製品

    Qスイッチルビーレーザー

    The Ruby Z1 (ザ・ルビー Z1)

    色素性皮膚疾患治療のゴールドスタンダード
    ワンランク上のルビーレーザー

    メラニン起因の皮膚疾患治療のゴールドスタンダード

    1983年にハーバード大学のRox. R. Andersonらによって確立された選択的光熱融解理論Selective Photothermolysisは、20年以上たった今でも皮膚レーザー治療のバイブルとして引用されています。
    この理論に基づき、1990年に色素性皮膚疾患治療用レーザーとして初めて登場したQスイッチルビーレーザーは、その歴史の中でゴールドスタンダードとしての立場を強固に築き上げてきました。
    数あるQスイッチレーザーの中で、なぜルビーがスタンダードなのか?
    どうしてルビーには根強いファンがいるのか?
    長年のノウハウと妥協しない技術の結晶「ザ・ルビー」、それが答えです。
    ※Qスイッチルビーレーザー

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    ◆ 診療報酬について
    Qスイッチ付ルビーレーザー照射療法及びルビーレーザー照射療法は、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑等に対して行った場合に算定できます。
    (平成28年診療報酬点数表による)

    色素性皮膚疾患治療に「ザ・ルビー」が選ばれる理由

    メラニン選択性の高い波長

    Selective Photothermolysisによると、レーザーで色素性皮膚疾患を治療する際に、メラニン色素と酸化ヘモグロビンとの光吸収度の差が大きい波長領域(Optical Window)を使用することで選択的な治療が可能になるとされています。光の波長吸収特性では、ルビーレーザー光の波長(694nm)付近は酸化ヘモグロビンへの吸収が非常に低く、メラニンにおける吸収が高いレベルにあることがわかります。
    メラニンへの光吸収は短波長になるにつれて高くなりますが、血管にも強く吸収されるため、真皮深層へ十分に届かず、毛細血管を破壊して紫斑を生じることもあります。
    一方、アレキサンドライト(755nm)やYAG(1064nm)の波長は、メラニン吸収がルビーより少なくなるため、メラニンの薄い病変部には吸収されにくくなります。さらに、これらの波長域は酸化ヘモグロビンにも吸収されるため、血管にダメージを与え、出血することもあります。
    波長選択においてルビーの波長は、Optical Windowの中心であり、Selective Photothermolysisの第一原理に完全合致するため、メラニン類粒を最も選択的に破壊し、周囲組織へのダメージを最小にして、色調の薄い病変でも鋭い反応性を持つことができるのです。これがいわゆる“ルビーはキレがよい”というわれる由縁です。

    疾患に合わせ照射時間を選択可能

    ザ・ルビー Z1は、症例に合わせてQスイッチとノーマルパルスの2つの異なるパルス幅(照射時間)を有するモードを選択できます。深在性疾患、表在性疾患と病変部の状態に合わせた適切な照射時間を選択することで、侵襲の少ない治療が可能です。また、照射時間を変えたコンビネーション治療により、治療の幅が広がります。

    深在性色素疾患への高い効果と深達性(Qスイッチモード)

    ルビーレーザーの光エネルギーは、組織中のメラニン類粒に選択的に吸収されて熱に変わります。この時、ザ・ルビー Z1のQスイッチモードのパルス幅20nsecは、メラニン類粒の熱緩和時間50nsecよりも短いため、メラニン類粒が周囲に熱を放熱する前に破壊します。ザ・ルビー Z1は、1990年代にRox. R. Andersonらが設計したスペック25nsecよりも、さらに5nsec短くすることに成功しました。照射時間が、メラニン類粒の熱緩和時間より短ければ短いほど、周囲組織に放熱する熱量が小さくなり、より効率的に治療の選択性が上がります。また、同じエネルギー量(J/cm2)では、25nsecに比べ、20nsecの方がピークパワー(光の強度)は25%高くなります。ザ・ルビー Z1のQスイッチモードは、真皮メラノサイトーシスなどの治療時に、強力なレーザー光で深部のメラニン類粒を確実に破壊します。この時、同時に発生するAcoustic Shock Wave(衝撃波)によって、メラノサイトも損傷するため、再発しないとされています。また、真皮内で破壊されたメラニン類粒は粉々になるため、マクロファージに貪食されることで、次第に色素が消退していきます。

    Qスイッチモード照射時 (イメージ図)

    表在性皮膚色素疾患への鋭い反応性(ノーマルモード)

    ルビーレーザーは、照射時間を200μsecのノーマルパルスに設定すると、表皮を選択的にか皮化させることができます。これは、照射時間がメラニン類粒の熱緩和時間より長く、表皮の熱緩和時間より短いからであり、またQスイッチに比べるとピークパワーの低い弱い光だからです。メラニン類粒に吸収されたレーザーエネルギーは熱に変わり、メラニンからの放熱により周囲組織に熱が伝わり、表皮全体の温度が上昇します。200μsecの照射時間は、表皮の熱緩和時間3~10msecより十分に短く、熱伝導は表皮に留まるため、表皮はタンパク変性をおこしますが、真皮層への損傷は最小限に抑えられます。これによって表在性色素疾患を含む表皮は壊死し、か皮として脱落するため、加齢性色素斑や日光性色素斑等の症例に対し、真皮にダメージを与えず、炎症反応の少ない治療が可能になります。Qスイッチモードに比べて、マイルドな治療なので炎症後色素沈着の発生が少なくなり、患者満足度の高い治療が実現できます。
    扁平母斑や表皮母斑等の再発しやすいとされる症例に対しては、Qスイッチとのコンビネーションが有効であるという報告があります。

    ノーマルパルスモード照射時 (イメージ図)

    高い治療効率・副作用の軽減を実現

    ザ・ルビー Z1は、非常に高いピークパワーを安定して照射できるように設計されています。強力なエネルギーは皮膚の深部へ到達し、深在性色素疾患に高い反応を示します。
    さらに、独自技術のカライドスコープにより、治療効率を高め、副作用の少ない治療を実現します。

    1.均等にエネルギーを投与するトップハット・ビーム
    カライドスコープによってエネルギー密度を均等化します。照射スポット全体に均等なエネルギーを投与することができ、フラットな創面が形成されます。良好な創傷治癒、PIH・色素脱失・瘢痕などの副作用のリスク軽減が期待されます。



    2.均一に照射する正六角形の照射スポット
    カライドスコープによって形成される正六角形の照射スポットは、重ね射ちや照射もれが少なく、均一な照射を可能にします。これにより、治療効率を高め、PIHや色素脱失、瘢痕などの副作用のリスク軽減が期待されます。



    治療をよりスピーディに

    ① Qスイッチ・ノーマルパルス共に速い繰り返し照射数
    ② 対角5.8mmの大きな正六角形の照射スポット(21.7mm2)
    ③ 早い起動時間
    により、治療時間を短縮します。

    治療の幅が広がるノーマルパルス搭載

    Qスイッチとノーマルパルスの2つのモードを搭載し、表在性から深在性まで色素性皮膚疾患治療の幅が広がります。ボタン操作で簡単に切り替えられます。

    低出力から高出力まで、幅広い設定

    大きなスポットサイズ(対角5.8mmの正六角形)でありながら、高出力10J/cm2を実現しました。高出力照射でもエネルギー密度の均一性は変わらず、安定した治療を行うことができます。
    また、3J/cm2から設定が可能なため、小児や皮膚の薄い部位などへのマイルドな照射まで、部位や用途に合わせ、応用範囲が広がります。

    高い操作性

    1. 動きがスムーズなハンドピース
    操作性の高い7関節アーム採用により、ハンドピースを楽に動かすことができ、小さい病変部や広範囲の病変部、凹凸のある部位でも、照射がスムーズです。


    2. 位置決めを容易にするガイド光
    ガイド光付きで、容易に照射の位置決めができます。さらに、ガイド光ボリュームでお好みに合わせて光量を簡単に調節することができます。


    3. わかりやすい操作パネル
    設定ボタンのレイアウトや表示パネルなど、使いやすさを重視して設計しました。


    4. レーザーと冷却エアーを片手操作
    専用のクールクリップ※1 を使用すると、レーザー照射と冷却エアー噴射※2 を片手で行うことができます。介助の必要がなくなり、疼痛コントロールを簡便にします。
    ※1:別売り ※2:冷却装置による

    信頼と安心の実績

    ISO13485を取得した国内自社工場による開発・生産
    医療機器の品質保証のための国際規格ISO13485を取得した国内の自社工場で、開発・生産を行っております。
    厳しい審査基準をクリアした安全で高品質な製品をご提供します。



    万全のサポート体制

    装置を熟知したレーザー技術者によるメンテナンス体制は、日本全国を網羅。パーツ等の供給も迅速に対応いたします。さらに、長年皮膚形成市場で培った臨床ノウハウを活かした実際の診療に役立つ情報の提供等、臨床サポート体制も充実しています。

    表在性色素斑(シミ・ソバカス)
    深在性色素斑(太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑、真皮メラノサイトーシス)等


    診療報酬について

    ・Qスイッチ付レーザー照射療法は、頭頸部、左上肢、左下肢、右上肢、右下肢、腹部又は背部のそれぞれの部位ごとに所定点数を算定する。また、各部位において、病変部位が重複しない複数の疾患に対して行った場合は、それぞれ算定する。
    ・Qスイッチ付ルビーレーザー照射療法及びルビーレーザー照射療法は、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑等に対して行った場合に算定できる。なお、一連の治療が終了した後に再発した症例に対して当該療法を行う場合には、同一部位に対しては初回治療を含め2回を限度として算定する。

    平成24年度 診療報酬改定に関してのご案内
    レーザーの種類 ルビーレーザー
    発振波長694nm
    パルス幅 Qスイッチ発振時 20nsec
    ノーマル発振時 200μsec
    最大出力Qスイッチ発振時 10J/cm2
    ノーマル発振時 40J/cm2
    繰り返し照射数 0.5Hz/1.25Hz
    照射モード リピート照射可
    スポットサイズ標準:5.8 mm*(対角)/6角形
    * 公称値
    冷却方式内部冷却水循環方式
    外形寸法495(W)×782(D)×1155(H)mm
    重量182kg
    定格電源100V/200V、3.5KVA
    医療機器製造販売承認番号16200BZZ00173000
    クラス分類クラスⅢ
    高度管理医療機器・特定保守管理医療機器・設置管理医療機器
    レーザー製品のクラス分けクラス4
    ※商品の仕様、外観および価格は改良のため、予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

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