春先からのお出かけで気になる、赤ちゃんの日焼け。
赤ちゃんの肌は薄いので、日に焼けるとすぐにやけどのように赤くなってしまったり、将来に渡ってシミやシワの原因になってしまったりと心配です。
日なたを避けたり、帽子をかぶったりと色々対策はするものの、やっぱり日焼け止めも必須になってきますよね。
ただ、赤ちゃんの場合は、お肌がとってもデリケート。
塗ったおててを口に入れてしまうこともあることから、大人の日焼け止めとはちょっと選び方が違います。
赤ちゃんならではの日焼け止めの選び方と、薬剤師ママがチョイスした安心して使えるベビー用日焼け止めのオススメランキングをまとめてみました。
楽しいお出かけの参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんに日焼け対策が必要な理由
昔は子どもといえば、外で真っ黒に日焼けしているなんていう時代もありましたが、現在はお出かけの際に赤ちゃんにUVケアをするのはもはや常識。
紫外線が皮膚がんや、シミ・シワの原因になることも、かなり色々なところでアピールされています。
参考:紫外線環境保健マニュアル2008
でも、そもそも赤ちゃんに本当に日焼け止めって必要なの?と疑問に思うこともありますよね。
実は、赤ちゃんを常に日陰から出さず、帽子やベビーカーのシェードで覆ってあげられていれば大丈夫です。
ただ、それでもアスファルトや窓ガラスからの反射などで、多少の紫外線は浴びてしまうので、外出の際は長袖を着せて上げるようにしましょう。
赤ちゃんの日焼け止め選びのポイント
赤ちゃんの日焼け止めは、日焼け止め効果の強さよりも肌への優しさを重視して選びましょう。
「赤ちゃん用」って書いてあるから……と安易に選ばず、しっかりと成分を見極めることも大切です。
SPFは低くても良い
SPFというのは、主にシミやそばかすの原因になる「UV-B」を防ぐ目安です。
紫外線が当たってから日焼けしてしまうまでの時間をどれだけ遅らせることが出来るかという数字。
たとえば、SPF30なら30倍遅らせることが出来ると言うことです。
だいたい、15分から20分程度で日焼けの影響がでると言われているので、SPF10であれば150分は効果があるというわけ。
赤ちゃんを150分も太陽にさらしているというのはあまりないと思うので、日常のお散歩程度ならSPFは10もあれば充分なのです。
PAも低くて良い
PAとは、シワやたるみの原因になる「UV-A」の防止効果を表す目安です。
+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示しているのですが、結構基準がアバウトなのです。
PA++ かなり効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 極めて高い効果がある
と、ざっくりした基準ですが、PA+で大人でも日常生活の散歩程度は充分とされています。
(参考:日本化粧品工業会連合会)
赤ちゃんに使用するなら、PA+でもokです。
紫外線散乱剤使用のもの
日焼け止めの成分には「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類があります。
紫外線散乱剤とは、肌に膜を作って紫外線を跳ね返すという効果があるもので、天然成分のものが多くなっています。
※紫外線散乱剤は「酸化チタン、酸化亜鉛」などが成分として記載されています。
一方の紫外線吸収剤とは、名前の通り薬剤が紫外線を吸収して肌の上で化学反応を起こすことで、紫外線が肌に届くのを防ぎます。この一連の流れが、肌への刺激になることがあるのです。
紫外線散乱剤よりも紫外線吸収剤のほうが、塗り心地が良かったり、汗に強かったりと使いやすいので、紫外線吸収剤のものも沢山売られています。
大人用なら使いやすくて便利な紫外線吸収剤ですが、赤ちゃんの肌を思えば、なるべく刺激の少ない紫外線散乱剤使用のものを選んでください。
なるべく低刺激なもの
肌への負担が少ない「無香料」「無着色」「アルコールフリー」などの「低刺激」をうたった日焼け止めを選ぶようにしましょう。
大人用の日焼け止めは、効果を高くするために赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるものが多いので、赤ちゃん用として売られている低刺激タイプの日焼け止めを選んでください。
日焼け止め効果は、塗り直しで補う
ママがそばにいられる場合には、汗をかいたタイミングでこまめに塗り直してあげることがポイントです。
日焼け止めを塗っていても日焼けしちゃった…というときの原因は、たいてい日焼け止めの強さよりも、汗や水で流れてしまったことが多いもの。
こまめに塗り直してさえあげれば、SPFやPAの強い日焼け止めは不要なのです。
ベビー用日焼け止めオススメランキング
赤ちゃん用の日焼け止めは色々売られているのですが、正直なところ、どれが良いのかわかりにくいですよね。
そこで薬剤師ママである私が、上記のポイントを参考に自分の赤ちゃんに使うために選んだ日焼け止め+その他「これなら安心」と断言できる赤ちゃん向けの日焼け止めをランキングにしてみました。
日焼け止め選びの参考にしてみてください。
第一位 アロベビーUV&アウトドアミスト
アロベビーUV&アウトドアミスト
紫外線防止効果:★★★☆☆(SPF15)
使用感・使いやすさ:★★★★★(シュッとひと吹き)
落としやすさ:★★★★★(お湯で落とせる)
その他:虫除け効果あり(ディート不使用)
我が家の今年のチョイスはアロベビーです。
無添加・無香料・無着色の国産オーガニック原料で、安心安全な成分。
赤ちゃんが舐めてしまっても安心です。
お外で遊ぶときにはたいてい虫除けもつけたいので、一本で虫除け+UVケアの二役なのはとても便利です。
お出かけの時にも一本だけ持っていけば、日焼け止めも虫除けも済むので荷物が少なくてすみますし、赤ちゃんも塗られるのを一度我慢するだけですむのが助かります。
虫除け成分も化学成分のディートは不使用で、レモングラスやローズマリーなどの蚊が嫌うハーブの香りなので安心。
シュッっと吹き付けるミストタイプで塗りやすく、白浮きもしません。
お湯で落とせて、赤ちゃんの肌に負担も少ないのが嬉しいところです。
第二位 ソレオオーガニックス
ソレオオーガニックス
紫外線防止効果:★★★★★(SPF30+、PA++)
使用感・使いやすさ:★★★☆☆(良くもんでから使用)
落としやすさ:★★★☆☆(石けんで落とせる)
その他:ウォータープルーフ、保湿成分配合
生後6ヶ月~のちょっと動き回るようになった赤ちゃんにオススメなのが、「ソレオオーガニックス」の日焼け止め。
なんといっても、ポイントは「ウォータープルーフ」なこと。
水を見れば突入していくのが赤ちゃん&小さなこどもたち。
水遊びやプール、海などで思いっきり遊びたいときにピッタリです。
「お湯で落ちる」タイプの日焼け止めでは、水遊びの際にちょっと心配……というときに、活躍してくれます。
ウォータープルーフなのに石けんで簡単に落とせるのも、赤ちゃんにうれしいトコロです。
第三位 ウェリナ ベビーサンスクリーン
ウェリナ ベビーサンスクリーン
紫外線防止効果:★★★☆☆(SPF15)
使用感・使いやすさ:★★★★☆(クリームタイプ)
落としやすさ:★★★★★(お湯で落とせる)
その他:新生児から使用可能
ソレオとは逆に、こちらは新生児から使える小さなベビーのための日焼け止め。
信頼ある産地の無農薬植物原料を厳選した安心安全な配合です。
紫外線散乱剤の酸化チタンは細胞の隙間に入り込むほど小さいサイズではないうえ、お肌に直接触れないように天然素材でコーティングされているので、お肌が弱い赤ちゃんでも刺激がとても少なくなっているのが特徴。
うまれたての赤ちゃんでも使えるコスメとしてブランド展開しているウェリナさんの日焼け止めなので、小さな赤ちゃんでも安心して使えます。
第四位 MAARO
紫外線防止効果:★★★☆☆(SPF7、PA+)
使用感・使いやすさ:★★★★★(アロマ乳液タイプ)
落としやすさ:★★★☆☆(石けんで落とせる)
その他:虫除け効果あり(ディート不使用)、保湿成分配合
とにかく塗りやすさと、塗った後の日焼け止め特有のべったりした感覚がないのが特徴のMAARO。
「アロマミルクローション」の名前の通り、日焼け止めというよりはミルクローションという感じの使い心地が最高です。
SPFは少し弱めですが、普段のお出かけでこまめに塗り直せれば問題なし。
特に、日焼け止めを塗られるのを嫌がる赤ちゃんや子どもにオススメです。
虫除け効果もあって、アロマのとてもいい香りでリラックスできます。
第五位 パックスベビー UVクリーム
SPF:17、PA+
お手頃価格が嬉しい、普段使いにぴったりの日焼け止め。
国産、紫外線吸収剤・合成界面活性剤無添加・無香料・無着色。
マカデミアナッツ油・カミツレエキス配合で乾燥しがちな赤ちゃんのお肌の潤いを保ちます。
石けんで簡単に落とせるので、赤ちゃんの肌でも安心。
第6位 アロベビー UVクリーム 60g
国産で100%天然成分、低刺激性オーガニック処方。
紫外線吸収剤は一切不使用。
無添加。無香料。無着色。
パラベン不使用。
アルコール、合成ポリマー、シリコン不使用。
鉱物油無添加、石油系界面活性剤無添加。
徹底した低刺激処方で肌への負担が少なく、マタニティママでもベビーでも安心して使用できます。
保湿成分も配合されていてお湯で簡単に洗い流せるので、肌の弱い赤ちゃんにもオススメです。
第7位 ベビーセバメド UVミルク
ドイツのスキンケアブランド「ベビーセバメド」のUVミルク。
無香料、無着色、紫外線吸収剤フリー、アルコールフリーでありながらも、伸びが良くて塗り心地が良いのが特徴。
まとめ
お肌のバリア機能が弱い赤ちゃんには、日焼け止めは必須です。
将来のシミ、シワ、皮膚がんを防ぐことにもなりますので、ママの責任でしっかり対策しておきましょう。
SPFやPAは、赤ちゃんの場合は少ない数値でOK。
なるべく天然素材で、お肌に優しいものを選びましょう。