鏡をふと見た瞬間に気になるのが、顔のあちらこちらに出来たシミ。
出来てしまったシミを消す魔法の塗り薬として注目されているのが、ハイドロキノン配合のシミ取りクリームです。

いま注目のシミを消す美容クリームの、効果的な使い方や注意点についてご紹介します。

ハイドロキノンクリームの効果とは

ブルーベリーや苺などの果実にも含まれるハイドロキノン。

ハイドロキノン配合クリームは、シミを生み出す原因でもある、メラノサイト(メラニン色素を生み出す工場)の働きを抑える効果があります。

また、シミの源でもあるチロシンに働きかけ、メラニンに変化するプロセスをブロックする効果もあります。

さらに、すでに出来てしまったシミに対して効果的にアプローチしてくれるため、白くてみずみずしい素肌へ整えてくれる美白効果も期待できます。

シミが出来る前の段階から「1予防する」、いざ出来てしまったシミを「2漂白する」、ダブルの効果が期待できる女性に嬉しい美肌クリームです。

ハイドロキノンが効くシミの種類

  • 肝斑(かんぱん)・・・頬のあたり左右対称に出来てしまったシミ
  • 雀卵斑(そばかす)・・・目元まわりにできる小さな茶色の斑点
  • 老人性色素班・・・加齢や紫外線によりできる、輪郭がはっきりしたシミ
  • 色素沈着・・・ニキビやアトピー性皮膚炎・虫さされ跡などにできるシミ

ハイドロキノン配合クリームが効くシミの種類は、「肝斑」「雀卵斑(そばかす)」「老人性色素班」「炎症後の色素沈着」です。

効くシミのタイプとしては、加齢や紫外線など原因がはっきりと分かるもの、肌の表面にできたシミです。

対してあまり効果が期待できないのが、遺伝や何らかの病が原因で発症するシミ・肌の深部まで色素沈着した過度の時間が経過したシミです。

ハイドロキノン濃度の違いは?

2001年の薬事法が変更されたことにより、専門のクリニックなど医療機関のみで使用されていたハイドロキノン配合クリームが、化粧品や市販薬としても使用できるようになりました。

ハイドロキノンを使う際は「ハイドロキノン濃度はどのくらいか」しっかりチェックしておくことも大切です。

濃度1~3%

デリケートな肌のタイプの方でも、挑戦しやすいのがハイドロキノン濃度1~3%です。

即効性にやや劣るものの、化粧品の中でも濃度が比較的低いため、敏感肌の方でも安心して使うことができます。

濃度4~5%

ハイドロキノン濃度1~3%と比べて濃度がワンランク高いものが、ハイドロキノン濃度4%~5%タイプです。1~3%と比べ高い即効性があります。

少し濃度が高いため、初めての方はピリピリとした痛みや赤みを感じることもあります。肌に違和感を覚えたら使用を中止しましょう。

初めての方は二の腕など肌の目立たない場所で、あらかじめパッチテストを行うのがお薦めです。

 医療レベルの浸透技術でハイドロキノンを角層の奥まで届ける!

ハイドロキノン配合濃度は1.9%と低めながら、独自の浸透テクノロジーで皮脂を通過して各層の奥まで届けてくれるビーグレン。

長時間成分が肌の内部に留まり効果が持続するのでシミへのアプローチ力が違います。
全顔ケアできるので、シミだけでなく、くすみ解消も期待でる人気のスキンケアコスメです。

 顔全体に塗れるハイドロキノンの美白効果が老け顔のたるみ&シミに届く!

美白コスメにありがちな乾燥を払拭する抜群の保湿力を備えたシミ美白専用コスメ。

夜用集中美容液の新安定型ハイドロキノンがシミの根本原因をピンポイントにケア&顔全体に塗れるハイドロキノン誘導体配合の薬用美白美容液のダブル使いで、24時間徹底美白とたるんだ老け顔対策できます。しかも肝斑にも使用が可能!

正しい使い方と注意点

ハイドロキノン配合クリームの塗り方

シミに効果的なハイドロキノン配合クリーム。よりよい効果を得るためにも、正しい使い方・塗り方をマスターしておくことが大切です。

ハイドロキノン配合クリームは、お手持ちのローションや乳液などでスキンケアした後に用います。顔全体に塗るのはNG、肌トラブルなどを引き起こす可能性もあるため、シミが気になる部分にスポット的に用いるように心がけましょう。

綿棒などを使い、チョンチョンとシミに置くようにコンパクトに塗布するのが、お薦めの塗り方です。

塗布時の注意点は?

ハイドロキノン配合クリームを塗るときは、以下の点にも注意しましょう。

パッチテストをおこなう

刺激が強めのハイドロキノン配合クリームを初めて塗る場合は、皮膚の目立たないところに塗り、24時間たって肌に赤みやかゆみなどの異変はないか、あらかじめパッチテストを済ませておくことがお薦めです。

特定のコスメでかぶれた経験のある方、デリケートな肌タイプの方は忘れずにテストを行っておきましょう。

「洗顔後すぐ」は避ける

潤いたっぷりの洗顔後の素肌は角質層に水分が多いため、ハイドロキノンが浸透しやすく、肌への刺激が強くなりがちです。

不快な肌トラブルを起こしてしまう可能性もあるので、洗顔後や入浴直後は避けるか、化粧水や乳液、美容液などで十分に保湿した肌につけるようにしましょう。

紫外線対策をおこなう

ハイドロキノン配合クリームは紫外線を直接浴びると、シミを濃くしてしまう副作用もありますので、ハイドロキノンを使用するときは、日焼け止めクリームを同時に塗ることが重要です。

曇りがちな日や真冬の日でも、紫外線は届いているもの。365日天気や季節に関係なく、紫外線ケアを抜かりなく行っておくと安心です。

長期間同じ部位に塗り続けない

ハイドロキノンには前述の通り、シミの原因であるメラノサイトの働きを抑制する作用がある為、長期間継続使用することで、皮膚が部分的に色抜けし白斑が生じる可能性があります。

また連続使用による耐性が出来ることで、その後の使用に効果が期待できなくなる可能性も。
皮膚科で処方される場合は医師が適切なタイミングで使用を中止し、最低でも1ヶ月以上中断させます。

使用の際にはハイドロキノンのこういった性質を理解した上で、説明書をよく読む、皮膚科で行われている治療内容を参考にする等、長期間連続して使わないように気をつけましょう。

ハイドロキノンの副作用・リスク

シミやしわに効果的なハイドロキノン配合クリームには、副作用やリスクもありますので、使用前には注意点をしっかり確認しておくことが大切です。

ハイドロキノンを使用し肌にかゆみや赤みが現れたら、すぐに使用を中止しましょう。デリケートな肌タイプの方ほど、肌が赤くなる・かゆみが気になるといった副作用が出やすくなります。

使用期間や保管方法には注意が必要

酸化しやすいハイドロキノンは古いものを使い続けることによって、肌に過剰な負担をかけてしまうこともあります。肌が赤くなる・腫れるなど素肌に異変を感じるようになったら、使用を控え様子を見てみることもがお薦めです。

酸化しやすく劣化しやすいハイドロキノン配合クリームは涼しい場所で保管し、1カ月を目安に早いスパンで使い切ることが大切です。

夏の暑い季節は冷蔵庫内など、温度が安定した場所で保管するのもお薦めです。

また長期間ハイドロキノン配合クリームを使用していると、肌の一部の色素が無くなる「白斑」などの肌トラブルが生じる可能性もあります。

定期的に使用する場合は、肌の状態を毎日鏡でチェックし、皮剥けや腫れがないか、小まめに異変をチェックすることが大切です。

生理前・妊娠中・授乳中は要注意

生理前等女性ホルモンのバランスが乱れ、肌が過敏になる時期は副作用などのリスクが現れやすくなります。ハイドロキノンの使用は控える、又は様子をみた方がよいかもしれません。

また妊娠中、授乳中の方は使用について、主治医に相談してからにしましょう。
妊活の予定がある方は妊活スタートの1ヶ月前には使用を中止して下さい。

トレチノインとハイドロキノンのシミ治療(東大式シミ治療)について

ハイドロキノンと併用することで、美白効果をより高めるトレチノインとはどのような成分でしょうか。また日本国内でトレチノイン配合化粧品が認可されない理由は何でしょうか。

東大式シミ治療で注目されているトレチノインについて紹介します。

東大式シミ治療(東大式トレチノイン療法)とは

ハイドロキノンは皮膚内部には浸透しにくく、肌の奥まで成分が届きにくい性質があります。

そこで美容皮膚科や皮膚科では美白効果をより高める為に、ハイドロキノンとトレチノインを併用する治療が用いられています。

トレチノインには肌表皮のターンオーバーを促進させることで、深層のメラニン色素を排出させる働きがあります。

このトレチノインのメラニン色素排出・肌再生効果と、ハイドロキノンの美白効果を利用して、シミ治療の効果を格段にアップさせているのです。

ちなみに、ハイドロキノンとトレチノインを併用して肌再生する治療法は、最初にこの治療の有効性を導き出したのが東京大学の吉村浩太郎ドクターであることから『東大式シミ治療』『東大式トレチノイン療法』等と表現されています。

トレチノインは日本国内で認可されていない

ただし、トレチノインは皮膚に対して刺激がかなり強く、低濃度でも部位によっては強烈な痛みや炎症を伴う場合もあり、使い方が難しい成分です。

トレチノインが付いた手で目、口元、鼻孔などの粘膜を触り付着させるだけで、ひどい炎症を引き起こすこともあるので注意が必要です。

また、トレチノインは妊婦に使用すると催奇形性のリスクが高まる可能性があります(これは内服した場合で、外用ではリスクは極めて低いとされていますが)。

このようにトレチノインは個人が正しく適切に使うのが難しく、もし誤って使用した場合に深刻な副作用が起こす可能性があることが、日本国内で厚生労働省が認可しない理由の一つとされています。

どうしても、トレチノインを使用してシミ治療をしたい場合は、取扱いが可能である医師の元で行わなければなりません。

個人輸入サイトで購入したトレチノインを使ってシミを消したというブログの記事を見かけることがありますが、あくまでも自己責任の範疇で、危ないので安易に真似しない方がいいと管理人は思います。

希望する場合、まずは東大式シミ治療を行っている美容皮膚科、皮膚科で相談してみましょう。

<まとめ>

出来てしまったシミを消す塗り薬として、女性の悩みに真摯に応えてくれるハイドロキノン配合クリーム。シミの素にアプローチし、気になるくすみやしわをオフしてくれる美白系の塗り薬です。

アンチエイジングな漂白剤として活躍が期待されるハイドロキノンはリスクや副作用も高いため、使用前に注意点をよく読んでおくことも大切です。

ハイドロキノン配合クリームと上手にお付き合いして、年齢を感じさせない活き活きとしたフレッシュ美肌を目指してくださいね。