June 25, 2005
フランスエステティック事情
フランスといえば、エステの本場!フランスのエステティックの歴史は古く、その源流は18世紀のマリーアントワネットの時代にさかのぼります。彼女はエステ三昧の(?)優雅な宮廷生活を送っていましたが、重税に苦しむ民衆のの反発(フランス革命)にあい、のちに処刑されてしまいます。しかし、この頃の贅沢な宮廷生活がエステティック文化の創造と発展に密かに貢献していたようですね。
さて、現在のフランスのエステティックと言えば・・・。一概には言えませんが、私が日本でイメージしていたものとはかなり異なります。それは良い意味でも悪い意味でも、ここは本当にエステの発祥の地であり、本場であるということです。
フランスのエステといえば、大手のゲラン、クラランス、クリスチャンディオール、ランコムなど日本でもお馴染みの化粧品会社がパリなどに一流の高級サロンをかまえています。このような大型サロンをフランスでは「アンスティテュ ド ボーテ」と呼んでいます。でもこれは全体数からすると、ほんの一部に過ぎず、大半はこじんまりとした地域密着型の個人経営のサロンによって成り立っているようです。中規模店舗は「サロン ド ボーテ」、そして小規模店舗を「キャビン」と呼んでいます。フランスのエステティックサロンの定着度はかなり高く、年齢層も大変幅広いものになっています。日本ではまだまだ若い女性向けというイメージが強いですが、フランスではあらゆる年齢層の人が、ちょうど美容室を利用するのと同じような感覚でエステティックサロンを利用しています。
フランスのエステティックサロンの日本と大きく異なる点は、まずひとつのサロンで多くのサービスを受けることができるということです。逆に言えばエステティシャンは日本で言う、いわゆるエステ以外のこと、例えばメイクアップ、マニキュア、店によってはアートメークやタトゥーまでも一人のエステティシャンが行わなければなりません。ついでに日焼け好きのフランス人に欠かせない(?)日焼けマシーンもエステティックの範疇です。
フランス人の間で人気があるトリートメントは、まずは「ソワン ドゥ ヴィザージュ」と呼ばれるフェイシャルトリートメントです。そして驚くことに、これに張るくらい人気があるのが、「エピラシヨン スルシル」と呼ばれる、いわゆる眉毛抜きです。ただ眉毛を抜くためだけに、サロンを訪れるお客さんがとても多いのです。この眉毛抜きを当初私は、老眼で近くが見えない40代以上のマダムたちのための施術かと思っていました。しかし、お客さんを見ていると、なんと20代の若者たちも意外にも多いのです。フランス人のほかにも、友人のスペイン人の子や、隣に住んでいるモロッコ人の子も眉毛は必ずサロンで抜くそうです。私がエステティックの学校に通っていると言ったら必ず言われる言葉、それは「今度、眉毛抜いて!!」です。確かに眉毛はその人の表情や印象を変える重要なパーツ。抜き方や形にも当然プロのテクニックはあります。フランス人、眉毛の形には日本人よりもこだわりがあるようです!
フランスのサロン、日本のようにコースを組んでローンで支払うという仕組みはありません。その点、とても安全です!(笑)日本では、裸でマシーンに入れられ、何時間もそのまま軟禁状態でエステティシャンのセールストークにあい、あげくの果てに数十万、数百万の契約をさせられてしまったなどという話をたまに聞きますが、フランスではそういうのは全くありません。フランスのサロンは、先ほど紹介した眉毛抜き(大体相場は7€、1000円くらい)だけのために来るくらい誰でも気軽に行けるところです。あるお客さんで、7€を眉毛抜き代として支払い、10€をチップとして置いていかれた方がいました。この額、とても多いです!フランスではチップは今はそんなに一般的ではありません。(私はフランスでチップをあげたことがありません!)彼女にとってエステティックサロンは眉毛を抜くという目的のほかに、エステティシャンと気軽に安心して会話を楽しむことができる場所として来られているような気がしました。フランスでは多くの専門学校生が研修をしているので、お客さんもそれを分かっているのか、私たちとの雑談(美的トーク)も楽しまれていたようです。
多額のコースを無理やり組ませるよりも、価格的には小さくても、満足度が高いお客さんが多くリピートしてくれるようなサロンって素敵だなと思いました。もちろん、このお客さん、日によってはフェイシャルやボディなどのコースも受けられていました。
フランスのエステティックサロン、フランス人の保守的な性格が表すように少し古いな~と思うことも時にあります。そのあたりのことはまたの機会にお話しすることして、今日はこのへんでおしまいにします!
フランスならではのエステと言えば!?
←チョコレートのパックです。フランス人のチョコレート好きはこんなところにまで!写真は顔ですが、全身チョコレートパックというコースもあるようです。効果の程はいかに!?
このほかにも、「ヴィノセラピー」と呼ばれるブドウのエステもボルドーなどで行われています。ワイン樽のお風呂付きです。いわゆるポリフェノール効果ですね。
ランキングの順位、今の時点で5位です。フランスでの学校の成績はいつも下から1,2番目を推移していて、下の方にいるのに慣れていた私ですが、やっぱり上に上がっていくって嬉しいものですねいつも応援ありがとうございます。コメントも記念に残していってくださいね!
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エステをするのもされるのも大好きなmiwaと申します。
「いつか本場フランスで!」ともう何年も前から思って
ましたが、結局未だに実現できてない状態です。
大変興味深い内容で、勉強になりました。
本場フランスは、さすがエステティシャンのレベルが
高いですね。
「価格的には小さくても、満足度が高いお客さんが
多くリピートしてくれるようなサロン」って素敵ですよね。
敷居が高い・・・等感じていた方も通っていただけると思いますし。
フランスで学んだことは大きな財産になりますね!
これからも頑張って下さい!
こんにちは!コメントありがとうございます。
フランスのエステサロン私も実は客としては行ったことがありません!フランスは専門学校で学ぶのがメインで、働き始めてから技術や知識を学ぶ機会が少ないようです。その点、日本のサロンは教育がしっかりしていますよね。
フランスの一流エステ、帰国する前に一度体験したいと思っています。そのときはまたレポートしますね。
それではまた☆
フランスではエステって、気軽に行ける所なんですね。
私はまだまだ、エステって言いますとお金が無いと簡単には行けない所だって
言う響きがまだあります。でもフランスだったらいつでも
気楽にいけるかも知れません。一番やりたいのはマッサージと
脱毛ですね。ああーこの無駄毛の多い事!何でこんなに毛深いんだろう?
チョコレートエステ!美味しそうですけど、チョコ好きの私には
チョコを全身に塗ると言う発想がちと考えにくいですね。
顔に塗っても嘗め回してそうです(笑)
それにしても、エステの歴史がこんなに古いとは!
フランス人の美意識が日本人より高いのもうなずけます。
実技の試験だけはようやく終わりました。ちょっとホッとしているところです。
フランスのエステは日本で有名なブランドはちょっと敷居が高そうですが、ルーアンなどにあるサロンは気軽に利用することができますよ!
ショコラさんそんなに毛深いのですか?フランス人は毛の色が薄いせいか、そこまで毛深いのが目立たないのですが、スペイン人の友人はかなり濃かったです!!でも毛はもともと皮膚を保護するためにあるので、寒いところの人や、逆に太陽の光が強い南国の人は濃いようです。(日本では沖縄の人は、毛深いそうです。)
私もチョコレートエステはちょっと無理です。なんせもったいないですよね。
marchさんのブログを見てとても興味をもちました。
私は日本でエステに携わり早7年になります。
そして結婚を機にフランスへ移住することになり、とりあえずフランス語を勉強したあと、エステの学校にでも通えたらな~と思っていたところこちらのブログに遭遇。いろいろな情報をもらえたら嬉しいです。
日本人が経営するエステサロンや日本人向けに開いているサロンとかはけっこうありますか?
試験前にこちらのブログに出会い励まされました、もしできたら近い将来フランスにワーキングホリデーで行って、仕事の経験ができてばと考えているのですが英語と日本語少しのスペイン語しか話せません・・・・
ですが良い経験だと思うのでトライできればと考えてます :)
いつも楽しく読ませていただいてます!
はじめまして、こんにちは!
コメントありがとうございます。
もう何年も前に書いたブログがお役に立てて、光栄です。
資格の取得、おめでとうございます!
これからは、資格を生かしてエステティシャンのお仕事をがんばってください!
現在フランスエステサロンを細々と致しております。本当に日本のエステの考え方と違って今書かれているように、みんなのサロンと云う感じで、おしゃれですよね。拝見しているブログはずいぶん前のようですが、コメント読んでいただけるといいですね。
エステサロンを経営したくて
色々、調べていましたら
こちやの記事を見まし。
フランスと日本のエステは
どのあたりが違うのでしょうか?
具体的に知りたいです。
是非!
教えて下さい!