むくみが出やすい「足と顔」。むくみの仕組みと部位別解消法
Date:2015.06.13
「朝起きたら顔がパンパン」
「仕事帰りに靴が入らない」
むくみの症状で悩んでいる女性をよく見かけます。むくみが出ないようにといろんな対策を取っても何故か改善されないむくみ。
このむくみはいったいどういうことで出るのか、むくみが出やすい行為とはどういうものがあるのでしょうか。そしてむくみを改善する方法にはどういうものがあるのでしょうか。
むくみが出やすくなる生活習慣とは
「女性だからむくみが出る」とよく言いますが、女性でも全くむくみが出ないという人もいいます。
むくみが出やすい人はどういう生活習慣がむくみに繋がるか知っておくと事前にむくみを予防することができます。
飲みすぎ・食べ過ぎ
むくみの原因としてよく取り上げられているのが水分の摂りすぎです。水分が排出されていないのにどんどん水分を摂ることで体内にいらない水分が溜まってしまい、それがむくみに繋がるとされています。
しかしむくみは水分だけではなく食べ過ぎでも出る場合があります。食べ物の中には水分が含まれています。
デスクワークで座りっぱなし状態
仕事帰りに靴が入らないといった症状が出るのはデスクワークで座りっぱなし状態の時によく起こります。
長時間座っていると下半身を動かさないので重力で老廃物や水分がどんどん下へ落ちていき、気づいた時には足がパンパンになっているということがあります。
足のむくみは座りっぱなしだけではなく、長時間のたちっぱなし状態でも出ることがあります。
うつぶせ寝はむくみ顔を作り出す
朝起きた時に顔がパンパンになっていることありませんか?これは寝る時の体勢が悪いと言われています。
特にうつぶせ寝をすると上記の足と同じで下になっている顔に重力でどんどん水分が落ちていき、むくみに繋がります。顔がむくみやすい人はなるべくうつぶせ寝はやめるだけでも症状は軽減されます。
その他、少し枕を高くするという方法もありますが、肩こりや首に負担をかけることがあるので注意しましょう。
どうしてむくみが出るの?むくみが出る理由
そもそも、どうして顔や足がむくんでしまうのでしょうか。むくみが出る理由には水分摂取以外にもいろいろな理由があるようで、それに合わせた対策が必要なようです。
排出量より多くの水分を摂る
やはりむくみの1番の原因は水分摂取です。体内に入った水分はいらなくなったら排出されるのですが、それがうまく排出されないとむくみに繋がります。
よく「寝る前に水を飲むと顔にむくみが出る」と言いますが、これは寝る前に飲むからむくみが出るのではなく、元々体内にいらない水分があったことによって出るむくみのようです。
冷え、塩分・糖分の過剰摂取は水分・老廃物が排出できない
夏に比べて冬にむくみが出やすいという人がいます。これは体が冷えることで水分や老廃物が上手に排出できないことで起こるむくみです。
体が冷えると血流が悪くなり、リンパの流れも悪くなるので上手に水分排出ができなくなります。
下半身の筋力低下で代謝が落ちる
男性より女性の方がむくみが出やすいと言われているのは下半身の筋力が低いからと言われています。
血液が全身を巡る時、足から心臓へ血液が戻る時、重力に逆らっているのでかなりの力が必要と言われています。
この力を作り出しているのが筋肉、なので筋力が低いと血流が悪くなり、むくみという症状として出てきます。
足が動いている時は筋肉を動かすことで血流を補助しているのですが、座りっぱなしやたちっぱなしの場合は足を動かさないので特に筋力が必要になります。
生活習慣病や内臓疾患でむくみが出ることも
むくみや病気などから出る場合があります。特に血液循環をしている心臓や水分調整をしている腎臓に疾患がある場合、むくみが出やすいとも言われています。
その他、血液ドロドロ状態の人も血流が悪くなるので要注意です。毎日顔や足にむくみが出るという場合は、内臓疾患などの可能性があるので、病院で調べてもらうようにしましょう。
短時間でできる!「顔」のむくみ解消マッサージ
顔にむくみが出るとテンションが下がってしまうことがあります。そのために顔がむくんだ時などの解消法を覚えておくと便利ですし、「何だか危険かも」と感じた時にむくみ解消法を覚えておくと、むくみが出にくくなります。
ちょっとした時間に鎖骨マッサージ
顔がむくんだ時、どうしても顔のマッサージに力を入れてしまいますが、顔の老廃物が流れる鎖骨・デコルテのリンパが詰まって起こる場合があります。鎖骨のマッサージは簡単で、
- 手のひらで鎖骨の下を中央から脇に向かって鎖骨に沿ってさする
- 鎖骨下の中央から脇に向かって手のひらでさする
- 脇の下をもみほぐす
上記を各5回ずつ行うだけでリンパの詰まりを解消することができます。顔をマッサージする前にはこのマッサージを行うようにしましょう。
輪郭マッサージでリンパを流す
むくみが出ると輪郭がぼやけてしまいます。フェースラインをシャープに、そしてリンパを流すマッサージを覚えましょう。
- 耳下から顎に向けて4~6か所に分けて親指で押す
- 顎先から耳に向けて親指の指先でさすり上げる(強めに)
- 耳下から鎖骨に向けてさすり、リンパを流す
顔のリンパマッサージをしてもそれを流さないと意味がありません。なので最後は必ず耳下から鎖骨を流してあげるようにしましょう。
顔の中心から耳下に向かってが鉄則
顔のマッサージをした後、そのままにしている人が多いですが、顔をマッサージしただけではリンパは上手に流れません。顔全体のむくみを解消する際は
- 目の周りをぐるっと指先でさする
- 顔の中心から耳下に向かって指でさすり顔のリンパを流す
- 耳下から鎖骨へ向かってリンパを流す
この3つを行うようにします。こちらも必ずリンパを鎖骨に流さないと意味がないので注意しましょう。
隙間時間にも行いたい!「足」のむくみ解消マッサージ
座りっぱなし、たちっぱなしの時に出る足のむくみ。これを解消するために圧のかかるストッキングや靴下を履いて解消する方法もありますが、出先などでは靴下を履くわけにはいきません。その時に簡単にできるむくみ解消法のマッサージを紹介します。
足の甲のリンパ腺に刺激を与える
足の甲の親指と人差し指の間にリンパ腺を刺激するツボがあります。ここを中心に、足の甲の指の間から足首に向かって指で圧をかけながらマッサージします。
足裏を指先からかかとに向かってマッサージ
足裏も甲と同様、指の付け根から土踏まずに向かってマッサージをします。足裏にはたくさんのツボがあり、指の付け根から土踏まずに向けてのラインには腎臓・膀胱のツボがあるので水分の排出に効果があると言われています。
「足首→ひざ裏」と下から上へ
足のむくみは重力で水分や老廃物が上へあがることができず溜まって起こる現象と言われています。
筋力があれば自分の力で血液やリンパの流れを正常にできるのですが、それができないのでマッサージで血流をサポートしてあげる必要があります。
足首からひざ裏に向かって手のひらを使ってさするようにマッサージしてあげるだけで血液の流れも良くなります。
これは椅子に座っている時でも簡単にできるので、オフィスなどで足がむくみそうな時に行うとむくみ防止にもなります。
むくみは出る前の予防が大切!毎日のむくみ予防法
むくみは出た後に解消するだけではなく、むくみが出る前に予防をすることができます。予防をしておくだけで万が一むくみが出た時も症状が軽いですし、治りも早くなります。むくみ予防は簡単にできるものばかりなので、毎日の生活に付け加えてみましょう。
日頃から下半身の筋力を強化する
足のむくみが酷い人は下半身、特に太腿やふくらはぎの筋力をアップさせるような運動を毎日の生活に取り入れましょう。
家で簡単に下半身の筋力アップができる運動は「スクワット」です。1日10回行うだけでも筋力はかなり変わってきます。
「仕事が忙しいし、夜は疲れているので運動をするのが面倒」という人は日頃から積極的に階段を使うだけでも筋力はアップするので、エスカレーターを使うのではなく階段移動に切り替えてみましょう。
体を温めて血流アップ
体が冷えやすく、むくみも出やすいという人は体を温めてあげることが大事です。毎日湯船に浸かって体を温めるのはもちろんですが、体を温める食材などを積極的に摂るようにして内側からも温めるようにしてあげるとさらに効果がアップします。
- ショウガ
- 唐辛子
- 玉ねぎ
- シソ
- にんにく
- 根菜類
上記の食材は体を温めてくれるので、スープなど温かい料理に加えて内側から温めるようにしてあげましょう。
漢方薬やハーブで排出効果アップ
最近はむくみを改善してくれる漢方薬などがドラッグストアでも販売されています。
漢方薬の場合、血流の悪さやホルモンバランスでむくみが出ているのか、水分の排出(尿量の減少)などでむくみが出ているのかで飲む漢方薬も違うので、選ぶ際は薬剤師に相談をしてみましょう。
むくみ防止やホルモンバランスなどの症状でブレンドをしているハーブティーなどがあります。こういうものを上手に取り入れて日頃からむくみ防止をしてあげましょう。
特に夜のゆっくりとした時間に飲むことで体も心もリラックス状態になるのでオススメです。
「女性にむくみは当たり前」ではない
「女性だからむくみが出ても仕方ない」と思っている人もいるようですが、そうではありません。ちょっとしたことに気をつけるだけでむくみは予防・改善することができます。
「夜、水分を摂るとむくみが出る」というのもこれはちょっとした間違いで、夜にお酒を飲むことでむくみが出ているのです。
お酒は利尿作用があり、それを補うために知らない間に大量の水分を摂取しています。それが翌朝、むくみに繋がるのです。「女性だから」と諦めるのはまだ早いかもしれません。
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