(2014年3月20日配信)
第115回 『ニキビとストレス~ヘコんだ時の対処法(3) 自分を励ます「定番フレーズ」でニキビ改善』
#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#
こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。
先日、地元のライブハウスで開かれた演奏会に行きました。数多くのCMやテレビ、ラジオ番組のテーマなどを手がけるピアニスト『村松 健』さんの演奏会です。
50人位で一杯になる小さなライブハウスでの演奏会。25、6年程前、札幌の小さなホールでのミニ演奏会に行って以来の生演奏でした。
『村松 健』さんは、現在、奄美大島に音楽制作の拠点を移し、地元の伝統楽器である奄美三線などの演奏にも力を入れているそうです。
演奏はピアノソロに加え、奄美三線の独演、更にはゲストミュージシャンのギター、ベースとのジャズ演奏など3時間半にわたる熱演でした。
『村松 健』さんの最近20年の『変化』を知らなかった私にとって、今回の演奏会は大変新鮮で刺激的でした。
最近のピアノソロのCDを聞いてみました。これまでの音楽性の『変化』がうまく生かされていて、幅広い人に受け入れられる内容になっていました。
『変化』はやっぱり大切です。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が残るのでもない。唯一生き残るのは変化する者である。』 チャールズ・ダーウィン(進化論で有名なイギリスの自然科学者)
大切な格言を思い出しました。
『今まで通りに頑張ってもニキビ改善が進まない』と感じたら、それは『変化』が必要のサインかも。
だからといって、いきなり全てを『変化』させるのは、難しいですし、ちょっと危険。
一歩前へ出ましょう。
界面活性剤入りの洗顔フォームを止めてみるのはどうでしょうか?普通の固形石鹸を泡立てネットで泡立てて洗顔する方法はオススメです。お肌が乾燥しなくなってニキビが改善することも多いです。
少しの『変化』が、ニキビ改善に役立ちます。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。このメルマガが、月に1度必ず届く、『ニキビ改善のきっかけとなる「変化」を伝えるメッセンジャー』になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。
このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、自分自身が一歩でも前に進むつもりで、毎月お届けさせていただいています。
とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を毎月発行しております。
そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。
(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)
ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)
今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!
- (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
- (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
- (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
- (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。
これは私が皮膚科診療を23年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。
ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて解説してきました。
第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連したこと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。
第112回からは、『ストレス』の対処法に最適な本『「凹(ヘコ)まない」技術』( 西多昌規 著)をもとに、『ニキビ』と『ストレス』についてとりあげています。
この本で、繰り返し強調されているのが、『鋼(はがね)のような「絶対にヘコまない精神力」を無理に手にいれようとするよりは、「ヘコんでも」うまく元に戻せる「復元力」を徐々につけましょう』という考え方です。
前回は、ストレスで「ヘコんでも」うまく元に戻せる「復元力」の方法は一休み。『きゃりーぱみゅぱみゅ』さんの髪型とあごニキビについて考えました。
今回は、『ニキビ』と『ストレス』で落ち込んだときの対処法として、『自分を励ます「定番フレーズ」を持つ』方法について考えます。
自らの反発力、復元力があれば、「ヘコんで」しまっても心配することはないというが、紹介させていただいている『「凹(ヘコ)まない」技術』の主旨です。
反発力、復元力を生み出す積極的な方法として、自らを鼓舞する『定番フレーズ』をもってみるのはいかがでしょうかと西多先生は提案されています。
この『自分を励ます「定番フレーズ」』を持つことは、『ストレス』で『ニキビ』が悪化した時の対策として、また、ニキビ改善が思わしくない時に襲われるストレスへの対処法としてとても良い方法ではないかと思います。
厳しい競争社会を生き抜いてゆくその道のプロフェッショナルは、なんらかの座右の銘を持っている場合が多いものです。
一流のプロでも、結果が出せずに大いに「ヘコんで」しまったときには、座右の銘に立ち戻っているのに違いありません。
ただ私達、一般人の場合は、そうカッコいいセリフを準備できているわけではありません。
座右の銘といった、大げさなものである必要はありません。「ヘコんだ」ときに自分を励ましてくれる、お決まりの「定番フレーズ」をもつということは一つの有効な作戦です。
1)短いお気に入りの言葉が、いちばん向いています。
2)自分の気に入った、心に残る歌詞の一節、それでまったく構いません。
3)手帳などに書き留めておくのも「ヘコまない」習慣と言えます。
4)映画などのセリフもなかなかいい材料です。などと西多先生はおっしゃっています。
また、ガンダム世代のご自身は、「ヘコんでくじけそうな」ときには、最終話ででてくる「まだまだ!まだ終わらんよ」というセリフを思い出されているそうです。
さて私の場合は? 恥ずかしながら少し公開させていただきます。
手帳編:医師となってから開業前まで愛用していた手帳が手元にあります。そこから格言を2つ。
『臥薪嘗胆』 『失意泰然、得意冷然』
下積みの時代はつらかったですね。このとき頑張って良かったと今はつくづく思います。
音楽:愛用のiPodに激励ソングを満載しています。すぐ何度でもどこでも聞けるのが最高です。
超マイナーですが、さだまさしさんの『立ち止まった素描画』という歌の歌詞の
『多分人生って奴はかなしいよね
でもごらんよく見りゃまんざら捨てたもんじゃない』
がお気に入りです。
映画:有名な映画なら『ショーシャンクの空に』がオススメ。
『Getbusylivingorgetbusydying』
『必死に生きるか。必死に死ぬか』
廉価版のDVDが売られています。
アニメなら『宇宙戦艦ヤマト』。セリフの
『明日の幸せというものは自分の力でしか獲得できないもの』
は、第65回のコラムでも紹介させていただきました。
数限りないものを用意していますが、ストレスからは逃れることは難しいですね。
でも最近は、あるブログの〆の言葉である
『今日も生かして頂いてありがとうございます』
という言葉が最強かと思っています。感謝して生きて行くことは大切ですね。
『定番フレーズ』が見つかったら、手帳に書いて何度も見たり、紙に書いて自分の身近な場所に貼って何度も見返しましょう。
この繰り返し作業が、『ストレス』を軽減させ、気持ちが前向きになり『変化』を受容できるようになります。『変化』を受け入れられたら『ニキビ改善』はもうすぐそこです。
[今回のポイント]は以下の通りです。
【今回の4決め!落ち穂拾い】 「落ち穂 その99」
『ニキビとストレス~ヘコんだ時の対処法(3)
自分を励ます「定番フレーズ」でニキビ改善』
- •『ストレス』の対処法で最適な本を見つけました。『「凹(ヘコ)まない」技術』 西多昌規 著 です。
- •この本で、繰り返し強調されているのが、『鋼(はがね)のような「絶対にヘコまない精神力」を無理に手にいれようとするよりは、「ヘコんでも」うまく元に戻せる「復元力」を徐々につけましょう』という考え方です。
- •今回のコラムでは、『自分を励ます「定番フレーズ」を持つ』を取り上げました。
- •反発力、復元力を生み出す積極的な方法として、自らを鼓舞する「定番フレーズ」をもってみるのは良い方法です。
- •『自分を励ます「定番フレーズ」』を持つことは、『ストレス』で『ニキビ』が悪化した時の対策として、ニキビ改善が思わしくない時に襲われるストレスへの対処法としてとても良い方法です。
- •座右の銘といった、大げさなものである必要はありません。
- •ガンダム世代の西多先生は、「ヘコんでくじけそうな」ときには、最終話ででてくる「まだまだ!まだ終わらんよ」というセリフを思い出されているそうです。
- •私の場合は、以下があげられます。
『多分人生って奴はかなしいよね
でもごらんよく見りゃまんざら捨てたもんじゃない』
(さだまさし『立ち止まった素描画』歌詞より)
『明日の幸せというものは自分の力でしか獲得できないもの』
(『宇宙戦艦ヤマト』より)
『今日も生かして頂いてありがとうございます』(あるブログの〆の言葉) - •『定番フレーズ』が見つかったら、手帳に書いて何度も見たり、紙に書いて自分の身近な場所に貼って何度も見返しましょう。
- •この繰り返し作業が、『ストレス』を軽減させ、気持ちが前向きになり『変化』を受容できるようになります。
- •『変化』を受け入れられたら『ニキビ改善』はもうすぐそこです。
『村松 健』さんの演奏会は、本当にアットホームな感じでした。北海道は第二の故郷といわれるように、地元の十勝や北見などで毎年コンサートやレコーディングもされているとか。 いろいろ検索してみると、また偶然の一致。『村松 健』さんの誕生日は、私の弟と同じ5月9日でした。
次回は、「ヘコんでも」うまく元に戻せる「復元力」の方法は一休み。新型ビタミンC誘導体について考えます。
それでは。
おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)