診療内容

【診療科目】
歯科一般

【診療内容】
訪問歯科・口腔ケア・歯周病義歯予防歯科・レーザー治療・審美歯科


①訪問診療

    

 高齢者世帯が増加し1700 万世帯のうち独居世帯が約570 万世帯(約33%)になると言われていますので、歯科診療通院が困難になって来ています。

 当院では訪問用ポータブルユニット、レントゲン等を装備し訪問歯科を行っております。

 ご高齢の方や体の不自由な方こそ、健康な食生活とそのための口腔ケアが重要です。歯科医院通院が困難な患者さんに、びほろファミリー歯科では、ご自宅・入院先・施設などで患者さんの身体状況に適した姿勢で治療を受けることが出来ます。

 お気軽にご相談ください。

★こんな症状がでたらご相談ください。
 ■義歯が合わない(落ちやすい、痛みがある、など) ■義歯をもっていない
 ■口臭がする  ■食事の時間が長く、よくこぼす  ■痰がからむ
 ■歯茎が腫れたり、血が出たりする ■寝たきりでお口の手入れができていない

 

 

 

②口腔ケア

   

 高齢者の方の口の中を見たことはあるでしょうか。多くの方は、うまく歯磨きができずに汚れが残っています。すると、口の中で細菌が繁殖し、全身にまわって悪さをします。代表例が「肺炎」です。

 厚生労働省による調査では、肺炎は昭和55年に不慮の事故にかわり死因順位第4位となり、平成23年には脳血管疾患にかわり第3位、平成27 年には全死亡者の9.4%を占めています(厚生労働省平成27年人口動態統計月報年計(概数)結果の概要より)。年々その数は増え続け、とどまるところを知りません。増加する肺炎を予防するためにも、口の中を清潔に保つことは重要になっています。

 口の中を清潔に保ち細菌増殖を防ぐためには、普段のお手入れの他にプロフェッショナルによる「口腔ケア」が必要になります。定期的に歯科衛生士が訪れ、口の中の歯垢や食べかすをきれいに取り除き、細菌の増殖を防いで口の中を清潔に保ちます。ご自分・ご家族がうまく磨けるように、歯ブラシ等の指導を行うのも私たちの役割です。

また、高齢者の方は徐々に食べる機能が衰えてきます。そういった方のために、食べる機能の維持・向上をお手伝いすることも「口腔ケア」の中に含まれています。

具体的にまとめますと、以下のようになります。

   

 

*口腔ケアには『器質的口腔ケア』と『機能的口腔ケア』の2種類があります。
①器質的口腔ケア・・・お口の汚れ(歯・歯ぐき・舌など)をきれいに取り除くこと。
②機能的口腔ケア・・・お口の機能(唇・舌・首などの筋肉、唾液の分泌など)を回復させ、維持・向上させること。 

 

 

 

 嚥下(飲み込む)を行うためには唇・舌・首などの筋肉、唾液が必要です。これらの機能が十分でないと飲み込むことが困難になってきてしまいます。当院では器質的口腔ケアに加え、機能的口腔ケアも行っています。まずは、嚥下機能検査・咽頭マイクによる嚥下音検査・舌圧測定器による舌圧の検査を行い、どのようなケアが必要かを見極め、その患者様に合ったものを提供しています。

 
※写真左:咽喉マイクとレコーダー 写真右:舌圧測定器

具体的な機能的口腔ケアの内容としては『唾液腺マッサージ』『パタカラ体操』などがあり、どれを行うときにも必ずパルスオキシメーターを装着し、疲労はないか顔色を確認しながらその日の体調に合わせて無理のない範囲で行っています。

 



 

 

③レーザー治療

当院は今までのレーザーに変え、最新の株式会社ヨシダ製の炭酸ガスレーザー「オペレーザーpro」を導入しました。歯科用炭酸ガスレーザーでは、NO.1のシェアを誇り、導入実績・信頼性の高い機器です。

      

 

レーザー治療とは、レーザー光を利用して組織の切開や殺菌を行う治療法です。安全性が高いことで知られ、痛みが少なく治癒も早くなるため、さまざまな診療メニューで活用されています。当院では、国内での実績が豊富なCO2レーザー「ヨシダオペレーザーPRO」を導入しています。ヨシダオペ レーザーは、細かな調整が自在に行えるため効率的に治療できるシステムが特徴で、蒸散・切開・止血など多岐にわたる治療に適用可能です。痛みはほとんどな いため、麻酔なしで照射することができます。

●なぜレーザーで炎症が治まるか     
レーザーを当てられた組織は、そのときだけでなく10日間ほどにわたって40度ほどの熱を持った状態になります。そのため血行に影響を与えて炎症が治まりやすくなるのです。また、熱のために感染が起こりにくくなるという効果もあります。

[オペレーザーPROの特徴]
歯科用レーザー機器は、幹部に接触しないため以下の特徴があります。
オペレーザーPROのレーザービームのエネルギー密度の高さを示すグラフ。マニピュレーター・タイプは波長の乱れがない集光性が高いレーザービームを照射できます。

 

炭酸ガスレーザーの特徴を最大限に引き出すには、照射エネルギーのロスが少なく、エネルギー密度の高いレーザーが照射できることが条件。オペレーザー PROはマニピュレータータイプだからこそ、それを高いレベルで実現できます。極小の焦点スポットと高エネルギー密度のレーザーが低侵襲治療(MI)を可 能にします。

【オペレーザーPRO】必要な範囲のみの切開をします

炭酸ガスレーザーは、切開と同時に止血もできるので、術後の出血が少なく済みます。また、ピンポイントで、狭く必要な範囲のみ切開、焼灼できます。
炭酸ガスレーザーは安全かつ広範囲な治療に使用可能です。切開・切除だけでなく、様々な処置に対しハイクオリティな治療を実現しています。

レーザーメス(連続発振)としての特長

1. 切開と同時に止血もできるので、術後の出血が少なく済む
2. 通常の電気メスは接触した周囲も焼けてしまうが、レーザーはピンポイント、狭く必要な範囲だけ切開、焼灼できる
3. 術後の傷の治癒が早い
4. 術後の痛み、腫れが少ない

蒸散等(スーパーパルス)としての特徴
1. 殺菌、消毒効果がある
2. 炎症を抑える効果がある
3. 知覚抑制効果がある
4. 止血作用
5. 粘膜表面組織の蒸散

当院のレーザー機器(オペレーザーpro)は

炭酸ガスレーザーのレーザー光は、水分によく吸収されるまめ、歯ぐきなど水分の多い部分に照射すると直ちに組織に吸収されるためレーザの光は組織の深い部分には届きません。表面より順に患部を切り取ることが可能です。
しかも、通常は患部に接触することなく、無圧的、無菌的に手術が行われるため筋組織も傷め ることなく、治療の後の痛み、腫れもないことから歯ぐきに関する治療には最も適したものといわれています。
また、抜歯後の止血、さらに硬組織においては 虫歯の進行の予防、初期の虫歯の進行停止、知覚過敏の処置等の治療例もあり幅広くご利用できます。
その上、非接触で出血が殆どないため、感染予防対策にすぐれた手術機器としても注目されています。

●治療に適している症状

1. 口内炎の治療 歯茎に膿がたまって腫れや痛みが出ているような時、レーザー治療することにより歯茎の消毒、歯茎からの排膿を促し、症状を改善します。
2. 知覚過敏 歯ぐきがやせるなどして、冷たい物が歯にしみるような知覚過敏症の場合も、歯の神経を鎮静し効果的です。
3. 入れ歯でできた傷(潰瘍) 歯肉の一部に入れ歯が強くあたってできた傷の痛みを緩和させ、さらに早く治すことができます。
4. 歯周病 レーザーを照射することにより、細菌数の減少をはかり、炎症組織を焼き取ります。レーザー光には「創傷治癒促進作用」といって、傷ついた組織・細胞の再生を促す作用があります。その為、歯周病の「再発率」が低いという特徴を持っています。
5. 歯肉メラニン除去 メラニン色素が沈着して紫や黒ずんだ色の歯ぐきを レーザー照射によっていきいきとしたピンク色の歯ぐきに変えることができます。

[レーザー治療の費用]
 歯科レーザー治療は高額な装置による高エネルギー密度のレーザーが低侵襲治療(MI)を可能にする保険適用外で、 自費診療になります。
・1回照射(1歯1回) : 500円~
・メラニン色素沈着症 (紫や黒ずんだ色の歯ぐき) 1回 : 3000円~ 
当院の歯周病治療は、従来の歯周治療に加え炭酸ガスレーザーを併用することにより、出血量が少なく、従来の外科処置に比 べ痛みの軽減、創傷治癒が速い治療を行っています。炭酸ガスレーザーを本格的に取り入れ、従来の治療法と併用することで数々の素晴らしい効果をあげていま す。

   
※写真左:レーザー治療前 写真右:レーザー治療後

良好な治療を行っても、不十分なセルフケア(歯磨き等)では、後戻りし悪化する場合もあります。当院では定期的な口腔ケアを行っています。

 

 

④自由診療(保険外診療)

 

*硬質レジン冠
硬質レジン冠とは、土台のかぶせ物が金属で、前面に硬質レジンを使った差し歯です。自費は臼歯部(奥の歯)で、前歯部のかぶせ物は保険適用です。土台のかぶせ物が金属であるため、噛み合わせの強い部分でも使用できます。メタルボンドよりも低価格であるため、連結など本数の多いかぶせに使用することが多いです。とくにBrをいれる方で、奥の方も白くしたい方がよく利用されます。

※Brとは:歯が無い部分に人工歯がくるようにして、その両脇の歯で支えるようにつなげたかぶせもののこと。
※前歯部~臼歯部(奥の歯)にまたがる場合、臼歯部を自費で白くすると、前歯部も同様に自費の扱いになります。


上:Brイメージ図

 

*メタルボンド
メタルボンドとは、土台のかぶせ物が金属で、表面にセラミック(陶器)を焼き付けた差し歯です。表面が陶器であるため変色せず、色合いは透明感があり美しいです。土台のかぶせ物が金属であるため、噛み合わせの強い部分でも使用できます。そして金属が見えるのは、内側の歯の根元だけであるため、噛み合う面も白くすることができます。色が非常に綺麗に出るため、単冠・連結ともに前歯部に入れる方が多いです。特に奥の歯で、噛み合う面も白くしたい方は、硬質レジン冠よりもメタルボンドが適しているかと思われます。
     
上:メタルボンド表裏イメージ図。

 

*金属床
上あごを広く覆う部分を金属で作る入れ歯です。一般的なすべてプラスチックの入れ歯に比べ、薄いため違和感が少ないことが多いです。また金属であるため、食べ物の熱が伝わりやすく、温感が自然に近くなります。汚れもつきにくく、割れにくく、変形しにくい丈夫な入れ歯です。食事をより楽しみたい、以前から金属床を利用していた、という方が作ることが多いです。上あごを広く覆うような、上の本数の多い入れ歯・総入れ歯に利用されます。下の入れ歯や、本数の少ない小さい入れ歯には向きません。高額で、それに見合ったとても良いものでありますが、何十年も使えるものではありません。保険のすべてプラスチックの入れ歯と同じように、数年で交換する必要があるため、口の中の状態を含めてよく相談して決めていきます。