水の硬度で効果が変わる!?ミネラルの量で軟水と硬水に!
2015/12/31
軟水と硬水の違いを知ろう!あなたに合った水の使い分けができる!
硬度ってなに?軟水と硬水は何が違うの?体にいいの?おいしいの?
と疑問に感じたことがありませんか?
大手ショッピングモールや大手家電量販店に行くと「ウォーターサーバーを設置しませんか?」と声をかけらることが多くなってきました。健康や水の安全を意識する人が増え、ウォーターサーバーが良く売れているようです。
そこで販売員の方に、「軟水で飲みやすくおいしいですよ!」とか、「安全な水なので安心して小さなお子様にも飲んでいただけますよ!」とか説明されるのですが、本当に?って思ってしまいます。
「ふつうに家の水でいいんじゃないwミネラルウォーター高いし!」というか「そもそも軟水ってなに?」と感じる方もいらっしゃっるかと思います。
ということで、軟水と硬水の特徴や効果を知っておけば「ふつうに家の水でいいんじゃないwミネラルウォーター高いし!」という考えも変わり、水の効果に合わせた飲み分け・使い分けといった賢いライフスタイルもできるようになるかもしれません。
ちょっと興味が出てきたなwという方は、読み進めてみて下さい^^
軟水はミネラル成分少なめ!誰でも飲めるまろやかな水
このページのタイトルにもありますが、全ての水は、水の中に含まれるミネラル成分の「カルシウム」と「マグネシウム」の量の違いで軟水か硬水かに分類されます。
軟水と硬水の違いは「硬度」という指標が使われ、WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」と定義。
関連ページを読んでもらえると硬度についての基礎知識がつきます。
日本の水はほとんどが軟水
日本の水はほとんどが軟水です。
これは日本の地形や地質によるもので、俗に言う天然水は雨水や雪解け水が大地にしみこみ川となって流れていく途中で、地層などの成分(ミネラルなど)が少しずつ溶け込んだものです。
富士山の天然水とか、南アルプスの天然水とか有名ですね。
日本は雨が多く、密度の低い、水が通りやすい火山性の地層が多くみられます。
地層から水が通りやすいということは地層での滞留時間が短くなります。(地層は水の中に含まれている不純物を取り除く自然のろ過装置の役割を果たしています。)
さらに、川に流れ出た水も日本の川は土地が狭く傾斜が急なために、あっという間に海に流れ出てしまいます。
こういった日本の地形の影響により地層での滞留時間(ろ過)が短い、ミネラル成分があまり含まれない軟水が多くなるということです。
要するに、日本の地形・地層が日本の水をミネラルの少ない軟水にしています。
ミネラル成分の少ない軟水の特徴8つ
日本で多くみられる軟水はどういった特徴があるのでしょうか?
ミネラル成分が少ないことによるメリットもあればデメリットもありますが、以下にまとめました。
- 浸透が早く、吸収性に優れている。
- 硬度が低いため体への刺激や負担が少ない。
- 新陳代謝の促進により、老廃物の排出がスムーズ。
- 体への負担が少ないため、赤ちゃんのミルクにも使える。
- お茶やコーヒーなど、本来の味が出やすい。
- 香りや素材のうまみを損なわないため、和食に適している。
- 洗剤を使用した際の泡立ち効果が高い。
- 石鹸カスが原因で出来る水あかがつきにくい。
軟水の特徴は結構多く8つありますので以下、簡単に説明していきます。
浸透が早く、吸収性に優れている
軟水は浸透が早く吸水性もよいと言われてますが簡単に説明すると、
「口から水分を摂取する」→「胃では吸収されず、透過する」→「腸で吸収されるが、浸透圧が体液以下でなければ吸収されない。」という水分吸収の流れになります。
「浸透圧が体液以下でなければ吸収されない。」とちょっとわかりにくい言葉が出てきましたw
浸透圧とは・・・水分子が半透膜を通り抜けて同じ濃度になろうと浸透していく力。
今回の水分吸収で例えると、摂取した水分(軟水)は薄い方から濃いほう(体内の細胞)へ、浸透圧の影響で水が動いて濃いものを薄めようとする。
軟水は濃度が低いので人間の細胞に浸透圧で吸収されやすい。という事です。
ちょっとわかりにくいですが、人の体液より濃度が高い水分は体に吸収されないというイメージです。
ナメクジに塩をかけると縮んでしまうのも浸透圧の原理で、ナメクジの水分が濃度が高い塩のほうへ浸透圧で移動し、最終的にはナメクジの水分が塩に吸収されてしまう。
※浸透圧の現象が起こるには半透膜が重要で、人間の細胞を包む膜、細胞膜も半透膜となります。
硬度が低いため体への刺激や負担が少ない。
軟水はミネラル成分の低い水で体への刺激や負担が少ないのでおすすめです。など言われていますが、刺激や負担とはどういったことなのでしょうか?
まず刺激については、敏感肌や、肌のトラブルを抱えている場合は水のミネラル成分が肌への刺激となる場合もあります。
また、ミネラルウォーターにも水道水と同じように塩素が使われていることが、ごく稀にあります。
塩素は殺菌・消毒用に使われていますが、塩素を水に投入すると次亜塩素酸と塩酸になり、この次亜塩素酸は強い酸化力を持っていてタンパク質やビタミンCなどを破壊します。
つまり次亜塩素酸は体内で以下のような影響を与えてしまいます。
- 「細胞膜」や「核」は、タンパク質でつくられているため、人間の細胞も破壊。
- 細胞破壊作用の影響で人体の抵抗力が弱まり、ダニや有害な菌が体内に侵入しやすくなる。
これにより免疫細胞がダニや菌などを排除するために活発に働き出し、それと同時に「ヒスタミン」と呼ばれる炎症物質が放出され、このヒスタミンによって、アトピーの症状が悪化してしまうこともある。
といった具合に、水でも体に刺激を与えてしまうこともあります。
したがって塩素が入っておらず、ミネラル成分が少ない軟水であれば刺激は少ないという事になります。
腎臓へ負担をかけてしまうこともある。
腎臓は、私たちの体内にある老廃物や水分をろ過し、老廃物を尿として体外に排出さる働きがあります。
この腎臓の機能に、ミネラルウォーターが負担をかけてしまうことがあります。
特に、腎臓の働きが弱っていたり腎臓に疾患を抱えていたりする状態ではミネラル成分をろ過することができず、尿によって身体の外に排出させるはずの老廃物が、身体の中に蓄積されることがある。
ミネラル成分のひとつであるカリウムは腎臓から排泄されたり、再吸収されたりしてその濃度を調節されています。
腎臓の働きが低下すると、カリウムの蓄積が問題になり、血液中のカリウムが高くなりすぎると不整脈を起こすこともある。
カリウムが悪いということではなく、過剰摂取が悪いということです。
体の生命活動を行う上で大事なミネラルは欠かすことができませんが、腎機能低下などの状況により体へ負担をかける場合もあります。
普段の生活では問題ありませんが、水の知識として覚えておくと良いかと思います。
新陳代謝の促進により、老廃物の排出がスムーズ。
新陳代謝とは、古いものが新しいものと入れ替わること自体を意味しています。
例として「汗をかく」、「血液の流れが良くなる」、「細胞が再生する」、などです。
この新陳代謝を促進するために必要なものが水分です。
血液を構成するほとんどの成分は水分で、水分が不足すると血液がドロドロになり血行が悪くなり、血液の役割である酸素や老廃物の運搬がスムーズに行えなくなります。
これを防ぐためには、適度な水分補給が必要となる。
適度で良質な水分補給を行えば、血液がサラサラになり血液の循環も良くなります。
つまり、体の隅々にまで血液を循環させることができるようになります。
血の巡りが良くなると酸素が適切に体の各部に供給されるようになるため細胞が活性化され、古い細胞が新しい細胞と入れ替わりやすくなる。
これが新陳代謝の促進となります。
さらに、血液の役割のひとつである老廃物の排出もスムーズになります。
まとめると・・・
水分が不足すると血液の循環が悪くなり、細胞の再生、老廃物の排出といった機能がスムーズに行えなくなる。これを防ぐには水分補給が必要。
普通の水道水でも水分補給という意味では問題ありませんが、良質な水(ミネラルウォーター等)で水分補給を行えばより効果的に代謝を上げることも可能です。
体への負担が少ないため、赤ちゃんのミルクにも使える。
赤ちゃんは、大人と違って胃腸の働きがまだまだ未熟で、水に含まれるミネラルを十分に消化・吸収できません。
腎臓などに負担がかかると、栄養素の消化・吸収の妨げになり、体調不良を起こしてしまいます。
また、ミネラル成分が腸を刺激し、下痢になることもあります。
そのため、ミネラルの多い水は赤ちゃんには負担になります。
粉ミルクにはミネラル成分がバランスよく配合されているので、調乳にミネラルウォーターを使用するとミネラル過多状態になってしまい、赤ちゃんの内臓に負担を与える恐れもあります。
また、粉ミルクのメーカーでも「調乳にミネラルウォーターは使用しないで下さい」と注意書きがあり、ミネラルウォーターは調乳には使用しないほうが良いようです。
しかし、「軟水であれば調乳に使用できます。」と天然水やミネラルウォーターを販売しているメーカーでは表示されていますし、実際に調乳に使用している書き込みもみかけます。
粉ミルクの調乳に使用不可と表示されたり、粉ミルクにも使えると表示されていたり、どっちが正しいのでしょう?
母乳と粉ミルクのミネラル成分比較から考察
日本では13元素(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・モリブデン・ヨウ素・リン)がミネラルとされています。
このミネラルを元に100mlあたりに含まれる栄養成分と平均的な母乳100mlに含まれる栄養成分を比較してみました。
ミネラルウォーターは硬度30の軟水
これからみると母乳のミネラル成分より粉ミルクの成分はかなり多いですよね。
硬度30のミネラルウォーター100mlあたりのミネラル成分の含有量をみると、カルシウムでも多くて1mgしか含まれていませんねw
ちなみに今回比較している粉ミルクは「はぐくみ」ですが、他の粉ミルクのミネラル量をみてみると1mg以上「はぐくみ」より多い粉ミルクもありました。
したがって、硬度30程度の軟水であればまったく問題ないため、赤ちゃんの粉ミルクの調乳に使用しても体への負担がないという事になります。
お茶やコーヒーなど、本来の味が出やすい。
ミネラルウォーターには殺菌・消毒に塩素が使われてることはほぼないので、水道水のようにカルキ臭いといったことを感じることはありません。
また、ミネラルウォーターの軟水は口当たりがまろやかでクセが少ないのでコーヒーやお茶の香りや味を損なわず、おいしく淹れることができます。
ちなみに、カルシウム成分が多いとコーヒーの苦味がやわらぎ、マグネシウム成分が多いと渋味や苦味がより強く出る傾向があります。
好みにもよりますが、ミネラルウォーターの硬度を変えることでコーヒーの味わい方も変えることができます。
香りや素材のうまみを損なわないため、和食に適している。
お茶やコーヒーと同じ理由になりますが、軟水は口当たりがまろやかでクセが少ないので素材のうまみを邪魔することはありません。
ご飯を炊くときも、軟水を使うとお米に水分がしっかりと吸収され、ふっくらと仕上がります。
反対に、だしを取る時に水道水を使用するとカルキや塩素の成分もだしに残ってしまうため、素材のうまみが活かせなくなってしまいます。
また、ミネラル成分が多いと旨味成分であるグルタミン酸やイノシン酸が溶け出しにくく、カルシウムやマグネシウムがアミノ酸と結合しやすいため素材の旨みが「あく」になってしまいます。
つまり日本料理独特の微妙な味が出にくくなります。
こういった理由から、日本の和食には口当たりがまろやかでクセが少ない軟水が適しています。
洗剤を使用した際の泡立ち効果が高い。
ミネラルウォーターにはカルシウムとマグネシウムが含まれていますが、この成分が多いと洗剤の主成分である陰イオン界面活性剤と強く結合し、洗浄力を低下させます。
これにより繊維等に付着した汚れが取れにくくなります。
ということは、硬度が低い軟水であればカルシウムとマグネシウムの量が少ないので、逆に洗浄力は高くなるということになります。
ちなみに普通の水道水と比較し軟水であれば、洗剤の使用量は4割減でも同じ泡立ちと洗浄力があります。
合成洗剤に硬水を軟化する水軟化剤が含まれていると、カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンをとらえて水の硬度を下げ、洗浄力の低下を防ぐという軟水を使用した時と同じ効果が得られます。
石鹸カスが原因で出来る水あかがつきにくい。
水垢は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンが結晶化したもので、水が蒸発するような環境でこれらのイオンが炭酸塩となって発生します。
例えば風呂場の鏡にお湯がついた後に水分は蒸発しますが、カルシウムやマグネシウムなどの成分だけが鏡の表面に残ってしまいます。
これが水垢です。
つまり、水分中に含まれているカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンが少ない軟水であれば水垢の原因となる石鹸カスが発生しにくいため、水垢がつきにくいという事になります。
ここまで軟水の特徴を8つ紹介しましたが、こうしてみると日本人の生活には軟水が最も合うようですね。飲用水、料理などいろいろな場面で活躍できそうです。
「和食が多い」、「ミルクが必要な赤ちゃんがいる」、「体の負担を気にしている」、「コーヒーやお茶をよく飲む。」といった方は軟水を選択した方が良いでしょう。
軟水と硬水にはそれぞれ特徴があり、効果にも差があります。
軟水と硬水の違いを確認することであなたに合ったミネラルウォーターを選びましょう。
硬水はミネラル成分豊富でダイエット効果も期待できる!?
日本の水のほとんどが軟水であり、硬水はヨーロッパなどで多くみられます。
ヨーロッパでは豆や肉を煮ると硬くなるといった経験から、「この水は硬い」という言い方が一般化し、日本では明治時代に直訳された硬水・軟水という言い方になったと言われています。
日本でも硬度の高い硬水が販売されるようになってきましたが、あまり馴染みのない硬水。
どんな特徴があるのでしょうか?
ミネラルが多い硬水の特徴
硬水はミネラル成分が豊富にふくまれており、健康やダイエットで飲用される方も多い水ですが、他にはどういった特徴があるのでしょうか?
以下、8項目が硬水の主な特徴になります。
- 硬度が高くなるにつれて、独特の味があり好みが分かれる。
- 便秘を改善する効果が期待できる。
- ダイエット効率を高めてくれる。
- 腎臓への負担をかけることもある。
- お腹を壊すこともある。
- 運動後のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分補給に適している。
- 洗剤が泡立ちにくい。
- 石鹸カスが原因で出来る水あかがつきやすい。
硬水はメリットもあればデメリットもあり、軟水とは異なる内容もあります。
以下、簡単に説明していきます。
硬度が高くなるにつれて、独特の味があり好みが分かれる。
ミネラルウォーターは硬度が高くなるにつれて、カルシウムとマグネシウムの含有量が多くなり、マグネシウムが多いと苦味などの独特な風味が出てきます。
カルシウムは適量で甘み、多くなるとコクと重みを感じやすくなるといわれています。
これが硬度が高くなると独特の味というか風味が出てくると言われる理由です。
人により好みがあるので、ミネラル多めの硬水の方がおいしく感じる方もいるでしょうし、あっさりした軟水が好きな方もいるでしょう。
参考までに、硬度80~100程度の中硬水でミネラル成分がバランスよく含まれている水がおいしいと言われています。
便秘を改善する効果が期待できる。
カルシウムには腸の蠕動活動(ぜんどうかつどう)を活発化させて便秘を防ぐ効果があるといわれています。
また、酸化マグネシウムは腸を通過する時に腸管から水分を吸収し、便をやわらかくする効果があります。(浸透圧の影響)
腸を通過する時にマグネシウムに蓄えられた水分は腸壁から再吸収されることがないため、便をやわらかくし便のカサを増して腸に刺激を与え、蠕動(ぜんどう)運動を促すことで排便しやすくなる。という効果が期待できます。
硬度が高いほどカルシウムとマグネシウムの量が多くなり便を柔らかくする効果を期待できますが、硬度1500以上の超硬水だと下痢といった心配も出てきます。
あなたの体調にあった硬度を選ぶとよいでしょう。
すでに固い便として腸内に溜まっている場合には、マグネシウムを摂取してもその便をやわらかくすることはできません。
マグネシウムと同時に便として大腸まで届いた時に、その便が水分を含みやわらかくなるというものです。
硬水はダイエット効率を高めてくれる。
ヨーロッパでは硬度が1000以上の硬水は「スリムウォーター(痩せる水)」と呼ばれ、若い女性に人気があります。
単純に水を飲むだけで痩せることは難しいですが、運動や食事も併用すると効果があがります。
良質な水分補給が基礎代謝をアップさせる。
基礎代謝とは・・
なにもせずじっとしていても生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動で、肝臓や脳、心臓などを動かしたりするために必要なエネルギーのこと。1日におおよそ1200~1500kcal消費される。
適度な水分補給は血液をサラサラにし、血流促進効果があります。
これにより血行がよくなり基礎体温が上がる。という体に良い環境が発生。
体温が1℃あがると基礎代謝が12%アップすると言われています。
基礎代謝のアップは、硬水だからという訳ではなく、しっかり水分補給をしましょう。ということですね。
カルシウムに期待されるダイエット効果
体内に十分なカルシウムがあると、脂肪の合成が抑えられ分解が促進されると言われています。
さらに、カルシウムの摂取量が多い人ほど、食事でとった脂肪がカルシウムに付着し、便と一緒に排出される脂肪の量が多いことも確認されています。
リパーゼの活性化を助けるミネラル
体内に摂取された脂肪はすい臓から作られるリパーゼという酵素で分解・吸収されます。
リパーゼは2種類あり、ダイエットに効果があると言われているのが「ホルモン感受性リパーゼ」で中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセリンに分解して、血液中に送り出す働きがある。
ホルモン感受性リパーゼは特に空腹時や運動時に中性脂肪の分解が促進され、このときに軽い有酸素運動ができれば脂肪酸を燃焼し痩せる効果が得られます。
カルシウムといったミネラル分が不足しているとリパーゼを活性化する働きが鈍り、効率的に脂肪燃焼ができなくなります。
つまり、燃焼させる脂肪が血液中に少ない状態なので有酸素運動の効果が薄れるという事です。
※注)ダイエットなどで慢性的なカルシウム不足が発生すると、骨からカルシウムが溶け出し血液中のカルシウムバランスをとる働きをします。
体内のカルシウム量が不足すると体に不調が起こりやすくなりイライラといった精神不安定状態が発生することもあります。
こういったカルシウム不足をミネラルウォーターから補う事でイライラを予防し、ダイエット継続の補助的役割が期待できますが、ミネラルウォーターではカルシウム不足は補いきれないため、食事から効果的に摂取することが大切です。
腎臓への負担をかけることもある。
軟水の「硬度が低いため体への刺激や負担が少ない。」でも書いていますが、腎臓の働きが弱っていたり腎臓に疾患を抱えていたりする状態ではミネラル成分をろ過することができず、尿によって身体の外に排出させるはずの老廃物が、身体の中に蓄積されることもある。
硬水の場合であれば腎臓への負担がさらに大きくなる可能性があります。
ミネラルは生命活動において欠かすことができませんが、腎機能低下などの状況により体へ負担をかける場合もあるので、あなたにあったミネラルウォーターの硬度を選ぶ必要があります。
普段の生活では問題ありませんが、水の知識として覚えておくと役に立つかと思います。
お腹を壊すこともある。
マグネシウムには便秘改善効果があり、病院で処方されるマグミット、市販薬では3aマグネシアといった薬もあるほどです。
マグネシウムの働きは、
酸化マグネシウムは腸を通過する時に腸管から水分を吸収し、便をやわらかくするとともに腸の蠕動活動(ぜんどうかつどう)を活発化する作用があります。
マグネシウムの過剰摂取は、作用が強すぎるため便秘改善効果を通り過ぎて下痢になることも。
人によって個人差があり、硬度の高いミネラルウォーターでも問題ない人もいれば下痢になる人もいますので、あなたにあった硬度を選びましょう。
運動後のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分補給に適している。
運動をして汗をかいた時には、汗と一緒にミネラルや塩分が失われ、筋肉疲労などを起こりやすくなりますが、激しい運動で大量に汗をかいた場合には、さらに電解質も一緒に排出されてしまいます。
電解質とは・・・
ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのイオン物質。
電解質が不足した状態で水分だけを補給すると、電解質濃度バランスを維持するためにせっかく補給した水分を体内では尿や汗によって排出してしまいます。
つまり、水だけによる水分補給は結果的に水分補給にはならないばかりではなく、不足している水分をさらに排出してしまう恐れもあるということになります。
したがってハードな運動により大量の汗をかき続けた場合には、ミネラルウォーターよりもスポーツドリンクの方が電解質を補給できるため有効な場合もあります。
1時間程度の軽い運動であればミネラルウォーターでも十分ですが、状況に応じて上手にミネラルや水分・電解質を補給するようにしましょう。
洗剤が泡立ちにくい。
使用している水により洗濯をしたときに石鹸の泡が立ちにくいものがあります。
これは石鹸の中の脂肪酸が水中のカルシウムやマグネシウムと結合して、洗浄力を低下させているからです。
つまり、カルシウムとマグネシウムの量が多いほど(硬度が高いほど)泡立ちが悪くなります。
石鹸カスが原因で出来る水あかがつきやすい。
軟水の特徴で水垢の発生する仕組みを簡単に紹介しましたが、硬水の場合、軟水よりもカルシウムとマグネシウムの量が多いため、軟水と比較すると水垢がつきやすくなります。
日本の水道水は平均硬度60なので、水道水と比較しても水垢はつきやすくなります。
硬水を飲む上での注意点!
硬水には様々な健康効果があり、上手に活用するとメリットも多いですが、カルシウムやマグネシウムなどミネラルを多く含むので、腎臓に負担をかける場合もあります。
腎臓に問題を抱えている方や腎臓が弱い方は、硬水を控えた方がいいかもしれません。
また、マグネシウムを摂り過ぎると、下痢などの胃腸障害を起こすこともあります。
硬水を飲むときは、徐々に硬度を上げ様子を見ながら飲むようにしましょう。
まとめ
かなり長文になってしまいましたが、ミネラルウォーターの軟水と硬水の特徴を8項目ずつ紹介しました。
軟水はデメリットがあまりないため誰にでも安心して飲める水。
硬水は、ミネラル成分が多く含まれているため誰でも安心とはいきませんが、特徴を理解し上手に活用できればとても便利な水。
この特徴は必ず知らなければいけない内容ではありませんが、知識として知っておくと役に立つ場面も出てくると思います。
多くのウォーターサーバーでは選べる水の種類がいくつかあり、硬度が違う水も用意されています。
ウォーターサーバーを契約する際に今回の軟水と硬水の特徴がお役に立てればと思います。