なんとなく知ってはいるけど、実際に飲んだことはないって人が多い飲み物「チャイティー」。
コーヒーや紅茶と違ってどんな味がするのかいまいち想像できず、謎の飲み物みたいになっていますよね。
しかしこのチャイティー、実は結構侮れない飲み物でもあったりします。
ダイエット、美容、健康などなど私たちが求めている、嬉しい効能をいくつも備えているようなんですよ。
そこで今回は、そんな今注目するべきホットな飲み物「チャイティー」を特集。
チャイティーとはどんなものなのか、効能やカロリーは、そもそもどうやって作るのかなど気になる情報をまとめてご紹介していきます。
チャイティーとは
チャイティーは、インドをはじめとしたアジア地域で好まれるポピュラーな飲み物の一つ。
数種類のスパイスと紅茶を煮出して牛乳を加えて作られます。
調理が必要な分コーヒーや紅茶などと比べると、淹れるのが少し面倒かも知れませんね。
茶葉は味わいの濃いアッサム、スパイスはシナモンやカルダモン、クローブ、ジンジャー(生姜)などが一般的となります。
味わいはスパイスの芳醇な香りが印象的な、甘めのミルクティーと言った感じ。
香りを楽しみながらのんびりと時間をかけて飲む、リラックスしたい時にオススメな1杯と言えるでしょう。
チャイティーのカロリーは
たっぷりとミルクを使い甘みも効かせたチャイティーは、紅茶やコーヒーと比べるといささか高カロリーと言えます。
チャイティーのカロリーは、スターバックスの「チャイティーラテ」の場合だと以下の通りの数字に。
| チャイティーラテのカロリー&価格一覧表 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
ホット | サイズ | Short | Tall | Grande | Venti |
| ミルク | 149kcal | 221kcal | 292kcal | 370kcal | |
| 低脂肪 | 131kcal | 194kcal | 257kcal | 325kcal | |
| 無脂肪 | 112kcal | 167kcal | 221kcal | 279kcal | |
| 豆乳 | 147kcal | 217kcal | 267kcal | 363kcal | |
アイス | ミルク | 159kcal | 202kcal | 273kcal | 315kcal |
| 低脂肪 | 138kcal | 179kcal | 242kcal | 282kcal | |
| 無脂肪 | 117kcal | 157kcal | 211kcal | 250kcal | |
| 豆乳 | 156kcal | 198kcal | 268kcal | 310kcal | |
| 価格(税抜) | ¥370 | ¥410 | ¥450 | ¥490 | |
ご覧頂けば分かる通り、必ずしも気軽に飲めるとは言えないカロリーとなっていますね。
甘いお菓子と一緒に頂くのは、あまりオススメ出来ないと言えるでしょう。
しかし、少しカロリーが高めだからと言ってチャイティーがダイエットに悪いというのは、時期尚早です。
チャイティーには、カロリー以上に見逃せない素晴らしいメリットが備わっているのです。
それに甘みがある分満足感が強いので、チャイティーはおやつ代わりにだってなりますしね。
飲み方次第で、デメリット以上のメリットを引き出せるそんな”強み”を持っているんです。
チャイティーの効能
香りの豊かさ、美味しさ以上に、チャイティーの1番の魅力として挙げられるのが、その万能と言ってもいいほどの「効能」の凄さです。
いくつもの種類のスパイス(香辛料)をブレンドして作るチャイティーは、そのそれぞれのスパイスが持つ優れた効能をたった1杯に集約。
1度にまとめて得ることが出来るのです。
その効能はダイエットから美容、健康系に至るまで多種多様。
私たちの生活をより豊かに、より快適にしてくれるものばかりです。
それではいくつか、取り上げてみましょう。
痩せ体質を生み出すダイエット効果
「お茶」としてはちょっとカロリー高めなチャイティーですが、ダイエットには悪影響というわけではありません。
チャイティーには、私たちのダイエットを助けてくれる効能が色々あるんです。
例えばチャイティーの基本のスパイスの一つ「シナモン」には、体の脂肪細胞を縮小するという働きがあります。
脂肪の合成・蓄積を抑える事で、肥満になるリスクを減らしたり痩せやすくしたりすることが出来るのです。
また同じくチャイティーの基本スパイスの一つ、「ジンジャー(生姜)」もダイエットには効果的。
血行を改善し新陳代謝を促すことで、脂肪が燃焼されやすい痩せやすい体質を作り出すことが出来るのです。
これらのスパイスだけでなく、ティーつまり「紅茶」自体の効果も見逃すことは出来ません。
紅茶に含まれる茶カテキンには脂肪の吸収を抑える効果、糖分を分解する効果が備わっているのです。
シナモン、しょうが、そして紅茶と、チャイティーは複数の効能の合わせ技でダイエットを助けてくれるというわけなのですね。
新陳代謝を高める効果
チャイティーは、新陳代謝を高めるにはもってこいのドリンクです。
チャイティーに加えられる、シナモン、ジンジャー、クローブ、カルダモンの4つのスパイスには、それぞれ血行を良くする効果が備わっているからです。
たとえばシナモンは、体中に張り巡らされた”血管”にその効果を発揮します。
毛細血管の修復や老化防止、血行不良自体の改善などなど。
ジンジャーは、言わずもがなですね。
体を温める効果と血液をサラサラにする効果の2つによって、血流を改善し代謝の向上へとつなげます。
クローブは、ジンジャーと同じ体を温める効果によって血行を促進。
最後にカルダモンは、発汗作用によって毒素の排出とともに新陳代謝を助けてくれるのです。
こうして高められた新陳代謝は、美容そして健康にもその効果を発揮します。
老廃物の蓄積を抑え新しい細胞への再生を促すことで美肌の美髪の生成につながるほか、血流の改善によって必要な栄養が全身に行き渡り肌のシミやしわ、抜け毛の予防などにも効果を発揮するのです。
健康面では、特に女性に嬉しい「冷え性」予防効果が挙げられるでしょう。
それぞれのスパイスが持つ新陳代謝を高める効果、血流改善効果は、体温を高めその効果を体の先から先まで全身へと運んでくれるのです。
心を落ち着かせるストレス解消効果
チャイティーは、疲れがたまっているときのリフレッシュにも役立ちます。
これにはシナモン、そしてクローブが効果を発揮します。
これらのスパイスには、リフレッシュ効果がありストレスの解消や気分転換にとても有効。
特にクローブには鎮痛作用も備わっているため、歯痛など体に痛みが来ているときには助けてくれます。
またミルクに含まれるトリプトファンもストレス解消には効果的。
幸福ホルモンであるセロトニンの分泌を促し、ストレスの解消や快眠に効果を発揮してくれるのです。
これはホットミルクでも有名な効果ですね。
忙しい毎日につかれている方、最近イライラしていると感じている方は、夕食後にのんびりとチャイティーを楽しむのがオススメかもしれませんよ。
健康と美容を支える抗酸化作用
アンチエイジング(老化予防)の効果から近年注目が高まっている抗酸化作用は、もちろんチャイティーにも備わっています。
紅茶自体が持つ強い抗酸化作用と、数種類のスパイスが持つ抗酸化作用が、重ね合って効果を発揮するのです。
この抗酸化作用というのは、体に様々な悪影響を及ぼす”活性酸素”を除去する働きのことを指します。
この”活性酸素”は、お肌のシミやしわ、たるみと言った老化現象を生み出したり、健康面では動脈硬化など生活習慣病の原因にもなったりする厄介者。
しかも、喫煙や飲酒、紫外線やストレスなどによって発生することから完全に回避することはほぼ不可能なため、これを体内から追い出せる抗酸化作用が今注目を浴びているというわけなのです。
老化というのはある意味自然的なものと思いがちですが、その原因はそのすべてが対策不可能というわけではありません。
しかしこの抗酸化作用のようにきちんと対抗手段をとれば、普通よりもずっと今の若さを保つ老化を遅らせることだって不可能ではないと言えるんですよ。
お腹の不調に効く消化促進作用
お腹の調子が良くない、胃が疲れてるなと感じるときには、チャイティーを飲むのがオススメです。
チャイティーに含まれるスパイスたちが、弱った胃の機能を高めてくれるからです。
例えば生姜は、胃の周辺の血行を改善することで胃腸の働きを促進してくれますし、シナモンは消化を助け下痢や腹痛を改善するのに効果的。
クローブにも同じく消化促進効果がありますし、カルダモンは唾液や胃液の分泌を促進することで消化力を高め胃の不調を回復、消化不良などの問題を解決してくれるのです。
お腹の調子が良くないときはコーヒーなどは飲みにくいので、朝食のお供や休憩時間の1杯に代わりにチャイティーを飲むのもいいかもしれませんよ。
チャイティーの基本の作り方
本格的な美味しいチャイティーの作り方は、ちょっと面倒です。
まず必要な材料は以下の通り。(3人分)
- 紅茶(アッサム)…6g(またはティーパック2個)
- 水…200㏄
- 牛乳…300㏄
- シナモンパウダー…小さじ1/2(またはスティック1本)
- クローブパウダー…小さじ1/2
- カルダモンパウダー…小さじ1/2
- 生姜すりおろし…小さじ1/2
- 砂糖…大さじ1~2(ハチミツでも可)
各スパイスのパウダーは、スーパーににいけば大体手に入るかと思います。
ただしよりこだわる場合は、パウダーではなくホール(そのまま)のものを使用する方が良いでしょう。
また各分量についても、お好みで調整し自分に合った味わいに合わせることをオススメしますよ。
例えばさっぱり目にしたい場合は水の割合を増やしたり、特定のスパイスの香りを強めたい時にはその分量を増やしたりなど。
次に作り方は、以下の通りになります。
- 各スパイスと紅茶(茶葉またはパック)を水と一緒に小鍋に入れ煮出す(弱火)。
- 牛乳・砂糖を入れ、ふつふつとなるまで加熱(弱火)。
- 粉っぽさをとるため茶漉しを使いつつカップに注ぎ入れる。
茶漉しを使うのは少し面倒かもしれませんが、飲んだ時の印象が結構違うため極力使うのをオススメしますよ。
チャイティーのアレンジ
基本のチャイティーも美味しいですが、ちょっとアレンジを聞かせてみるのもチャイティーの楽しみ方の一つです。
いくつか例を挙げてみましょう。
ほうじ茶チャイティー
意外と人気があるのが、ほうじ茶を使った和風のチャイティー。
香ばしい風味とほのかな渋みが意外なマッチングを見せてくれます。
カフェインが少なめになるため、寝る前の1杯としてもいいですね。
豆乳チャイティー
牛乳よりもヘルシーで栄養満点になるのが豆乳チャイティーです。
スターバックスなどでも定番のカスタマイズですね。
豆乳のまろやかな風味と、スパイスの香りが一味違った味わいを生み出してくれますよ。
ブラックペッパーチャイティー
ちょっと冒険ですが、刺激を求めるならプラスするのもありかも知れません。
甘みの強いチャイティーに加えられた、わずかなスパイシーな風味が新しい味わいを楽しませてくれることでしょう。
お手軽版!インスタントチャイティー!
本格的なチャイティーは面倒だしいきなりスパイスをそろえるのはちょっと大変、なんて時にはとりあえずインスタントのチャイティーから始めるのがオススメです。
これなら少ない費用で済みますし、作るのもとっても簡単ですからね。
ただし、本格的なものと比べるとスパイスの香りはやっぱり弱め。味わい自体も同じとは言えませんから、こちらはあくまでお試し用・お手軽用として楽しむのをオススメしますよ。