょう。ここでもゴシゴシ擦るのは厳禁です。脇の下など特に臭いが気になる部分は、ウェットティッシュやデオドラントシートで拭き取るようにしましょう。
体臭予防におすすめの石鹸ランキングTOP3
体臭予防に効果のある石鹸を選ぶときには、配合されている成分をしっかりとチェックすることが重要です。汗を抑え、殺菌・消臭作用のあるミョウバンや高い抗酸化力と消臭力を持つポリフェノール、古くからその抗菌・殺菌・消臭効果が知られており、ポリフェノールも豊富な柿渋、消臭力の高さから様々な消臭アイテムに配合されている炭などの成分が含まれているものを選ぶと効果的です。また、肌に刺激の少ない無添加で低刺激のものを選びましょう。
体臭の原因や強さは人それぞれなので、同じ石鹸を使用しても得られる効果が違う場合があります。自分にあった石鹸を探してみてくださいね。
110年以上の歴史を持つ老舗石鹸メーカー・株式会社マックスの柿渋石鹸です。松江市・東出雲で土作りからこだわって栽培されたブランド柿「西条柿」から抽出した柿渋エキスをはじめ、様々な葉や果実から抽出した保湿効果や抗炎症作用持った植物エキス、毛穴に詰まった皮脂もしっかり落とす天然泥成分の「ベントナイト」など、厳選された自然素材がたっぷり配合されています。
1個110gで税込2,160円ですが、2個セットなら10%OFFの3,888円で購入できますのでリピートするならセット購入がおすすめです。加齢臭・ミドル臭が気になる方に嬉しいシャンプーやコンディショナーがついたセットも販売されています。
- 2、3日程度で効果を実感30代 男性以前サンプルを購入し効果があったので再度購入しました。使用前は日々、妻に臭いと言われ続けておりましたが、2、3日程度で効果を実感しました。妻にも「臭くなくなった。」と言われますし、自分でもそう感じています。寝具へも臭いが移らなくなりました。人によって効果は様々かもしれませんが、私の場合、ドラッグストア等で販売されていたものは効果がありませんでしたが、これは効果がありました。洗いあがりはさっぱりしますし、石鹸の香りも独特ではなく強くもありませんでした。
- 制汗スプレーいらず女性この石鹸を使った日、制汗スプレーを使わずに出かけてみました。気温25度の暑い日でしたが、体臭が気になりませんでした。その日に来ていた洋服からもイヤなニオイがしなかったので、石鹸の効果はあると思います。ここ最近、主人の加齢臭の事を忘れていたのですが、それって、ニオイがしないから気にならなかった、ということですね。
20年以上ポリフェノールと臭いに関するの研究を行ってきたサントリーの+deo(プラス-デオ)です。ポリフェノールの中でも特に抗ノネナール力の高い烏龍茶エキス、甜茶エキス、柿渋エキス、緑茶エキスが配合されており、加齢臭の原因であるノネナールを85%吸着。さらに、ノネナールの元となるヘキサデセン酸の除去、皮膚の殺菌・抗菌という多角的なアプローチで、加齢臭を徹底的に防ぎます。
1個100gで税抜き2,000円とデオドラント用石鹸の中でもちょっとお高めですが、大衆の中でも加齢臭がきになるという方におすすめです。配送間隔を1~3ヶ月から選べるお得な定期コースも用意されています。
- 使用後3日目で加齢臭が感じられなくなりまし41歳加齢臭が漂ってきた旦那のために購入。使用後3日目で加齢臭が感じられなくなりました。試しに私自身も使ってみましたが、ソープの匂いもシトラス系で気持ちいいし、洗い上がりはスッキリ・さっぱりだけどキシキシ感はなく、やみつきになり試しではなく結局毎日使ってしまってます(笑)
- 使い心地も消臭効果もばっちり40歳これまで購入したデオドラントソープと比べ使い心地も消臭効果もばっちりです◎お値段は高いですが、思い切って買ってみて良かった(笑)<中略>臭いの抑制時間もかなり長いと思います。今までの様に普段の動きで加齢臭がふわっと漂ってくる事は無いです。
販売は育毛シャンプーや育毛サプリで有名なドクターズファーマシーですが、製造は60年以上石鹸を作り続けている三嶋化学工業です。「枠練り」という製法で一つ一つ丁寧に手作りし、約90日も熟成させたものを手磨きで仕上げられています。精製度が高いため低刺激高保湿で一般的な石鹸の3倍以上も有効成分を配合することができるという枠練り製法のオパシー石鹸には、優れた制汗作用を持つ塩化アルミニウムや高い抗酸化力を持つプラチナコロイド、宇宙飛行士の飲料水の殺菌にも使用されているシルバーコロイドという3つの有効成分をたっぷり配合。ほかにも、高い殺菌・抗菌作用で知られるカキタンニンや天然の保湿剤であるスクワラン、言わずと知れた消臭効果を持つ竹炭が配合されており、汗の臭いに悩んでいる方に最適な石鹸です。1個100gで1,700円と、価格も比較的手頃です。
- 以前より汗臭さがマシになったオパシー石鹸で汗が抑えられてとっても安心!制汗だけでなく、消臭・殺菌の働きが本当にあってかなり気に入っています。電車通勤なんですが、遅刻ギリギリで外を走って駅まで行くことが多く、車内で汗が出ることが多いのですが、これを使うようになってからは、汗は出ちゃうものの以前より臭さが抑えられてとっても満足しています。
- 加齢臭にも脇のニオイにも効いてます夜に脱いだ肌着の背中や胸元の辺りの加齢臭が気になっていましたが、これで洗ったら消えました。毎日洗濯してたパジャマも2、3日ぐらい着てから洗濯するようになりました。脇のニオイにも効いてます。勿体無いので気になる部分だけに使って節約して使います。男性用のと違いが気になります…。
体臭予防④:対策グッズ
市販の体臭対策グッズを活用するのも効果的です。最近は制汗剤にデオドラント効果が付いているものもあるので、日中の汗対策を兼ねて使ってみるのも良いでしょう。おすすめなのは、手軽に体の内側から体臭対策ができるサプリメントと、手軽に作れて体にも安心安全なミョウバン水です。
体臭対策サプリメント
体臭対策サプリメントは、体臭対策に効果的な成分がギュッと濃縮されているので食事では補いきれない栄養素を手軽に摂ることができます。抗酸化力の高い成分や消臭成分の高い成分、腸内環境を整える成分など、体臭の改善に効果のある成分がギュッと濃縮されているものを選んでください。中には、香りで臭いをカバーするタイプのサプリメントもあります。
また、毎日続けるものですのでサプリメントの安全性も重要です。天然成分を濃縮して配合されているサプリメントは多いですが、成分が濃縮されているということは残留農薬なども濃縮されてしまっているということです。できるだけ有機JAS認定されているものや無農薬栽培された原材料を使用されているものが安心です。また、製造環境や製造工程にも安全性が確保されているかどうかも確認しましょう。GMP認定を受けているかどうかや、HACCPが導入されているかどうかなどを目安にすると良いでしょう。
メンズデオ8400
世界10カ国で特許を取得した製法で抽出された150倍濃縮のシャンピニオンエキスが配合されたサプリメントです。ほかにも柿渋や緑茶のエキス、腸内で善玉菌のエサになるフラクトオリゴ糖などの成分がギュッと濃縮されています。商品名の通り男性向けに開発されたサプリメントですが、もちろん女性が利用しても問題ありません。実際に、パートナーと一緒に飲んでいるという方もたくさんいらっしゃいます。
- その効果に旦那が絶賛40代 女性とにかく、相当ニオイは軽減されるようで「足がくさくなくなった」「ウンチがくさくなくなった」「皮脂のニオイがしなくなった」とのことです。個人的には高いなぁ・・と思うけど旦那がこれでこの夏をストレスフリーで過ごせるならまぁいっか♪
- 夫婦で飲んでいます50代 女性主人にと思っていましたが、成分を見て、私も飲んでみました。トイレのにおいが変りました。加齢臭なども気になるので、夫婦で飲んでいます。臭わなくなったように思います。カプセルなので飲みやすいのもいいです。
クリスタルローズ
日正ケア&キュアの口臭をバラの香りにするサプリメントです。「飲むフレグランス」とも呼ばれ、年間で1ヶ月程度しか開花しないという貴重なダマスクローズを蒸留して抽出したオイルが贅沢に使われています。さらに、美容成分としてスーパービタミンEとも呼ばれるトコトリエノール、美容と健康をサポートする良質なオイルである亜麻仁油、ビタミンEとポリフェノールが豊富なグレープシードオイルも配合されています。
- 飲んでない時とは差がでます小粒で飲みやすく、飲んだ後は口臭が気になりません。飲んでない時とは、差がでます。以前、もっと値段の高い物を飲んだ時は顔に出来物ができてしまったのですが、この商品はそういった症状も出なかったので安心です。これからも飲み続けます。
- 効果が持続します飲んでから6〜8時間は効果が持続します。公式サイトの定期購入に変えたいと思います。
ミョウバン水で殺菌・消臭
ミョウバンは、昔からお漬物の色出しや色落ち防止、煮物やウニの型くずれ防止、アク抜きなどに使用されてきた食品添加物です。そのミョウバンには、実は抗菌・殺菌、消臭、制汗といった体臭対策に最適な効果があります。スーパーや薬局で50g入りが200円で手に入り、他に必要なのは水とミョウバン水を入れるボトルだけでミョウバン水を作ることができ、加齢臭やワキガ、足の臭い、口臭にも効果があるとあって、非常にコストパフォーマンスの良い体臭対策グッズとして注目を集めているのです。
ミョウバン水の作り方
用意するもの
- 容量500mlの保存容器(空きペットボトルでもOK)
- ミョウバン 15〜20g
- 水道水 500ml
保存容器にミョウバンと水道水を入れ、蓋をしてよく振り混ぜます。ミョウバンは溶けるまでに時間がかかるので、そのまま直射日光の当たらない涼しい場所にミョウバンが溶けきるまで1〜3日間置いておきます。ミョウバンが完全に溶け、水が透明になったら完成です。
完成後は冷蔵庫約1ヶ月保存可能です。使用する際には10〜30倍に薄め、必ずパッチテストを行ってから使用してください。初めは薄めにして、様子を見ながら徐々に濃度を上げていくと良いでしょう。希釈したものをスプレーボトルに入れ、脇の下や足などきになる部分に吹き付けてください。
体臭の原因となる悪習慣を見直そう
規則正しい生活習慣を心がける
規則正しい生活は健康的な生活に必要不可欠なものですが、体臭とも深い繋がりがあります。
慢性的に睡眠が不足していると、自律神経が乱れて新陳代謝や肝臓の機能が低下し、体が本来持つデトックス能力も低下してしまいます。また、自律神経は体の「活動モード」と「休息モード」の切り替えを担っているので、自律神経が乱れることでこの切り替えがうまくいかなくなり、汗を出すべきときではないタイミングで汗が分泌されてしまったり、分泌量が増えてしまったりするのです。
精神的なストレスも自律神経を乱してしまうので、質の高い睡眠を十分に取ったり自分なりのストレス解消法を見つけるなどして、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。
また、デスクワーク中心の生活で運動量が不足していると汗腺の機能が衰えるだけでなく、身体中に酸素を運んでいる血液の流れが悪くなってしまいます。体はエネルギーを作り出すときに酸素をしようしますが、これは汗腺も同じです。酸素が不足していると、酸素の代わりに糖をエネルギー源とする「解糖系」がはたらくようになります。このとき、アンモニアの分泌量を増やす乳酸という物質が大量に生成され、汗が臭くなってしまうのです。
タバコやお酒の取り過ぎ
タバコやお酒も、体臭を強くする原因になります。
タバコに含まれるニコチンには、毛細血管を収縮させ血行を悪化させてしまうはたらきと、汗の分泌を促すはたらきがあります。タバコにはニコチン以外にもタールやアンモニア、酢酸といった悪臭の原因物質が多く含まれていますので、体臭をきつくしてしまう物質を大量に体内に取り込んだ上に血行を悪化させ、臭いのきつい汗を分泌するというサイクルを作り出してしまうのです。また、取り込んだニコチンなどの物質は肝臓で分解されますので、タバコの量が増えれば増えるほど肝臓の負担が増え、肝臓が疲弊して機能が低下してしまう原因になってしまいます。
アルコールは、タバコとは逆に血管を膨張させて汗をかきやすくするたはらきがあります。お酒を飲んで体が暑くなった経験のある方も多いかと思いますが、それがアルコールによる血管の膨張による影響です。また、アルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドと酢酸という臭いの原因物質と活性酸素が発生します。また、タバコと同様にアルコールの分解は肝臓を疲弊させてしまいます。
体臭対策のためには、タバコは禁煙するか本数を減らし、お酒も量を減らすとともに吸収を緩やかにするために軽く食事をしてから飲むようにしましょう。
改善しない体臭は病気の可能性もあり
もし、どんなに体臭対策を行っても改善しないという場合は、もしかすると病気が原因である可能性が考えられます。
たとえば、糖尿病になると体臭が甘酸っぱい臭いになったり、胃炎や十二指腸潰瘍などで胃腸に障害があると酸っぱい臭いや卵の腐ったような臭いになったり、腎機能に障害があるとアンモニアの臭いがしたり、トリメチルアミン尿症という代謝異常では魚が腐ったような臭いがしたりと、様々な病気が体臭に繋がっているのだそうです。
しかし、本当に病気が原因なのかどうかは専門家でなければ判断することはできません。気になるときには、早めに病院を受診することが大切です。
清潔に保つ&代謝アップで体臭を撃退!
体臭は一人一人違うものですが、普段のちょっとした習慣によって強くなってしまうことがあります。自分ではなかなか気づけませんが、体臭が強いと知らないうちに周りに迷惑をかけてしまっているかもしれません。
規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動を心がけ、体を清潔に保って強すぎる体臭を予防しましょう。気になる場合には、体臭対策用の石鹸やサプリメント、手作りのミョウバン水も試してみてくださいね。
しっかり体臭を予防して、自信を持って人と接することができるようになりましょう!