制汗剤で体臭悪化する?制汗剤は効果で使い分けがおすすめ!
Date:2016.08.03
脇汗の臭いが気になる季節……。
ドラッグストアやコンビニに、脇汗対策のグッズが一斉に並び始めます。
たくさんの商品の中から、あなたはどんな基準で買うものを選んでいますか?
「いつも買っているものだから」
「パッケージが可愛いから」
「好きな俳優がCMに出てる商品だから」
こういった理由でなんとなく手に取り、そのままレジへ向かう方も多いのでは?
好きな俳優、大いに結構!(本心です!)……でも、ちょっとだけ聞いてください。
選び方を間違うと、体臭が悪化してしまうかも!
そんなことにはならないように、きちんとした選び方の手順を知っておきましょう。今回は、脇汗対策グッズの選び方をご紹介していきます。
じつは奥深かった!制汗剤・デオドラント剤の世界
汗対策グッズは多種多彩♪
シートにスプレー、可愛いケースのロールオン……。
どれでも同じでしょ?と、目についたものを適当に選ぶ方も多いもの。
でも、目的や体質に合わないものを選ぶと、体臭の悪化や肌トラブルを引き起こしかねません。
体質に合わないものを使うと、体臭が悪化する?
たとえば、普段ほとんど汗をかかない人が、今日は歩くから〜と「パウダータイプの制汗剤」を使ったとします。
よくあるパターンなのですが、実はこれ、とても相性の悪い組み合わせです。
汗にはもともと、老廃物や毒素を身体の外へ出す役割があります。普段汗をかいていないということは、毒素が身体に溜め込まれているということ。
こうした人が汗を止める効果のある制汗剤を使うと、やっと排出されるはずだった毒素が身体に充満し、ちょっとの汗でも強く臭う、という状態を作り出してしまいます。
さらに、汗腺と呼ばれる汗の出口をパウダーが塞いでしまうため、汗はますます出づらくなります。
選び方を知れば怖くない!私に合っているのはどれ?
制汗剤、デオドラント剤などの汗の臭い対策グッズには、それぞれ
- 想定された使用シーン
- 体質との相性
があります。
種類を知って正しく選べば、便利で効果的なグッズ!それぞれの機能と選び方のコツを、順番に学んでいきましょう。
まずは機能から選ぶ!目的は制汗?消臭?
汗対策のグッズ選びは、まず「何のために使うのか」、自分の目的を把握することが大切です。
私たちは売り場を見渡し、つい「スプレータイプがいい」とか「シートが手軽」など形状で手にとってしまいがち。でも、最初に選ぶべきは形状ではありません。
まず機能の確保が大切。伸ばしかけた手をぐっと引っ込めて、並んでいる商品の説明を読んでみましょう。
「制汗」とか「消臭」とか、売り文句が書かれていますよね。それがその商品の得意なことです。主に、以下のようなものに分かれます。
- 制汗
- 殺菌・消臭(デオドラント)
- 香り付け
それぞれについて説明していきますね。
機能1:制汗
臭いというより、汗そのものをコントロールするのが「制汗剤」です。
制汗剤には大きく分けて2種類あり、
- 汗腺を収縮させて汗の分泌自体を止める「収れん剤」
- 分泌された汗を吸いとって無かったことにする「吸収剤」
の2つです。
両方を配合した商品も多数あります。最近はそちらの方が主流かもしれません。
- 塩化アルミニウム
- 非常に強い制汗能力を持つ。多汗症治療にも使われる。効果が強い分、デリケート肌に合わないこともあり、注意が必要。
- クロルヒドロキシルアルミニウム
- 汗腺付近のタンパク質と結合し、汗腺を収縮させる。人によりアレルギー反応を起こすこともある。
- ミョウバン
- 食品などにも広く使われる、比較的安全とされる成分。軽いかゆみを感じるケースもまれにある。
- 酸化チタン
- 日焼け止めやファンデーションにも使われる成分。制汗スプレーのサラサラした使用感はこの成分のため。吸い込むと有害なので、使用の際は注意が必要。
制汗剤は、汗腺そのものに作用するだけあって、肌や身体への影響も比較的強いと言えます。
機能2:殺菌・消臭(デオドラント)
汗そのものをコントロールするのが、制汗剤。
一方、デオドラント剤と呼ばれるものは、主に「殺菌・消臭」効果で汗の臭いを防ぎます。
脇汗のツンとした臭いは、汗に含まれる脂肪や栄養分などを雑菌が分解することによって発生します。
脇の下に潜む雑菌を排除することで、臭いの発生を抑えるのがデオドラント剤の仕事です。
- 塩化ベンザルコニウム
- 体臭が特に強い人や、ワキガの人向け。効果が強く、肌に合わないケースがある。
- 銀イオン
- 市販製品に広く使用されている。副作用が少なく、一般的な脇汗対策に効果が高い。デリケート肌の人は合わない場合もある。
- 重曹、植物由来成分
- 副作用が少なく、比較的安全な成分。肌への負担も小さくて済むが、銀イオンほど市販品の数が多くない。重曹を使って消臭剤を手作りする人も多い。
殺菌・消臭してくれるデオドラント剤は、身体への影響も比較的少なく、臭いもきちんと取り除いてくれます。夏場は重宝しますね。
ただし殺菌成分が入っているので、お肌への負担はゼロではありません。
機能3:香り付け
これは独立した商品というより、制汗剤やデオドラント剤に含まれている機能と言えます。
制汗、または殺菌消臭すると同時に、肌に良い香りを残す製品。最近はたくさん見かけますね。無香料と書かれたもの以外、ほとんどがそうです。
香りの種類もさまざまで、
- バラやジャスミンなど、フラワー系
- ベリーやグレープフルーツなど、果物系
- ラベンダーなど、ハーブ系
他にもマリン系や、異性のフェロモンに訴える香りなど、バラエティ豊かです。
どんなに素敵な香りでも、汗の臭いと混ざってしまっては台無しです。
また香水とは併用しない気遣いも、大人の女性として重要かもしれません。
いっそ割り切って、香水代わりに気軽に使える夏場のグッズ、という視点で選んでみるのも楽しいですね♪
複数機能がセットになった、便利な製品も!
さて3つの機能をご紹介してきましたが、最近はこれらの機能が統合されている製品もたくさんあります。
- 制汗+デオドラント
- デオドラント+香り
など。
得意分野を併せ持つグッズなら、複数のお悩みが一気に解決できて便利です♪
形状を選ぶ!好み×シーン×体質との相性
何のために、どんな機能の商品を買うかが決まったら、今度は形状のタイプを選んでいきましょう。
機能は確保していますから、基本的には使用感の好みで選んでOK!
使おうと思っているシーン(場面)と、あなたの体質も掛け合わせて、お気に入りを選んでいきましょう。
使用感の好みが大切♪あなたはシート派?スプレー派?
脇汗対策グッズは色々な形で売られていますよね。よく見かけるのは、
- スプレータイプ
- シートタイプ
- スティックタイプ
- クリームタイプ、ジェルタイプ
- ロールオンタイプ
などでしょうか。
あなたの好きな使用感は、どれですか?
使用感のちがいの他に、じつはタイプによって得意なシーン・不得意なシーンが多少あります。
また、形状を保つために強い成分を配合しているものもありますので、体質によっては少し注意が必要です。
それぞれの特徴を、簡単にご紹介しておきますね。
スプレータイプ
片手でシュッと一吹きすれば、対策完了!手も汚さず気楽に使えるのがメリットです。
サラサラした触感や、清涼感を感じられることも夏には嬉しいですね。
デメリットは、吸い込むと身体に良くないこと。またその理由から、周囲に人がいるときや、他人の荷物に降りかかってしまいそうなときは使用を控えましょう。
シートタイプ
不織布に薬剤や香り成分を染み込ませたもの。ウェットタイプのものがほとんどで、汗を直接拭き取ることができるためベタつきも取り除くことができます。
脇だけでなく、(粘膜や顔面以外の)ほぼ全身に使えるので、一枚で身体じゅうスッキリできるのも嬉しいですね。
スプレーのように飛散しないので場所を選ばず使用できますが、大人のエチケットとして人目のある所は避けましょう。
スティックタイプ
薬効成分を棒状に固めたもの。直接肌に押し付けて、脇にしっかりと塗ることができます。
制汗効果の高い成分が使われることが多く、肌が弱い方、あまり汗をかかない方は注意が必要です。
クリームタイプ、ジェルタイプ
手指を使って塗り込むタイプ。伸ばして塗ることができるので、脇だけでなく広い範囲にも使いやすい形状です。
クリームタイプは多少のべたつき感があります。ジェルタイプは比較的さっぱりしており、べたつき感は少ないです。
どちらも手が汚れるので、面倒に思う場合は避けた方が良いでしょう。
ロールオンタイプ
ボトルの先端にある大きなボールに薬剤が染み込み、ボールでコロコロと脇の下を撫でることで薬剤を塗布します。
使用方法はスティックタイプと似ていて、手が汚れず便利です。
乾くまでに少し時間がかかるため、着替えを急ぐときなどには向きません。
汗対策グッズは夏の風物詩、お気に入りを選ぶのも楽しみの一つに♪
制汗剤やデオドラント剤の、大まかなタイプを紹介してまいりました。
ポイントとしては
- 目的を考えて機能を選ぶ
- それから好みの形状タイプを選ぶ
この順番を忘れなければ、自分に合った脇汗対策がバッチリできます。
制汗剤・デオドラント剤の世界も、どんどん進歩しています。
少し前にはロールオンタイプなど見かけなかったのに、今や主力商品ですよね。
またいつ新しい仕組みが登場してくるか、ワクワクしながら売り場を見て回るのも楽しいものですよ!
正しくケアして気分もスッキリ!あなたにピッタリのお気に入りを見つけて、素敵な夏を送ってくださいね♪
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