平日
(月,火,木,金)
:午前 8:45~12:30
:午後 14:30~18:00
水曜
:午前 8:45~12:30
:午後 14:30~17:00
土曜
:午前 8:45~12:30
:午後 14:30~16:00
形成外科についてのご案内
日本では形成外科診療がはじまり、50年以上が経過しております。
しかしながらまだ、形成外科ってなに?何を見るところ?と多くの方々が形成外科を知らないのが現状です。
形成外科は、一言で言うと、体表(体の浅い部分)の外科領域です。下記疾患でお困りの方は、 お気軽に当院へご相談下さい。
当院で治療できる主な形成疾患
けが(きりきず、すりきず)、きずあと、おでき、ほくろ、皮膚がん、巻き爪、 やけど、床ずれ(褥瘡)、糖尿病性潰瘍など当院ではシミ・ほくろ外来を開設しております
シミ、ほくろは俗語であって、シミと言われているものには、老人性色素斑朱雀班 肝斑 炎症性色素沈着 カフェオレ斑 などがあります。また、ほくろと言われているものはそのほとんどが黒子、脂漏性角化症ですが まれに悪性のほくろ、いわゆる皮膚ガンがまぎれていることがあります。当外来では、それぞれのシミ、ほくろの病名を診断します。保険診療で治療できるものから自由診療まで詳しく説明します。お気軽にご相談下さい。
ピアス(自由診療)
ピアスの穴開けは形成外科医師が行います。
合併症は感染症です。特に軟骨部は要注意です。金属アレルギー、ケロイド体質、妊婦の方のピアス施術は見合わせておりますので、あらかじめご了承下さい。
また、ピアス穴の感染、ピアスが抜けないなどのトラブル、ピアスケロイドにも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。
| ピアス *すべて消費税抜きの表記です | |
|---|---|
| 耳たぶ(1ケ) | 3,000円/1回 |
| 耳たぶ(2ケ) | 5,000円/1回 |
| 耳たぶ以外(耳軟骨)1ケ | 8,000円/1回 |
| *その他、医療用ファーストピアスの料金が別途かかります。1セット2個入り 2,800円~ | |
けが(きりきず、すりきず)、きずあと
形成外科の外来診療で一番多い疾患です。冒頭で形成外科は体表(体の浅い部分)の外科領域と説明しましたが、 形成外科医は、“きず”の専門家でもあります。極力、きずあとが目立たないように治療します。
ちょっとしたすりきずでも、治療法のちがいで治療期間や、きずあとの目立ち方もかなり差がでてきます。 また、自宅でのきずの手当ての方法も、わかりやすくご説明いたします。
まずは、“きず”の専門家である形成外科へご相談ください。
皮膚腫瘍(おでき、ほくろ、など)
おでき、ほくろなどは、皮膚良性腫瘍といわれます。これらは、悪いものではないので様子見でいいのですが、 一部は感染・炎症をくりかえしたり、まれに悪性化することもあります。
患者様と相談した上で、手術もしくは、レーザーでの治療を行います。
ほくろ(手術前)
ほくろ(手術後)
おでき「粉瘤(ふんりゅう)」
皮膚良性腫瘍のなかでも、もっとも多いものが、おでき「粉瘤(ふんりゅう)」です。 当院でも多くの患者様が、おでき「粉瘤(ふんりゅう)」の治療をされています。
おでき(粉瘤)は、できものの中心に黒い点状のおへそを持つ特徴をしています。 腫瘍の内部は、皮膚のアカ(ケラチン)のかたまりがつまっています。放置していると、 徐々に大きくなっていきます。
たまに、細菌に感染すると赤くはれあがり、中に膿がたまり、 痛みをともないます(炎症性粉瘤)。そうなる前に手術による摘出を行います。手術は日帰り手術です。手術時間は、10分~20分です。
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤
炎症性粉瘤
皮膚がん
専門用語では、皮膚悪性腫瘍といい、悪性黒色腫、
有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーウェン病などが含まれます。
放置すれば生命予後にかかわるものもあります。別の皮膚病で治療中にたまたま、 皮膚科・形成外科医師の指摘により発見されることもまれではありません。治療は原則、手術が必要です。
最近急に、ほくろが大きくなってきた、よく出血するようになったなど心当たりのある方は、一度、皮膚科医または、形成外科医へご相談ください。
皮膚がん(基底細胞癌)手術前
皮膚がん(基底細胞癌)手術後
巻き爪・陥入爪
長期間、痛みをともない、爪が皮膚の中に入り込むと“きず”がジクジクしてきます。 外用薬のみではなかなか治りが悪いため、悩んでおられる患者様が多くいらっしゃいます。
当院でもいろいろな治療法がありますが、極端な巻き爪の患者様には、炭酸ガスレーザーによる治療を行っております。
レーザー治療前
レーザー治療後(15分後)
腋臭症
腋臭症(わきが)とは? アポクリン腺の過剰分泌により腋窩(わき)から特有な臭いを発する状態をいいます。
通常思春期から始まります。
わきの汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があり、前者の分泌亢進が腋臭の原因です。
アポクリン腺からの汗自体は本来無臭なのですが、低級脂肪酸を含んでおり、それが皮膚に常在している細菌によって酸化され、さらにアンモニアなども加わって不快な臭いになるといわれています。
欧米では腋臭や体臭は、日本人よりも強いですが、生理現象の1つとされ、また香水が発達している地域では、体臭と香水の合わさった臭いが、フェロモンやその人個人の臭いと認識される文化もあります。それ故に体臭を不快に思う人も少なく、腋臭症(わきが)の治療をする人はほとんどいません。世界中ほとんどの人が腋臭もしくは体臭をもっています。その一方で、腋臭症(わきが)は日本を含む東アジアの韓国、台湾と中国の一部で治療対象となっています。その理由は、日本とその周囲の国の人々の多くが無臭の体質であるからです。
腋臭は耳垢と密接な関係があると言われています。耳垢がwet (ベトベトしている)な人は腋臭がきつい人が多く、dry(カラカラしている)な人は無臭の人がほとんどです。日本人の約8〜9割の人が、dryな耳垢と言われています。
腋臭症の男女比は1:1でほぼ同じか、女性がやや多いです。
女性の方が性徴が早いため発症も早いといわれています。性周期とも若干関係があり、生理中ににおいが強くなる女性がいます。
毛深い人にやや多いですが、脱毛治療をすると臭いが軽減する人もいます。また、腋臭症では約60%に多汗症を合併するといわれています。
◆ 当院での腋臭症の治療法 ◆
①外用薬 パースピレックス
基本的には制汗剤ですが、臭いも軽減します。手軽で副作用も少なく、軽症の方にはまず始めてみる治療法としておすすめしてます。市販の制汗剤より効果は期待できます。
② ダーマドライ(ボツリヌス製剤の注射)
手術せずに効果を実感したい方に
¥37,800(税別) *自由診療
注射してから約一時間後に効果が出てきます。約4ヶ月~6ヶ月持続するといわれています。
手術はしたくない方で、汗の多さと臭いがきつくなる 、梅雨から夏にかけての時期だけでも、症状を改善したい方はおすすめの治療法です。
③手術
確実に臭いを改善したい方
剪除法(皮弁法) 腋臭症手術のもっともスタンダードな手術方法です。保険診療です。
局所麻酔で日帰り手術です。
手順としては、
- 局所麻酔薬をわきの皮膚に注射します。
- 手術範囲に応じて約4cmの皮膚切開を1か所入れ、皮下脂肪層と筋膜の間を剥離します。
- 皮膚の下にある、臭いの元となるアポクリン腺を切除します。
- 皮膚縫合の最後に皮膚の下に血が溜まらないようにドレーンというチューブを入れます。
- 皮膚が皮下組織と密着するようにしっかりガーゼ固定をして手術終了です。
● 術後1日目(翌日)
再診していただき、化膿や出血、皮膚の状態などをチェックします。
● 術後3日目
異常なければドレーンを抜きます。
● 術後7日目
縫い付けてある綿を取ります。キズを含め全身シャワーが可能になります。
● 術後14日目ころ
抜糸をします。入浴が可能になります。
よく 術後の安静度と入浴、きずあと、についてお問い合わせがあります。
安静度は、1週間ほど肩を動かしたり、腕をあげる動作はできません。したがって、肉体労働やスポーツは控えていただく必要があります。肘、手首、指を動かすことはできますので、食事や工夫をすれば衣類の着脱は一人でも可能です。入浴ですが、術後 1週間は患部(わき )を濡らすことはできません、わきを濡らさず、シャワーを浴びることは可能ですが、洗髪は、腕を上げれませんので一人ではできません。 臭いの元を切除してますので、1週間、わきを洗わなくても臭いは気になりませんのでご安心ください。
きずあとは、確かに残りますが、わきのシワに沿って、目立たないとこに切開を入れますので、術後2〜3ヶ月はやや硬く、赤いきずあと、としてわかりますが、時期が過ぎれば 意識して見ないと分からないぐらいになる人がほとんどです。当院では、形成外科医師が手術を行います。
当院のフットケア(巻き爪・つめ切り)外来について
国内では毎年約2万もの下肢が、糖尿病が原因のためにやむなく切断されていると言われています。また糖尿病だけでなく、動脈硬化による末梢動脈疾患によっても切断になることがあります。その下肢切断は、靴ずれ、タコ、魚の目、巻き爪、水虫、のようなほんのささいな足の病気から始まります。 糖尿病が進行して神経が障害がされると、足の感覚が鈍くなって行きます。糖尿病の人は熱いお風呂に平気な顔をして入れると、昔からよく言われるのはそのためです。そうなると足に傷ができても、あまり痛くないので気づきません。そして放置された靴ずれや巻き爪の傷から細菌が感染し、それが足の潰瘍や壊疽(えそ)を引き起こし、治療が遅れると切断につながってしまいます。そこで、下肢切断を減らす方法は二つあります。まず、糖尿病を減らすこと。そしてもう一つは、ささいな足の病気を早い段階できちんと治療することです。当院では、皮膚科、形成外科がいてこそできる予防的治療を行なっております。具体的には、足浴、爪切り、巻き爪治療、爪や皮膚の顕微鏡検査(水虫検査)、タコ、魚の目削り、外用の仕方の説明を一連の流れで行なっております。
フットケア(巻き爪・つめ切り)外来担当医師
篠田大介
手術件数
武雄本院
(件)
| 手 術 | H26年 | H27年 | H28年 |
|---|---|---|---|
| 皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部) | 155 | 155 | 132 |
| 皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部以外) | 62 | 94 | 72 |
| 皮膚腫瘍冷凍凝固術 | 76 | 55 | 55 |
| 皮膚悪性腫瘍切除術 | 11 | 2 | 5 |
| 分層植皮術および全層植皮術 | 1 | 1 | 3 |
| 皮弁作成術 | 5 | 4 | 2 |
| 陥入爪手術(簡単なもの) | 33 | 49 | 11 |
| 陥入爪手術(爪床爪母の形成を伴う複雑なもの) | 3 | 2 | 0 |
| 皮膚・皮下・粘膜下血管腫摘出術(露出部) | 1 | 3 | 0 |
| 皮膚・皮下・粘膜下血管腫摘出術(露出部以外) | 3 | 2 | 0 |
| 組織試験採取,切採法(皮膚) | 40 | 32 | 13 |
| 腋臭症手術(皮弁法) | 0 | 6 | 2 |
| 合 計 | 390 | 405 | 295 |