W3 資料

2012年1月に憧れのW3(ダブサン)を手に入れた五十路男のブログです。これからはじまるW3との出来事とガレージの相棒にまつわることなど徒然に書いてみます。さてこの先、どんな出会いとドラマが待っているのかな?2011年12月27日ブログ開始
今回はロードスターのカタログを紹介します。

 ↑ 750-RSと650-RSのコラボカタログ。
新旧でコンセプトがまったく異なる車両ですがどちらも魅力的なバイクだと思います。
よくぞ川崎さん、こんなバイクを同時期に生産してくれました、感謝ですw 

 ↑ ZⅡ・・・本当にスタイリッシュなデザインだと思います。


 ↑ このツーショット、ZⅡが主体でW3は後ろが切れ過ぎではww
因みに2人がかぶっているヘルメットは当時発売していたカワサキオリジナルヘルメットです。

 ↑ 650-RSのキャッチコピーは「漂う男の体臭」??
今ではありえないコピーかと思いますが「男のバイク」らしさを全面に出したのかも?知り合いの女性ライダーでW3乗りの方が2名おられます。きりりとW3を乗りこなしておられますが、両名とも女性らしい素敵な方です。時代は変わりましたw
カタログ・W3編で書いていました後期型の初期がこのカタログの車両だと思われます。
後期型カタログの車両との相違点は↑画像の赤丸部分で、ステム上部にステダンが付いていたり、ミッションケースの「KICK STARTER」の銘板の位置が中央あたりにあったりします。後期型でもプチマイナーチェンジが行われたようです。


 ↑ ZⅡとW3・・・つるんで走りたいバイクですね!

次もロードスター編のつづきを・・・
今回はW3のカタログを紹介します。


①650-RS(W3前期型)
W1SAからW1系の最終形へモデルチェンジしたW3、前期型です。

↑ キャッチコピーは「T.レックスよりブラムース。コーラよりも真紅のワイン」?
音楽ならロックよりクラッシック、飲み物は赤ワインがW3乗りには似合うということか?


 ↑ カタログは縦開き。標準現金価格が載っています。現金ってとこが当時らしいですね!

モーターサイクリスト誌によればW3前期型は昭和48年2月1日新発売となっています。
あのZⅡはひと月遅れの3月1日新発売です。
W3の新車価格は363000円。ZⅡは418000円。この価格差は微妙です。メカ的にはZⅡはリーズナブルだったかも?今日のテレビの70年代特番で当時の初任給は10万円だったとか。頑張らないと買えない価格設定ですね!
ZⅡがシングルディスクに対してW3はダブルディスク(デュアルディスク)が標準装備!性能からすればZⅡの方がダブルディスクが相応と思いますが、Wだからダブル!という洒落だったとか?ですからフロントブレーキはW3の方が豪華装備です。しかしながら昔からのW1乗りには「あんな重たいもんいらん」とかなり不評だったようですw でもスーパースポーツ世代の私はダブルディスクが恰好いいと思っています。
W3は足回りがZ系にモディファイされたので従来のW1に比べがっしりした印象です。
カタログではブルー(正式にはキャンディオーシャンブルー)の車両が乗っています。バリエーションでからし色(キャンディゴールド)がありますがこちらも渋くてかっこいいです。
カタログや当時の雑誌の広告では650-RSと謳ってありW3の文字は見当たりません。650-RSが正式名ですが、当時から型式名の「ダブサン」または「ダブリュスリー」と云っていましたね。

②650-RS(W3後期型)
昭和48年の年末ごろにマイナーチェンジでW3は後期型になります。



 ↑ 後期の方は横開き。新車価格は記載がありません。

カタログではマルーンカラーの車両が載っています。私のW3はこの後期型でタンクカラーはブルーです。
前期型から1年ほどで後期型になりましたが仕様は細かく変更されています。私が確認できた所は、カラーリングの変更、ステム上部のステアリングダンパーの廃止、インジケーターランプの変更、ハンドルスイッチの変更、メインスイッチにハザードポジションの追加、電気回路変更によるメインハーネスの変更、クラッチカバーにチェンジ番号(1~4とN)の印字、ミッションケースにKICK STARTERの銘板追加、リアショックのリフレクターの色が黄色から赤色に変更、テールランプのマル反射板の数が1つから2つに変更、リアブレーキシューのインジケータプレートの追加などです。
モデルチェンジの時期ですが昭和49年1月号のモーターサイクリスト誌に後期型の広告が載ってあり新発売とあります。後期型の正式な発売日は調査中ですが雑誌の発売時期から想定すると昭和48年12月か昭和49年1月ごろにマイナーチェンジしたようです。後期型の初期は後期型のタンクカラーでこのカタログの車両にないステム上部にステダンが付いていたり、ミッションケースのKICK STARTERの銘板の位置が異なっていたりします。後期型でもプチマイナーチェンジが行われていたようです。(次回紹介予定のロードスター編の車両が後期型の初期だと思います)
W1FifeによればW3は昭和49年12月で生産終了とあります。販売の方はモーターサイクリスト誌の昭和51年7月の新車価格表にはW3が載っていますが9月にはW3が消えています。ですから昭和51年の夏ごろに在庫切れとなり販売が終わったようです。因みに私のW3の初度登録年は昭和51年4月です。
カタログには価格の記載はなくなりました。雑誌では前期型より高くなって昭和49年1月、2月では388000円で3月以降は415000円と微妙に値上がりしています。
カワサキの650ccの後継車?Z-650は昭和51年10月に輸出用ニューモデルとして登場します。マルチの時代となりました。

次回はロードスターのカタログを紹介予定・・・

つづく
W3の資料ですが、メーカ発行編につづいて出版社編です。

①W1 Fire
SM-3と同様、W1バイブルの「W1File」。メグロからW3、Z2までに亘るW1の技術文化史が詳細に書かれてあります。またW1についてメーカ開発者側の視点で解説されておりWを深く知ることが出来る中身の濃い図書です。Zの開発が進む中、発売までカワサキ大型車のラインナップを繋ぐため、既に完成域のW1SをW1SAやW3までモデルチェンジさせる苦悩を当時担当した技術者の言葉で書かれています。W1SAからW3にモデルチェンジする際はWディスクやZ系の足回りとしたことについて設計者のコメントとして「ディスク2枚も付けて重たくして・・やるような車ではない。もうあれは姥の厚化粧や」という逸話が記されています。
でも私的には若い頃に目に焼き付いているW3のあのスタイルとダブルディスクが憧れでした。
この本によるとW3は3年間の製造で4330台が生産されたそうです。

 ↑ B5サイズ、183ページ、山海堂、昭和61年9月初版発行。読みごたえあり!
②KAWASAKI W&メグロFile
メグロとW1からW3までの歴史、各モデルの写真、カタログ、Wシリーズの維持管理のポイントなど、綺麗なカラー写真で纏められてます。著作権もあるので中身は載せられませんがW1のオーナーの方はかなり楽しめる内容だと思います。

 ↑ 233mm×305mm大型本、183ページ、スタジオタッククリエイティブ、平成21年11月発行。
③KAWASAKI W1 MAINTENANCE BOOK
W1Sのレストア過程を写真と解説でまとめた解りやすいムック本です。W1ミーティングの様子も載ってます。

 ↑ 233mm×305mm大型本、199ページ、スタジオタッククリエイティブ、平成22年2月発行。
③VintageBike W1
W1エンジンの解説とW1SAのレストアの過程を写真と解説で纏められたムック本です。さすがネコパブリッシングさん!、解りやすくてすばらしい本です。

↑ 233mm×305mm大型本、208ページ、ネコパブリッシング、平成26年8月発行。

番外編で・・
④W1ララバイ
石井てつおさんのバイクをテーマとした漫画本です。一話完結で11話が載ってます。表紙にはW3後期が描かれてますが本文中ではW1SAが出てきます。石井さんはCB400FのオーナーだったことからミスターバイクなどでCB400Fのイラストを描いておられました。CB400Fのクラブと交流があり、クラブのホームページ用にイラストを提供していただいたことがあります。いつかクラブ員の面々でお逢いしたいと思っていましたが残念ながら数年前に他界されました。

 ↑ B6サイズ、日本出版社、昭和63年11月発行。

次はカタログ編など・・・

つづく
この時期、寒いので車庫に籠る気がしません。日曜の昼下がり、部屋で東京FMの「サンソン」聞きながらバイクや車の本を見ています。これも休日の楽しみ!

W3に関する資料で手元にあるものを紹介します。今回はメーカが発行した資料編です。

①W3使用説明書
車載用のオーナーズマニュアル。W3後期用。基本的な操作要領、整備要領、諸元等が載っています。割と詳しく書いてあり、まあこれで大方のメンテが出来ます。A6サイズ、73ページ、昭和49年3月発行。

 ↑ カワサキロゴのビニルケースに入っています。

 ↑ なんともWらしいメンテ項目ですねw
②整備手帳
こちらも車載用。整備記録簿です。A6サイズ、46ページ、昭和50年4月発行。



 ↑ Z2、W3、H1-Aの共用です。
③W3パーツカタログ
所謂パーツリスト。W3前期用のものです。後期用は発行されたのかも不明で調査中です。どなたか御存じの方がおられましたら教えてくださいm(__)m B5サイズ、110ページ、昭和48年3月発行。
 ↑ これはコピー版なので原本が欲しいですw

 ↑ 中身はW3前期用。後期用はあるのか?
④サービスマニュアルSM-3
御存じW1のバイブル。メグロK2、W1、W1Sが対象車種です。残念ながらW1SA、W3は載っていませんがエンジンはほぼ同じなので使えます。しかしこのマニュアルは、私の知識不足で少々解り難いです。後で紹介する予定ですが出版社から発行されたムック本を参照していますw 
A4サイズ、本文124ページ+α、昭和44年11月発行。


 ↑ 新品です!

次回は出版社編の予定。

つづく
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