民放の日
作家マーク・トウェイン没(1910年)
民放中波ラジオ16社に初の予備免許交付(1951年)
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【料理】自家製天然酵母。レーズンとみかんときて、次はりんご酵母を試したよ。
上手くいってくれ~、と毎日瓶の前で手を合わせ。うちに神棚があったら、瓶をのせてたに違いない。
このりんご酵母については、マクロビ雑誌と、天野朋子さんのレシピ本から教わった。
様々な「野生酵母」を育てて、毎日の料理に取り入れる生活を実践され、酵母の素晴しさを広く伝えるための活動もされている
ウエダ家の皆さん。マクロビを実践されている人の中でも、その波は徐々に広がりつつあるらしい。
説明によると、野生酵母とは自然界のあちこちで生きている酵母菌のこと。野菜や果物の糖分をエサにして増殖し、主にアルコールと炭酸ガス、アミノ酸を発生させるのだけど、その過程を発酵と呼ぶらしい。
酵母自体にも抗酸化作用の成分や、ミネラル、ビタミンB群などが豊富に含まれている上、それを摂取することによって、生きたままの植物性乳酸菌と酵母が腸に届くので、消化吸収能力が上がる・免疫力がアップするなどの効果もあり。いわば、天然のサプリメント、という感じだね。
そんなゴタクは置いといて、とりあえず一番手堅くできそうなりんご酵母を仕込んでみた。
オーガニックのりんごが手軽に買えるありがたさを噛みしめながら、皮も芯も種も、そのまま瓶に入れて、水をぎりぎりまで詰めて。冷蔵庫→室温という手順を踏んで、何日も待って、待って、待って。
ようやくシュワシュワと泡が見えてきた時の、嬉しさといったらもう。赤ちゃんが初めて寝返りしたとか、そんな喜びに近かった。(あくまで自分比)
この酵母液、このままジュースやスープとして飲んでも良し。というより、そのまま飲んでも美味しいぐらいの酵母液でないと、失敗してる可能性あり。
恐る恐るなめてみたら、うん、独得の甘さと、うっとりするぐらいのりんごの甘い甘い香り。
そのままゴクゴクといきたいところだけど、作りたい料理やお菓子がてんこ盛り。まずはどれからいこうかね。
酵母液で玄米を炊くと、すごく「もちもち」になる。という特性を生かした天野さんのレシピで、
アジアン・おこわ。
おこわといったら普通はもち米を混ぜるところ、これはうるち玄米のみで。
椎茸、冷凍してあった茹で栗、松の実、ねぎ。それに塩や醤油を混ぜて、圧力鍋で炊いてみた。
確かにいつもよりずっと「もちもち」。酵母独得の甘味も加わって、これは余計な調味料はむしろ省かないともったいない。
松の実のコクも加わって、お代わりがすすむご飯だよ。
次は、煮物に使ったらどうだろう。ということで、家にあった大根とリーク、椎茸でやってみた。
まずは大根を酵母液でゆっくり煮て、その後にリークと椎茸を加えてソテー。酵母液を混ぜた味噌を加えて、汁気がなくなるまで絡めたよ。
これは、うーん、と思う仕上がり。
や、これもやっぱり独得の甘味がついて美味しかったのだけど、元々私は野菜の甘味が大好きなのに、かえって邪魔されてしまったというか。
できるだけ野菜本来の甘味を引き出して、調味料はほんの少しだけ。そんな調理法と味で舌が十分喜ぶので、これは使う素材を間違えたか。
それとも、りんごじゃない、野菜系の酵母液なら、また別の風味を加えることになっていいのかも。
ならば、とりんご酵母の甘味を生かすべく、今度はスイーツに挑戦をば。やはり天野さんレシピで、
キャロットケーキを作ってみる。
にんじんをたっぷりすりおろし、甘味は玄米甘酒だけ。粉も全粒粉だけ。
普通なら少し他の粉も混ぜた方がクセがないのだけど、その辺は酵母がカバーしてくれる、とのことなので。
豆乳、油、砕いたペカンナッツにレーズン。あ、シナモンやナツメグも忘れずに。
残っていた酵母液を全て使って、全て混ぜ合わせた生地。一晩室温で寝かせたよ。
翌朝起きてみたら、おお、しっかり膨らんでいるじゃないか。この膨らみを見た時に、特に酵母パワーが生きてることを実感できる。
あとは蒸し器で数十分。出来上がって冷めたら、ようやく包丁が入れられる。
今回作った3品の中で、これが一番気に入った。
りんごの酵母のおかげで十分甘いし、全粒粉しか使ってないとはわからないほど、もっちりとクセのない味。
果物酵母は、スイーツやパンだと更に威力発揮なのかな。んー、でもやっぱりこれは好み次第なんだろうなあ。
他にも果物・野菜全般、紫蘇やハーブなどの葉物でも酵母は作れるらしい。
問題は、できるだけ無農薬の安全なものを使うこと。できるだけ旬のものを使うこと。
旬のもので作った酵母液は、きっと栄養も最高の時だろう。
「いのち」をいただく喜びと感謝。酵母を見るたびに呟く言葉。