受付について

診察、治療について

クリーニング、ホワイトニングについて

治療方針

最近の歯科の治療は一般に考えられている以上に複雑で、患者様が選択していただく項目が多くなっています。これは同じ医療機関とである医科の分野の治療とは大きく異なります。

治すという目的は同じですが、多くの手段があるというのにはそれなりの理由があります。歯は他の人からも見える場所にあり、そしてとても硬い組織でできています。そのため治療に使われる材料には様々な選択肢があるのです。

健康保険によって決められている材料を使うか、自費診療による特徴のある材料を使うか、またその材料を大量生産的に加工するのか、その患者さんのアゴの動きを反映して一本ごとに作っていくのかによって金額が違ってきます。治療で使用する材料と製作方法を患者様に選択していただいてはじめて治療方法が決定されるのです。

それぞれの材料にどういった特徴があるのか、どのように違うのかをしっかりと把握していただくために、いろいろな種類による治療法の特徴を詳しく書いてあるパンフレットを来院された初診の方全員にお渡ししております。ブログでも情報発信しておりますので、ご自分の現状にはどれが必要なのかを検討してみてください。

全体のバランスを考えた治療

歯は上と下のアゴに植わっており、上下の骨を支えるアゴの関節は非常にデリケートです。もともとの歯並びが悪かったり、ストレスなどによる夜中の無意識の食いしばりや歯軋り、治されたかぶせ物の歯の粗悪な形態や調整不足、親知らずの歯に起因する噛みあわせ時の干渉などによってアゴの関節に無理な力を加えてしまうと、関節と頭の骨の間に介在する関節円板という、アゴの関節にとって非常に重要なクッションの役目をする組織がずれてしまいます。

最初は何となくアゴの開け閉めの時に引っ掛かるとか、ごきごき音がするというった症状であったものが、突然痛みを伴ったり、口が極端に空けにくくなったりする、困った現象や偏頭痛などの不定愁訴に悩まされてしまうことがあるのです。

もし噛み合わせが悪いままでむし歯になった歯だけを治しても、全体のバランスである噛み合わせが悪いままであれば根本的に治したことにならず、再発やしっくりこないというような状態が続くこともあります。

検査してみて明らかに悪くなった歯以外にも問題を起こしていると考えられる部分が見つかった場合には、お口の中のそれ以外の歯をも治療しなければ本当の治療にはならないということが多々あります。右側が痛い場合でも、実際には左側の噛み合わせが低いとか、噛みにくい何らかの原因があったために反対側ばかりを使ってしまっていたことで痛くなっていたのだというような症例もよくあるのです。痛い部分だけを見て治すのではなく、現状を検査したうえで正確に把握をしてから治療に入ることをおすすめします。