手の平とコットン、肌に負担が少ない化粧水の付け方はどっち
Date:2016.01.22
スキンケアの基本と言えば、化粧水。毎日使うアイテムでも、正しい使い方を出来ているかと聞かれると、自信を持って応えられない女性がほとんどだと思います。
とくに、手の平でつけた方がいいのか、コットンを使うべきか、は、多くの女性が持つ疑問です。
それぞれの化粧水の付け方のメリット・デメリット、どちらの方法でつけるべきかの判断基準を紹介します。正しい付け方をマスターして、日々のスキンケアに活用しましょう。
手の平で化粧水の付け方の3つのメリット
自分の手を使うので、何となくお肌に優しいイメージはあるけど、本当のところはどうなのか?デメリットやお手入れの際の注意点はないのか?
まずは、手の平を使った化粧水の付け方のメリットから見ていきましょう。
1.肌の状態チェックができる
手の平で化粧水を付ける時の最大のメリットは、肌の状態を確かめながらケアできること。
直接手で触れることにより、
- 乾燥の進行
- ニキビ
年齢肌
に気付きやすく迅速な対応が可能になります。
年齢肌の進行に気付いたときには、プラスのお手入れを早めに検討頂くことで、いつまでも若々しくハリのある素肌を維持できる可能性が…。
ニキビや炎症に対しては周りに広がる前に、塗り薬や皮膚科のケアを行うことで早期回復し、跡が残るリスクを回避します。
2.肌に優しくお手入れできる
次に大きなメリットとして挙げられるのが、自分の手を使うと肌に優しいということ。どんなに質のいいコットンを使っていても異物を肌にのせて叩いたり滑らせたりする以上は、肌にとってストレス以外の何物でもありません。
コットンの摩擦はごくごく小さなもので、敏感肌や皮膚が薄くないとその小さなダメージを見逃してしまいがち。けれどダメージは着実に蓄積しています。
コットンの摩擦が蓄積すると以下のような肌トラブルが起こりやすくなります。
- シミ、シワなどの年齢肌
- 炎症を起こしてヒリヒリする、赤みが出る
- 皮膚が薄くなってちょっとした刺激にも敏感に…
いつもと同じ化粧水を使っていてもヒリヒリするようになったら、コットンが原因かもしれません。その時は手の平を使ったお手入れに変更してみましょう。
3.ハンドプレスで浸透力アップ
化粧水を付ける時、手の平を肌に当ててぐーっと押し込むようにする美容法を「ハンドプレス」と言います。
これによって、長時間乾燥せず、モチモチした質感の肌に仕上げることができます。肌の乾燥に悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。
手の平で化粧水を付ける3つのデメリット
次に、手の平で化粧水を付けるデメリットを3つご紹介します。
1.塗りムラが出やすい
手の平がデコボコしているのでムラになりやすいのが最大のデメリット。
- 小鼻
- 目元
- 眉間
など、細かな部分まで十分に化粧水を行き渡らせるのは大変です。
特にサラサラした質感の化粧水は、手の平からこぼれやすくお手入れが雑になりがち。
丁寧なケアを意識するあまり化粧水を手の平に放置する時間が長くなると、有効成分が手に浸透してしまって顔には水分しか届きません。
つけ終わったら、顔全体に触れてみて吸い付くような感覚を確かめましょう。
吸着感があれば、肌の奥まで成分が行き届いた証拠です。
2.不衛生な手だと肌トラブルの原因に
洗顔後、化粧水のあるところに行くまでに、色々なところを触りますよね。例えばドアノブや廊下の壁など、家の中はどれだけきれいにしていても必ず雑菌が付着しています。
また、化粧水のボトルが汚れているのに気付かず触れてしまうこともあります。
そうすると洗顔後のきれいな肌に化粧水と一緒に雑菌まで付着してしまい、肌トラブルの原因になる可能性が。
3.パッティングしにくい
パッティングとは、手の平やコットンで肌を軽く叩いて化粧水を押し込んだり、肌の血流を活性化させる美容法です。
手の平を使ったパッティングでは、
- 手の平から化粧水がこぼれてしまう
- 手の平の熱で化粧水が蒸発してしまう
- 手の平に化粧水が浸透して肌に吸収されない
このような理由でなかなかパッティングの効果が実感できなくなってしまいます。
コットンを使う化粧水の付け方の6つのメリット
メーカー推奨方法でコットンが指定されている場合もありますよね。
手でお手入れする場合と比較してどんなメリットがあるのでしょうか?1つずつご紹介します。
1.塗りムラができない
コットンを使う化粧水の付け方で、最も大きなメリットが塗りムラが起こりにくいということです。
液ダレの心配がないので、細かい部位まで丁寧にケアできるのも魅力。目元・口元まで、抜けなくしっかり付けられます。
2.化粧水の温度を保てる
化粧水を手の平に取るとどうしても手の温度で化粧水が温まってしまいますが、コットンを使うと化粧水の温度を保つことができます。
冷たいままの化粧水を付けることで肌や毛穴を引き締めることができる他、手の平の熱で化粧水が蒸発するのを防ぐ効果も。
3.パッティングしやすい
手の平を使うと上手くできないパッティングも、コットンを使えば簡単です。
特にサラサラした化粧水は手の平からこぼれたり、顔に付いても浸透しないうちに流れてしまうこともあるので、パッティングには化粧水をしっかり含んでいてくれるコットンが向いています。
4.即席パックができる
美白化粧水でヒタヒタにしたコットンをお顔に乗せれば、即席のローションパックとしても利用可能。
日常使いだけでなく、太陽の光をたくさん浴びた日や乾燥が気になった時の特別ケアに利用できるのは、コットンを使うからこそできる技です。
5.ふき取れば角質オフもできる
さらに、意外と知られていないのが、コットンで手軽に余分な角質をオフできるということ。
化粧水を含ませたコットンで優しくふき取るだけで、余分な角質を取り除くことができ透明感のある肌になります。ピーリング成分だと刺激が強すぎるという方にもおすすめです。
6.清潔で衛生面も安心
直接手で触るわけではないので、手に残った雑菌が顔に繁殖する心配はありません。雑菌が原因の肌トラブルを予防できます。
ただし、コットンの保管方法が適当だと手を使うより不衛生になることもあります。できればコットンはフタつきの清潔な容器で保管しましょう。
コットンを使う化粧水の付け方のデメリット
コットンを使った化粧水の付け方は、たくさんのメリットがあって手の平を使うよりいいように感じますが、見逃せないデメリットがあります。
ここではコットンのデメリットについて詳しく見てみましょう。
1.敏感肌は注意が必要!
敏感肌や皮膚が薄い方、またはニキビなどの肌トラブルがある方はコットンを使ったお手入れに注意が必要です。
どんなに柔らかく刺激が少ないコットンを選んでも、「顔に異物を乗せる」という行為に違いはありません。
つけた直後には何の刺激も感じなくても見えない傷が残っていて数日後に肌トラブルが表面化することもあります。
2.コットンの摩擦が刺激になる
どれだけ質のいいコットンを使っていても、コットンの摩擦は肌にとってストレスです。
肌を守っている角質層の薄さはラップ1枚程度、コットンによるほんの少しの摩擦でも積もり積もると大きなトラブルが起こる可能性があります。
特に怖いのが、摩擦による肌の老化です。摩擦で角質がはがされ皮膚が薄くなると乾燥肌が悪化してシワやたるみの原因になり、摩擦ストレスでメラニンが生成されるとシミの元になってしまいます。
また、生理前後はホルモンバランスの変化で肌が敏感になっているため、敏感肌ではない方もコットンの刺激でヒリヒリした痛みを感じたり肌に赤みが出ることもあります。
3.化粧水の消費が早い
コットンを使う化粧水の付け方で最も気を付けなければいけないのが、コットンに浸透させる化粧水の量です。
もったいないからと少量の化粧水しかコットンに含ませないと、摩擦ストレスがアップして肌に余計な刺激を与えてしまいます。
そのため、手の平を使うよりコットンを使う方が化粧水の消費が早く、コストパフォーマンスは悪くなります。
コットンと手、どちらの付け方がいいのか迷った時には
素手でつける方法も、コットンでつける方法も、メリット・デメリットがあることをご理解頂けたかと思います。
どちらが自分に合うのか迷ったら、まずは、使用している化粧水パッケージ記載の方法を試してみるのがおすすめ。
大抵の化粧水には「使用方法」が明記されているので、指定の手順に従いケアしましょう。
肌に優しいのは手の平だけど、肌の状態に合わせて使い分けることが大切!
それぞれのメリット・デメリットを見るとわかるように、肌に優しいのは手の平を使った化粧水の付け方です。
1週間程度、様子を見つつ、
- 刺激が強いことにストレスを感じるようなら素手でのケアに
- 目元のクマが目立ってきてケア残しが疑われるようならコットンに
など、臨機応変に切り替えをしながら、自分に合った付け方を探していくといいでしょう。
毎日コットンを使うと肌が荒れるけどコットンパックがしたいという時は、まず手の平で顔全体に化粧水を付けてからコットンパックをするのがおすすめです。
これならコットンを滑らせる時の摩擦ストレスがないので安心です。
化粧水を買い替えた時はどうする?
化粧水と付け方で最適な組み合わせは使用するアイテムごとに異なるので、基礎化粧水を変えたときにはどちらの付け方が適しているか再検討することも重要です。
それから肌の状態を見ながら自分の肌に合っているのが手の平を使った方がいいのか、それともコットンの方がいいのかを試してみてください。
自分のお肌と相談しながら化粧水の付け方を決めよう
季節の移り変わり、年齢を重ねるに連れて、肌質の変化を感じた時には、同じ化粧水を使っていたとしても、付け方を見直していく必要がでてきます。
どんな人にもしっくりくる、王道の付け方がない以上、自分のお肌と相談しながら、最適なケア方法を探していく努力を続けることが重要と心得ましょう。
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