剪除法
当院のオリジナル剪除法について
■ わきが・多汗症とは
一般にワキの汗が原因で体臭が気になる場合をワキガ、汗の量が多く、服に汗ジミができて困るという場合を多汗症と呼びます。しかし実際は両者が合併していることが多く、共にワキガと呼ばれることが多いです。また、これらは病気として認められていますので、指定された手術法(剪除法)に関しては健康保険が使えます。
1,ワキガ、多汗症は健康保険を用いて非常に良い治療が行なえます。
(手術代は両脇で約3万数千円です。)
2,「吸引法(超音波法)」や「そうは法」では、約半年で元に戻ってしまいます。
3,当院で行なっている剪除法は、ワキガの根治療法の最良の手術法と考えています。
しかしながら、汗腺を徹底的にとればとるほど、
たとえキズは小さくても全体のつっぱり感や色素沈着は長引きます。
(それに対し、吸引法やそうは法はすぐにきれいになります)
4,美容外科では30~40万円する手術ですが、高いことは決して悪い事ではありませんが、
値段が高いだけで非常にお粗末な手術が行なわれていることが大変多いのが大問題です。
一旦、不適切な手術を受けてしまうと、それを修正するのは大変です。
■ 診断について
まず臭いが気になるのか、汗の量が気になるのか、それとも両方なのかを診断します。しかしそれには客観的な基準はなく、結局は本人の感じ方次第になります。一般に欧米人は臭いが強く、欧米人を日本人と同じ基準で判断すると、約80%の人がワキガと診断されてしまうと言われているほどです。しかし欧米ではワキガがあまり問題とされることはなく、逆に体臭の少ない日本人の方がかえってワキガの症状を気にする傾向があります。
■ 手術治療
一般的に行われている方法として、ワキのしわに沿って1本又は2本の切開を入れ皮膚を反転し、アポクリン腺エクリン腺を直接見てハサミで切除していく剪除法(せんじょほう)と、比較的小さな切開から特殊な器具を用いて皮膚の裏側をかきだすそうは法、小さな切開から吸引器具又は超音波メスを入れて吸い出す吸引法などがあります。当院では、そうは法と吸引法はおすすめしていません。それらの手術法は短時間ですみ、手術を行う側は楽でいいのですが、内出血などの術後の合併症が多いのと、効果が不十分になりやすいからです。これらの方法も一旦皮膚と神経が離断するため、術後6ヶ月は臭いや汗がなくなりますが、その後神経の回復と共にほとんど元通りになってしまうことが多いのです。
当院の改良型剪除法について(傷跡よりも効果を重視する方)
局所麻酔を行った後、ワキのしわに沿って1本、約2.5~4cmの小さな切開をします。長さは性別や体格によって異なります。そこからワキの皮膚を反転して、専用のハサミを用いて毛根のある範囲よりもひと回り広い範囲のアポクリン腺エクリン腺をほぼ完全に切除します。直接目で見ながら行いますので、他の手術法よりも完全に切り取ることが可能です。
ワキは出血の止まりにくい部位ですので、特に前半はワキをしめて上半身の安静を保っていただきます。手術当日の入浴は控えていただき、後も医師の許可が出るまではキズを濡らすことは出来ません。
術後は1日又は2日毎に、医師の指定日に受診ください。その理由は、術後の最も大きな合併症である内出血が起きた場合、3日以上たってしまうと皮膚の壊死を起こしてしまう可能性が高いからです。手術直後ならば出血を止めて回復することが可能です。抜糸は、約9日~14日後で、通常抜糸当日よりシャワー浴可能です。約2~3週間でスポーツジム、テニス等の運動も可能になります。
術後の傷跡は体質によるところが大きく、特にケロイド体質、色黒、乾燥肌の方、お若い方よりも年配の方は綺麗になるのに時間がかかり、跡が残りやすいです。また、女性よりも男性の方が早く目立たなくなります。肌質により、術後にワキの下の皮膚が硬くなったり、色素沈着といって、皮膚が少し茶色くなることがあります。これらは通常3~6ヶ月で自然におちついてきます。また、ひきつれ、色素沈着を早く和らげる薬を処方することもありしていただくことが、手術結果を成功に導くために非常に大切です。医師の指示をお守りいただけない場合の手術結果には責任を負いかねます。
傷は徐々に目立たなくなるものの、基本的には一生涯残るものですので手術をと思われる場合にはその点を十分考えて受けてください。ワキガの手術は上手く手術を行なっても、個人の体質や術後の安静が守れるか等により、残る傷跡が予想しずらいです。また汗腺をしっかり取るほど、切開したキズ以外に全体的な色素沈着や皮膚の硬縮が残りやすいです。その為、特に傷跡を気にされる方には手術をお勧め出来ません。
当院では年間2百数十例の手術を行っています。当院で日々行う手術の中でも最も得意にしている手術の1つです。全国的にみても、一人の医師でこれほど多くの手術件数をこなしている病院は数少ないのではないかと思います。 女性の場合、ワキの毛はほとんどなくなります。残った毛に対してはレーザー脱毛にて、なくすことができます。 (料金は通常料金の4回目以降の料金(10,000円)でできます。) 男性の場合、少し残るようにしますが、それでもかなりうすくなります。
■ 費用について
美容外科では通常、保険外として約30万~40万円する手術ですが、当院では剪除法は健康保険で手術を行っています。両ワキの手術を行った場合の自己負担は3割負担の方で約3万数千円です。ワキガ手術はそれを受ける患者様にとっても、それを行う医者にとってもそれなりに大変な手術です。広告宣伝費に膨大な出費を強いられる多くの美容クリニックでは、保険にすると経営が成り立たないわけです。 値段が高いこと自体は、決して悪いことではありませんが、値段だけ高くて手術がお粗末な病院が多くあるのが大問題なのです。一旦、良くない手術を受けてしまうと、それを治すのは大変難しいのです。
他の施術との比較
| ミラドライ | 剪除法 | レーザー脱毛 | ボトックス | 外用 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 効果(臭い) | +++ 70~80% | +++ 80%以上 | + | + | + |
| 効果(汗) | +++ | +++ | - | ++ | ++ |
| 永続性 | あり? | あり | あり | 6ヶ月間 | 常用 |
| 治療中の痛み | ± | +++ | + | + | - |
| 治療後の痛み | + | +++ | - | - | - |
| 治療時間 | 60分 | 60~90分 | 10分 | 5分 | |
| ダウンタイム | ± | +++ | - | - | - |
| 傷あと・色素沈着 | - | ++ (3~5cm以上) 時に 大きな傷跡の残ることあり | - | - | - |
| 通院 | - | 2週間は1~2日毎 その後必要により、数ヶ月 | 1.5ヶ月毎 | - | - |
| 費用 | 両ワキ 350,000円 | 保険適用 両ワキ 3万数千円 | (1~3回目)17,000円 (4回目~)9,500円 | 両ワキ 70,000円 80,000円 | パースピレックス 制臭クリーム 制汗ローション |
手術以外での治療
当院で調合しています制臭クリームや制汗ローションがあります。特に制汗ローションは「スポーツジムに行って全身汗だらけなのにワキだけ汗をかかない」と喜んで下さる方がおられるほど効果的です。さらにレーザー脱毛を用いてワキの永久脱毛をすると、臭いはある程度の改善が期待できます。しかし、汗に関しては脱毛を行っても減りません。その他ボトックス注射をすると、約6ヶ月汗をおさえることができます
【制汗ローション(OL)】
就寝前に汗を乾かした患部に、コットンで塗布し乾燥させる。
1~2週間は毎日外用し、以後は1週間に1度程度の外用を行う。
(非常に効果的ですが、かぶれやすいのが欠点)
【制臭クリーム(OO)】
毎朝、患部に1回外用を行う。
体験談&症例写真
■治療 アンケート 制汗ローション
・年齢 24歳
・治療をうけたいと思われたきっかけ
汗を気にせずオシャレをしたかったから。
・治療時の感想
特に赤みも出ず、かぶれもしなかった。
すーっと肌になじんでいきベタベタもしない。
・治療後の現在の状態
最初何回か使用した時は、1週間位ワキ汗をかかなかったのに、徐々に効きが悪くなっていった。
料金
| 剪除去 | 両ワキ | 約¥35,000 (保険適用) |
|---|---|---|
| 上記の金額は消費税抜きにて明記しております。 | ||
画期的制汗剤「パースピレックス」
市販のデオドランド剤は汗を止めるものではなく、臭いをごまかすだけの香料を含有し、皮膚の常在菌が発する臭いを一時的に中和する作用のものです。
それに対し、OL(制汗ローション)やこのパースピレックスのような制汗剤は汗腺の開口部に一時的な栓を形成することで汗腺での汗の生産を減少または中断させるものです。
■特徴
高い効果:
アメリカFDAで30%の発汗抑制効果があればExtra Effective(極めて効果あり)として認められるところ、このパースピレックスはなんと65%の発汗抑制効果が実証されています。
肌にやさしくかぶれにくい:
OLが使えなかった方に、お勧めです
1本で3カ月以上使用できる:
1回の使用で3~5日間発汗および臭いを抑制
その他:
衣類に色移りしない
無香料
■使用法
就寝前に、ワキに塗布・・・夜間は汗腺の活動が低下し、パースピレックスによる角栓が作り易くなります。パースピレックスを塗布した部位を、完全に乾かしてから着衣してください。翌朝、塗布部位を汗取りシートや濡れたタオルなどで拭いてください。塗り直しの必要はありません。効果が出るまで1週間程度、毎晩塗布してください。効果が出始めてからは、週2~3回の塗布でOKです。敏感肌の方は1日おきに2週間、塗布してください。脱毛後、48時間はパースピレックスを使用しないでください。
■料金
画期的制汗剤 「パースピレックス」 25ml 9,000円
パースピレックス手と足用のデトランスピランローション
■特徴
手に汗をかく、足が蒸れてお困りという方に、自然のプロセスを崩す事なく汗を抑制して自然に汗をかかなくします。
■使用法
就寝前に手に少量取って清潔で乾燥した手と足の裏に塗って、自然に乾燥させます。最初は毎晩続けます。
その後少し汗をかかなくなったと感じたら週2~3回に減らしていきます。
一度止めてしまうと汗腺のコントロールが利かなくなりますので、もう一度初めからやり直しが必要です。
■料金
パースピレックス手と足用のデトランスピランローション 100ml 9,000円
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