フケが出る頭皮の特徴を画像で解説!2タイプのフケの改善法5選

頭皮からパラパラと落ちてくるフケ。実はフケにも種類があり、原因や治し方もさまざまです。改善する近道は、フケの種類と原因、それに合った治療法を知ること。自分のフケを正しく見極めましょう。「フケは不潔?」そんな思い込みとは今日でサヨナラです!

目次

  • フケが出るのは頭皮に問題あり
  • フケが出る頭皮の状態は?画像で解説
  • 【乾性フケ】頭皮からフケが出る5つの原因
  • 【脂性フケ】頭皮からフケが出る3つの原因
  • 頭皮のフケを抑える洗髪方法とシャンプー
  • フケが出る時の頭皮ケア2選
  • フケの出ない頭皮へ!2つの体内改善
  • フケが出る頭皮の悩みで皮膚科へ行く場合3つ
  • 正しい洗髪やケアでフケの無い頭皮を目指そう

フケが出るのは頭皮に問題あり

毎日髪の毛を洗っているのに、気付けば肩や髪の毛、頭皮に大量のフケ……なんてショックですよね。フケとは、頭皮からでてくる1mmから1cmくらいの白い老廃物のこと。つまり、フケは頭皮の垢のようなもので、頭皮が生まれ変わるたびに落ちています。ただ、何かしらの原因で頭皮が異常をきたすと、フケは目立つようになります。フケがなぜ大量に発生するのか、今回は私、水野が解説していきましょう。この記事を読めば、フケ=不潔というイメージが払拭されるはず!

フケが出る頭皮の状態は?画像で解説

一般的に、フケには2種類あると言われています。

  1. 乾性フケ
  2. 脂性フケ

これらはフケの症状ではなく、その原因を表します。まずは、止まらないフケの原因を知って正しい対処法をみつけることが先決です。​ここからは乾性フケと脂性フケについて、画像を交えながら詳しく解説していきましょう。

乾燥と頭皮のかゆみは「乾性フケ」

【乾性フケの特徴】

  • フケの色が白く、比較的細かい
  • 頭皮を触ると落ちやすく、服の肩にかかりやすい
  • 頭皮が乾燥している
  • 冬など乾燥する季節に増える

乾性フケは細かく、パリパリとはがれるように自然に落ちることが特徴です。特に、空気が乾燥しやすい冬などに出やすくなります。フケは乾燥肌やアトピー性皮膚炎を持つ人、新陳代謝が活発な赤ちゃんにも多くみられます。乾燥した頭皮は外部からの刺激に敏感になり、フケだけでなく、かゆみや抜け毛などのトラブルに発展することもあるため注意が必要です。

湿疹で頭皮が赤い「脂性フケ」

【脂性フケの特徴】

  • ​フケがベタベタして脂っぽい
  • フケが比較的大きく、固まっている
  • 頭を引っ掻くと、フケの塊が爪の中に入りやすい
  • 頭皮が脂っぽく、べたつきやすい
  • フケが髪の根元に付着している

脂性フケは、脂っぽく湿ったような感触で比較的大きいのが特徴です。乾性フケとはまったくの逆で、何らかの原因で頭皮内に過剰な皮脂が分泌されることで生じやすくなります。フケ以外にも、頭皮に赤みを帯びたり、かゆみを感じることがあります。これは、皮脂を好むマセラチア菌が異常繁殖し、頭皮に炎症を起こすためです。頭皮が赤みを帯びこのような症状が出たら、まずは湿疹の一種である「脂漏性皮膚炎」を疑いましょう。

【乾性フケ】頭皮からフケが出る5つの原因

乾燥が原因で引き起こすと言われる乾性フケ。しかし、その他にも原因は潜んでいるようです。ここからは、頭皮から乾性フケが出てしまう5つの原因をまとめました。

1)季節や天候による乾燥

頭皮が乾燥した状態が続くと乾性フケができやすくなります。それは、季節や天候にも大きく影響しているようです。一般的に夏は湿度が高くジメジメしていますが、冬は湿度が低く乾燥しやすいですよね。実は、気候の変化で頭皮の皮脂量が増減するようです。つまり、夏は脂性、冬は乾性になりやすいのです。また、冬は気温が低いことで毛細血管が細くなり血流が悪くなるため、皮脂の分泌が低下し、頭皮の乾燥をさらに招きやすい言われています。

アッキー
乾燥って肌にも頭皮にも悪いんですね。




はるこ先生
そうね、頭皮も皮膚の一部だから、乾燥は大敵なの。
でも実は、季節の変わり目も注意が必要よ。夏の紫外線やエアコンによる乾燥ダメージを引きずったまま秋の時期に入ると、フケが出やすくなるの。季節の変わり目も油断はできないわ。

2)ターンオーバーの乱れ

乾性フケができてしまう原因のひとつに、頭皮のターンオーバーの乱れが関係していると言われています。つまり、代謝による皮膚再生サイクルが乱れている状態がフケを生じやすくします。ターンオーバーが乱れる原因は、大きく4つに分けられます。

  1. ​加齢
  2. 栄養不足
  3. 睡眠不足
  4. 運動不足

加齢による乱れは仕方ないとしても、生活リズムや食生活を変えることは可能ですよね。偏った食生活は頭皮に十分な栄養が行き渡りませんし、肌細胞は寝ている間に生まれ変わります。できるだけ12時までに眠りにつき、6時間以上の睡眠をとるようにしましょう。また、血流の流れを促進するためにストレッチやウォーキングなどの適度な運動もおすすめです。​

はるこ先生
ターンオーバーを乱しやすいのは、加工食品やお酒、玄米など未精製の穀物など。
加工食品には、亜鉛を体外に排出するポリリン酸NAという添加物が含まれているし、お酒を摂取すると、多くの亜鉛が消費されてしまうの。玄米はミネラルを体外に排出するフィチン酸素を含んでいるからあまりおすすめできないわ。

3) エストロゲンの低下

エストロゲンは女性ホルモンの一種ですが、女性の更年期の特徴として、このエストロゲンの低下が挙げられます。更年期におけるエストロゲンの欠乏は、皮脂量を減少させるだけでなく、保湿成分のヒアルロン酸の生産を低下させてしまいます。この頭皮環境の乱れが、乾性フケをもたらす原因です。

4)カラー剤などの刺激

美容室でパーマや毛染めなどが目的で使用する薬剤による刺激も、乾性フケの原因のひとつです。実際に、「美容室を変えたら急にフケが出るようになった」というケースも珍しくないようです。カラー剤には、接触性皮膚炎や頭皮の荒れ、アレルギーの元となる成分が含まれています。ただ、このようなフケは一時的に治まる場合もあるようです。もし継続的にフケが出る場合は、パーマ液やカラー剤を変える必要があるでしょう。

5)間違った洗髪

汚れをきちんと落としたいからと言って、何度も頭皮を洗ったり、自分の肌質に合っていない刺激の強いシャンプーを使ってはいませんか?間違った洗髪は、アレルギー症状や炎症が起こることがきっかけで頭皮の乾燥を招き、乾性フケを発生させる原因になります。市販シャンプーのなかには、界面活性剤による刺激が必要以上に強い商品もあるため注意しましょう。

【脂性フケ】頭皮からフケが出る3つの原因

乾性フケとは反対に、過剰な皮脂が分泌されることで出てしまう脂性フケ。実は、食生活やカラダの免疫力も大きく関わっているようです。ここからは、脂性フケが出る3つの原因をみていきましょう。

1)皮脂の増加

脂性フケの原因のひとつに、皮脂腺の活性化による皮脂量の増加が挙げられます。まずは皮脂が増える原因からみていきましょう。

  • 洗髪料の洗い残し
  • 脂っぽい食事​
  • シャンプーのやり過ぎ

これらは皮脂の増加を促す原因になります。特に、髪の毛のスタイリングに使う洗髪料には大量の油分が含まれています。洗い残しは毛穴のつまりの原因になるため、しっかりと洗い流すことが大切です。また、揚げ物など脂分の多い食事の取り過ぎも皮脂の増加に繋がるため注意しましょう。

シャンプーのやり過ぎは一見皮脂を減らすように思いがちですが、皮脂を落としすぎると、不足した皮脂を補うため頭皮があわてて皮脂の分泌をはじめます。その結果、皮脂と頭皮の垢が混ざりあって脂性フケを引き起こすと言われています。

2)マラセチア菌の増加

皮脂が増加すると、マラセチア菌が増殖します。マラセチア菌は、「脂質依存酵母」や「親油性酵母」とも呼ばれており、頭皮の脂質をエサとしています。頭皮の皮脂量が増えることはマラセチア菌の増殖を促すため、脂性フケに繋がります。また、マラセチア菌は皮膚に炎症を起こすアラキドン酸や酵素(リパーゼ)、オレイン酸を分泌します。これも、フケや脂漏性皮膚炎を発症する原因のひとつと言われています。

はるこ先生
マラセチア菌の増殖が脂性フケの原因となる理由はいくつかの仮説があるようで、完全には解明されていないみたい。
フケだけでなく、皮脂量の増加はさまざまな頭皮トラブルに繋がってしまうから注意が必要ね。

3)免疫力の低下

​脂性フケが出てしまう理由のひとつに、皮膚の炎症や剥離を引き起こす下記のような分泌物による影響が考えられます。

  • ​オレイン酸
  • アラキドン酸
  • マラセチア菌のリパーゼ

健康な状態であればこれらの影響を受けませんが、免疫力が低下しているときは、これらの分泌物による影響でフケが出てしまうことがあります。では、免疫力の低下はなぜ起こるのでしょうか?それは、私たちの生活習慣が大きく関わっており、十分な栄養や睡眠を得られなかったり、ストレスを抱えることが免疫力低下に繋がりやすくなります。これらはホルモンバランスの崩れが原因で皮脂を過剰に分泌してしまうだけでなく、血行不良や新陳代謝が乱れ、頭皮の再生に支障をきたすことも。さらに、頭を使う仕事や緊張した生活は、ストレスにより脳神経が刺激され、フケが出やすくなることがあります。ストレスとは、発散法を見つけるなど上手に付き合うことが大切ですね。

頭皮のフケを抑える洗髪方法とシャンプー

フケの原因が分かったところで、次からは厄介なフケを抑えるための正しい洗髪方法と、シャンプーの選び方について紹介していきましょう。

頭皮ブラシでのブラッシング

頭皮のブラッシングはフケを抑えてくれるだけでなく、髪と頭皮を美しく保ってくれます。特に洗髪前に行うことで、毛のもつれをほぐし、髪や頭皮についた汚れや皮脂を浮かせて汚れ落ちをスムーズにします。さらに、余分な汚れを先に落とすことで泡立ちが増しシャンプーが少量で洗えることや、洗い残しの予防にも繋がる​など、ブラッシングのひと手間は髪と頭皮にあらゆるメリットをもたらします。

はるこ先生
洗髪前のひと手間でここまで変わるのね。ここで、髪と頭皮にやさしいブラッシング方法を紹介するわ♪

1)毛先からとかす(根元からだと髪の毛が切れ、ダメージに繋がってしまうので注意!)
2)最終的には根元→毛先の順でブラッシング(毛先から少しずつとき、最終的に根もとから毛先に向かってブラッシングしましょう)

使うブラシは、ナイロンブラシか獣毛ブラシ、木製ブラシ、つげ櫛​がおすすめよ。

正しい洗髪方法

 フケの一番の原因はシャンプーの洗い残しだと勘違いしてしまい、「頭皮を何度も洗って清潔にしなければ……」という気持ちが先走りがちですよね。しかし、それは大きな間違い。フケの原因によっては、やみくもに洗うことで症状を悪化させてしまいます。健康な頭皮を保つために必要なことは、適度な皮脂を残すこと。そのために、力加減を考えたり泡立ちを良くする等のちょっとした意識が、フケを増やさないための予防に繋がります。

フケを増やさないシャンプーの洗髪方法

  1.  洗髪前に手ぐしかブラシで髪のもつれや頭皮の汚れを落とす
  2. 親指以外の4本指の腹をつかって、シャワーでよくすすぐ
  3. 500円玉大のシャンプーを両手になじませて泡立てる
  4. 1度目は頭の後ろ→頭の脇→頭頂部→すすぐの順番で洗う(「髪を洗う」感覚で!)
  5. 2度目は親指以外の4本指の腹をつかってシャンプー(「頭皮をマッサージする」感覚で!)
  6. ベタつきがなくなるまで時間をかけて丁寧にすすぐ

おすすめのシャンプー

毎日使うシャンプー剤が原因で、フケを引き起こしてしまう可能性があります。シャンプーの役割は、洗浄剤(界面活性剤)によって頭皮の汚れや皮脂を取り除くことですが、洗浄力が強すぎたり、頭皮の肌質に合わないものを継続して使うことはあまりお勧めできません。また、洗った後に髪がきしみやすい石鹸シャンプーも洗浄力は強め。フケ対策には、刺激の少ないアミノ酸系やノンシリコンのシャンプーを選ぶといいでしょう。皮膚炎が原因でできたフケを改善したいときは、抗菌、抗炎症作用のある薬用ヘアシャンプーという選択肢もアリですね。

ここからは、乾性フケと脂性フケそれぞれの症状に合ったシャンプー剤を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

乾性フケなら…「haruスカルプ・プロ」​

100%天然由来の「ゼロ・シャンプー」をコンセプトを掲げるharuは、髪の見た目年齢マイナス5歳を実現できると言われるシャンプーです。頭皮や髪に負担のかかる合成ポリマーやシリコンなどの化学成分はゼロ。地肌に刺激は与えず、保湿成分や地肌の発毛育毛促進成分、さらに白髪対策に効果のあると言われるヘマチン成分を配合しています。保湿力が高いので、乾性フケに適したシャンプーと言えるでしょう。

【おすすめポイント】

  • ​ハイビスカスエキスやオリーブオイルがダメージを補修しながらコーティング。
  • スタイリング剤など毛穴に詰まった蓄積汚れを天然ヤシ由来の洗浄成分でクレンジング。
  • ミネラルを含む海塩、褐藻由来ミネラルを配合し、髪にツヤを与える

【内容量】400ml

【価格】3,600円(税抜)※定期コースの申し込みで2,800円(税抜)

脂性フケなら…「ハーブガーデン」

主成分となる水をハーブティーにしたアミノ酸系シャンプー。あらゆる頭皮トラブルを予防し、髪と頭皮を健康状態に導くでしょう。ミネラルを多く含む7種類のオーガニックハーブが頭皮と髪の健康をサポートし、ほどよい洗浄力で毛穴もスッキリ。フケだけなく、かゆみや脂性フケ特有のニオイが抑えられたという人も多くいるようです。

【おすすめポイント】

  • 熊本県の阿蘇山のふもとで無農薬有機栽培で育ったハーブを使用
  • 天然系のシャンプーの中でも泡立ちが良い
  • 洗い上がりのきしみ感がなく、つるっとした仕上がり

【内容量】300ml

【価格】4,000円(税抜)※コンディショナーとセット購入で2,000円(税抜)

アッキー
毎日使うシャンプーだからこそ、選ぶのも慎重になりますね。フケが多いと、洗浄力が足りないからだと思ってたけど違うんですね(汗)。

はるこ先生
アッキー、その通り!頭皮に優しくて、保湿力の高いものを選ぶのがおすすめよ。では、最後にフケ予防にシャンプーの選び方と洗い方のコツをまとめてみたわ。チェックしてね♪

1)刺激の少ないアミノ系シャンプーを選ぶ。
2)指の腹をつかってやさしく洗う。
3)シャンプーをしっかり泡立て、毛穴に馴染ませるイメージで洗う。
4)ぬるめのお湯ですすぐ。

フケが出る時の頭皮ケア2選

それでは、厄介なフケが出てしまうときはどうケアしたらいいのかを紹介していきましょう!

頭皮ローションで保湿する

原因菌の増殖を防いだり、外出先での急なかゆみを抑えたい人、またシャンプーは変えたくないけど、フケやかゆみを防ぎたい人には頭皮ローションがおすすめです。頭皮ローションは、時間と場所を選ばずいつでも使えるところが魅力。商品によって成分はさまざまですが、一般的には乾燥によるかゆみを抑える乾性フケ用と、脂性フケ用の2種類があります。乾性フケ用は、低刺激で頭皮の保湿をより重視したローションが目立ちますが、脂性フケ用はキシリトールや殺菌作用の成分を配合した、さっぱりタイプのものが多いようです。

頭皮ローションの選び方

  • ​保湿成分が配合されたもの
  • 抗炎症作用や抗菌作用を持つ植物エキスを配合したもの
  • ベタつかないテクスチャーで頭皮に塗りやすいもの
  • 刺激の強いアルコールやメントール配合のものは避ける

 頭皮ローションは、頭皮に潤いを与える保湿成分をメインとして配合しているのが特徴です。頭皮の乾燥は、皮脂量が少ないのと同時に、頭皮の皮膚の角質内になるセラミドやNMF(天然保湿因子)などの保水成分が肌内部から失われることで起こります。そのため、なるべくセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を配合したものを選びましょう。また、アルコールやメントールなど頭皮環境を悪化させる成分は避け、頭皮のかゆみを抑えてくれる植物エキスを配合したものを選ぶのがおすすめです。テクスチャーは、とろみのあるもので液ダレしないものが塗りやすいようです。

 効果的な使い方

​頭皮ローションは、通常入浴後に使用することが多いようです。それは、お風呂でカラダを温めることで血行が良くなり、頭皮の乾燥が改善しやすくなるからです。また、ベタつきが気になるときには、洗髪後、お風呂に浸かっている間に頭皮ローションを塗り、頭を蒸らすとより効果的でしょう。少し時間を置いて、お風呂からあがるときに頭皮を洗い流しましょう。

頭皮マッサージを行う

頭皮マッサージを行うことで、フケやかゆみに効果があると言われています。なぜなら、頭皮のターンオーバーのリズムを正常に近づけてくれるからです。地肌のターンオーバーが正常に機能することで、フケやかゆみの原因菌の繁殖も抑えてくれるため、頭皮状態がキレイになります。​頭皮マッサージは、血行を良くし頭皮に栄養を行き渡りやすくするだけでなく、頭皮の余分な皮脂や汚れ落ちをスムーズにしてフケ予防にも最適と考えられます。

自宅で簡単にできる頭皮マッサージ法

いまや頭皮ケアはヘアサロンやエステサロンなどで施術してもらう機会が多いですよね。「でも頻繁に通うのは難しい……」そう嘆く人も多いはず。頭皮ケアは、自宅でも簡単に実践することができます。ここからは、洗髪しながらできる簡単マッサージ法を伝授します。頭皮の毛穴の汚れを押し出して、頭もすっきりと軽くなりますよ♪

  1. 洗髪前に、ブラッシングを行い汚れを浮かせる。
  2. シャンプーを適量出し、髪の毛の先から泡立てるようにして洗う。
  3. 拳を開いて、指の腹で頭皮を少し掴むようにしながら凝りをほぐしていく。
    〈point〉毛穴から汚れや皮脂を揉みだすようなイメージで!
  4. ​下から上へ、生え際から頭のてっぺんという順番で、円を描きながらマッサージを繰り返す。
  5. 洗い残しがないように、頭皮からしっかりと洗い流す。
はるこ先生
爪を立てると頭皮を傷つけてしまうから、指の腹を使うことがマッサージのポイントよ♪
マッサージのときにオイルを使うと効果的という説もあるけど、これはあくまで乾性フケの場合を指します。オイルを使う場合は、ホホバオイル、オリーブオイル、椿オイル、馬油がおすすめよ☆

フケの出ない頭皮へ!2つの体内改善

フケを改善するために、専用シャンプーや頭皮ローションの力を借りるのはいいことですが、フケを生む頭皮の状態をより良くするためには内側からのケアも大切。ここでは、普段の生活で心がけて欲しい2つの体内改善法を伝授します。

栄養バランスの取れた食事をする

私たちが食べ物で摂取した栄養素は、血液中から頭皮に運ばれていきます。バランスの悪い食事は、頭皮の毛細血管の血流が低下し、正常な新陳代謝が行われなくなります。これが、フケを引き起こす要因です。特に、脂質や糖質の摂り過ぎには注意しましょう。これらの過剰摂取は、頭皮の皮脂分泌を増加させてしまいます。

ここからは、フケ予防に積極的に摂りたい栄養素をまとめてみました。参考にしてぜひ食生活に取り入れてみましょう!

フケ予防に効果的な栄養素

​栄養素​特徴・効果​主な食材
​ビタミンA
  • ​皮膚や粘膜を丈夫にする
  • 肌荒れや老化を予防する
​ニンジン、卵、バター、レバー、うなぎ、イカなど
​ビタミンC
  • ​抗酸化作用に優れ保湿にも有効
​キウイ、イチゴ、レモン、大根の葉、キャベツ、ミニトマトなど
ビタミンB2
ビタミンB6
  • 肌の新陳代謝を高める
  • 皮膚細胞を活性化する​
​〈ビタミンB2〉ヨーグルト、レバー、さば、うなぎ、納豆、海苔
〈ビタミンB6〉にんにく、レバー、豚肉、まぐろ、さつまいも
​ビタミンE
  • ​高い抗酸化作用がある
​ナタネ油、明太子、すじこ、鯛、オリーブ、アーモンドなど
はるこ先生
健康な頭皮を保つには、主にビタミン類を摂取することが大事みたいね。
特に、ビタミンAは乾燥肌を改善するから、積極的に摂りたい栄養素よ。ただ、摂り過ぎには要注意!ビタミンAの過剰摂取は、頭痛や倦怠感を発症するかもしれないから、厚生労働省が定めた上限量​2,700μgRE/日(成人)​を超えないように摂りましょう。

質の良い睡眠をとる

毎晩ぐっすりと眠れていますか?「忙しくて充分な睡眠時間がとれない……」そんな人も多いかもしれませんが、質の良い睡眠をとることも頭皮の健康には必要です。健康に良いベストな睡眠時間は、6時間半〜8時間と言われています。睡眠不足が続くとホルモンバランスが崩れ、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることでフケが発生しやすくなります。フケだけでなく、抜け毛の原因にもなってしまうので、最低でも6時間以上の睡眠時間は確保するようにしましょう。

フケが出る頭皮の悩みで皮膚科へ行く場合3つ

シャンプーや洗髪方法、生活習慣を変えても一向にフケが良くならない場合、皮膚科で治療を受けることをおすすめします。フケの原因が分からずにそのまま生活を続けていると、皮膚の病気を発症したり、頭皮の状態が悪化して抜け毛の原因になることも。ここでは、皮膚科へ行くべきケースを3つに分けて紹介していきましょう。

脂漏性皮膚炎の場合

色々試してみてもフケが改善しないという人は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。原因は、私たちの皮膚に存在する常在菌のひとつ「マラセチア」というカビの一種が増えてしまうこと。下記のような症状に心当たりはある人は、脂漏性皮膚炎を疑った方がいいかもしれません。

脂漏性皮膚炎の特徴

  • 頭皮が赤い
  • ところどころに皮膚がはがれている
  • 眉毛や鼻、耳の周りも赤い
  • 髪の毛が束になるほど油っぽくなる(洗髪後24時間以内)
  • 頭皮を指で触るとしっとりとしたフケが爪の間に詰まる

このような症状を放っておくと、頭全体がフケだらけになり、顔や首、耳裏、胸、背中、わきの下などが皮剥ける症状も伴うことも。病院では、皮膚の状態に合わせて炎症を抑えるステロイド剤や、マラセチア菌の働きを抑える塗り薬で治療するのが一般的です。一概に脂漏性皮膚炎と言っても、フケの種類によって薬の効き目は変わるので、症状に適したものを処方してくれる点は、皮膚科へ通うメリットと言えるでしょう。

市販の薬やシャンプーを試して効果がない場合

セルフケアで症状が改善されない場合は、フケを発生させる原因が潜んでいる可能性が高いと言えます。医師や薬剤師のもとでないと処方できない薬は、市販薬よりも効果を発揮するもの。また、かゆみや炎症が強い場合は内服薬も処方するケースがあるようです。外側と内側からもアプローチすることで、より効率的に治療することができるでしょう。

フケの種類を知りたい場合

皮膚科では、頭皮の状態を総合的にチェックし、フケの種類と原因を調べてもらうことができます。具体的には、以下のような内容について診察してくれるようです。

  • 乾性フケか脂性フケの判断
  • フケの原因に応じた薬の処方​
  • フケ治療に適した市販品のアドバイス
  • フケかその他の病気の可能性

自分のフケの種類や原因を知ることができれば、その特性に合わせたシャンプーや頭皮ローションを安心して使うことができますね。

正しい洗髪やケアでフケの無い頭皮を目指そう

いかがでしたか?私たちを悩ますフケは、さまざまな要因から発症します。フケを改善・予防するためには、刺激の少ないシャンプーで洗髪したり、栄養バランスのとれた食生活や適度な睡眠時間の確保など、規則正しい生活を送ることも大切なんですね。また、フケは脂漏性皮膚炎によって発症していることも考えられますので、ただのフケだと油断せず、皮膚科を受診することがおすすめ。適切な治療法をみつけて、フケのない健康な頭皮を目指しましょう!