手作りベビーパウダーパックでニキビと黒ずみに効果があるか試してみた
赤ちゃんのオムツかぶれやあせも対策として販売されているベビーパウダー。大きな缶に入った、粒子の細かい白い粉ですね。赤ちゃんがいないご家庭でも、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
実は、このベビーパウダー、赤ちゃんだけではなく、私たち大人の肌にも嬉しい商品だとして今人気が集まっているのです。
化粧をする際にファンデーションの代用としたり、制汗剤として使用するなど、最近は大人でも愛用している方が増えています。中でも人気なのは、このベビーパウダーをパックとして使用する方法です。
こうすることで、ニキビ改善や黒ずみ解消などの様々な美肌効果が期待出来ると言うのです。
しかし、同時に、「効果がない」という口コミもまた広がっています。
実際のところ、どうなのでしょう?
そこで、ベビーパウダーをパックとして使用した場合どうなるのか、検証してみることにしました。
ベビーパウダーの成分から考えられる効果はもちろんのこと、実際にベビーパウダーパックとして使用した際の様子、感想をまとめてみます。
ベビーパウダーパックとは
ベビーパウダーパックとは、その名の通りベビーパウダーを使ったパックのことです。「ベビーパウダーパック」として販売されているのではなく、通常のベビーパウダーに、あるものを混ぜて手作りするタイプのパックです。
ベビーパウダーは200円~300円程度の安価で購入出来ますし、家庭にあるもので簡単に手作りすることが出来るため、その手軽さも人気のヒミツとなっています。
作り方も、簡単で、後ほど詳しくご紹介しますが、ベビーパウダーに牛乳やヨーグルト、はちみつなどを混ぜるだけでいいのです。
これを顔に乗せてパックするだけで、美肌効果が得られるなら、とても嬉しいですね。
ベビーパウダーパックの効果
ベビーパウダーパックを使用することで、以下のような効果が得られると言われています。
・ニキビ対策
・毛穴の黒ずみ除去
・美白効果
本当でしょうか?
実際にベビーパウダーに含まれている成分と照らし合わせながら、その効果が期待できるのか、検証してみました。
ニキビ対策について
酸化亜鉛による効果
ベビーパウダーには酸化亜鉛と言う物質が含まれているものがあります。
酸化亜鉛は、炎症をやわらげたり皮膚を保護する働きがあります。また、膿を持ちジュクジュクしてしまった湿疹を乾燥させる働きも期待できるのです。この働きのある酸化亜鉛が含まれたベビーパウダーであれば、ニキビにとても効果的の様に感じられますね。
しかし、この効果は、酸化亜鉛が20%含まれて初めて発揮されるのです。20%以下の酸化亜鉛では、「炎症を抑える」とは言えません。
ベビーパウダーに含まれている酸化亜鉛の量についてピジョンに問い合わせてみましたが、「正確な数字はお答え出来ません」と言う回答をもらいました。その為、どれくらい配合されているのかは不明なのですが、もし20%以上含まれているとしたら、医薬品として販売されているはずです。
ピジョンのベビーパウダーは「薬用」となっていますので、含まれている酸化亜鉛の量も少量だということが予測されます。
※医薬品と医薬部外品(薬用)の違い
医薬品・・・治療を目的として作られた薬のこと。効果が認められたもの。
医薬部外品(薬用)・・・治療より予防や衛生を目的として作られたもの。
もし仮に、20%の酸化亜鉛が含まれていたとしても、効果が期待できるのはあくまでも「湿疹、皮膚炎」に対してです。ニキビに対してではないのです。
湿疹や皮膚炎はブドウ球菌によるもの、ニキビはアクネ菌によるもの、と、その原因が違いますね。酸化亜鉛はブドウ球菌に対しては効果を発揮できますが、アクネ菌に対しての効果は弱いのです。
このことから、現段階では「ベビーパウダーパックがニキビに効果的」とは言えません。
実際、炎症が起きているニキビにベビーパウダーを使用したことで悪化してしまったと言う声も上がっていますし、ピジョンからも「炎症が起こっている部分や傷には使用しないでください」と言われてしまいました。
皮脂分泌を抑える効果
ベビーパウダーには、水分と皮脂を吸着し、肌をサラサラにさせる働きがあります。
今現在できているニキビにパウダーを使用するのは難しいとしても、もし、発生しているニキビが、過剰な皮脂の分泌によるものであれば、ベビーパウダーを使用して余分な皮脂を取り除くことで、更なるニキビの発生を抑えることは出来るのではないでしょうか。
但し、ニキビの原因は様々です。万が一そのニキビの原因が肌の乾燥によるものだった場合、ベビーパウダーを使用することでさらなる乾燥を招き、ニキビができやすい状態を作ってしまうことになります。
まずは自分のニキビの原因を知ることが先決ですね。
細かい粒子による影響
ベビーパウダーはとても細かい粒子で作られています。この細かい粒子は毛穴に簡単に入り込んでしまうのです。このことが洗浄力をアップさせる理由だとも言われていますが、粒子が毛穴に残ったままになるのではないかという不安も残ります。
粒子が毛穴に残ったままになり、詰まった毛穴から炎症が起こり、ニキビ発生の原因を作ってしまう可能性はないのでしょうか。
この点についてピジョンに問い合わせてみたのですが、「パウダーは水で簡単に落とせますし、万が一毛穴に残っていたとしても害のある成分ではないので、問題ないでしょう」とのことでした。
しかし、ピジョンとしてはあくまでも「健康な赤ちゃんのおしりに使用する場合」として回答しているため、美容目的でニキビの出来やすい顔に使う場合に悪影響がないかどうか、と言う質問に対する答えとは違ってくるかもしれません。
毛穴に入り込んだとしても、しっかりとすすぎを行えば問題ないようですので、洗い残しの無いように、パック後のすすぎはしっかりと丁寧に行いましょう。
この様に見ていくと、ニキビ肌に使用するのはなんとなく不安と感じる方が多いかもしれません。
しかし、ベビーパウダーには皮脂や汚れを吸着させる働きがあります。ニキビ発生の原因が、毛穴の汚れや過剰な皮脂の分泌によるものであれば、ベビーパウダーパックを使用することで毛穴が洗浄され、清潔を保つことができるので、更なるニキビの発生を抑制させることは出来るのではないでしょうか。
また、パックとしてではなく、ファンデーションの代用として使用することも、ニキビ肌対策として効果的です。
もちろん、ニキビ肌に積極的なベビーパウダーの使用を勧めることは出来ませんが、ファンデーションを付けるよりは、ベビーパウダーの方が肌への負担を減らすことができますね。
ファンデーションは肌の密着度が高いため、カバー力が高い商品であればあるほど、毛穴を塞ぎ、皮膚呼吸を妨げてしまいます。炎症が起こっている毛穴をさらに塞ぐ行為は、その炎症にとっていいわけがありません。
しかし、ベビーパウダーであれば密着度が低いため、肌への負担を減らすことができます。
ニキビが出来ているけれど、どうしても化粧をしなければならないと言う場合、ファンデーションを選ぶよりはベビーパウダーを選択した方がニキビの悪化を防ぐことができるでしょう。
このように、ベビーパウダーやベビーパウダーパックは、出来てしまったニキビ対策というよりは、今後ニキビを発生させないためや出来てしまったニキビを悪化させないための対策として使用すると効果的なように感じます。
毛穴の黒ずみ除去について
ベビーパウダーは細かな粒子で作られているため、この粒子がスクラブとなり、毛穴の汚れを掻き出し取り除く働きが期待出来ます。また、余分な皮脂も吸着してくれるため、皮脂や汚れによって作られていた黒ずみなら、ベビーパウダ―パックをすることで、薄くさせることができるかもしれません。
ポツポツとしたイチゴ鼻が気になる方は、ベビーパウダーパックやベビーパウダーを使用したマッサージを試してみてはいかがですか?
通常、スクラブによるピーリングは刺激が強く、痛みを感じたり、逆に肌にダメージを与えてしまう危険性もありますね。肌が敏感な方ならなおさら、スクラブ入り洗顔料などは使用できないでしょう。
しかし、ベビーパウダーの粒子はとても細かいため、刺激を感じずにピーリング効果が得られるのです。赤ちゃんでも安心な成分で作られているため、これまでピーリングを試すことが出来なかった敏感肌の方でも使用できますね。
もちろん誰にでもアレルギー反応が絶対に起こらないとは言い切れませんが、他のスクラブを使用するより安全性は高いと言えます。
但し、「毛穴の黒ずみ除去」専門の商品等に比べると、画期的な効果が得られるというものではありません。自宅にある安価なもので簡単に汚れを取り除くには効果的ですが、積極的な黒ずみ除去を行いたい場合は、専門の商品を購入した方がいいかもしれませんね。
美白効果について
残念ながら、ベビーパウダーにはハイドロキノンなど美白効果が期待できる成分が入っているとは言えません。しかし、美白が全く期待出来ないかと言われるとそうでもありません。
美白とはただ単純に「白くなる」ことだけを指すわけではありませんね。
肌のくすみがなく、透明感があることもまた「美白」です。
このことから考えると、ベビーパウダーパックを使用することで、毛穴の汚れを除去することができるので、汚れによるくすみ解消に繋げる事が出来るでしょう。さらに、スクラブによって、肌の血行を促進させ、老廃物排出し、留まっていた老廃物によるくすみもまた除去させることができます。
また、血行が促進されると、肌のターンオーバーも正常に働きだします。ターンオーバーが正常になると、古い角質がいつまでも肌表面に残っていると言う状態を避けることが出来るため、これによってもくすみ除去、透明感の蘇り、つまり美白に繋げることができるのです。
さらに、パックを作る際、同時に混ぜる牛乳やヨーグルト、はちみつにも美肌効果があります。これらの効果を合わせることで、美肌に近づくことは十分可能だと考えられます。
ベビーパウダーパックの作り方
ここまでは、ベビーパウダーに含まれている成分を見ながら、効果が期待できるのか否かについてお話してきましたが、実際のところベビーパウダーパックを使ってみないと真相はわかりませんね。
医学的には証明されなくても、ニキビ対策、黒ずみ除去、美白効果が絶対にないとは言い切れませんので、実際に作って試してみることにしました。
但し、実際にベビーパウダーを販売しているピジョンに問い合わせたところ、「パックとしての使い道はお勧めできません」と言う回答を頂きました。
「あくまでも、健康な肌を保護するために販売しているものですので、ニキビや傷口、炎症の起こっている部分に塗ることはもちろんやめてほしいし、パックとして使用する際の悪影響なども検証されていないので、保証は出来ない」と言われてしまったのです。
こうなると、ちょっと顔に乗せることに抵抗を覚えてしまいますね。
しかし、販売元は「何かあった場合の責任を問われては困る」という気持ちからこの様な回答をしているのだと思われます。検証されていないという事は、悪影響があるかどうかはわからないけれど、それと同じだけ、良い影響があるかどうかもわからないということです。
ですので、私がここで検証してみたいと思います。
でも、炎症が起こっているニキビに使用するのは少し怖いので、今回は鼻の黒ずみと、頬のニキビ跡に試してみますね。
ベビーパウダーパックの作り方は簡単で、用意したものを混ぜて、肌に塗るだけでいいのです。
混ぜるものを変えることでも効果は変わってくると思うので、今回は、牛乳・ヨーグルト+はちみつ・洗顔料で試してみました。
ベビーパウダー&牛乳のパック
栄養豊富な牛乳。通常は飲んでその栄養分を取り入れるのですが、肌に塗ってもいいんです。主な効果は、美白、弾力アップ、保湿効果等です。
この様な美肌効果が得られる牛乳と混ぜたベビーパウダーパックであれば、より高い効果を感じられそうですね。
用意するもの
・牛乳(小さじ1強)
・ベビーパウダー(小さじ1)
※量が足りないと感じる場合は、牛乳:ベビーパウダー=1強:1になるように増やしてみてくださいね。
ここでは、ピジョンベビー薬用パウダーを使用した際の分量を表示しています。もし、和光堂のシッカロールを使用する場合は、ピジョンベビー薬用パウダーよりも水分を吸収してしまうので、牛乳の量を小さじ2弱程度まで増やした方がいいかもしれません。
ベビーパウダーを食品用計量スプーンで計る事に抵抗がある場合は、プリンなどについてくる使い捨てスプーンを代用しても大丈夫です。山盛り1杯で、小さじ1と同量になります。
作り方
用意したものを容器に入れ、ヨーグルト状になるまで混ぜ合わせます。
しかし、混ぜるのは想像以上に大変でしたので、混ぜ方についてお話しておきますね。
最初は手が粉だらけにならないよう、プリンなどについてくる使い捨てのスプーンを使用してみたのです。しかし、実際混ぜると、スプーンではいつまで経っても混ざり合いません。牛乳が少ないのでは?と思うほど、ほぼ粉の状態です。本当にヨーグルト状になるの?と疑いたくなるくらいです。
これではらちが開かないと思い、今度は指でそっと混ぜてみたのですが、爪の中に粉が入りこむだけで、これでもうまく混ざり合いません。
仕方なく、容器の中に手を突っ込み、指先でパウダーをもみこんだりすりつぶしたりするようにして、手全体で混ぜ合わせてみました。すると1分程度でなんとか混ざり合いました。
ヨーグルトより若干ゆるいくらいの状態になり、生クリームに近い感じですね。
パウダー自体は水に溶けるものではないので、分裂してしまう牛乳とパウダーをヨーグルト状にするまで混ぜ合わせると言うのは案外難しいものです。
上品にスプーンでクルクル回すイメージは持たずに、手全体もパックするような感覚でぐちゃぐちゃと混ぜてしまいましょう。
一般的に言われているベビーパウダーパックの作り方としては、
・牛乳(100cc)
・ベビーパウダー(大さじ2)
を、ヨーグルト状になるまで混ぜ合わせると言うものですね。しかし、この作り方だとこうなってしまいます。
この状態では混ぜてもヨーグルト状にはなりません。
とてもゆるくて、顔に乗せると液ダレが気になります。手ですくうと、牛乳だけが指の間から零れ落ち、ダマになったパウダーが手のひらにポロポロと残る状態ですね。しかも大量に出来てしまうので、余ってしまいます。
この状態ではパックしている感覚があまりなかったため、量を調節しながら数回試した結果、牛乳とベビーパウダー共に小さじ1程度がちょうど良いように感じました。気持ち牛乳の方が多いくらいがベストです。
小さじにしたのは、このパックは作り置きが出来ないからです。その都度使いきれる分だけを作りたかったので、少量から混ぜ合わせてみました。両方小さじ1程度で混ぜるとゆるいヨーグルト状になり、顏にも乗せやすくなります。
パックする時間
顔に塗ってから10分程度置きましょう。10分以上置いてしまうとパックが固まってカサカサしてしまいます。肌の水分も吸着され、乾燥が進みすぎてしまうので、パックは乾かないうちに洗い流すことが大切です。
10分以内に乾燥し始めたら、その時点ですすぎましょう。
パックの落とし方
優しく丁寧にすすぎましょう。ぬるま湯で流すだけで簡単に落とすことができますが、落ちたかなと思っても毛穴の中にパウダーが残っている可能性もあるので、しっかりとすすぎます。
ベビーパウダーを流す時は排水溝に注意
ベビーパウダーは乾いた状態だと飛び散りが気になりますし、衣服に着くと繊維に入りこんでしまい取り除きづらくなってしまうなど、少し扱いにくい点がありますね。
また、水に濡れた後も安心はできないのです。
牛乳に混ぜるとわかると思うのですが、パウダーは溶けるのではなくただ混ざっている状態です。時間の経過と共に分裂して沈澱し、粘土状になって底に固まってしまいます。
水分が蒸発しても、1度濡れたパウダーは元のサラサラの粉状には戻らず、紙粘土が固まった時の様に固くなるのです。
このため、パックを洗い流した後、排水溝にベビーパウダーがくっついたままになっていると、そのまま粘土状に固まって、詰まってしまう危険性があります。
小さじ1程度のベビーパウダーではそれ程問題ありませんが、もし大量に作り家族全員で使用して洗い流したり、余った分を排水溝に捨てるなどの場合は注意が必要です。
パウダーの成分がタップリと顏に乗っている場合は、一度手で優しく取り除いてからすすいだ方が安全かもしれませんね。また、余ったパックは、そのまま排水溝に流すのではなく、分裂した粘土状の部分だけを取り除きゴミ箱へ捨てるようにしましょう。
ベビーパウダー&ヨーグルトのパック
ヨーグルトには、ターンオーバーを促進させる働きのあるフルーツ酸が含まれています。これにより古い角質を除去させることができるのです。また、乳酸によって美白効果や肌のハリ改善効果が期待出来ますし、ニキビ予防にもヨーグルトは効果的だと言われています。
この様に美肌の味方とも言えるヨーグルトとベビーパウダーを合わせることで、より美しい肌を目指せるのではないでしょうか。
また、ベビーパウダーは肌をサラサラにする効果があっても、しっとりさせる保湿効果が弱いように感じられます。
そこで、保湿効果の高いはちみつを加え、ベビーパウダーのデメリット部分を補ったパックを作ってみましょう。
用意するもの
・無糖のプレーンヨーグルト(大さじ1)
・ベビーパウダー(小さじ1)
・純粋はちみつ(大さじ1)※加工されていないもの
※はちみつは様々な種類のものが販売されていますが、加工されていたり、加糖されているものはパックに不向きです。余計なものが入っていない、純粋なはちみつを使いましょう。
作り方
用意したものを容器に入れ、混ぜるだけで完成です。和光堂のシッカロールの場合は指先でクルクル混ぜるだけで自然と混ざり合っていきますが、ピジョンベビー薬用パウダーの場合はそれだけでは決して混ざり合いません。手を突っ込んで、もみこみ、すりつぶしながら混ぜていきましょう。
牛乳と混ぜるよりは混ざりやすいです。
ヨーグルトよりもずっとゆるい状態ですね。
パックをするなら、洗面所やお風呂場で行なわないと、液垂れが気になります。
パックする時間
顔に塗ってから、10分程度置きます。はちみつが入っているせいか、いつまでも乾く感じがありません。トロトロとしているので、流すタイミングを忘れてしまうかもしれませんが、あまり長時間つけ続けると肌に負担がかかってしまうので、10分程度で洗い流しましょう。
ベビーパウダー&手持ちの洗顔料でパック
洗顔料だけでも充分な洗浄力がありますが、ここにベビーパウダーの汚れ吸着作用をプラスして、黒ずみやくすみ除去を目指したパックを作ってみましょう。
用意するもの
・手持ちの洗顔料(いつも使用する2~3回分の量)
・ベビーパウダー(小さじ1)
作り方
よく言われている作り方は、「パウダーを水と合わせて練状にしておく。別でいつも通りの量の洗顔料を泡立てて、そこに練状にしておいたパウダーを混ぜ合わせてもっちりとした泡にする」というものです。
しかし、この方法を試した結果、以下のような様々な壁にぶつかってしまいました。
・パウダーが水と混ざり合わない
・パウダーを洗顔料の泡に混ぜると泡が消えてしまう
・もっちりした泡にならない
パウダーに水をかけて混ぜてみたものの、牛乳よりも混ざり合わないのです。水滴の周りに粉が貼りついて、膜を張っているような状態です。
すりつぶしてもなかなか混ざり合わず、とても苦労しました。
最終的に何とか混ぜ合わすことが出来たものの、ちょっとでも時間を置くと直ぐに分裂してしまいます。
その為、あらかじめ練状にしておいて、後から混ぜ合わせると言うのは不可能の様に感じました。練状にはならないし、数秒おくと粉と水に分かれてしまうからです。
仕方ないので、このまま置いておき、泡を別で作る作業に移りました。
私はいつも固形の洗顔石鹸を使用しているので、石鹸をネットで泡立てて、いつも通りの泡を作ったのです。そこに先ほど混ぜたはずの(もう分裂しているけれど)水とパウダーを入れてみます。
すると、急激に泡はしぼみ、クリーム状になってしまいました。
混ぜれば混ぜるほど、しっとりとしたクリームになり、泡が消えていってしまいます。数回試しましたが、どうしても「もっちりとした泡」にならないのです。
そこで、あらかじめ水で練状にしておくという部分を省いて、泡にいきなりパウダーを投入してみました。
でも、やはり同じように泡はしぼんでしまいます。
そこで、固形石鹸ではなく、洗顔料をネットの上に絞り出し、その上にパウダーを振りかけ、少しだけ水を加えて同時に混ぜてみました。
するとそれまでよりは少し泡だったように感じました。
でも、もっちり泡にはまだ足りません。
次に和光堂のシッカロールで試してみたのですが、こちらはピジョンよりもずっと水に混ざりやすく感じました。多少時間はかかるものの、全く混ざり合わない感じはありません。
しかし、水で混ぜ合わせたシッカロールを泡に投入すると、ピジョンの場合と同じように泡はしぼんでしまいます。
色々試した結果、最終的にたどり着いた方法が
「通常の2~3倍程度の洗顔料(固形石鹸ではない)を濡らしたネットの上に絞り出し、そこにベビーパウダー1弱を振りかけ、パウダーが飛び散らない様にそっとネットで挟み、もみこむ」
というものです。
最初はもみこんでもクリーム状にしからならないのですが、しばらく揉み続けていると、泡が出来上がっていきました!
正にもっちり泡です。ピジョンベビー薬用パウダーも和光堂シッカロールもこの方法でOKです。
写真では分からないかもしれませんが、左手にあるのが、ベビーパウダー(ピジョンベビー薬用パウダー)と混ぜたもの、右手にあるのが通常の洗顔料を泡立てただけのものです。※ピジョンもシッカロールもどちらも、通常の洗顔料よりも弾力がある強い泡になりました。
見た目にそれほど違いはないかもしれませんが、触るとパウダーを含んだものの方がずっと弾力があるんです。これを肌に乗せると、皮膚の肌色が見えなくなる位強くしっかりとした泡でした。
パックする時間
顔に乗せてから1~3分程度で洗い流しましょう。
洗顔料が含まれているので、洗浄力がアップしています。その分肌への負担も増えてしまいますので、このパックは長時間置かない方がいいでしょう。
パックにしなくても、この泡で洗顔するだけでも効果的です。クルクルと優しく円を描く様に洗うと、スクラブによるマッサージ効果も得られ、血行促進に繋がります。
どの方法も、分量は目安ですので、お好みによって調整可能です。
但し、ベビーパウダーは多ければ多いほど効果が高まるものではありません。むしろ一度に大量使用することで毛穴の詰まりを発生させてしまう危険性の方が高くなってしまいます。
ですから、あまり多く使用しないこと、パックの後は毛穴にパウダーが残らないようしっかりとすすぐことに気を付けて行ってくださいね。
また、パウダーは混ぜても溶けるものではなく、放置すると沈殿し固まってしまいます。混ぜたらすぐに使用するようにしましょう。
さらに、いくら安全な成分で作られているベビーパウダーでも全ての方にトラブルが発生しないというわけではありませんので、敏感肌の方など、不安がある方は一度次のようなパッチテストを行うことをお勧めします。
※パッチテストの方法
二の腕の内側にベビーパウダーパックを綿棒などで薄く付けて20分置きます。この後、赤みや痒み、かぶれ等、起こらないようであれば大丈夫です。但し、24時間経過後にアレルギー反応が起こる場合もありますので、確実な結果を知りたい場合はこのまま48時間待ちましょう。
48時間経過しても皮膚に問題がなければ大丈夫です。
パッチテスト後なら、安心して顔に乗せることができますね。
もし、パッチテストで異常が出た場合や、大丈夫だと思っていても使用している間に肌トラブルが発生してしまった場合は、直ちに使用を中止しましょう。
ベビーパウダーパックをやってみた感想
牛乳とベビーパウダーの場合
私は、ピジョンベビー薬用パウダーとシッカロールの2種類で試してみたのですが、結果的にはピジョンベビー薬用パウダーの方が効果が高いと感じたので、作り方の説明の部分ではピジョンの場合の写真をのせています。
ピジョンベビー薬用パウダーの方が湿疹に効果的な酸化亜鉛や、保湿成分でもあるスクワランなどが配合されていて、お肌に良さそうですし、実際使用した後も、ピジョンの方が肌のサラサラ感、しっとり感が強いように感じられました。
ピジョンの場合とシッカロールの場合の違いを知りたかったので、このパックは手で検証してみました。右手がシッカロール、左手がピジョンです。
すると洗い流した後、右手よりも左手の方が白くなっていました。
これは娘にも見て確認してもらったのですが、「あれ?左手だけ白くてキレイ」と言われました。
入っている成分から効果はないのでは?と疑いながら行ったから余計に、この変化に驚きました。
また、ピジョンベビー薬用パウダーは無香料なので、特に気になるような香りが無い点も良かったです。
シッカロールの場合は、ピジョンベビー薬用パウダーよりも混ざりやすいと言う利点がありました。しかし、ピジョンベビー薬用パウダーよりも水分を吸収してしまうため、同じ量の牛乳で混ぜても、仕上がりはまるで違ってきます。
シッカロールを使用する際は、若干牛乳を多めにしたほうがいいでしょう。
牛乳の量がちょうどいいと、牛乳がしっかりと一体化され、クリームのような状態になるので、混ぜやすさ、塗りやすさで考えるとシッカロールの方がいいかもしれません。
但し、シッカロールには独特な香料が使われています。
おばあちゃんの化粧品や昔の香水みたいな香りと言うとわかってもらえるでしょうか?昔のおしろいのような匂いです。この独特な香りが強いため、パック後もその香りがいつまでも手に残ってしまいます。
正直、私はこの香りが苦手でした。
その後食器洗いをしても、石鹸で洗っても、手についたシッカロールの香りはほぼ1日中しているのです。
ですから、香りが苦手な方にはお勧めできません。(シッカロールの香りがわからないと言う場合は、薬局で販売されているシッカロールのケースを嗅いでみてください。紙で作られたケースなので、軽く匂いがするはずです)
しかし逆にこの香りが好きという方もいるはずです。好きな方にとってはいつまでも香りが残ることで癒しの効果を得られるかもしれませんね。
使用後は特別スベスベするとかしっとりする感覚はありませんでした。
パウダーによるサラサラ感はありましたが、白くなるとかキレイになるという感想は持てません。
使いやすさ、混ぜやすさから考えるとシッカロールの方がいいのですが、使用後の肌状態を見ると、ピジョンベビー薬用パウダーの方がスベスベ感、サラサラ感、しっとり感全てにおいて良かったです。
ピジョンからはピンク色の缶の薬用ではないベビーパウダーも販売されています。
ピンク色の缶の方はタルクと酸化亜鉛、香料のみで作られているため、シッカロールの成分と似ています。その為、使用感もシッカロールとほぼ一緒なのでは?と思われます。
より高い効果を得るには、ピジョンベビー薬用パウダーをお勧めします。
但し、値段はピジョンベビー薬用パウダーが一番高く300円程度、他は200円程度と100円の差があります。でも、どちらにしても他の様々な化粧品等に比べると、とてもお手頃価格ですね。
ヨーグルト+はちみつとベビーパウダーの場合
とろーりとした触感のパックです。
これを肌に塗ると、やわらかすぎるため滴り落ちてきます。私は零れ落ちてもいいように洗面所でパックをしたのですが、前かがみの状態で10分待つのはちょっと辛かったです。出来れば、入浴中に行いましょう。
こちらも、ピジョンベビー薬用パウダーと和光堂シッカロールと両方試してみたのですが、やはりシッカロールの方が混ざりやすく、滑らかなクリーム状になります。コンデンスミルクのような触感でした。
ピジョンの方が若干分離している感じが抜けません。
ですから、使用感、使い勝手はやはりシッカロールの方が上です。
使用中、数回触ってみたのですが、このパックはいつまでも乾く感じがありませんでした。最初と変わらずいつまでもしっとりとろーりとしています。
そのまま10分待ち、洗い流したのですが、ピジョンベビー薬用パウダーの方がその後の肌の潤いがすごかったです。シッカロールの方も潤いは感じましたが、「何も付けていない状態にしてはしっとりしている」程度でしたが、ピジョンの場合はそれ以上の潤いを感じました。
流す際も、どんなにしっかりと流してもいつまでも「キュッキュッ」という感覚がなかったので、「石鹸を付けて洗いたいな」と思ってしまうくらいだったのですが、これは潤いが保たれていたからなんですね。
流してタオルでふき取って、触れてみるとしっとりしているのにスベスベなんです。
だからといってベタつく感じもありません。
洗顔後、化粧水なども付けずに、1時間経過ごとに肌に触れて確かめてみましたが、やはりしっとりしていてサラサラの状態が続いています。肌のキメが細かくなった感じもしますね。
このしっとり感は、手にもいいかもしれないと思い、手にもパックしてみました。
手はとても年齢を表す部分ですし、家事をしている主婦の手は特に洗剤や水で荒れたり乾燥したりしてしまいます。ハンドクリームを使用しても水を使えばすぐに落ちてしまいますし、料理の際はハンドクリームの使用は避けたいものですよね。
手にパックしてみた結果、洗い流した後に水で作業をしてもしっとり感が持続していたのです。乾燥しやすい時期も嬉しいですね。今後のハンドクリーム代わりに使い続けてみたいなと思いました。
ただ、この方法だけ、少し刺激を感じました。
痛いわけではないのですが、時折、ピリッチクッと部分的に感じることがあったのです。なんとなく効いている感じと受け取りましたが、人によっては合わないことがあるかもしれないので、いきなり顔に使うのではなく、先に手などで試してみてからの方がいいかもしれません。
洗顔料とベビーパウダーの場合
ピジョンの場合もシッカロールの場合もどちらももっちりと弾力のある泡だったので、塗り伸ばすのが楽しかったです。子供の頃泡風呂で遊んだことを思いだしました。でも、泡ぶろの泡なんかよりもずっとキメの細かい硬めの泡です。
私は、どちらかと言うと、このパックは「洗顔」として使用した方が効果的の様に感じました。強い泡なので、指が顔に触れない状態でマッサージすることができます。柔らかいクッションを指と顔の間に挟んでいるような感覚ですね。
泡を触っているのがとても気持ち良かったです。
しかし、使用後、あまり変化を感じられなかったというのが正直な感想です。
それよりも泡を作るまでにとても苦労してしまったので、これだけの苦労をしてまでパックしたいとは思わない・・・と思ってしまいました。
では、この中で一番、美白・黒ずみ除去に効果を感じた「牛乳+ベビーパウダー」のパックをした後の毛穴の状態、ニキビ跡の状態を見てみたいと思います。
1週間に3回試したのですが、パックの使用前と使用後の写真を載せてみます。
このパックを使用したことによる悪影響はほぼありませんでした。肌トラブルもなく過ごすことができました。以前の写真と比べると若干白くなったようにも感じられます。
しかし、一時的の美白のようにも感じられるのです。パウダーの成分が肌の奥に残っていることにより、美白されたように見えているのでは?と言う考えも捨てきれないのです。
使用後は白くなり、スベスベ感が増しますが、入浴後は元に戻る感じがしたためです。
まだ1週間しか試していないので、今後長期的に使用した場合、もしかするともっと違った効果が得られるかも知れませんが、このパック方法は医学的に証明されているものではありませんので、私は根本的なお肌の改善と言うよりは、見た目改善として使用したほうがいいのでは?と感じます。
朝このパックをして、化粧前の下地として活用してみてはいかがでしょう。
パックにより美白や潤い効果を高めて外出し、帰宅したらしっかりと洗顔してパウダーが毛穴に残らないよう洗い落とすという使い方であれば、外出中の美肌効果を高めたうえで、肌トラブルの発生を避けることができます。
もしお家デートなどで、ノーメイクで過ごすけれど美肌でありたいと言う場合にも、朝のうちにこのパックをシッカリして置けば、白くキメの細かい肌を演出できるでしょう。
ベビーパウダーの成分
ベビーパウダーにはいくつか種類がありますが、特に有名なのは、以下の4点ですね。
成分:タルク、香料
・ピジョンのベビー薬用パウダー(水色のケース)
成分:酸化亜鉛、タルク、無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、流動パラフィン、スクワラン、メチルポリシロキサン
・ピジョンのベビーパウダー(ピンク色のケース)
成分:酸化亜鉛、タルク、香料
・和光堂のシッカロール
成分:クロルヒドロキシンAI、タルク、コーンスターチ、香料
この様に、タルクかコーンスターチ、酸化亜鉛が共通して含まれているのが分かりますね。そこで、これらの成分とその他の主な成分の効能等について詳しく見ていきたいと思います。
タルク
タルクと言うのは、滑石と言う粘土鉱物の一種です。これを砕いて粉末状にしたものが、ベビーパウダーの原料となっているのです。
特別ニキビ治療等に用いられることはありませんが、タルクには消炎作用・抗菌作用・利尿作用があるとして、中国では漢方薬に配合されることもあるため、このことから、ニキビに効果的なのでは?と言う考えが生まれたと言われています。
コーンスターチ
コーンスターチとは、トウモロコシからとれる植物デンプンです。料理にも使用されることがあるため、タルクより私たちに馴染みのある成分ですね。
コーンスターチは、肌の表面にある水分や油分を吸い取る働きがあります。その為、ベビーパウダーを使用すると肌をサラサラに仕上げることができるのです。
また、吸水だけではなく、乾燥しすぎないよう、吸い取った水分を放出する働きもあります。これにより、程よい水分バランスをキープさせることが出来るのです。
過剰な皮脂の分泌に悩んでいる脂性肌の方にも効果的ですね。
酸化亜鉛
酸化亜鉛は、消炎症作用や抗菌作用があります。
また、じくじくした湿疹を乾燥させる働きもあります。炎症をやわらげたり皮膚を保護する働きがあります。但し、先にも述べましたように一定の量を含むことでこの作用が発揮されますので、ベビーパウダーに含まれている少量程度ではそれ程大きな働きは得られないと考えられます。
スクワラン
化学物質等を含まない、天然の保湿剤です。潤滑性に優れているので、クリームや軟膏、化粧品などにも含まれています。
ステアリン酸マグネシウム
こちらは水、アルコールにほとんど溶けない物質です。添加物ではありますが、医薬品として使用されています。錠剤を作る際に使用される物質ですね。
これはピジョンベビー薬用パウダーだけに含まれているため、シッカロールよりも混ぜにくさを感じたのかもしれません。
メチルポリシロキサン
こちらもまた、水にも油にも溶けにくいシリコーンオイルで、ピジョンベビー薬用パウダーだけに含まれています。しかし胃薬に使用されることもあるほど、安全な物質です。
クロルヒドロキシンAI
制汗剤に使用されることがある成分で、汗の出口を塞ぐ作用があります。これにより、肌のサラサラ感が持続されるのですね。但し、大量に使用すると、本来排出されるべき汗が行き場を失ってしまうため、身体に悪影響を及ぼす危険性も考えられます。
その為、ベビーパウダーも大量使用は避けることをお勧めします。
ベビーパウダーパックQ&A
ニキビ跡にも効く?
ニキビ跡を消す効果や、美白効果が期待出来る成分はベビーパウダーには含まれていません。しかし、スクラブによって血行促進され、ターンオーバーが正常になれば、古い角質が除去され、色素沈着が薄くなる事は考えられます。
作り置き・保存は出来る?
牛乳やヨーグルトなど食品と混ぜて作る為、腐敗が気になります。冷蔵庫や冷凍庫である程度の腐敗を防ぐ事は可能かもしれませんが、固まってしまうので、パックとして使用できる状態に戻すのに苦労してしまいます。
また、顔につけるものですので、出来れば、作りたての新鮮なものを使用したいですね。
もし作りすぎてしまった場合は、顔ではなく、手や足、膝や肘等に塗って、その日のうちに使いきってしまいましょう。
朝作ったものを夜に使うことも可能ですが、この場合でも水分が蒸発してしまい、容器の下にパウダーが粘土状になって沈澱してしまいます。牛乳小さじ1と混ぜたパックであれば、水分が少ないため、夜には水分が失われ、固まった紙粘土のような状態になってしまいます。
使用する直前にまた牛乳などを足して混ぜなければならないので、この様な手間を考えると、1回に使いきれる分だけを作るようにしたほうがいいでしょう。
頻度は?毎日しても良い?
洗浄力がアップしますので、毎日使用すると肌に負担をかけてしまいます。他のパックでも、毎日は使用しませんね?それと同じで、このパックも、週に2~3回程度にしておきましょう。
うまく固まらない場合は?
固まらないのは、水分が多いか、パウダーの量が少ないからでしょう。
パウダーは一度に大量に使用すると毛穴の詰まりを起こす可能性があるため、パウダーの量をむやみに増やすのは危険です。パウダーの量は小さじ1~大さじ1程度と言う範囲を守って、混ぜるもの(牛乳やヨーグルト)の量で調整してみましょう。ベビーパウダーに少量ずつ牛乳やヨーグルトを混ぜながら加えていくと、水分が多すぎてしまうという失敗を防ぐことができます。
程よいヨーグルト状になったところで、加えるのを止めましょう。但し、簡単に混ざり合うものではないので、クルクルと混ぜながら牛乳を加え続けるのではなく、少量加えては止め、しっかりと混ぜ合わせ、様子を見る、と言う工程を繰りすようにして行ってくださいね。
ベビーパウダーが毛穴に詰まるって本当?
ベビーパウダーの粒子はとても細かい為、顔に大量につけすぎてしまうと毛穴を塞いでしまう危険性があります。また、毛穴に詰まった粒子が皮脂や汚れと混ざり合って固まってしまうと、ニキビの原因になる可能性も考えられます。
しかしピジョンでも「水で簡単に落とせるし、毛穴に残っていても問題がある成分は含まれていない」と言っていますので、大量に使用しすぎなければそれ程心配する必要はないでしょう。
適量を顔に付け、しっかりすすぐことを心がければ、問題ありません。
ベビーパウダーと水だけのパックでも効果はある?
水とベビーパウダーを混ぜ合わせてパックする方法ももちろんあります。
しかし、混ぜてみてください。
和光堂のシッカロールならまだ混ざりやすいのですが、ピジョンベビー薬用パウダーの場合は大変です。
驚くほど水がパウダーを弾いてくるのです。
水の周りに粉が膜を張り、水滴が立体に見えたりもします。それくらい混ざりにくい性質を持っているので、牛乳と混ぜるよりもとても苦労するでしょう。
また、やっと混ざり合ったと思っても数秒置いておくと直ぐに分裂してしまいます。
この様な苦労をしながら水だけパックを作る位なら、牛乳で作った方がいいのでは?と思います。
また、実際ベビーパウダー自体に強い洗浄力があるわけでは無く、牛乳やヨーグルトなど、それだけで美肌効果が期待出来る他のものとベビーパウダーを混ぜ合わせる事で相乗効果を高めている部分もありますので、他のものと混ぜた場合よりも水だけで混ぜた場合のほうが効果は下がってしまいます。
混ぜるのが大変で、効果も下がるのであれば、水だけで作るメリットはあまりないように感じます。
ベビーパウダーパックは安全なの?
以前、ベビーパウダーに使用しているタルクの中にアスベストが混入しているとして、危険性を問われたことがあります。
その為、タルク=危険と言う概念が広まっていますね。タルクが入っているからベビーパウダーを使用したくないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、その後不純物が混入しないよう、厳しい検査が義務付けられるようになったのです。
今現在、国産のベビーパウダーは厚生労働省の不純物混入試験を経た安全なタルクを使用して作られているため、アスベストによる心配はありません。
但し、海外で売られている海外の製品は日本の基準外となっているため、しっかりと成分を確認してから購入するようにしましょう。
また、ベビーパウダーを顔に使用する際はどうしても粉塵を吸い込んでしまう可能性が高くなります。勿論安全な成分ではありますが、パックを作る際は、なるべく粉の成分を吸い込まないよう、落ち着いてゆっくりと作業を行ってくださいね。
パック以外の使い方で化粧品として顔に使用する際はパフで叩くのではなく、指やコットンを使用して静かに乗せるようにすると吸い込むことがないので安心です。
コットンを使用する際は、コットンを開き、その中にパウダーを入れ、閉じてからコットンの両サイドを引っ張り、パウダーの出具合を調整して、叩くのではなく押し当てるようにして使用すると便利で安全です。
どうしても、タルクの危険性が気になる場合は、タルクフリーのベビーパウダーもあります。購入する際、店頭で成分を見比べてみるといいですね。
但し、先にも述べましたが、ピジョン株式会社としては、「パックとしての使用はお勧めできない」としています。ですから、何か悪影響があったとしても、ピジョン株式会社に対して責任問題は問えません。
自己責任となることを踏まえた上で行いましょう。
ベビーパウダーの他の使い道
ベビーパウダーの元々の用途は、赤ちゃんのあせも対策、かぶれ、ただれ等の治療です。
しかし、ファンデーション代わりに使用したり、洗顔、パックなどにも出来る優れもの。(実際にベビーパウダーを販売している会社では推奨していません)
たっぷり入った大缶なのに安価なベビーパウダーですので、もし使いきれずに残っているのであれば、以下のような使い道もありますよ。
化粧品として使用
▼アイライン+ベビーパウダー・・・アイラインが滲むのを防ぐことができます。
▼ベースメイク+ベビーパウダー・・・皮脂を抑え、くずれにくくすることができます。同時に肌への負担も抑えます。特に汗をかきやすい夏場に便利ですね。
▼チーク+ベビーパウダー・・・チークのつきすぎを防止し、自然な風合いを演出してくれます。
脱臭、防臭
目の細かい布などにパウダーを入れて、それを靴の中に入れおくと、臭いと湿気を取り除いてくれます。
長時間ブーツなどを履く場合、足の裏に少量伸ばしておくと、防臭、蒸れ対策にもなります。
汚れ防止
ワイシャツの襟や袖口はすぐに汚れてしまいますね。ブラシなどでこすって落としてもなかなか取り除きづらく手入れが大変です。しかしこの汚れやすい部分にパウダーをつけて、アイロンをかけておくと、パウダーが膜の役割を果たしてくれるため、汚れがつきにくくなります。
いつまでも清潔を保てるので、便利で衛生的です。
制汗剤として使用
脇など汗をかきやすい部分にパウダーを叩いておくと、汗を吸着してくれるので、制汗剤の役割を果たしてくれます。但し、大量に使いすぎてしまうと汗が行き場を失ってしまうので、適量を守って使用しましょう。
くつずれ防止
履きなれない靴の場合、靴のかかと部分にパウダーを塗っておくと滑りが良くなり摩擦が軽減するため、靴ずれがおきにくくなります。
チクチク防止
首周りにパウダーを薄く塗っておくと、タートルネックのセーターを着る際、首がチクチクするのを防ぎます。
ベビーパウダーパックまとめ
ベビーパウダーパックはベビ―パウダー自体に高い効果が備わっていると言うよりは、美肌効果の高い牛乳やヨーグルト、はちみつなどと混ぜることで美肌効果が得られているように感じられます。
しかし、タルクの安全性も確認されていますし、ベビーパウダーを使う事で大きな悪影響がある事も考えにくいです。
私は手のケアとして、ヨーグルトとはちみつをまぜたパックであれば、しっとり感が気に入ったので定期的に行ってみたいなと思っています。また、ピジョンベビー薬用パウダー+牛乳のパックも、特に悪影響もない上に肌が一時的に白くなったようにも感じられたので、化粧前の下地感覚で行ってみようかなと考えています。
ベビーパウダーは安価で手に入れやすい商品ですので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょう。
もしパックをしてみようと思ってベビーパウダーを購入したけれど、実際使ってみると肌に合わなかったと言う場合でも、他にも沢山使い道があるので、便利にお得に活用してしまいましょう。