- そのお手入れ大丈夫?家具の素材に合わせたお掃除方法決定版
そのお手入れ大丈夫?家具の素材に合わせたお掃除方法決定版
- 2015年7月7日
いつもホクレンホームセンターをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび装い新たとなったブログに、編集部チームの一員として加わりましたTでございます。
さて、ご挨拶もそこそこではございますが、今回は「家具のお手入れ方法」に関する話題に触れてみることにいたします。家具のお掃除のポイントを中心に、お気に入りの家具を末永くご愛用いただくためのお手入れ情報をお伝えします。
家具のお掃除、お手入れ方法に迷ったら「カラ拭き」を基本に考えましょう
家具と一口にいっても、主に使用されている素材別に「木製」「革製」「布製」などさまざまです。
これらはそれぞれの素材が持つ特性によって、お掃除やお手入れの方法が少しずつ異なります。
しかし、全ての家具に共通しているお手入れのポイントがあります。それが「カラ拭き」です。
「カラ拭き」スタイルが断然おすすめです
「飲み物、食べ物をこぼしてしまった!」などといった緊急事態はもちろん、日常的なお手入れの際にも、まずは「カラ拭き」を意識していただきたいということが、今回最もお伝えしたい『家具のお掃除・お手入れの秘訣』です。
木、革、布を問わず、家具にとって「湿気」や「水分」は強敵です。お掃除のためとはいえ、できるだけ湿気や水分を避けたほうが、多くの家具はより長く美しい姿を保ってくれるはずです。
特に白木(桐など)や無垢材、無塗装の家具などでは、「水拭き」程度でも水分が表面から染みこんでしまい、シミやムラの原因となることがありますので、お掃除・お手入れには注意が必要です。
では、どのようにお掃除やお手入れをすべきなのでしょうか?
当ブログをご覧の皆さまには、『カラ拭きをこまめに行うというスタイル』をご提案させていただきます。
大切な家具、愛着がある家具であればあるほど、いち早く汚れを見つけることができるでしょう。
その「汚れ、ホコリが目に留まった瞬間」こそが勝負です。
ここで「ササッとカラ拭き」できる準備を、普段から整えておいてはいかがでしょうか。
柔らかく毛羽立ちにくい布を数枚、家の中の家具がある要所要所、手に取りやすい場所に置くだけです。
たったこれだけのことで、家具をキレイなまま使っていくことができます。
絶対にしてはいけないこと
その逆に、「全くおすすめできないお掃除方法」があります。
タバコを吸う方がいらっしゃったり、ペットを家族としてお迎えしている場合、あるいは小さなお子さまがおいでになるご家庭の家具、さらにはキッチンで使用している食器棚といった家具などは、どうしても汚れが目立ちやすいものです。
落としにくいヤニや指紋、油汚れを見つけてしまうと、つい家庭用洗剤をシュッシュッとしながらお掃除したくなるものですよね。そのお気持ち、お察しいたします。
しかし、それだけは絶対にしないようにしましょう。
おそらくは、家具表面にシミができたり変色が生じてしまうことになります。また、汚れが落ちた部分と落ちきらなかった部分のムラができることが多く、その結果は美しくありません。
「しつこい汚れには直接スプレーし数分間放置して…」といったことがうたわれている家庭用洗剤もあります。気をつけてください。この方法は「家具を最も傷めやすい掃除方法」です。
化学ぞうきん、化学モップも避けたい
ホコリをしっかりキャッチしてくれて非常に便利な道具ですが、化学薬品を染みこませた化学ぞうきんやモップは、大切な家具にはお使いにならないほうが良いでしょう。
化学ぞうきんやモップに含まれている成分が、家具の表面にシミを作ったり変色させたりする恐れがあるのです。もちろん、そうした傷みが起きにくい家具もあります。
不安を感じる場合は、当店をはじめ、その家具をご購入になったお店に問い合わせてみるのが最善です。
家具の代表的な素材別お掃除のポイント
重要なポイントをかいつまんで記しましたが、お伝えしておきたいことはまだまだあります。それらはまた別の機会にご紹介させていただきます。
ここからは、家具で使用されている代表的な素材別にお掃除のポイントをまとめてみましょう。
表面が塗装、コーティングされている木製家具のお掃除と【奥の手】
塗装やコーティングの種類によって、お手入れ方法が異なります。できるだけ、ご購入になった家具店で確認されるのが良いでしょう。ホクレンホームセンターでは、そうしたご質問をいただければ、喜んでベストな方法をご提案させていただいております。
塗装、コーティングの中でも、ウレタン塗装や鏡面仕上げが施されている家具の場合は、比較的汚れを落としやすくお掃除も楽だと言えます。
(1)汚れに気づいたら、まずはカラ拭きしてみましょう。
(2)それでも汚れが落ちなかったら、柔らかい布を固く絞って水拭きを行い、その後カラ拭きしてください。
(3)それでもまだ汚れが落ちない場合は、100倍程度に薄めた中性洗剤(台所用洗剤など)に浸した柔らかい布を固く絞り、汚れを拭き取ります。
(4)その後は固く絞った布でよく水拭きをしてください。
(5)最後にカラ拭きを忘れずに!
ここで奥の手をご紹介しておきましょう。
奥の手とは「家具専用ワックス」のことです。多くの製品には天然素材が配合されており、大切な家具を傷めることがないよう配慮されています。
こうしたワックスは、汚れ落としや家具のお掃除に使えるだけでなく、表面の保護にも役立ちます。ただし、ご利用いただけない家具もありますので、実際のご使用には注意が必要です。
「家具専用ワックス、使ってみたいけど…」とお考えの際は、ぜひ当店でご相談ください。
白木(桐など)や無垢材、無塗装木製家具のお掃除
桐や無垢材など天然素材の魅力が際立つ無塗装家具のお手入れ、お掃除のポイントです。
これらの家具は、とにかく「カラ拭き」が基本です。
(1)できるだけ毎日のお手入れを心掛けましょう。柔らかい布でカラ拭きしてください。化学薬品を染みこませた化学ぞうきんやモップを使ってはいけません。
(2)汚れてしまった場合は、中性洗剤(台所用洗剤など)を500倍程度に薄めたぬるま湯で、柔らかい布を固く絞って汚れを拭き取ってください。
(3)その後は固く絞った柔らかい布で、洗剤が残らないよう水拭きします。
(4)カラ拭きした後、充分に「自然乾燥」させてください。
余談ですが、特に桐箪笥には、家具のリフォームと言うべきお手入れ方法があることをご存じですか?
その方法とは「削り」や「削り直し」といわれる技術で、職人さんの手によって、汚れたり変色してしまった表面を削り落とすことで実現します。
この技術によって、桐箪笥を新品のように蘇らせることができるのです。
そうして親から子へ、子から孫へと桐箪笥を受け継いでいくのですね。しっかり作られた桐箪笥であれば「三代はもつ」とのことです。
革ソファーのお掃除
上手におつきあいいただくと、革ソファー独特の風合いや質感、上品なツヤを長持ちさせることができます。
お手入れのポイントは、やはり「カラ拭き」にあります。
(1)週に一度は、柔らかい布でやさしくカラ拭きしてください。ホコリが溜まっているようでしたら、柔らかい布で軽く叩き、掃除機でそっとホコリを吸い取りましょう。化学薬品を染みこませた化学ぞうきんやモップは使わないでください。
スウェード、ヌバックなど起毛があるタイプの革ソファーは、専用ブラシでのブラッシングによってホコリを取り除きます。
(2)できるだけ水拭きは避けましょう。どうしても水拭きが必要な場合は、ぬるま湯に浸した柔らかい布を固く絞り、軽く水拭きしましょう。その後は風通しを良くして自然乾燥させます。乾燥のためにドライヤーを使ってはいけません。
(3)定期的に革ソファー専用のクリームを使って革素材を保護しましょう。革靴用のクリームやワックスなどを使ってはいけません。
(4)革ソファーは直射日光が当たる場所、ストーブやエアコン吹き出し口の近くには置かないようにしてください。
(5)化粧品やハンドクリーム、整髪料などは革ソファーを傷めやすいので、特に注意するようにしましょう。
ホクレンホームセンターでは、革ソファー用のプロテクトクリームやクリーナーなども取り扱っています。正しいお手入れで、お気に入りのソファーを末永くご愛用ください。
布張り家具のお掃除
布張り家具といえばソファーが代表格ですね。リビングのソファーは毎日使う家具だけに、汚れ方も早いものです。長持ちさせるには、やはりこまめなお掃除が効果的です。
また、ソファーによってはカバー部分を取り外してお洗濯できるものもあります。
(1)普段は掃除機を利用してホコリを吸い取りましょう。掃除機に付属のブラシを利用するとさらに効果的です。
(2)布地をキレイにするには、中性洗剤(台所用洗剤など)を200倍程度に薄めたぬるま湯に浸した布を固く絞り、「押し拭き」をします。
(3)押し拭きの後は固く絞った布で水拭きし、洗剤をよく拭き取ります。
(4)その後は、できるだけ水分が残らないようにカラ拭きします。
(5)カラ拭きの後、自然乾燥させます。
裏技というほどではありませんが、布地部分に防水スプレーを使用しておくと汚れがつきにくくなります。
実際に行う場合は、まずは目立たない場所にスプレーして、変色などの異常が発生しないことを確認してからにしましょう。
日々の「ひと手間という愛情」が家具を長持ちさせます
駆け足でしたが、大切な家具のお掃除、お手入れ方法についてご紹介させていただきました。
それぞれの素材ごとに最適なお掃除、お手入れ方法があります。もっともっと詳しくご紹介したいので、また別の機会を設けてご案内させていただこうと思います。
家具のお手入れ方法などはお気軽にお尋ねください
ご愛用中の家具のお手入れ方法はもちろん、ご購入予定の家具に関するお手入れ方法など、ホクレンホームセンターにお越しの際は、ぜひお気軽にお尋ねください。
また、家具のメンテナンスやリペア(修理)、住まいのリフォームなどに関するサービスもございます。
これらに関しても、お気軽にご相談ください。