内臓脂肪を減らす食品ベスト3

体重を減らすためには、食事療法と運動療法の組み合わせの両方が必要です。

 

肥満やメタボの方の食事に限定すると、消費するカロリー以上に摂取カロリーが多い場合に体重が増加していきます。
この調整を行い、ヘルシーな食事療法によって、理想とするあるいはバランスのとれた身体や健康状態へもってゆくことが、食事ダイエットの基本です。


ここでは、内臓脂肪を効率的に燃焼させる効果が期待できるといわれる栄養素(有機化合物)と食事ダイエットの基本食品に焦点をあてています。

 

アミノ酸

 

アミノ酸には、内臓脂肪を燃焼させる効果があることが、実験で証明されています。
血管、内臓、皮膚、そして筋肉のもととなるタンパク質を構成している、ヒトの身体の約20%を占めているのが、アミノ酸(有機化合物)です。
アミノ酸は20種類もあり、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分かれていますが、必須アミノ酸は体内で作り出すことができず、食べ物から摂取しなければなりません。

 

内臓脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動が大変効果的ですが、有酸素運動を行っている体内では、リパーゼという酵素が働いています。
このリパーゼの働きを、さらに活性化させるのがアミノ酸です。

 

有酸素運動を実施するだけではなく、その際に食事からアミノ酸を摂取しておくことで、内臓脂肪燃焼の効果がさらに上がるといわれています。
なかでも、アルギニンという成長ホルモン分泌を促すアミノ酸に注目が集まっており、アルギニン摂取による脂肪分解の活性化が実験で確認されています。

 

アミノ酸を効率的に摂取できる食品は、高タンパク低カロリー食品です。
その代表は、肉や魚、乳製品、豆類です。
これらの食品摂取と有酸素運動と組み合わせることで、さらなる内臓脂肪燃焼効果が期待できます。

 

アミノ酸は、内臓脂肪燃焼だけではなく、肝機能の解毒作用を効率よくさせ、血管を広げ血量を増やすことから悪玉コレステロールの酸化抑制、動脈硬化予防、高血圧の人には血圧を下げる効果、リラックス効果、胃腸粘膜の保護、集中力アップ、美肌効果など、嬉しい効果がたくさんありますので、健康維持のためにも積極的に摂取したいものです。

 

唐辛子

 

唐辛子は、ビタミン、ミネラル、カリウム、カロテン、マグネシウムなどが多く含まれている、低カロリーで低脂質のスパイスです。
食品というよりは香味料スパイスですが、その栄養価というより、唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンに注目が集まっています。

 

カプサイシンには、基礎代謝を高め、内臓脂肪を燃焼させるという効果があります。
実験では、カプサイシンを含ませた食事を摂取した場合、基礎代謝が高まり、持久運動能力が高まり、内臓脂肪が減る、という3点が確認されました。

 

また、唐辛子には、血行促進や発汗作用などもあります。
是非、料理の味付けに加えてみたいスパイスです。

 

全粒

 

内臓脂肪を燃焼させるというよりは、食事ダイエットには欠かせないといえる食品が全粒です。
全粒は、食物繊維、カルシウム、鉄分などのミネラル、そしてビタミンが大変豊富に含まれている、低カロリーの炭水化物です。

 

血糖値の上がり方とダイエットは、大変深く関係しています。
食事をすると血糖値が上がります。すると血糖値を下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。
その際、糖分が脂肪に変えられます。血糖値がゆっくり上昇する食事を摂取した場合、インスリンは過剰に分泌されないため、糖分が脂肪に変えられにくくなります。

 

そこで注目されているのが全粒です。

 

全粒は、血糖値の上昇が大変緩やかで、満腹感が持続します。低カロリー、豊富な栄養価をもち、食物繊維が豊富な全粒は、ダイエットに最適といえる炭水化物なのです。

 

全粒食品として代表的なものは、大麦、オートミール、全粒パスタ、全粒パン、全粒シリアル、そしてキヌアなどです。

 

血糖値をゆっくり上昇させる食品(低GI値と呼ばれます)は全粒以外にも沢山あり、果物、野菜、豆類、ナッツ類などもそうです。
しかし、満腹感、食物繊維(おつうじ)、低カロリー、そして栄養バランスを考えると、全粒が最適といえます。

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